千葉県市原市立三和中学校の2年の男子生徒が同級生からいじめを受けて不登校になっている問題で、
同市教育委員会は31日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態として対処する必要がある」と判断し、調査を進めていることを明らかにした。
2月下旬までに結果をまとめる予定という。
市教委などによると、生徒は昨年9~11月、同級生から蹴る殴るといった暴行を受けるなどのいじめを繰り返し受けていた。
同12月2日から不登校になり、同20日には被害を訴える内容の手紙を市長宛てに送っていた。市は同23日、調査委員会を設置した。
小出譲治市長は、31日の記者会見で「いじめは許されることではなく、腹立たしい。教職員が生徒に寄り添って対応できなかったことに強い憤りを感じる」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230201-OYT1T50084/