昨日の9時前の明日の予報で、NHKの平井が日本海に低気圧があるから全国的に南風になるとしていたのが気になった。
予想図の等圧線は少なくとも東北以南で西から東に横切る形だったからだ。
低気圧が日本海にあるときに、低気圧に吸い込まれるように南から北に向かう風になるという傾向は確かに実技の基礎知識だ。
しかしそれは、低気圧がそこにあるときは、等圧線が列島に対して縦断するような形になることが多いからという結果から来るものではないのだろうか?少なくとも等圧線が東西に伸びている状況では、風が南北方向に吹く必要条件を物理学的な点で満たしていないように思える。
それでも予報士が南風になると予報した以上は、等圧線以外になんらかの根拠があってそう予想したということになるはずなわけだが、こういう場合、一体等圧線以外にどういう根拠で予報士は風の向きを予想してるんだ?