さて、出刃庖丁の販売に於ける ハネモノ とは何か?というと、不良品じゃないけど、売るにあたって客が嫌うもの、です
具体的には二つです
ひとつは、アイケと呼ぶ微細に鍛接不良
大きなモノは不良品だが、本当に微細なものは仕様の範囲内と区別し難い
でも、間違いなく客は嫌う、が、有名ブランドでも頻発するのがあって、判断が難しい
築地ナンチャラ とか

二つ目は、部分的に鋼が薄いのが見て分かるもの

これは、ほぼ気分の問題だが、使い込めば そうでもなくて、ハネモノとする場合がある

最大の問題である裏スキの精度は、良かろうが悪かろうが、ハネモノとは無関係

悪いのは、ただの仕様なので、文句を言っても仕方ない

土佐の片刃包丁は、だいたい悪い

有名ブランド以外は、だいたい切先近くの峰側の裏スキが砥石に当たらない

つまり、現物見ても、良し悪しは分からない

予算が潤沢ならば、堺の有名ブランドで間違いない

でも、6寸半で3万とか4万とかするんだよ

比較的安い白2でも