戦国時代を舞台にした歴史小説第肆話

**人間七七四年** · 2012/10/16(火) 20:55:54.03

ブックオフの１００円コーナーで見つけた掘り出し物から、期待の新人の最新作まで幅広く語るスレ。
応仁の乱から大阪の陣ぐらいまでを舞台にしたおすすめの小説を熱く語ってみる。

前スレ
戦国時代を舞台にした歴史小説第参話
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1250760252/

**人間七七四年** · 2014/11/27(木) 21:20:28.86

＞長編は可もなく不可もなく
これは同意
短編は間違いなく面白い
長編だと微妙
でもページ数が多い大長編だと
かなり面白いと思う＞武田家滅亡、山河果てるとも

歴史小説の難点として
人の一生を描くのに300～400ページ足らｂｸでは全然尺が荘ｫりないことだｂﾈ。
ペーャW数の制限で、ｂｻの人の人生をｂﾈぞるだけの年封\ダイジェストｂﾝたいな小説に瑞ｬりがち

**人滑ﾔ七七四年** · 2014/11/28(金) 01:07:44.99

度々話題になってたが、北天蒼星の強烈な景虎age景勝sageのインパクトが強すぎるのではｗ＞伊東潤

**人間七七四年** · 2014/11/28(金) 03:13:51.30

伊東潤はどの作品も登場人物に人間的な魅力を感じないな
善人も悪人も勝者も敗者も紋切り型すぎてどうもね
作家としては真面目すぎる人なんだろうなって印象だわ

**人間七七四年** · 2014/11/28(金) 10:48:20.36

北条氏照は読む前にちょっと期待のハードルを上げ過ぎたかも

**人間七七四年** · 2014/11/28(金) 18:59:48.87

敵役の馬鹿化は嫌いだが悪人化は結構すき

**人間七七四年** · 2014/11/28(金) 21:22:41.84

それはある、けど魅力ある悪役に描かれてないとやっぱりつまらんのよなあ
ちょうど上で挙げられてたけど北天蒼星の景勝よりは近衛の三郎景虎の景勝のほうが好きだな
なお同じ近衛の書いた景勝主役の小説はいつものテンプレ近衛主人公と化していた模様

**人間七七四年** · 2014/11/28(金) 21:29:21.28

近衛も昔の小説や長編は面白いのに
最近のは資料に縛られすぎて説明だけでページ数足りなくなってるな

**人間七七四年** · 2014/11/28(金) 21:56:02.39

柘植久慶の「直江兼続」の景勝主従は悪人というよりシビアでドライだった
義とか愛とか綺麗ごと言わずに、ライバル（景虎）はサクッと排除

**人間七七四年** · 2014/11/30(日) 00:33:15.80

>>253
どっちも北条が絡まない作品か・・・
武田家滅亡は確かに良かった。文章はこなれていないが、史料に忠実な上で小説もうまい作家がでてきたと当時は期待したんだが・・・

**人間七七四年** · 2014/11/30(日) 17:26:03.49

＞シビアでドライだった義とか愛とか綺麗ごと言わずに

大河ドラマもそうだけど、
無理して主人公を善人化にしなくても
戦国武将なんだからシビアで非情な書き方でも良いと思うんだよな。

**人間七七四年** · 2014/12/01(月) 19:42:44.47

戦国武将もラブ&ピース

**人間七七四年** · 2014/12/02(火) 01:09:20.01

松永や宇喜田がラブ＆ピース言い出したらむしろ評価する

**人間七七四年** · 2014/12/03(水) 01:43:48.37

平和な世を作る為にあえて汚名を着る男たち

**人間七七四年** · 2014/12/03(水) 23:45:09.00

明智光秀、斎藤利三、稲葉一徹のどれかの興味深い小説教えてください。

**人間七七四年** · 2014/12/06(土) 11:48:44.61

うーん、今山本兼一の修羅走る関ヶ原読み始めてが大丈夫かこれ
６０ページほどまで面白いと感じさせる要素がひとつもない
やっぱ直木賞作家だから買ってみようみたいなんがダメだったか

**人間七七四年** · 2014/12/06(土) 16:30:15.09

>>266
古典的なら、国盗り物語（後半は明智光秀が主人公）

最近なら2013年山田風太郎賞候補になった明智光秀の定理
光秀はほぼ脇役だけど、新たな明智光秀物語の可能性を感じた。

**人間七七四年** · 2014/12/06(土) 16:41:50.29

今、読むなら「城砦」か。読んだけどあんまり覚えてないが

**人間七七四年** · 2014/12/06(土) 17:01:45.24

「とまどい関ヶ原」
多くの武将の短編集形式の方が関ヶ原の小説はいいのかもしれない。

**人間七七四年** · 2014/12/08(月) 10:52:57.39

>>267
もう読んじゃってからでは遅いのだがあの本ズルすぎだろ
安倍龍が読んだら、つまんなすぎてなんじゃこりゃ、
後半なって故人の生死感がどうたらで多分病気がつらかったんだろう
こんな事を故人と付き合いあった人にあとがきとして言い訳さしてしまう。
内容は蟹才蔵と明石全登が一騎打ちして宮本武蔵が勝負の邪魔するのとあとがきしか覚えてない

**人間七七四年** · 2014/12/08(月) 17:59:26.57

>>271
それって山本兼一が病気になってからの作品なの？

**人間七七四年** · 2014/12/09(火) 12:27:00.39

まず山本兼一は外人さんでしょ、日本名名乗ってただけで。直木賞取れたのも外人さんだから。
実力以上の名声得ちゃってボロが出ただけ。それに元来半島人と日本人はフィーリング合わない。

**人間七七四年** · 2014/12/09(火) 12:42:53.61

ネトウヨは息するように在日認定するなあ

**人間七七四年** · 2014/12/09(火) 18:47:38.10

利休に尋ねよのは原作はそこまであの国に媚びた話じゃない

**人間七七四年** · 2014/12/10(水) 01:00:46.06

あの国関連の話は飯時のうんこ話並にしたくない聞きたくないし
まして長々活字の小説で付き合いたくはないけど
秀吉の唐入りが絡むと出てこざるを得ないんだよなあ…

**名無しさん＠そうだ選挙に行こう** · 2014/12/13(土) 17:01:47.66

伊東潤の「叛鬼」は面白そうだけどどう？

**人間七七四年** · 2014/12/14(日) 22:32:29.14

割と伊東作品は好きだけど
「叛鬼」は伊東作品の中でも駄作だと思う
主人公の景春が言い人過ぎるというか理想家みたいに描かれてて

**人間七七四年** · 2014/12/14(日) 22:45:15.76

>>226 >>234
「冬を待つ城」読んだけど
自分は合わなかった

南部信直や蒲生氏郷は良い人物に書かれてるけど
その代わりに石田三成、津軽為信、浅野長政が割り食らってて
特に三成は未だにステレオタイプな人物像な書かれ方で何だかなって感じ

小説全般通して見える
「太古の昔から中央政権に抑圧される可哀想な奥州の民」みたいなイデオロギーも受け付けなかった

**人間七七四年** · 2014/12/15(月) 00:11:19.96

天を衝くでも冬を待つ城でも
どっちでも割食らってるなんて
可哀想な津軽さん･･･

**人間七七四年** · 2014/12/15(月) 15:47:55.97

天を衝くでは、それなりに活躍あるからマシな方かも
冬を待つ城では本人の登場が少なくって影が薄い上
裏で石田三成と結託して九戸家や南部家の倒そうと躍起になって九戸に敗れる
損な役回りだった。

**人間七七四年** · 2014/12/15(月) 21:18:41.85

未読だけどこのスレ読んでたら冬を待つ城って天を衝くを意識して書かれてるような気がしてきた

**人間七七四年** · 2014/12/16(火) 02:04:44.40

歴史小説じゃないんだけどクアトロ・ラガッツィて本読んだら
今更かよ言われそうだがもの凄くおもしろくて、
こうゆう本て何て言うの？歴史書？専門書？
とにかくそこらの伝記に毛が生えた歴史小説より物語としてはるかにおもしろかった

**人間七七四年** · 2014/12/16(火) 04:02:38.46

>>279 >>281
>>226だが、自分はあの為信は結構好きだけどな
“中央ＶＳ奥州”というだけでは、大上段に振りかぶったある意味ありがちな構図で終わってしまうところ、
そこに大義など知ったことかと言わんばかりに己の野心を追求する貪婪な為信という存在が含まれることによって物語に奥行きが出たと思う

あと>>281はネタバレでは

**人間七七四年** · 2014/12/16(火) 22:26:58.61

火坂雅志　『壮心の夢』（文春文庫）　収録短編

　「うずくまる」　荒木村重
　「桃源」　赤松広通（斎村政広）
　「おらんだ櫓」　亀井茲矩
　「抜擢」　木村吉清　
　「花は散るものを」　蒲生氏郷
　「幻の軍師」　神子田正治
　「男たちの渇き」　前野長康
　「冥府の花」　木下吉隆
　「武装商人」　今井宗久
　「盗っ人宗湛」　神屋宗湛
　「石鹸」　石田三成
　「おさかべ姫」　池田輝政
　「天神の裔」　菅道長
　「老将」　和久宗是

**人間七七四年** · 2014/12/16(火) 23:27:22.13

>>277
東国の初期戦国史ってテーマ的に面白そうだと思って読んでみたけど
自分ははっきり言って最後まで読みとおすのが苦行だった…
小説というより説明文とかあらすじをずっと読まされてる感じ
マイナーな登場人物だし時代背景もややこしいのはわかる
でもそれなら県史や自治体史を読んだ方がわかりやすいかも？って印象
なんというか小説としての魅力が感じられなかった

**人間七七四年** · 2014/12/17(水) 03:32:42.28

小説としての魅力って確かにあるよね。
>>283
歴史書とか言うんじゃないかな。
主観がふんだんに入りつつも小説ではない感じ？
書き手が面白いと登場人物が浮き上がって、小説っぽい魅力がでてくるのかも。

**人間七七四年** · 2014/12/17(水) 22:16:20.37

>>283
クアトロ・ラガッツィの著者・若桑みどりさんは
学者だけどすごく文章上手い人だから小説的な魅力を感じたんだと思う
クアトロ～はたぶん歴史学的には史料の扱いとか？なところも多いんだろうけど
著者の題材への愛があふれる名作になってるよね
若桑さんの本来の専門である西洋美術史の固めの研究書も
素人の読者が読んでも魅せる文章ですごく面白かった

**人間七七四年** · 2014/12/18(木) 17:41:00.05

メジャーな時代だと読者のほうで脳内補完できるけど
マイナーだといちいち説明してくれないと分かりづらい部分がある

**人間七七四年** · 2014/12/19(金) 10:35:31.82

徳永真一郎の「忍の人滝川一益」を読んでるんだけど、いまのところ半分まで
きた時点に過ぎないといっても本当に主役か？ってくらいに一益の出番が少ない

一次、二次の伊賀の乱をメインに描かれてるんだけど、主役って信雄なんじゃ？
って気がしてくる
というか伊賀の住人の名前が次から次へと羅列されてて、それも殆どが一般には
全く知ら（れて）ない名前ばかりという

**人間七七四年** · 2014/12/20(土) 02:07:18.78

徳永真一郎の著作って全然知らないけど、本来はどんな作風の人？

**人間七七四年** · 2014/12/20(土) 02:11:37.22

＞本来はどんな作風の人？
とにかく薄い
史実や逸話を淡々と小説風に記してるだけ
小説として面白さゼロ

**人間七七四年** · 2014/12/26(金) 04:44:13.50

上田秀人「孤闘」～立花宗茂～読了

島津以外の九州物がとにかく読みたくて読んだ

立花宗茂の英雄話かと思ったら、タイトル通りの孤闘
立ち位置に君臣人間関係に夫婦間にとここまで孤立する主人公も珍しい

斬新に感じたのは宗茂よりむしろ立花道雪で
忠義一辺倒で清廉潔白な頑固親父な従来の印象は無く
むしろ（宗茂視点では）権謀家で冷徹な男
ただ個人的にはこの位の方が恐れられる戦国武将だよな
と思ったのでこの辺りは意見が分かれる所かも
宗茂が養子に迎えられた理由に関しては道雪が英邁さに惚れこんで…な
かっこいい解釈より説得力はあるなあと思った

むしろギン千代と道雪の関係が衝撃的でそれはどうよ？なのだが
そこは結構肝になる部分なのでネタバレを避けておく

全体的に宗茂の心理描写を中心に描いているので
戦場や合戦、あるいは史実関連の描写などは割と淡白であり
そういうのが読みたい場合は向かないかもしれないが
お人好しな人間ばかりの大河とは反対の方向に
厳しいドラマ的な流れで個人的には面白かった

**人間七七四年** · 2014/12/26(金) 11:59:29.69

九州限定だと高橋直樹の大友二階崩れがぶっちぎりだな
読み始め数ページで滅びの匂いプンプン丸
中編３つ載っててやはり九州城井氏の滅び方も非常によい
だが上杉景勝の話が高橋特有の心の闇系にふりすぎてつまんないのが残念

**人間七七四年** · 2014/12/26(金) 19:50:43.74

>>293
志木沢版の宗茂小説を今更ながら読んで、
とてもよかったので、戦国ものに復帰したばかりだが、
上田氏の宗茂小説の評論自体は
ほとんど聞かなかったので参考になったわ

**人間七七四年** · 2014/12/27(土) 00:07:47.01

南北朝時代ですまんのだが、桜田晋也の「足利高氏」がかなり面白かった
終盤、新田義貞が越前に逃れて以降が思いっきり駆け足で、義貞戦死で
殆ど終わってしまうのが残念だけど、この時代の小説をほぼ知らなかったせいで
この時代をもっと読んでみたくなったな

**人間七七四年** · 2014/12/27(土) 03:47:13.55

>>151
「南海の翼」今日読了した記念
序盤のホームドラマ展開から、例の事件後の
真綿で締められるような怒涛の鬱展開に正直へこみますた
司馬の「夏草の賦」は途中でエピソードがぶっ飛んだり
登場人物が放置気味になったりして
かなり小説としてはとっかかりのない構成だったので
こちらの方が小説としては丁寧だと思ったけどね

**人間七七四年** · 2015/01/19(月) 22:37:12.96

>>296
遅レスだが南北朝ならやはり北方謙三の作品群だな

**人間七七四年** · 2015/01/20(火) 00:21:25.50

なんだかんだで北方南北朝は面白いよ

**人間七七四年** · 2015/01/24(土) 06:10:26.29

とは言えここは戦国時代板でスレタイは
『戦国時代を舞台にした歴史小説』なんだから
啓蒙活動もほどほどにな…

**人間七七四年** · 2015/01/31(土) 14:53:45.87

岩井三四二の三成の不思議なる条々読んだよ～
関ヶ原と三成を立場が異なる人々のそれぞれの視点から語ってもらうって話だね。
>>271と同じなのにこの面白さ、三四二にハズレなし
福島家の老臣と最終章がとても良かった
意味がちょっとわからないくらいに方言丸出しでも許したｗ

**人間七七四年** · 2015/01/31(土) 23:05:32.82

岩井三四二なあ
たしかにいい作品多いけどハズレなしとまでは思わんかな
霧の城は俺としてはどこかいまいちだったな

**人間七七四年** · 2015/02/11(水) 16:17:39.66

>>293
文庫本売ってたんで読んでみたわ
ラスボス九州攻め以前の話に
けっこう尺取ってあるんだなー
※以下ネタバレ注意※

宗茂(ＤＴ)道雪(ＤＴ)　この親子wwwwwwwww
斬新というか何というか…宗茂ファンはともかく
道雪ファンには鬼門以外の何物でもないなこの話ｗ

**人間七七四年** · 2015/02/12(木) 12:37:27.69

　　　 _, ._
　　　（・ω・）
　　　○=｛=｝〇,
　　　|:::::::::＼, ', ´
.ｗｗｗしｗ`（.＠）ｗｗｗｗｗｗ

**人間七七四年** · 2015/04/03(金) 12:02:34.00

森忠政が主人公の「名君の門」って読んだ人いない？
どうも文庫化されてない様ではあるんだけど、
主人公が珍しいんで気になる

**人間七七四年** · 2015/04/17(金) 16:24:18.10

>>305
読んだことあるけど
300ページほどしかないから内容薄いぞ

**人間七七四年** · 2015/04/18(土) 14:35:15.43

永岡慶之助の伊達政宗ってどうなの？

**人間七七四年** · 2015/04/18(土) 15:08:24.10

>>306
さんきゅ！

**人間七七四年** · 2015/04/18(土) 19:36:18.44

>>307
その手の学研とか人物文庫から
出版されてる本は

内容も薄いし話も古くさいから
暇潰しに読むぐらいで十分て感じで
内容に期待してはいけない

**人間七七四年** · 2015/04/20(月) 03:48:33.42

吉川永青『時限の幻』読了

蘆名の執権・金上盛備と伊達政宗の謀略・外交戦を中心に描いている話
直前に伊達政宗の話が出てるが確かに伊達物にはハズレが多い

理由は幾つか考えられるが一つには政宗の生涯が前半は国盗り戦国物で
後半は豊臣・徳川政権下の政治劇になってしまい作風が一貫できない事
もう一つは美化されまくりで信者化したファン以外にはきつい事が多い
この作品は前者を蘆名滅亡までに絞る事で、後者をどちらかと言えば
悪役の立場にする事でかなり回避している風に思う
伊達物と言っても主人公は蘆名側の金上盛備、故に政宗は必然的に敵になる

帯には天才同士の謀略外交戦、みたいな中学生大喜びの煽り文句があって
また最初から全部相手の思惑は読んでいた、なぜなら天才だから、な
作者贔屓と余裕ばっかの中二武将話かとげんなりさせられた

が、中身は老獪な狸親父同士がやられたらやり返す、はめられたら
互いに悔しがり逆手にとって活路を探す忍耐と腹芸の駆け引きで
いい意味で予想を裏切られ大層面白かった
無論歴史小説なので最終的な結末は分かってはいるが
蘆名盛隆の刃傷事件や伊達輝宗横死など真相の今一不明な
いくつかの史実にオリジナルの真相解釈を加える事で人間関係を
骨肉の物にしてあり、唖然としない程度に予想が出来ない
小説ならではな展開になっている

政宗や金上盛治が考え抜いた揚句の最前手が空回りし
味方の和が崩れしっぺ返しを食らい騙し騙されを繰り返している内に
中央ではどんどん情勢が逼迫していき、安定を求める蘆名側に有利になり
天下を目指す伊達に不利になっていくジリジリ感がいい

歴史なのでネタバレにはならないだろうが蘆名は滅びる
故に悲劇的ではあるが、蘆名伊達どの武将も精一杯生きている描写で
泥臭くも個人的には大変面白い話だった

蛇足だが、蘆名側から見た伊達の迷惑っぷりは
伊達側からみると美点（その逆も）なのが
しっかりなるほどなあと納得できる風に書かれていて
個人的には求めてた歴史小説の書かれ方でした

**人間七七四年** · 2015/04/20(月) 22:44:44.99

感想の大作か

**人間七七四年** · 2015/04/21(火) 10:46:46.92

>>309
亀だがありがとう
節約が捗るわ

**人間七七四年** · 2015/04/22(水) 11:00:10.75

>>312
文春文庫に出版された時代に読んだけどタイトル詐欺だったよ
あとなんかゴルフ接待とかの話をしていてﾜﾛﾀ覚えがある

amazonで低評価って言うのもわかるわ

**人間七七四年** · 2015/04/22(水) 13:52:06.54

人物文庫、学研M文庫、PHP

この三つの出版の地雷小説の多さは異常

**人間七七四年** · 2015/04/22(水) 22:54:54.48

永岡慶之助の「上杉謙信と直江兼続」を以前パラ見したけど、確か景勝とお船はスルーで
兼続が謙信の小姓になってて、直江家の家名を継ぐのは川中島の合戦の論功行賞のいざこざで
直江実綱が殺されたからになってた

**人間七七四年** · 2015/04/23(木) 14:34:56.51

浅田次郎北方謙三宮部みゆき
ここらへんの歴史小説も書く大物作家に
一回戦国時代を舞台に小説書いてほしい

**人間七七四年** · 2015/04/23(木) 15:03:11.65

ああ北方はいらんわ
何を書いてもいつの時代書いてもその時代の雰囲気も何もないし

**人間七七四年** · 2015/04/23(木) 16:04:04.60

PHPの森蘭丸は結構面白かったよ
ちゃんと夜伽シーンや信長と寝ただの寝ないだの小姓の嫉妬争いもあるし

**人間七七四年** · 2015/04/24(金) 15:01:58.45

　
お世話になります。
私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。
http://www.apamanshop.com/membersite/27009206/images/kamo.jpg
浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては
受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい
てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。
http://www.o-naniwa.com/index.html　事務員南野東条
http://www.o-naniwa.com/company/　岡田常路
このように現在まで６通のメールを送られたとのことですが、結果一度も
返信がないとう状況になっています。
http://www.apamanshop-hd.co.jp/　加茂正樹舟橋大介
http://s-at-e.net/scurl/nibn-apaman.html　大村浩次
私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております
ので実際に１１通のメールを頂戴しているか不明なところであります。
　
　・「宇宙戦艦ヤマト2199」　　　http://s-at-e.net/scurl/YAMATO2199.html
　・「蒼き鋼のアルペジオ」　　　http://s-at-e.net/scurl/ARPEGGIO.html
　
大阪府八尾市上之島町南４-１１クリスタル通り２番館203
に入居の引きこもりニートから長期にわたる執拗な嫌がらせを受けています。
この入居者かその家族、親類などについてご存知の方はお知らせ下さい。
hnps203@gmail.com
　
　〈 http://s-at-e.net/scurl/kenmou-post_id_28.html 〉
　〈 http://atsites.jp/sate/ImaLin/imaitsuwa/imaitsuwa.html 〉
　
■http://s-at-e.net/scurl/ia-Pos.html
■http://s-at-e.net/scurl/ia-0074.html

**人間七七四年** · 2015/04/26(日) 23:34:27.48

>>317
俺も北方はいらん

水滸伝でオリジナル主人公の贔屓の引き倒しを
大御所と言われる身分にもなって
…いや大御所だからこそ誰も注意できなかったのか臆面もなくやってのけた
挙句の果てにその主役で外伝まで…

あんな僕の考えたオリジナル武将が本家の人物を見下しながら
大活躍するドリーム小説を本家の中国人に存在を知られたら
恥ずかしくって死にたくなる、敢えて言う、北方は日本の恥

俺（北方）の考えた主人公に逆らう奴は無能・クズ・小悪党
主人公の味方やシンパは主人公程じゃないけど有能なイイ奴

…そんなメアリー・スー小説を戦国物でやられた日にはもうね…
偉くなるともう叱ってくれる人間がいないんだろうな

**人間七七四年** · 2015/04/27(月) 21:10:13.12

北方は三国志で引き出しの中身を使いきった感はあるな
あれ以降は何を書いても同じに見える

**人間七七四年** · 2015/04/27(月) 21:30:50.06

警察小説しか読んだことないけど
佐々木譲の歴史小説てどんな感じ?
戦国物も書いてたはず

**人間七七四年** · 2015/04/27(月) 21:44:45.78

>>322
天下城しか読んでないが、内容以前に単語の使い方などが戦国を意識したものと普通のものがごちゃ混ぜになってて書くのに苦労していた印象
内容的には戦国文化ネタの小説としては悪くない

**人間七七四年** · 2015/04/28(火) 17:53:59.36

【予約急募】
かさいみよ@5/27～5/30舞台
@clubCmiyo34
予約まだのやつ予約しろよ
https://ticket.corich.jp/apply/63338/006/
https://t.co/b2r7WmeGA2

**人間七七四年** · 2015/04/28(火) 21:13:56.41

>>322
戦国時代ではないけど「武揚伝」はなかなかよかった
それしか読んでないけど

**人間七七四年** · 2015/04/28(火) 21:28:24.35

よっぽどの有名所が書かないと
戦国小説は売れないだろうな。

その点北方が書けば売れるのだけは間違いないんだけどな

**人間七七四年** · 2015/04/29(水) 03:23:25.61

http://6928.teacup.com/kongonoyotei/bbs　（　閲覧パス　2034　）
秋にリーマン２で、５年内に世界中の都市部で大陥没現象で行政インフラ
完全停止、３ヶ月くらい。リアル北斗。空気感染型エボラの世界的大流行
バタバタ人が消えてゆく。でも頑張ろうぜ。

**人間七七四年** · 2015/05/01(金) 19:35:40.74

【予約急募】
かさいみよ@5/27～5/30舞台
http://ameblo.jp/miyo34buro/
@clubCmiyo34

予約まだのやつ、さっさと予約しろよ
https://ticket.corich.jp/apply/63338/006/
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第２回みよ×saya.
トークライブ「寄り道」6月6日(土)
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**人間七七四年** · 2015/05/23(土) 18:04:13.61

蒲原二郎の『真紅の人』ってどう？
けっこう考証にこだわる作家さんのようだけど。

**人間七七四年** · 2015/05/31(日) 19:03:47.30

マイナー武将を主人公にした作品って
「大事件の裏で密かに大活躍していた」
的な場面を無理やり作りすぎなのが多い

**人間七七四年** · 2015/05/31(日) 21:23:19.46

他の作家の手垢がついてない人物を書きたい
だが元々大した業績がないからこそ知名度が低かったわけで、それを中心にして物語を動かすには
手柄を作り上げなければならない

こうだね

**人間七七四年** · 2015/06/01(月) 07:33:51.44

というか、有名な人物や戦いと絡めないと話を盛り上げられないのは、作家の技量の無さだな。

**人間七七四年** · 2015/06/02(火) 12:20:49.82

じゃああれだ、一応ちっさい事件みたいなのに関わってる
程度のを中心人物にして事件そのものの重要性もはったり
かまして書けば良いんだな

**人間七七四年** · 2015/06/03(水) 21:26:58.52

そう思うと宮城谷先生は凄い
あんなマイナーな菅沼家で大作書けるんだもん

**人間七七四年** · 2015/06/06(土) 23:49:26.28

ドマイナーでも掘り下げれば面白い題材も多けりゃ
書きたい人書ける人もいくらでもいるだろう

出してくれる出版社が無い

自費出版で出せと言われるだろうし
実際そん位しか売れないだろうしな

「家康が最も恐れた武将」などと全米興行収入一位みたいな
提灯コピー書くにもある程度のネームバリューは必要だしな

**人間七七四年** · 2015/06/07(日) 01:43:54.23

風は山河よりは全五巻だけど
宮城谷クラスの大物作家じゃないと
マイナーな武将で出版社もこれだけの巻数書かせてくれないだろうね

**人間七七四年** · 2015/06/07(日) 11:21:07.86

風が吹いたら桶屋が儲かる
地方豪族が働けば天下が覆る

**人間七七四年** · 2015/07/03(金) 18:57:20.34

森長可の出てくる小説ってありますか？
名前は出てきても人となりが分かるほどは書かれてないものばかりで
普段は司馬とか伊東潤、三四二も読みます

**人間七七四年** · 2015/07/03(金) 23:54:40.44

PHPなら主人公の作品があったな

**人間七七四年** · 2015/07/15(水) 13:23:23.01

伊東潤を久しぶりに読んだけど（「城を噛ませた男」）
相変わらず北条に関係する人はとても高潔で他の人の扱いがひどすぎて
何も成長していない…と愕然とした
もうこの人一生こういうスタンスなんだろうな
後北条好きだけど、テンプレみたいな好きなものage他sageか持ち上げ要員が嫌いなので
やっぱこの人の北条の書き方は嫌いだわ　もう情報仕入れるだけの本にしとくわ

**人間七七四年** · 2015/07/15(水) 14:57:22.15

このスレで叩くせいで
最近伊東が戦国時代書かなくなったぞ

**人間七七四年** · 2015/07/15(水) 21:21:12.79

伊東潤の「王になろうとした男」の本、気に入ってるけどな
北条読まない自分としては問題なし

**人間七七四年** · 2015/07/15(水) 21:31:38.78

伊東は短編に専念するべき

**人間七七四年** · 2015/07/16(木) 17:11:36.37

>>338
森蘭丸～乱世を駆け抜けた青春～というのに長可も可成も出てくる
蘭丸の前では極めて普通の良い兄さんだよ
ただ内容はオリジナルの伊賀甲賀勢が絡んでたり、信長と蘭丸のメロドラマが主体だから人によっては引くかも
最後濡れ場もあり

**人間七七四年** · 2015/07/18(土) 13:25:53.50

加藤廣の明智左馬助の恋呼んでるけど、
この人信長のこと嫌いだよな。つーか、戦国歴史系の
小説家って何だかんだ言ってみんな信長のこと嫌いな気がする。

**人間七七四年** · 2015/07/18(土) 22:57:37.43

>>345
でも「信長の棺」書いてたりしますよね。読んだことないけど

**人間七七四年** · 2015/07/19(日) 16:06:40.29

明智で信長嫌いと言えば桜田晋也の｢叛将明智光秀｣
これでもかってくらい信長がゲスな性格にされてるし、後書きは勿論、本編で脱線させてまで信長批判してる始末w
ホモ、精神的に未熟、センスが無い、卑劣、sexシーンがグロい、弱い、惨め等々の表現で信長を扱き下ろしてます
話自体はかなり上手いから余計に笑える

**人間七七四年** · 2015/07/19(日) 21:32:51.80

そこまでいくと逆に読んでみたくなるｗ

**人間七七四年** · 2015/08/07(金) 18:51:05.67

戦国時代とは少し時代がずれてますがここの方々は詳しそうなので質問させてください
江戸時代、藩の経営や家中の権力闘争、取り潰しに対する悪戦苦闘の日々を綴った小説を探しています
史実、時代小説問いませんお願いします

**人間七七四年** · 2015/08/08(土) 00:07:01.57

池波正太郎「獅子」とか

**人間七七四年** · 2015/08/08(土) 10:21:25.02

>>350
ありがとうございます
いつか読もうと思いながらも太平記読んだあとそのままでした
早速予約しました

**人間七七四年** · 2015/08/17(月) 23:53:03.21

信長の小説って、本能寺で死ぬまでを書かれているのが多いと思うんですが、
秀吉は逆に、死ぬところまで書かれている本が少ないような？
津本陽の「夢のまた夢」は死ぬまで書かれてるそうですが、
秀吉は人生の途中までしか書かれないものなのでしょうか？

**人間七七四年** · 2015/08/18(火) 01:52:03.62

秀吉は出世物語がメインだからでしょう