小野不由美&十二国記 其の305
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>>199
ていうか、少なくとも巧のほうは
ぶっちゃけ作者のうっかりミスだろ 六太の前の延麒は王を選べずに死んじゃったけど、次の芳の麒麟もなんか同じ道を歩みそう
月渓が王になるパターンもあるかもだけど >>199
自分はペナルティというより巧の麒麟もあわせて天になにか異変が起こってる(起こった)と解釈したな
麒麟を殺すなんて史上初なわけないだろうし、ペナルティーがあるなら知れ渡ってると思う 麒麟を弑した例なんてそれなりにあるでしょ
その結果、なんらかのデメリットがあるのなら、
間違いなく覿面と同じように忌避されてると思うわ
全作品見渡しても特にそんな縛りはないし、
仮にあったとしたなら、斡由が六太を人質にとるなんてことはしないでしょう
民のためって大義が破綻するからな >>199
巧の麒麟が成ったままって、どこで出てたっけ? 麒麟を殺した例がそんなにあるとも思えんけどね
普通は畏怖の対象だし、次の王を選ばせた方が得という計算も働くだろう
天にとって覿面級の罪ではなくて
国の運気が傾く程度かも知らんし 麒麟の角を傷つけてこれで私が王!だの、鎖でふんじばってこれで俺が王!とか畏怖が行き渡っているとも思えないがね そいつらだって麒麟を利用したいわけで殺すのとは全然違うがな >>206
なにかだめなことすると運気傾くとかって公式設定なの?
天が覿面以外で罰を与えるとかいう場面が思い出せない >>204
そもそも弑された王なんていっぱいいるし、王を弑すためには基本的に王を守る麒麟を突破しなきゃいけない
守れと命令されなかった芳麟が例外まである
つまり王を弑すためにはまず麒麟を殺すのが基本でしょ でも芳ではもはや畏怖されてなかったから
王選ぶだけが仕事ならその後は生きてさえいりゃいいのに、わざわざ少なくない公費で世話係や護衛雇って身なり整えて様々な公務に出すのはそれだけ王の威儀や信頼性に関わるから
つまり駄目だと思われてる麒麟に次の王選ばせても王のメンツ丸潰れで無用な反乱が起きたり官に総スカン食らったりectでグダグダになる可能性が高い 峯麟は暗愚の王を2代続けて選んだから恨まれたからでしょ。
巧国の麒麟が捨身木になってて、蝕は予測出来ないから 泰麒探索の時にあんまり蓬山の崑崙 蓬莱への扉開け閉めなるべくしないでくれって玉葉様に言われたんじゃなかったっけ? 王がいる麒麟を殺すのは天的には正常。失道でも麒麟→王の順に死ぬから
芳の場合は王がすでにいない麒麟を殺したからアカンぜ
民が王なんていらん、って自分から宣言したも同然だから
月渓が次の王のはずだったのに自分で麒麟を殺したとかだったらすげぇー皮肉
>>205 暁の天で六太と陽子が蓬山に行った時の会話で生っているとあり
陽子の即位前後で塙麟は倒れているはずなので少なくとも1年は生りっぱなし
新しい麒麟は1年以内に生まれてくるのでこれはちょっと長すぎ
……まあ確かにただの設定ミスの気がするけど 選定プロセスのことを知ってるのは麒麟しかいないんだから峯麟から説得するしかないよ
その説明ができることは景麒で証明済み
親も墓もなくて刃物も握れなくたって口はあるんだからそのくらいすれば良い
それもせず次の王に迷惑かけて、場合によっちゃ失道まっしぐらかもしれないのに自分の要求ばかりって駄目に決まってる >>213
>王がすでにいない麒麟を殺したからアカンぜ
天からの罰則があるかどうかなんて書いてないと思うけど?
月渓が次の王だったら峯麟が跪くはずでしょ、もう王は死んでたんだから その辺ファジーなのは他の話でも語られてる所じゃない?
目の前で王が殺されて即座に次の王を指名する元気ないでしょ 天のシステムがうまく回ってないのかも?ってのは
天vs王だか、王vs麒麟だかをやろうとしてた名残かな
って思ってる
原作では書かないらしいし、誰か二次創作で書いてくれんかな
ifの物語としておいしくいただくんだが あ、次の麒麟がスムーズに生まれてこないのは
天のシステムのどこかに歪みが起きてるのかも派なので アレだ。ブッダの息子と同じく自力で産まれないように粘ってるのかもしれん >>217
嫌がる人多いけど、見たいよね。その展開 いま叩かれてるロウサンも、天システムを実験してみたい読者があの世界に転生した姿なんだよ
異世界人だから民がいくら死のうが気にしないしアセンを操ってゲームシステムの未解明の部分を試してる
そう考えるとなろうっぽい 十二国世界の国の制度を見ると、
基本的に官や民が結託すれば王に対抗できるよう作られているから、
その結果麒麟を倒したことが天の理に触れるとなると、理的にどうなんだろうな
そもそも前例があれば周知される程度にわかりやすいだろうし、
芳が別の天の理スイッチ踏んだか、
蝕や天の理自体に問題が発生したかのどれかなんじゃないか 黄海に王も麒麟もいないのに子供は生まれてくる実質13番目の国が出来ちゃってるからなぁ
天システム狂ってきてるのってこれも大きいのかなと思うんだけど、里木与えたのも天なんだよね
黄海の集落は天の実験みたいなもんなのか? >>222
芳は単に卵果が流されただけな気がするけどな 黄姑は砥尚より年上だったけど王に選ばれたのは後だった
砥尚が亡くなった日に王に選ばれたわけではない
麒麟が病んで他国に行ってたせいかもしれないけど >>224
それが一番妥当だとは思うんだが、
流されただけなら泰麒の一件もあるんだし、
黄昏の時についでに探させてもいいと思うんだよね すごーーーく久しぶりに来たんだけど、
ここでは白銀の玄管は誰だ選手権の優勝者は誰になった感じ?
自分は冬官長派です 琅燦だと思うけどなあ
泰麒の言葉がミスリードだとして、回収しないミスリードを放つ意味がわからない
それに琅燦じゃなかった場合、大罪人を勘違いで逃がしたことになる 自分も、やっぱり琅燦かな?いやでもな…の繰り返しをしてるんだよね
琅燦=玄管だと、耶利がじせんの存在を自分の目で見るまで知らなかったこととかちょこちょこ引っ掛かる
謎が多い冬官長に全てを託しちゃってるだけなのかもしれないけどね 琅燦=玄管だけど単純な構図じゃなくて、さらに一捻りあるんじゃないかと思ってる。
多重人格、影武者、偽物、叙述トリック、身代わりみたいなの。妖魔とかからめればかなりのインチキができるので。 登場人物にはルビをもっと降ってほしい栗とかどう読んでもクリじゃんかよ 驍宗処刑ショーでの位置関係で琅燦ではないってレスを見たうえで読み返したら確かにそうだなと納得した記憶が でもこの作者が、ミスリードなんてするかな
万里で達王に仕え鞘を作った人物が誰かも、図南で真君の正体もわかるようになってる
シキでも東京異聞でも、ちゃんと作中の謎に答えは出してる
それなのに、白銀に限って答えは放り出して意味のないミスリード投げっぱなしは釈然としない
もう作者的に答えは明示してると思う それに違うなら、ヤリが否定しなかった理由が分からないんだよね
違うならそう言えばいいし、言って困ることはなにもない
むしろ自分の主人がこの騒動に荷担していたと思われるのは本意じゃないだろうし、その部下の自分の立場も微妙になる
逆に当たっていたのなら、答えなかった理由も推察できる 耶利は主公との関係をオープンにしたくないのかなと思ってた
あくまでかけいの手勢として泰麒の下に紛れ込んだ体になってる状況は変わらないし
ほとんど描写のなかった春官長秋官長ですら名前が出てるのに、冬官長だけ名前がないのは怪しすぎる
黄朱ネットワークが戴の王宮の中にあって、その中でも高位にある人物(琅燦除く)となると冬官長が一番ありえそう
巌趙と耶利休の最後の会話にも何か深みを感じるし、戴王宮と黄朱の関係は謎が多いね >>237
先行配信された短編集の一話が普通に白銀本編に入れるべきじゃない?っていう話だったので、白銀自体が未完成だと思ってる
その意味で投げっぱなしというよりは書ききれなかったんだと受け取ってる 風の万里で六太が「延のまわりばっか荒れるのはおかしくね?」って話しているし
当初は神仙になった更夜が天からの指示なりを受けて妖魔を動かしていたとかそんな話にする気だったんじゃね?
ちょうど戴の「王はいるが国を治めていない」っていう状況は斡由の乱が成功した場合と合致するし
実際には本編で影も形もないからただの妄想になるんだけど >>240
初稿はもっと長かったらしいし
カットした部分を短編に直して纏めたのが次の新刊じゃないかと思ってた
…その割には続報がまったく出ないが 魔性とヒショ以外を順番に読み進めてきて今白銀2冊目途中なんだけどコレもしかしてこのままの調子で行く感じっすかね?
現状でも千回ぐらい土匪って文字見てるけど全然面白くないんだが >>244
月の影、風の万里同様後半つまり3巻から面白くなった。私の場合だけど
それと一二巻の伏線も三巻以降回収される 長いからどうしたって前半の2冊は導入伏線張りだからダレるのはしょうがないよねえ >>245
そんなー( ;∀;)
てか3と4も買ってるし読むんだけどねw
伏線とカタルシスそこそこ期待して読みますね >>249
伏線もカタルシスもあるけど無駄で無価値な伏線&伏線回収とかこれまでの作品になかったグダグダをお楽しみに! 白銀以外は何回も読んだけど白銀は好きなシーンだけ拾い読みだな
でもギョウソウが帰ってきてめでたいから良い 2巻まで読んで、1ヶ月間モヤモヤしてから3巻を読むと発売してすぐに読んだ人と同じ気分が味わえるかも 白銀は驍宗様がぬこを名付けるところのネーミングセンスで
わーいぎょうそうさまがかえってきたぞって感慨深いものがありました 自分も3,4巻は面白かったし、特に4巻の終盤はすごい疾走感だった
1回目読んだのは発売日だったから慌てて読んじゃったけど、少し経ってから2週目落ち着いて読んだら1週目より遥かに面白かった 驍宗様は縁起悪いネームカッコイイって思っちゃう年頃だから… 中二病驍宗様
麒麟ですら死者が住む山と同じ字の蒿里ってつけるぐらいだし
まあ実際わざと不吉な名前をつけて他の災から守るって習慣のあるところもあるし戴はそういう気風なのかもね >>256
驍宗様、厨二病になるにちょっと年取りすぎてるような >>259
褐色の肌、白銀の髪、紅眼
見た目は厨二病だぞ >>258
それは尚隆のセンスやろ
まあ驍宗のも戴の気風ってより驍宗のセンスか >>260
格好良いんだけどどっちも凶星の名前だから縁起悪いのは確か 高里君は驍宗様に黒と白の虎を刺繍したスカジャンをプレゼントしてあげるといいと思うの 最近流血女神伝なるものの存在を知り読み始めた
コミカライズ→原作の流れだけど
これもけっこう古いんだな
十二国記ほど複雑じゃないけどなかなかに楽しい
ただ、電子版値段の割にページ数少なすぎだわ 戦国時代ってペットに「とら」とか「たま」って名付けてたのかね?
小松はなんか昭和のセンスっぽいのだが >>262
帰泉←死ぬこと
鄷都←地獄
こんな名前(字?)の人もいるくらいだし、厨二病は戴の血脈かもよ 暖かい国より死にやすい風土だから敢えて不吉な名前付ける事が多いのかもね
そういうのは大抵幼名に留まるもんだけど大人になっても使い続ける事もあるだろう 死気はやがて生気に転じる。死者もやがて生者に還ろう…だからね
今更ながら図南の翼読んだけど黄海って妖魔が跋扈している場所を黄朱と一緒とは言え三年間仙籍無しで過ごした驍宗ってやっぱり化け物だわ、後巌趙も。しかもその後優秀そうな黄朱をヘッドハンティングとか >>268
悪いものに目を付けられないようにあえてひどい字を当てる風習もあるにはある まぁ子供の時だけで成長したら名前変えたりしたはずだけど 十二国記と羽生になんの関係が?
将棋かフィギュアか知らんけども それ言ったら秀吉の早世した息子は棄だしもう一人の息子秀頼の幼名は拾 >>266
とらはいたようだが虎の意味で使ってるから平仮名が妥当かはなんとも
枕草子に翁丸おきなまろという名前の狆が出てきたり猿退治で有名な犬は早太郎
かなが女性の文字だったころは女性が名付けたらひらがなだったのだろうか いやあるだろw
雌伏の兵の数は精鋭少数の巡礼の旅と重なって泣ける 蓬山の女仙の仙たる証ってどんなものなのだろう?
八つ裂きにするなんて物騒なことも言ったりしているけど
普段の彼女たちからは想像もつかない何かすごい技をもっていたりするのかしら? >>283
逆に凄技持ちの仙なんて居たっけ?
こっちで仙人って言うと超越した存在だろうけど
向こうでの仙は只の役人や兵長位でも仙だし
不老な只の人みたいな感じなのでは? 仙は不老で死ににくいってだけだろな。陽子だってヒンマン付けてないと大して強いわけでもないし。
ただ冬官や乙老師は呪付与した冬器作れるからな。女仙たちも蓬山所有の冬器で相手八つ裂きにできるかも。 男性いないから、力仕事も全部自分達でやる
たよやかに見えて、実は怪力の持ち主揃い
仙たる所以は王宮にいる仙と変わらないと思う 蓬山の崇山が女仙の修行の場みたいに書いてあったからそこで力をつけたりするのかな
禎衛がアニメで風みたいな覇気っぽいの出してなかった? 不老で頑丈、言語が通じるって特性は描写されてるが、
なんらかの術を用いる仙は作中で登場してはいないね
設定上では異世界の扉を開く凄まじい力を持った仙もいるみたいだが 千年修行すれば剣術も拳法も極め放題。仙人や官吏には高レベルな達人がゴロゴロしてる世界なんじゃないかと疑ってる。 蓬山の女仙は呉剛の門開けるんじゃないの
そこに放り込むぞという脅しかと思ってた 極めちゃうとなんか虚しくなって職を辞して寿命を迎えるんだろう 長生きしすぎて暇だから梨食って種投げ捨ててたら梨園が出来たんだ。 暇だからシュセイ集めて観劇してて、そこで歌舞伎が発生した 質問です
白銀の墟玄の月で作中よく"天意はまだ驍宗様の上にある"とあります。天意は天からの意思だけだと思っていましたが、驍宗が自分が奇跡的に生きながらえているのは何か不可思議な力が動いているようにみえる(手元に小説が無いので詳しくは忘れました)とありましたがこれと天意は全く関係無しでしょうか?
四巻のあらすじに天の加護とありましたけど天は基本的に人々を護ったりしないと思っていたのに気になりまして。 最初の十二国からずっと生き延びつづけている官吏とか一般人から成り上がった仙人とかいるのかもなぁ 王はすべてを巻き込む運気持ち的なこと言われてたからこれが加護と言えば加護なのでは 王たる者は一国の王をも巻き込む運の強さを持つけど、驍宗はそれを彼自身が引き寄せたものと思っていた(だからこそ自信に溢れていたし登極後の選択にも迷いがなく突っ走った)
しかし白銀で危機に陥った際に彼の身に起きた数々の不幸中の幸いは己の強運ではなく天の配剤すなわち天に生かされているからこそなのだと身を持って悟った
昇山の際の加護も王(鵬)が引き寄せるのではなく天が王(鵬)に与えるものだということなんだと思う 一国の運命を巻き込むほどの強運の持ち主でなければ
王にはなれないし、強運が去れば(強運体質で無くなれば)
王ではなくなる。
その強運を「天意」と認識しているような気がする
「天意はまだ驍宗様の上にある」は、
「驍宗様の強運体質は変わっていない」と同義ではないかと
天なんて存在しないこっちにも「運の良し悪し」の上位に
「天の恵み」とか「天は我らを見放した」みたいな表現があるし
自分の意思ではどうにもならない巡り合わせを自覚した時に
「神様っているんだ!」とか思う人もいる
驍宗は自分の強運(天意)を自覚する体験をしたってことでは? ああ、驍宗は自信家ではあるが同時に「王に成れなければ恥」って明言していたように傲慢さが描写されていたし
実際自分一人で何とかなるって過信して地下に放り込まれたわけだ
地下で自分を見つめなおす機会がなければ遠からず道を踏み外していただろうし
そういう意味では地下に放り込まれたのも天の配剤と言えなくもない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています