【馬援】宮城谷昌光を語ろう【新連載】十三巻
主に「太公望」「重耳」「楽毅」「劉邦」「草原の風」「三国志」など
古代中国を舞台とする小説を描く氏の作品について語りましょう。
【馬援】宮城谷昌光を語ろう【新連載】十二巻
https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/chinahero/1626618382/ それ聞いて難癖つけたい気持ちはわかるけど一流なんて人それぞれ
俺が言いたいのは素人が無料で書いてる物よりつまらないってとこだよ 晏子や光武帝なんかめちゃくちゃ好きな題材なのに面白さはやる夫スレの1/100もないからな
小説より名臣列伝みたいな方がまだマシなんじゃねーの
それはそれでつまらないんだけどな >>134
だから、その宮城谷氏よりも面白い素人の書いた小説を紹介してください 別に宮城谷氏の小説が面白くないのであればそれこそ人それぞれだが、「一流の小説家ではない」とか「素人の書いたもののほうが面白い」とか具体的な作品を提示せず上から直木賞作家に上から目線でイキってるネット批評家様のご意見を是非とも聞きたい。 まあ「プロの作家批判する俺カッコイイ!」って左翼脳タイプだろうな
別に北方三国志の泣き虫張飛が好きなら「左様ですか」で終わる話なのに、わざわざ主語デカくしてカッコつけたけど中身スカスカっつうね
呂不韋が爽やか過ぎんだろ!て言うなら俺も賛同するけどな >>136
全部だよ
俺が読んだ全ての小説の中でぶっちぎり最下位なのが宮城谷だよ
ごんぎつねでも羅生門でもなんでもいいよ、宮城谷より面白いよ 直木賞だからなんなんだよ?
そんなの読み手の素人には一切関係ない
そういう権威付けに騙されるタイプが宮城谷の信者なんだな、さもありなんて感じだわ だいたいあの中身をマジで面白いと思ってる奴がいる事が驚愕だわ
色々ガバい塚本に比べて時代考証やらきっちりやってるだけでストーリーとキャラは0点だ 持ってくんのがごんぎつねとか羅生門とか安牌でウケる
つうか太宰なんかそれこそ好みがハッキリ別れるだろうにw マジレスしとくと、太宰は小説家としては凄いんだろうが、俺は暗すぎて駄目だわ
漱石はkindleに全集入れてるけど
太宰はパーリーピーポーが読めば落ち込んでちょうど良いテンションになるかもしれん >>145
工業に失礼
ネットでイキってる薄っぺらな奴はそれ以下にもならん 俺が薄味っていらん事書いて荒れてしまったな
あくまで俺の感想なんでみんなにも同じように思って欲しいとかで書いた訳じゃなかったんだけど
なんかスマン
書いてるご本人は一生懸命書いているやろうし、それを面白いと楽しんでいる人をディスる気は全くないんで
ホンマにすまん 薄ら禿げが謝るなら、許してやらんでもない。
薄ら禿げと言っても、ディスる気は全くないんで、勘弁してやる。
バーコードか、河童か、は知らんが、
薄くても頑張れや。 『孔丘』読んでるが凄く面白いな
過去の名作を彷彿とさせる作品だと思う
最近、別の時代とか別の国の歴史小説読んでる事の方が多かったから
春秋戦国時代の面白さを再確認させてくれるという意味でも良い作品だわ 実は軍事もイケルみたいな設定はハマってたと思う
人間臭い部分も良かった
徳があれば城の壁なんて要らん!的なお花畑思想を批判する登場人物が居ても良かったかなあとは思う 当時は領土拡大にあんま興味のない時代だったからと考えられる
キング・ダムの政くんみたいなのが出てきたらさすがのそんな呑気な事を言ってられないんだ
まあ夫子は政くんを暗殺しに行きそうやけどなグヘヘヘへ 旧作の薄っぺら自説をID変えて3連投。
さすが薄っぺらクン。 『孔丘』読了
凄く面白かったし、久々に宮城谷作品を堪能したという気分にさせてくれたな
ただ、>>152の人も書いてるように城壁潰して魯を文化国家としてアピールしよう!という政策はトンデモ理想論すぎてエェ…ってなってしまったなw
孔丘を追い出そうとする貴族の方が正しいし、晏子が孔丘を採用しないように景公に諌言したのも正解だったと思ってしまったよ 人物としては欠点ありまくりだけど信念の人、孔先生もやはり魅力的だったが
弟子たちやライバルの陽虎も良かったな
弟子は特に仲由、漆雕啓、閔損が好きになったな 孔子じゃないが登場人物が暴走してハチャメチャな政治や戦場が頻繁に出現する作品はとても魅力的だと思う
比較的初期の春秋期を扱った宮城谷小説によくある 孔丘読んだわ
ここ10年の宮城谷作品だと一番の作品と言っても良いかもしんない 周回遅れの孔丘に
薄い知恵の
浅い感想文を
何度も繰り返す
マス掻き猿 孔丘は過去作の主人公と違って政治家としては失敗した人間だし武将としての活躍もほんのちょっとだけだからスカっとする要素が少なくて
結構好き嫌い分かれる作品かもしれないとは思うな
自分は面白かったと思うし好きだが まあ、そこは別にいいんでないの?
年表を作成して埋まらない行間を埋めるのが自分の仕事だと、著者自身が言ってるんだからな
孔丘に関して言えば、元々行間の少ない人物だし、お花畑思想も含め史実とされるイメージとそれほど乖離はなかったと思う >>165
読書を嗜む人間とは思えないほど言語能力が低い薄らハゲだな
マス掻き猿は最近覚えたのか? 薄いを最近覚えました
何を読んでも薄味の感想文です 作家本人がこのスレを見たら自分の擁護者のレベルの低さに泣くやろうなあ😭 >>164
自分も孔子は完璧な聖人君子とは思ってなかったから孔丘の描写には違和感無かったな
ここまで家庭人として駄目と書くのは驚いたし
宮城谷作品の主人公としては珍しい >>168
書き手は読み手を選ぶことなんか出来ないし、何なら史実部と創作部の区別もできず史実部にダメ出ししちゃうような薄らハゲも読んでるんだから、なんとも思わんよ 宮城谷昌光さんの描いた人物で家庭人としてマトモそうなの晏嬰しかいないような気がする
もっとも晏子春秋とかでいっぱい逸話が書いてあるからその点他の人物達より有利なんだが
景公が自分の娘押し付けてきたのを断った話とかあるし 言われてみればそうかもなぁ
家族を大事にしてはいるけど苦労かける人生の主人公ばかりだし
後は家庭の描写がほとんど無い主人公か 全部が全部知ってるわけではないけど、家庭の描写や記述が史書にある人物のほうが恐らく稀だろうし、物語の本筋には影響しないだろうから、あえて家庭描写の創作をしないだけではないだろうか。
屈巫のように駆け落ち相手のために命がけで転職するような人物なら家庭描写も増えるかもね。 『孔丘』はメジャーな弟子しか知らなかったから秦商、閔損、漆雕開、子説などの弟子を知れたのは良かったな
逆に顔回、子貢、子夏など仲由以外のメジャー弟子の描写は物足りなかった
名臣列伝みたいに孔子弟子列伝とか書いて欲しいな 日本人なら有若の存在は忘れてはならん
十七条の憲法第一条「和を以て貴しと為し、生き続ける戒め」は、有若の言葉「礼の用は和を尊しと為す」を聖徳太子が論語学而から引いたもの 劉邦の寧君、
諸葛亮の郡丞、
オリジナルキャラも面白いけど、
退場の仕方がフワリ過ぎじゃないか。
もうちょっとピリッとしてもらいたい。 今月の三国志名臣列伝は陸遜だった
魏篇以外は割とメジャーな人物が多いな 呂壱や孫峻じゃ名臣じゃないからね
迷臣は多そうだけど マジかよ!?
張良書くなら楚漢戦争後の仙人化した話を詳しく書いて欲しいわ ttps://www.yomiuri.co.jp/life/online/20231225-SYT8T4850758/ 桐谷さん読んでそうw
宮城谷作品の読者層は企業経営者が多いけど、有名どころだと吉川晃司とか
あと石原良純も多分読んでる
三国志刊行してた頃にテレビで唐突に「四知」を披露してた
あ、こいつ読んでんなって思った 三国志を書いてから先生の諸葛亮評がだいぶ変わったな
旗鼓の才については酷評と言って良いほどだったのに、やっぱ努力して自分の頭で考える人物は好きなのね 長安を突けない勇気のなさは変えようがなかった
馬謖を誅した評価は微妙になったのか
まあ主人公だから爽やかになりがち >>190
勇気の無さに関しては「将、軍中に在りては君命に受けざる所あり」を実行できなかった魏延も同じだけどな
北伐軍を指揮したあとの諸葛亮なら魏延の献言を容れてたかもしれないな 宮城谷さんは諸葛亮の北伐で長安を奇襲すべきだったと思ってそうだが
当時の蜀漢が長安を奪取できても維持できたとは思えないんだよなぁ ifは幾通りも考えられるから分からんけど、魏延は多くとも10000の兵で奇襲するって言ってるから占領する気は更々無いかと
可能性としては長安に曹叡が居たとか居なかったとか話があるから、皇帝を討ち取るか虜囚にしてしまえば、司馬懿は詰む
1回めの北伐の時は諸葛亮に奇襲なんか出来る訳ないと司馬懿もタカを括ってたから、成功する可能性が有ったとしたら1回目だろうなあ
曹叡が長安に居なかったとしたら戦略的意義ってあんのかなあ インパクト前漢の都を奪ったということの相手へのショックは大きい
国力差?北周が北斉を滅ぼしたように絶対でないし
現地の連中からしたら
魏オワコンっぽいと感じたら裏切り反乱続出で崩壊 ああ、あとあれか
上手く行けば曹真と張郃を北と南から挟撃出来るか
でも魏ってピンチになると謎に優秀な新キャラ登場すんだよな 桓温や劉裕にしても一時期とは言え洛陽や長安を北朝から奪回したことが政治力の強化に繋がってるのでまあわからんでもない >>194
北斉は有能な人材を切り捨てしまくったり内ゲバがたくさんあったりで勝手にボロボロになっていったから北周が滅ぼすことができたけど
諸葛亮の北伐時の魏は有能な人材たくさんいたからなぁ >>195
小説だと新キャラからも知らないけど正史その他では若い頃から国内最高峰レベルのキャリア積んでる奴が重職に就くタイミングになっただけなんだけどね
あとは名士層出身者でその中でも実務経験豊富で実は20代後半には既に本営幕僚入りしている司馬懿やら陸遜とか
所属階層や出身地などコネの基本を飛ばして大出世したのは蜀が圧倒的に多い >>178
いや、高祖本紀に「ねい君」が出てくるよな 秦嘉と一緒に景駒を立てて王とした
劉邦と一緒に秦軍と蕭で戦って敗れた
史料にあるのこれだけだけど架空の人物ではないね
あそこまで存在感を立たせる手腕 司馬遼では紀信が良かったけど、
宮城谷劉邦だと、イマイチだ 「劉邦」は常にカメラが劉邦に向かっている感じで他の武将はオマケの様に書かれているんだよね
ひたすら高祖本紀に注釈を入れまくりつつ最小限の会話で成り立たせている
劉邦だけよんでも物足りないのは当たり前で、「長城のかげ」、「香乱記」、「花の歳月」、「楚漢名臣列伝」、あと新作の張良を読まないといけないのだ
というわけで全部買いました 花の歳月はいいね
ベスト・オブ宮城谷を挙げるなら迷わず花の歳月
何回読んでも泣ける >>191
第一次北伐の魏延は諸葛亮の本軍の前部督であり、丞相司馬として本営の幕僚も兼ねた
諸葛亮と常に行動共にしており、「将、軍中に在りては君命に受けざる所あり」どころか、
馬謖・王平の先鋒隊や趙雲・ケ芝の別動隊のように、独立部隊として自分で自由に
部隊を動かせる状態じゃなかっただろ >>207
そこは深謀遠慮が必要だったな
魏延は最初から奇襲を考えていた節がある
当初諸将が先鋒に魏延を推していて諸葛亮が聞き入れなかったことになっているから、後で奇襲を献策するぐらいなら、最初から多少強引でも先鋒に収まるよう知恵が必要だった
どうせ第一次北伐軍で長安奇襲を成功させられそうな将は献策した魏延を除けば趙雲ぐらいだろう
黄忠が存命だったらな
まあ、可でも不可でもifには変わりない >>203
宮城谷先生は史書に一行しか出てこないような人物を膨らませてキャラクターを作るのが上手いなって思う
晏子の蔡朝・南郭偃とか良くもまぁあんな面白いキャラにしたものだわ 子産を読み終わった。宮城谷さんの作品は内容が濃いので洋書の古典よりも読み進めるのに時間が掛かったw
小説のおかげで史記の鄭世家と左伝の一部を読解して、思いを馳せることが出来るようになった。意味不明だった史書を読めるようになり感激している。
今後は他の作品も読んでいき理解できる範囲をひろめていこう。宮城谷さんのおかげで毎日楽しく暮らしています。 諸葛亮が電子書籍でポイント50パーセールだったので即買いした なんとなく楚は白だと思っている
違う?
燕と斉は何色だろう? 歴史を勉強するために短編集の「沈黙の王」を買った。
ストーリーには期待していなかったのに収録されている「妖異記」を読んでビックリした。褒姒が出てくる短編なんたが、ホラー系の古代歴史ミステリーで読んでてゾクゾクしちゃった。 >>217
それですね。
過去にエッセイ本の「春秋の名君」を読んで、褒姒の件は後継者争いだと解説していたが、ミステリー仕立ての小説になっていたとは知らなかった。 >>218
宮城谷作品の中でも妖異記は特異だと思う。
先生ああいう時代小説も書こうと思えば書けるんだよね。
歴史小説にこだわりがあるから書かないだろうけど。 宮城谷さんの時代小説は短編ばかりだけど
『孟嘗君』の風洪みたいな長編時代小説の主役張れそうなキャラ書いてるし大作もいけそう 宮城谷作品でミステリーといえば「介子推」
誰が間者(スパイ)か?というミステリー要素がある >>222
いえす
白圭に改名する前の風洪さんターンが長いからどうしても風洪と書いてしまうぜ 「倉廩実つれば礼節を知り、衣食足りれば栄辱を知る」 宮城谷作品の「管仲」だと斉の襄公が好きだなあ
というか襄公は薨ずるのが後半だから出番が多いんだよ
読んでいると主人公は管中や桓公よりも襄公だろうと錯覚してしまう
襄公といえば妹との近親相姦だが、妹の文姜の容色が衰えても、妹一筋を突き通すから、そこまでやれは逆に一途で好感がもてるわw 文姜って悪くしか書かれてるの見た事ないんだけど
宮城谷さんの「管仲」だと割と好意的に書かれてたな 9割創作の介子推、5割創作の管仲とか好きな人、意外と多いよな
その層には公孫龍も好評なんだろうか
あんまり宮城谷作品の書評とか見たことないから興味はある 春秋期の作品は魅力的に書かれてる権力者や貴婦人が多い気がする
脇を固める各国の士大夫たちも存在感がある >>228
4巻中の3巻が創作ばかりの楽毅が宮城谷作品で一、二を争うぐらいの人気作品だし いや宮城谷さんの著作は、こんなに面白くて、こんなに内容が濃いのに、こんなに安価で良いのかと恐縮してばかりだわ。
正史を知りたければ史書を読めばいいわけだしね。
このまま全部の作品を買うことになるわ。そのうち全集が出たら購入して一生手元に置きたい。