小野不由美&十二国記 其の307
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妖魔は麒麟しか扱えないってルールを天網に加えたらいいとは思うが、それはそれでまずい気もするな
巧王みたいに差別政策を前面に押し出す王なら、
妖魔を使役する黄朱の存在を巷間に広めてしまうだろうし、そうなったら黄朱全体が必ず迫害されるだろうね
そもそも、天網が新たに加えられた例があるのかもわからん
十二国世界全体のことを考えたら、ロウサンのことは闇に葬るしかないし、
妖魔を扱う術をもつ一部の黄朱はなんとかせんといかんだろうな >>83
かもね
戴の事件が発展して、天への疑念を抱くみたな流れから王対天(麒麟)の展開だったかも 天綱が新たに加わったらそれまでに天勅受けてる既存の王とそれ以降に天勅受ける新規の王とで失道や覿面の線引きが違うという事態が発生しそう
仮にそれが「妖魔は麒麟にしか扱えない」だったら天綱に背いた地綱(乗騎家禽の令)を敷いた尚隆が理由もわからないままゆるゆると失道してしまうな
それはそれで面白そうだが天仙の更夜が妖魔扱えてる以上は天が自ら敷いた条理を無視してることになるからなぁ いや逆か
尚隆は助かるけど雁に倣って妖魔も騎獣に加えるとした後続国が斃れるわけか
何にせよ同じことをして斃れる国と助かる国があるのは問題だし一気に全てを書き換えられないと天綱の追加や削除は難しそう
たとえ書き換えが可能だったとしても過去に大丈夫だったからという経験で同じことして書き換え後なので覿面の罪ですとかだと酷すぎる 天綱変更しましたっていう通知が王や麒麟宛にないとあまりに不親切 つか妖魔が操れるようになったって別にいいと思うんだけどな
黄朱が妖魔を不完全ながらも操れるのも長い歴史のなかで妖魔と心を通わせる更夜という存在が出たのも
変化に乏しい十二国記の世界のなかでの緩やかな変化であって今後その変化に人がどう対応していくかが問題で
「天に規則追加してもらおう!」とかは何か違う気がする 戴で起きたことを国家間で情報共有すると黄朱は市井で生きづらくなると思うけど妖魔を悪用する連中がいるからね、仕方ないね むしろ黄朱重用して妖魔研究する国が増えるんじゃないの?
悪用されたら怖いが利用できるなら国益ははかりしれないだろ
他国侵略ができない世界だから悪用もせいぜい国内で治まるし
妖魔を使うヤツがいるとわかっているなら王の側も対策できる
あ、王じゃなくて仙が他国侵略を考えたらどうなるかわからんか
王は死んでも仙なら生き続けられるからな >>90
>妖魔を使うヤツがいるとわかっているなら王の側も対策できる
そうかなぁ
あまり対策なんて思いつかないけど
アメリカでは銃を使うヤツがいるとわかっていても銃犯罪はいくらでも起こってるわけで
銃禁止の日本の銃犯罪とは比べ物にならない数だし、妖魔は禁止の方がいいと思うけどね あ、妖魔は禁止っていっても天綱で禁止という意味じゃなく
普通に国策の範疇としてね 自分もガイドラインと書いたけど全面禁止じゃなくて適切運用という
意味で書いた
ミツバチはいいけどスズメバチはダメとかいう感じで >>87
法の不遡及があります
とはいえ、尚隆も新法に沿った法改正や運用をしないと失道ですねぇ 半獣のことを書いてた巻があったなぁ、熊とかは力仕事で一般人より優位だから一般人から不満が出るとかの話しが
半獣でさえそうなんだから妖魔なんて社会構造を破壊しそうです
まぁ天の理(コトワリ)の外に居るのが妖魔ですから使えても継続は至難でしょう
だから次蟾に対する護符かと思っています @「震災と未来展」を見に行った時辛くて胸が締め付けられたけど目を背けずにこの出来事を忘れないことが大事なのだと思った。でも普段の生活をしているとふと忘れそうになる。そんな時、羽生くんはいつも思い出させてくれる。東北に対して震災に対して何もしなかった人達が彼を批判するなど許さない😡 ・ヒンマン付き暗殺者から要人を守るための対策を考えよ
という難題が夏官長?に投げられるわけだな 兵にも全員ヒンマンをつける
ヒンマンの乱獲が始まる 陽子にヒンマンつけた景麒はというより、その設定流用なんだよな 妖術とか呪術使ってる王もいるんじゃないのかないのかな
妖魔を封じて宝重作ったりしてるし 遠甫も水寓刀の鞘を作ってるし、
術に長じた仙は妖魔を使役することこそできんが、
武器や道具に変えて利用はできるんだろうな >>77
阿選は驍宗を殺す覚悟がなかったんじゃなくてあえて殺さなかったんだよ
殺したら次の王が出てきて自分が討たれるから 麒麟が死ぬと王決めるまで何年もかかるの欠陥過ぎるだろ
そんな馬鹿げた世界観の奴に受験の神頼みとか否定されたくねーわ
あのネズミ大嫌いだわ >殺したら次の王が出てきて自分が討たれるから
それは違うよ。ラストでは処刑するつもりだったでしょ?
殺さなかったのは驍宗が死ぬと驍宗より高い評価を得る機会が永久に失われるからだよ
民衆のヘイトを驍宗に集めてから殺そうとしたの あっちの国はこっちに対して最大の反論があるからなあ
「良い王様がいたら何百年でもやってもらったらいいんじゃないか? 十年もせずに辞めるようになってるとかもったいないだろう」って >>106
まあまあ、落ち着いて勉強頑張れ
日本でもアホ政党が政権取っても4年そのまんまになるよ >>107
ラストで処刑するっていうのは泰麒の禅譲させろっていう策略にあえてのったからでしょ
ほんとに全巻読んだの? >>106
数年なら、ジリジリ沈んでくだけらしいからまだマシな方だよな
下手すりゃ数十年間空位で、麒麟が王を見つけられずに寿命死んでしまうという大凶事が起きる可能性があるのが… >>110
阿選は自分が王だという泰麒の言はデマカセだと思っているのでギョウソウが禅譲しても別の王がたつだけだと思ってるでしょ。 まじ、スケートスレちうざい
スケートオタクの出入り許された?経緯知らんからまじ >>115
単なるNG対象だよ。botか手動か知らんが荒らしが粘着してるだけ。 何年もやってるから精神病なんだとは思う
そのうち震災を期に書き込みが消えたゴルゴ13スレの常連荒らしみたいにすうっと消えると思う >>115
おまえまだNGしてないのかよ
最近プロスケーターになった男性スケーターの名前をNGワードにいれとけ >>105
白銀3巻P100から蓬山で「中日まで」と泰麒から言われたことを受けた驍宗の言葉があります
「盗人にはなりたくない」「だから戴を出る」と『まともな人間になりたい『まともな人間でいたい』(琅燦評3巻P238)として戴を出る覚悟をした驍宗
3巻P67で阿選は「戴を出ようと思ったこともある。だが、できなかった。驍宗の紛い物でしかない自分を認める行為だからだ。」と思っています
こんな阿選だから琅燦から「盗人」「紛い物」って言われるんだと思います
3巻P328で阿選は「結局、刺し違えることになったのだ。ならば最初から刺し違えれば良かった。」と思っています
簒奪するなら簒奪する覚悟を持ってやんないとダメだと思います
「乗月」は簒奪ではありませんが月渓に覚悟を突き付け月渓は覚悟を決めました
巧王の方がイサギヨイと思いますし、徹底してるから陽子も苦しみました
阿はオモネルだけど、中途半端だから阿なんでしょうかねぇ
そんな阿選だから琅燦は実験を始める手駒に出来るし、驍宗を殺さないことが琅燦には必要だったから『俺が』で中途半端な阿選は都合が良かったと思います 楽俊否定はなかなかレアというか大胆だよね
ここだとまず否定的な意見見ないし少なくとも俺は肯定的な意見しか知らないな >>120
嫌いでも本人の感想だし良いと思うよ。別にこのスレでも説教臭いから嫌いだとかいうのはたまにみかけるしな
むしろ変わった見解を披露してくれる方が面白い。神頼みを否定したから嫌いというのは初めて見た 楽俊の生まれを考慮すると当然かもしれない
卵果は天が恵んでくれるとされている中で
天によって巧国で半獣として生まれついたわけだから
天を恨むことはあっても神頼みをすることはないよね 別に俺は神頼みや信仰心の否定を怒ってるわけじゃないんよ、むしろそんな宗教なんかと無縁だけどさ
神頼み=他力本願だと思い込んでるとこが嫌なんよ
例えば嫁や子供が病気になった時に頼む治してくれと、無理なら俺が代わりに死んでもいいと思う心なんて誰に教えられた訳でもないだろ?
そんな時神や仏に祈っちゃうじゃん?別に受験や就職だって自分の限界を越えた際の際なんて祈りしかないじゃんか
それをしたり顔で否定されたように受け取ってしまったんよね… >>123の考え方は本来の仏教的な意味での他力本願に近いね
楽俊にイラっとこなかった身ではあるけど分かるし同じように思うぞ 自分は珠晶が苦手だな
(祥瓊の話の流れは置いといて)辛い仕事を逃げ出しちゃ駄目とか名言扱いされてるけど、職業に貴賎なしとは言え底辺職と蔑まれ体力的にもしんどい工場勤務をしたくないと仕事選ぶことも批難されるようで嫌なんだよね 楽俊の「〇〇の時はこの神に祈る、〇〇の時はこの神、受験?そんなの誰に祈るんだ?」っていう反応を見ると
向こうの社会通念上一般化されてる神に祈る/祈らないの感覚があるってことなんだろうと思ってたな
自分も楽俊寄りの思考回路だから今まであまり引っ掛からなかったけど
そういう感じ方もあるんだね >>125
まあ程度による話だよね
労働がブラックだとか労災とか健康被害とかメンタルやられるとかいうレベルを雇用側が正当化しちゃダメなわけで まあ十二国記ってなにかと正論で諭されるけど、それが現実問題難しいってのはあるよな
ちなみに祈りは力があるので、いざというときは本気で真剣に祈るべし 「祈りというものは、真実の声でなければ届かない」
「本音でなければならないんだよ・・そうでなければ、天の加護は得られない」by犬狼真君 ちょうど万里読み返してたんだけど、成功してるかどうかやバランス感覚の問題であって「事情があろうと罪」って珠晶とホウ王似た考えはあるんだよな
公主の責任にしたって奏では(実際は仕事してるけど)家族は後宮で静かに暮らしてるって思われてるし、名前つかうのは王が気にかけてる証拠として喜ばれるって話だし
父親が名君として賢政しいてたら何もしなくたって、美人で利発な娘がいるらしい、そんないい親=いい王のいる国だってむしろ自慢の種にしそう 親の罪を子に償わせる発想がメキシコギャングみたいだなw弁護士や警察署長の娘だからとレイプして切り刻んで殺す
珠晶や楽俊の言ってることは殺したギャングを正当化してるのと同義だよ
家父長制への嫌悪で親子関係の在り方に作者は思う所あるのはわかるけど、それを強キャラに言わせるのはよろしくねーかな 血縁を理由に親の罪を追わせたのではなく、公主という立場にありながら父の政治に無関心だった事を責任放棄と言ったんだけどね
止められたかと言えば難しいし命懸けになるから簡単ではないが、 祥瓊は保身で知らんふりしてたわけじゃないからな >>125
分かるな
格差あるのは責任が違うから当然と珠晶が言った時に格差ありすぎやろ!って突っ込んだもん
でもまああの世界に全く疑問を持たない良い王様という描写的には良いと思った >>130
芳王がうまくいってたら、祥瓊が誰かに責められることなかったんだよな
父親が上手くいかなかったから責められるし、多くの恨みを買ってたから私刑にされかかる
でも例え上手くいってたとしても、父親の恩恵で豪華な生活を享受してる以上は、いざ父親が上手くいかなかった時の覚悟と責任はついて回るんだよな
ネズミも言ってたけど、一般市民の方が変なしがらみがない点では楽かも 責任ってことよりも務めってなんなのってことだと思ってます
巧の公主と公女なんて巧王から梯子を外されて一般人になったと思うけど、思うところはあるけど巧の民として生きることを選択したと思えば、巧王はダメ親父ではなかったと思ったりします そこらへんの官の配偶者なんて仙になった分のなにかをどこかに返してる感じしないよね 家父長制を否定してるけど王政こそ家父長制の最たるものだよね
あと権力は同じところにあると絶対に澱み腐る 王を諫められなかったのが罪なら誰も次の王朝に残らんと思うけどな
まあ極論だけど 諫めなかったと諫められなかったにはかなりの差があるからな 王様の娘より役人じゃね
権力ない一般人だけ寿命短くて病や怪我でさくっと死ぬ世界 >>141
官になると仙籍入れるし汚職しても簡単には首にならないしで官僚天国だよね 神籍仙籍に対してなんで暴動起こさないんだよ思ったけど構図は日本と全く同じなんだな
意味不明な天皇や皇族とかいう存在に大企業や世襲議員と散々食い物にされても知らん顔というか去勢された感じ >>138
その王の庇護下でしか生きられない麒麟とかいう生命体をウッキウキで出してるのもよく分かんねえな
華胥ではああ言ってたけど麒麟こそ批判しか出来ないお花畑生物だし、鈴に自分を憐れむなと言ってたが麒麟は既に自分の運命決まっちゃってるから自助努力は無理
そういう生き物なんだから本人が悪いって話ではないけど、作品全体の思想とは大分乖離した存在だと思う
作者は何を思って登場させたのかずっと考えてるわ >>142
若いまま病気等に悩まされない肉体は良いかも知れないが
仮に天職だとしても数百年も仕事続けるとか娯楽も少なそうだし
夫婦でも夫や妻が官吏になって仙籍に入る際分かれる人も居ると言う
良い事ばかりじゃ無いと自分は思うな >>143
風の万里読んでない?
あと神や仙が暴政で民を苦しめてるんじゃなければ暴動起こす意味はないと思うが
まあこれは日本も同じだが >>144
作中で書かれてるとおり正にお花畑生物として必要なんでしょ
人間、生きてりゃ敵も作るし攻撃もするし、そこまでいかなくても他人の苦境を見捨てるのはデフォ
まして王ともなれば救う民を取捨選択して、多くの人を犠牲にせざるを得ない
その時に、合理的に考えてやむを得ないと納得することを許さずに、
「犠牲になる人が可哀想です」
と泣く姿を王に見せつける存在が必要だと考えてるんだと思う
犠牲がやむを得なくとも、犠牲者の悲鳴を心から消してはいけない、ってことかと 羽生結弦が初の単独アイスショーで残した言葉「フィギュアスケートの限界を超えていけるように」 11/13(日 7:01配信
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba1e7d52756e33ebf0735093d83cbb62044ab678
【取材の裏側 現場ノート】こんな安直な言葉で表すことが、正解かどうかはわからない。ただ、やっぱり〝すごかった〟というのが率直な感想だった。
2014年ソチ&18年平昌五輪金メダルでプロに転向した羽生結弦(27)が主催した初の単独アイスショー「プロローグ」(4日、横浜・ぴあアリーナMM)に足を運んだ私は、その覚悟に驚かされた。まさか目の前に試合時と同じ光景が広がっているとは思わなかったからだ。
「ただ今より6分間練習を開始します」。アナウンスが流れると、真剣な表情で滑り始め、ジャンプなどを入念に確認した羽生。「正直どういう反応をしていただけるか…」。アイスショーでは異例とも言える幕開け。不安もあったはずだが、ファンは試合さながらの準備に大興奮だった。「みなさんのために最高の演技をしたい」。羽生が言葉に発して伝えたワケではない。しかし、スタートと同時にファンは思いを感じ取ったのだろう。会場が1つになって盛り上がる姿、演技後のスタンディングオベーション。私はまるで過去に戻ったかのような錯覚に陥った。
この日の羽生は平昌五輪のフリーで演じた代表曲「SEIMEI」、ファンからのリクエストを受けた「レッツ・ゴー・クレイジー」、22年北京五輪のエキシビションで使用した「春よ、来い」など、8つのプログラムを演じた。「体力強化は本当に大変だった。普通は1つのプログラムに全力を尽くしきってしまうので、その後にまた滑ることは考えられなかった」。ほぼ90分間無休で滑る機会など、普通はありえない。それでも、当たり前のように滑り切り、トークコーナーではファンと一緒に盛り上がる。自らが企画、構成を練ったアイスショー。4日の朝まで微調整を繰り返した。「みなさんにお見せできるものが出来上がった」。妥協なき姿勢は健在だった。 民を殺す王の覚悟というよりビジョンとかを問うのが麒麟かもしれませんねぇ
月影で陽子が「斬った相手とその数は忘れず覚えておく。」と思ったことは最初の一歩かもなぁ あの綾辻行人の嫁なわけだから
普通のファンタジー作品と違って十二国記っていい意味で理屈っぽい素敵な作品なんだろうなーって
思ってはいるんだけどアニメのキャストに大嫌いな声優がいるので未だに読めてない
久川綾は大好きなんだけどな
我ながらくだらない理由ではあるんだけど一度も読むことなく死ぬだろうな >>151
教えてくれてありがとう機会があったら是非読んでみるわ >>150
アニメは脚本家がすきじゃないから見て無い私みたいなのも居るよ
アニメは見なくても特に問題無い >>153
そうだね。これだけの名作と呼ばれてる読まずして死ぬのもなんか人生とても損してる感じがするので
嫌いな声優のことは忘れて読んでみるわ。勇気をありがとう アニメは個人的に微妙だったけどEDの月迷風影は好き
メディアミックスは賛否両論分かれるし原作が先だと受け付けなくなる場合もあるから苦手要素あるならアニメは触れなくていいよね
ところでかるかやのコミカライズ読んだ人いる?
漫画家さんが自作品の連載停滞させても描きたかったと聞いたので出来は期待しても良いのだろうか
屍鬼もフジリューも好きなのにコミカライズが受け付けなかったので手を出すか迷ってる 楽俊、サンデル教授の学歴差別問題についての本を読んだら、教授を頭のおかしい扇動家かなんかと認識しそうな気がする(汗)
楽俊の話題で思い出したが、ウチのおふくろ、楽俊に限らず十二国記の厳し目なこと言う登場人物の名言、ほぼ否定的で、むしろ読者から何故か嫌われやすい鈴とかに共感してた
割と苦労人気質で保守的な価値観のおふくろだった分、これは意外だったが… >>131
ウチも珠晶や楽俊のこと、皆が言ってるほど好きじゃないけど(むしろかなり苦手)、祥瓊の場合、彼女の地位安泰のために無実の親娘が冤罪で処刑されてはいるし(諸悪の根源は両親だけど)、なんなら父王の悪政を知りながらそのことに疑問すら抱いていない節もあるので、虐殺の共犯者と見られても仕方はないと思う
むしろ、祥瓊も悪政の一員とも言える高官だったし殺すに充分な理由はあったけど、未成年だったから手加減して殺さなかったんじゃないかとも思う
尤もそこで厳罰主義は最終的にこのような惨劇に発展するからと、死刑制度を廃止したり、推定無罪の原則に立ち返り、容疑者や加害者の人権を向上させたりという考えが、民や役人が思い至らないのが、何とも十二国記世界的というか 語気強い正論なんて誰でも言えるからね
それを若い楽俊珠晶陽子に言わせると頭でっかちな耳年増見てるみたいでなあ なんというか綺麗事が多いんだよ
全てを努力不足の一言で一蹴するような嫌味があるし全ての人間が努力すれば等しく成功する前提だもんなあ
努力できるのも才能と環境あっての事だという部分は飛ばしてるからタチが悪い
サンデルこそ十二国記読むと卒倒するだろうな 珠晶の家の奴隷の娘がどんな努力をすればあの環境から脱出できるのさってなるよね
置かれた場所で咲きなさい的で環境を変えるための努力が極力できないようになってる世界 珠晶は登極後に家生の待遇をどうにかしたんだろうか してないんだろうな
仮に雁や奏のような大国であっても海客のように家生にも戸籍をやるとなったら家生だけじゃなく難民黄民挙げ句は制度を利用して犯罪侵そうとする輩がなだれ込んでやばそうだし出来なさそう
まあそもそも難民で難儀してる雁が更に自国の負担を増やす慈善政策やるとは思えないが >>159
>全ての人間が努力すれば等しく成功する前提だもんなあ
>努力できるのも才能と環境あっての事だという部分は飛ばしてるからタチが悪い
砥尚や阿選や仲韃が結果として成功しなかったのは
才能がなければ、努力しても成功しないってことを書いているのでは?
楽俊の学友にも才能はあるのに家庭環境が許さなくて自主退学した人がいたし
その辺りはしっかり描写してたと思うけどなあ サンデル教授は知らんのでググったレベルだけと、
少なくとも楽俊は実体験として「運も実力のうち」とは思ってなさそう
初期の驍宗にはその気配があったけど 十二国記の世界って子供は見た目は親に似ないけど楽俊の場合があり頭がいいのは父親似だっけ
国民にみんな決まった広さの土地が分配されてとか共産主義で上部は官僚が強くて独裁者になりがちな王さまがいるって旧ソ連みたい >>159
努力すれば報われるではなく努力した人間は牛裂きにされるほど恨まれたりはしないってだけ。
同じような立場の巧の太子は恨まれてはいないが、別に報われてるわけではない。 楽俊は人間形態になれるのにわざわざネズミ姿なのがなあ
そういう演出の為の役どころなのはわかるけどじゃあネズミ姿で受ける差別より利点のがデカいからその姿なんだろとも思う >>165
うーんそういう事じゃないんだけどな…
サンデル一読してからこの話題に入って来てほしいかな
前提をきちんと理解してないのに突っ込まれても説明に窮するんよ サンデルとは1ミリも関係ないスレでサンデル出して「一読してから話題に入ってこい」は草
説明する気がないなら最初から無関係の人を話題に出すな >>166
貧しいから衣服代浮かすのにネズミ姿がいいんじゃない? 服とかも雁で買ったら普通より高価だろうし巧でも貧農の楽俊には手が出ない気がする
子供の背丈くらいしかないから食費も浮くのかも >>162
卒業の為の単位が貰えなかったので
家族(嫁)の事を考慮して辞めると言った方が聞こえが良いから自主退学したんはず
こっちの大学とは違い非常に厳しいと言った事を伝えたかったんだと思う また自分がわからない事を自慢するネトウヨタイプが出てきたか
数百円で読めるんだしここで発狂する前に一読すればいいのに…他人に説明されないと何も行動できないのかよ 十二国スレでサンデルに興味がなくて非難される謂れはないだろう。 非難なんか一つもしてないでしょ
前提がわからない人との論議は無理だからお引取り願ったら癇癪起こしたのでは そもそも努力で全てが決まるとか言っちゃってる時点で、まともに読解できてるとは思えんわ
ラノベすらまともに読めないのにサンデルとか言い出すのはもうね
見てるこっちが恥ずかしくなるわ 十二国記スレで十二国記読んで出直して来いならわかるけど本の主意をかいつまんで説明するでもなく無関係の本読んで来いは草
誰もが165の読んでる本読んでるわけじゃないんだよ 絡まれたくなけりゃチラシ行けばいいのに 非難されるようなことをしてるからお引き取り願うというなら分からんでもないが、
非難してないならお引き取り願う理由など何もないな。
>他人に説明されないと何も行動できないのかよ
そしてこれが非難でないというならなんなのか。君の理屈は破綻している。
行動できないんじゃなくて興味のない本は読まないというだけのこと。 >>173
言っとくが165とは別人だぞ
こっちも端から議論なんぞする気もないし(もともと的外れで議論が成り立つとは思えん)
なんならレスする気もなかったがあんまり頓珍漢なこと言うのでレスしただけだ いきなりネトウヨとか持ち出して批判してないとな?
陰謀論に洗脳された人って自分の思考が飛んでることに気がつかないんだよね
いい実例を見た サンデルは知らんし読む気もないが
十二国記の努力すれば云々は根性論じゃなく「天」の存在による思考実験だと思うわ
つまり十二国では「天」の存在が一般人レベルでも明らかなので、
人々に「人事を尽くして天命を待てば報われる」という期待があるのはしばしば描かれてて、
だから、現実には期待が裏切られる話も多いが、総じて最後まで天を信じて努力する人や、それを奨めるような言動があるんだと思う
逆に黄昏~では李斎がその一般的な感覚から天に疑問を持つ過程も描かれていたし、
蓬莱出身の陽子の「天」への感情がシリーズ通して変化していくのも大事な一要素だよね 努力家すればできるなんて言ってる十二国キャラは誰もいないのでは
こちらの世界でも天は自ら助くる者を助くなんて言葉があるぐらいだし、状況変えたいならできる範囲での努力はした方がいい位のこと言ってるんだと思う
正論って言われたらそれまでだが、待ってても勝手に救われるわけじゃないし多少は自分で動く方が早い >>162
才能には入ると思うけど改める新ためるが出来るかってことだと思っています
それが出来ないと王として続かないし大学を中退することになるように思います
基本は道を知るなんでしょうけど >>180
>努力家すればできるなんて言ってる十二国キャラは誰もいないのでは
「そんなのは本人がどれだけ努力したかの問題だろう?神様に願ってどうするんだ。試験なら勉強すれば受かる。金なんてのは稼げば貯まる」
一応、コレ楽俊の発言ね
価値観の好き嫌いは別として(汗)
>>179
なるほど
あともう一つ引っ掛かるのが、十二国記世界はこちらの世界と比べても、各国での外交関係があまりにも少なく感じるということかな(鎖国してるのかって言いたくなるぐらい)
十二国の民の価値観が閉鎖的になりがちなのはそこも関係してるのかも そらまあ楽しく交流してるつもりでうっかり覿面にひっかかってスポンジにはなりたくないし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています