読書好きの奥様 123冊目
このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです
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過去スレ(※dat落ち多数)
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読書好きの奥様 122冊目
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※※前スレ(122冊目)が即落ちしたので同名で立て直しました 食べ物のアンソロジーでパルコから出ているの色んな時代の人がいて良かった
おやつとかお弁当とか アンソロジーって読んだことない大御所まとめて試すのに良いわよね 企画ありきで作家に依頼するやつより名作集めたやつの方が外れがないよね
角川ホラー文庫の作家が編者のアンソロジーシリーズ好きだったわ
高橋克彦編の十の物語、学生の時は古めかしい文章だけど面白いなあぐらいだったのに、あとで確認すると夢野久作、岡本綺堂、山田風太郎、都筑道夫、柴田錬三郎…などと錚々たる顔ぶれだった。
そりゃ面白いわと思う 創元社から出てる怪奇小説傑作集みたいなのが好き
有名作家の怪奇小説(まだホラーって単語じゃなかった頃の名残)アンソロジー
上品な文章で怖すぎないのがいい
でもナメてると時々すごく後引く怖さの話があるんだよねー 隔日通院する家族の付き添いしていた時、
高田郁『みおつくし 料理帳』シリーズをよく読んでいたっけな
連作短編で毒が無い作風なのと家庭でも作れそうな料理が
登場するので
心身ともに疲れていてもつい興味ひかれて食べたくなったり
なんつぅかガンガンにクーラーきかせるようなのではなく
微風の除湿に身を置くようや
読書時間がもてて、ありがたかったよ 物語にはドラマチックなものを求めてるから、みをつくし~ってどういう需要があるのかと思ってたけどそういう読み方をするのね
大正昭和初期のレシピの復刻本を持ってて大正ごっこしたいときはそれ見てたけど、物語じたてもいいね みをつくしもまあまあドラマティックよね?読んだの? ううんまったく
結構ドラマチックなんだ、覚えときます 知らない作品について、どういう需要があるかなんて思うんだ そうね、出版不況で「今は万人受けするの食べ物ネタくらいなんすよねぇ」って編集さんが上げたネタの一つだったからね みをつくしは優しい筆致なのは間違いないけど内容はかなりドラマティックだし人も亡くなるし苦汁をなめるし
知らないことをあまりいい加減にいうのはどうかと思う 飢饉 人身売買 苦界落ち 営業妨害 火事 死別 失恋
読んでてしんどいとこ結構あったよ のほほんお料理だけではないね
恋のくだりは好きだったわ みをつくし料理帖好きだわ
あきない世傳も夢中で読んだけど、みをつくしが主人公に人間味があって好き 未だに小松原さまと結ばれて欲しかったと思ってしまう 森山未來の小松原様が好きすぎて未だに森山未來にいい印象がある 読んだのに詳細は忘れた
小松原様と結婚するはずが身を引いたのはなんでだっけ?
そして誰と結婚したんだっけ? 一応改行多めにしておく
↓
平民から武家に嫁ぐために別の家に養女に入ることになって小松原さまの母や妹から所作とか色々学ぶけど
その中で包丁を持つこと料理をすることを今だけでなく将来においても禁じられてしまった
それが澪には耐えがたく、悩む澪を見て小松原さまが心変わりをしたと養女にの話も結婚の話もご破算にし、上司の娘で離婚して出戻った人と結婚した
のちのち澪は源斉先生と結婚し、大阪に野江と戻り「みをつくし」という料理屋を開いた 本
時代劇と料理での連想だけど
お勝手のあん
主人公の名前はあんじゃないのにこの題でひっかかる
時代劇版赤毛のアンなんてどこかで言ってたけど
それらしい要素あるの? 坂田靖子のボウイっぽい男が多かった
そういえば当時の漫画だと沢田研二系キャラも多かったな >>143
特に赤毛のアン要素は感じないけど、軽く読めて楽しかったよ
主人公のあんちゃん、すごく鼻が利く設定だから、鼻の形は良いアンとそこは被るかも
仲良くしてくれてたお嬢さんがお嫁に行って「わたし絶対にお歯黒なんかしないわ!」って言ってたけど、嫁いで子ども生まれてしっかりお歯黒もする若奥さんになってくの面白かったわ
あとカレー粉に「こいつは、こうするんだよォ!」って唐辛子ぶちこんだ人 <<116
元ネタ?のゼナ・ヘンダースンを読んでるけど、最初の女教師の話。
違和感を抱きながら生きていたが、旅先で自分のルーツがわかる。
偶然かもしれないけど、ラグクラフトのインスマンスと同じパターン。
同じ結末でも、印象が変わるけど、インスマンスの結末自体が、それまでの王道だった「自分の生い立ちを
知る」パターンのパロディなのか。 来月、「テスカトリポカ」の文庫版が出るので、買おうか迷っている。
グロとかバイオレンスとか、どのくらいキツイの? ここは自由の国だ
皆さんは私に手紙を書く自由があるが、
私には、それを読まない自由がある。
ウィリアム・フォークナー アメリカの小説家 >>149
文体が美しいので暴力シーンはそれほどグロく感じなかった
でも子どもの臓器売買について書かれているのでグロ描写なくてもそっちの方が読んでてしんどかったなー
作品自体はめちゃくちゃ面白かったよ >>151
レスありがとうございます。
購入することにします。 >>144
D班レポートのムサイの兄はジュリーと言われていた テスカポリトカというタイトルで
なんか皆川博子を連想した
なにか似たようなタイトルあったかな >>154
テスカポリトカじゃなくて、「テスカトリポカ」ですよ。 まえに出てきたアンソロジーの話
「ちくま文学の森」の「怠け者の話」の『よじょう』は笑えた ここでお奨めされた
「赤と青のガウン」
彬子女王の日本の皇族の一人の矜持もすがすがしかったし
当時皇太子だった陛下とのお話やエリザベス女王とのお茶会など
読後感がさわやかで博士論文への苦労話もよかったわ
お奨めありがとう それ読んだのならテムズとともにも面白いと思うよ
天皇陛下のイギリス留学の話し あら、ありがとうございます
「テムズとともに」
いいタイトルね
読んでみます >創元社から出てる怪奇小説傑作集みたいなのが好き
有名作家の怪奇小説(まだホラーって単語じゃなかった頃の名残)アンソロジー
「怪奇」のほうが古典っぽくていいわ
ホラーではなんか軽い 光のとこにいてね
Kindleアンリミにあったから読んだ
これって百合?わたしは百合とは思わなかったけど、BL出身の作者さんだから百合っぽくみえるのかしら?
藤野と水人がかわいそうやけど、利用して結婚したからまあ、、とも思う >>160
その本のイギリスを離れるところ読んでからヒロチャンが可哀想で可哀想で
お后選びの頃からつい応援申し上げてしまうの 十角館の殺人面白かったんだけど聞いてた衝撃の1行が分からなかったわ
確かにその文を読んだ時にん?とは思ったけど衝撃かと言われればうーんて感じ
むしろ1番ラストの1行だと思ったわ
せっかく成功したのにそれでいいの?って 「アンソーシャル ディスタンス」金原ひとみ
よく出来てるんだけど、もう私が若くないせいか共感も興味もわかなくて読み進みにくい
で次に読んだのが「鸚鵡楼の惨劇」真梨幸子
いやいや面白かったわ花街の不穏さから公共マンションのセレブ生活etcで
次から次へと展開があって一気に読んでしまった、小説ならでは 「鸚鵡楼の惨劇」
画数多すぎなのも雰囲気に寄与している >>165
後半の文章の意味がよくわからないんだけど
「衝撃の一行」って言われてるのはまさにそのラスト一行だと思うよ >>170
その作品とは関係ないけど、そういう「最後の一行の衝撃」とか「ラスト1Pのどんでん返し」
みたいな宣伝コピーや帯は超迷惑だからやめてほしいと常々思っている >>171
わかる
以前読みたかった本にそういう帯がついてて
読んでる最中に目に入ると余計な気を回して楽しめなそうだったから買ってすぐ帯捨てた シックスセンスもう一度見たいなと思って見たらラストどんでん返しにものすごくびっくりした。でもアレでもこれ前見たから知ってたはずよねってうっすらオチ思い出して自分の加齢ぶりに落ち込んだ
でも帯に書くのはやめてよね、フックになると思うけどやっぱりやだ クローズドサスペンスヘブン
色々と先の展開が読めてしまって楽しめなかった
きっとこうなんだろうなあが当たったというか
舞台は斬新で面白いとは思う 殺戮にいたる病
かまいたちの夜大好きだったから買って読んでみた
グロいとは聞いてたけど大してグロくはなかったな、実際に解剖実習経験してきたし
大どんでん返しが面白く感じるかどうかだなあ
警察だの探偵vs犯人みたいに作品の中で争うのではなく、作者vs読者みたいな構図になってるのが気になった
私はそういうのは好かんな 十角館は読んだけど
ラストの1行と言われてもピンとこない
驚いたのは別のところだった記憶 ラスト一行じゃなくてメール欄じゃないの?>十角館
自分はあまりにびっくりしてええええって半分ぐらい読み返した記憶がある
あれが初めて読んだ新本格だったのは幸運だったわー >>165を書いたの私なんだけど、ネタバレ読んでその当該1行は把握してるのよ
でも読んでる最中こいつが犯人だろうな、でもどうやって?って思いながら読んでたから意外でもなかったのよ
むしろラスト1行が、その余計な行動しなければ捕まらないのに!!6人も殺しといてお前死刑だぞ!!ってもどかしくて、よっぽど衝撃な言動だったのよね 「怪談徒然草」恐かったああ〜、怪異を感じ取る能力なんていらんわ 三角屋敷のだよね
霜島ケイ側の三角屋敷、文藝百物語の古本を買おうか迷ってるわ 派遣添乗員ヘトヘト日記
文章上手だなと思ったら過去に経験した色んな職業の中に文筆業もあった
様々な仕事が派遣で成り立ってるんだなと思ったわ
携帯ショップの店員も派遣が多いし 綾辻行人は
動物のお医者さん解説の
「僕は犬が好きなのである。とてもとても好きなのである。」
が記憶にある。 綾辻さん読みたくてブックオフ行ったら550円以上のばかりだったわ
他の作家のはもう少し安いのもあるのに
特に館シリーズは値崩れしにくいのかな?
だったら書店で新しいのを買いたいと思って違う作家の
「葉桜の季節に君を想うということ」
を買ってきた220円
これもどこかでおすすめされてたから
通勤時にゆっくり読むわ楽しみ 有名な十角館読んだけど、人間があまり描かれていないような気がした
例の1行を言いたいがために、登場人物たちが駒にしかなっていない
だから再読しようって気が起こらないんだろうな なんか懐かしい…。十角館が流行った頃に評論家先生たちが判で押したように書いてたんだよね、「人間が描けていない」
それで新本格ミステリが一大ムーブメントになってミステリ作家さんたちが自虐ギャグみたいに自分達にその言葉を使い出したら、誰も批判する意味で使わなくなったという ノベルスが元気だった時代だよね
今みたいにネットで評判を見るなんてこともできず、手当たり次第に新書サイズの小説を読んでたわ
たまに、今で言うバカミスに当たってしまったのも良い思い出 「人間が描かれていない」「登場人物がいかにも作り物」みたいなよくある批判、
綾辻行人や島田潔あたりだと「それが主眼の小説じゃないから」とあまり作品の評価に影響しないのに
宮部みゆきや北村薫はすごい欠点みたいに言われがちだよなと思ってる
どっちも同じ新本格の流れで売れた作家だけど社会派的なイメージがあるかどうかなんだろうな あきない世傳幾世の鈴
シリーズ全部読んだけど主人公が優等生で美人でなんでも出来て、試練もあるけどなんだか人間臭くない
みをつくし料理帖は好きなんだけどね >>190
妹が意匠盗んでライバル店駆け込んだあたりで読むの止まってる
それなりに苦労はしてるけど握り拳おでこに当ててるうちに解決しちゃうからつまらなくて 人間が描けてないっていうのは致命的に動機が甘いとか、説得力ないっていう時に感じる
最近だと屍人荘の殺人
いやいやその男にそんな愛があるように描かれてないじゃんってげんなりした 屍人荘の殺人
女の子が事件を解決しても、両親が警察に圧力をかけて内密にしてしまう。
この設定が好き。
実際の私立探偵は事件を解決しないと言われるけど、もしかしたら、表に出ないだけで、ホームズみたいな探偵が人知れず事件を解決しているんだと妄想がわいてくるから。 >>190
なんだか宮部みゆき作品に登場する「完全無欠・本当にいい子→なのに鼻につく」って
感じかの?
そして鼻についた己自身の心の中の醜い澱の存在を見せつけられたような
不快感に見まわれる 宮部みゆきも超絶美少年とか超能力者みたいなのが出るようになってきてラノベかよって読まなくなった しかし凝った仕掛けで次々に人が殺されるミステリで
キャラクターをそれぞれ魅力的にきっちり描いていったら
誰かが殺されるたびに辛い思いをするだろうなーと思うと
そういう話はある程度記号的でいいと思う
多分、書く側の作家もあんまり感情移入したくないんじゃ ラノベじゃなくても最近の若手の書くミステリーに美少女探偵出すぎ
しかも黒曜石のような瞳〜やらその人形めいた貌〜とか描写もくどい
一度全員集めてミスコンしてほしいくらい もともと江戸川乱歩の頃からミステリには描写のくどい悪役美女が出すぎだったからなぁ
それが探偵役の方に回っただけ 美少女探偵といえば
ナンシー・ドルーを読んでいる
まえに某ブックガイドで知ってメモっていた
邦訳でも多すぎるくらい出ているらしいけど
創元推理文庫の6冊くらいならば読めるだろう そういえば昔、少年探偵ハーディー・ボーイズのシリーズが好きだったわ ホームズに年の離れた妹がいたという設定の
「エノーラ・ホームズ」
全6冊の最終巻だけ邦訳が出なかったことが腑に落ちない
いまからでも完全版出してほしいわ 紙だよ。古書店で買い取ってもらえるから。ニュースで電子出版の影響で町の本屋がなくなると言っていたけど、本当の理由はアマゾンだと思う。
それに、紙の方が安定しているからなくなることはない。
赤川次郎 死者たちの学園祭
あれの結末は、リアルに考えればその通りだけど、素人探偵ものは、虚構だとわかりつつ楽しむものだから、あんな風に書かれると白けてしまう。
実際、赤川氏も、似た結末の作品を書いていない。 ヤフーの記事で紹介されてた「非合法ロマンス」
ちょっと試し読みもできて、42才の男が16才の時にセックスした年上女にずっと囚われてるみたいな漫画っぽいんやけど、42才に近い年齢の自分が読むと、そんなイケメン42才の男おる?
42才の大人の男やのにあほすぎん?
とか思ってしまう。
もっと年齢が上になったら、42才男をかわいい男として読めるんかしら。。 >>208
あ、漫画のほうと間違えた
ごめんなさい >>208
42歳というとレベッカのマキシムが確か同い年
初読の時は20歳だったからそんな爺さんwと思ったけど自分がアラカンになったら
42歳なんてまだまだ若いと思ったわ 私は最初は図書館で借りて再読したいのは電子になった。あと、キンセリとかチェックして安く買える時は借りる前に買っちゃう。 電子書籍も使えたら便利だろうとは思うけど
いまのところ進出してない >初読の時は20歳だったからそんな爺さんwと思ったけど自分がアラカンになったら
42歳なんてまだまだ若いと思ったわ
数十年前新聞のコラムで読んだ
純文学では老人の恋愛も描かれるけど通俗小説ではそれがもっと若く限定されていて
男は40代が限度だって
そのころ自分がまだ10代だったので
男の40代って世間では若い扱いなのかと驚いたw