俺としては当時の農村に固有の農地や財産がどこまであったのかという疑問があるんだよなあ。
農作業なんて家どころか村ぐるみでやるものだ、水利や肥料に草むしりなど重労働であり農繁期に集中して作業する必要がある。
秀吉が検地して農民の農地と所有と納税が定められたがそれまでは個別ではなかった。当時は村連帯責任であるし逆に村の人間が何かされたら村ぐるみで報復したのが中世だ

こういう世界で「貧農」というのは存在するのだろうか、作業も土地も財産も村で共有される村社会において
貧農がいるのかなと。解死人など身分が低い存在もそりゃいただろうし、農民でも身分の上下はあるだろうが
ほぼ全員が農作業をはじめ多くの作業を共有すると思われる。
農業、漁業、林業、芝刈りから兵役に至るまでね。
農民であり場合によっては戦にも出るだけでは?
農作業をしつつ、有事は村充てで領主などに兵役や雑役をするような家柄ではなかろうか