0001人間七七四年
2022/11/21(月) 20:34:53.14ID:ktXnYy+O「今度生まれてくるときは国は豊かで、大国に挟まれず近隣に強い敵もいない条件の良い大大名の嫡男になれますように・・・・」
そう願いながら脇差で自らの喉を掻き切った。
目の前が真っ暗になり「これが死か」などと考えていた次の瞬間、
勝頼は何故か町の中にいて野菜や果物が並べられた露店の前に立っていた。
「よう若様、この柿を買わねえか?」
少年時代に館を抜け出した際に柿を売ってもらっていた八百屋のオヤジに似ている・・・というかその人やん。
店の横にある水の入った桶をのぞき込むと幼い頃の自分の顔が映っていた。
「転生じゃなくて死に戻りじゃねえか!また勝頼ではじめるのかよ・・・・」
織田徳川上杉北条に囲まれ特に織田は大きくなりすぎて自力では対処不能に
上杉のお家騒動ではどっちを立ててもどこかの勢力に恨まれる。
「やり直しても生き残れる気が全くしないんだが、どうすんだこれ??」
ここから勝頼の新たな挑戦が始まる!!