俺もこれから出かけるから返事を待たずに書いちゃうか

このリンクから神奈川大学名誉教授の河野通明って人の
日本列島への稲作伝来の2段階・2系統説の提起ってタイトルのpdfがDLできる
https://kanagawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=14102&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

これ自体は論文じゃないけど、すでに発表されてるいろんな人の論文や著書の内容がまとめられてて
6ページ目の最後の方に、佐藤洋一郎『稲の日本史』(2002)の内容が書かれいる
そこにこうある
>DNA には何の遺伝情報も伝達しないのりしろのような部分が存在し、そこには
>TA が何回も何回もつながったようなランダムな配列があり、
>SSR の型(つまり繰り返し数の違い)を250品種の在来品種について調べると
>a からh までの八つの変形版が知られている。

>朝鮮半島にはaタイプが2/ 3を占めるがb タイプはない。
>他方日本の品種のほとんどはa またはb に限られている。
>それはなぜか。そのもっとも合理的な説明は水稲が日本に来るとき
>a とb の2タイプだけが来たというものである。
>またb タイプが朝鮮半島にだけなかった理由は、おそらくそれが中国で生まれ、
>朝鮮半島を経由せずに直接日本列島に来たからである。

というわけで、佐藤洋一郎氏が自分の著書で
日本と朝鮮半島では稲の遺伝子から違うと発表されている事は確定とみていいだろう