ミカサを見つけたとき始祖ユミルが胸に抱いた関心は、自分と同じ境遇に置かれたこの少女が
どのような選択をして報われない人生を乗り越えるか、だと思う
私は個人的にエレンはミカサに対して男女の愛は抱いてなかったと思ってる
そうじゃないと始祖ユミルがミカサに執着した理由がぼやける
エレンのミカサに対する愛情はあくまでも家族愛、他の104期と同じ仲間愛であって
男女の愛を向けた相手はヒストリアだと思う
エレンが道でアルミンに打ち明けた「10年以上は引きずっててほしい」の解釈だけど、
あれは男としての嫉妬ではなく、これから死にゆく自分をどうか忘れないでくれという本音だったんじゃないかなと
ミカサに対してはマフラーを捨ててくれとかっこいいことを言ってたエレンだけど
あのマフラーはミカサがエレンに向けた愛情のしるしだから、本音では嬉しかったんだよ
これから死と向き合うエレンにとってあのマフラー以上の安らぎはない