>>826
らくらく突破を引用すれば

・高気圧や低気圧の水平スケールは2000km以上

・高気圧や低気圧の大気における運動速度のオーダー(桁)は、鉛直方向は数cm/s程度、水平方向には数m/s程度で

・一つの積乱雲の水平スケールは数km、鉛直スケールは5〜10km程度ですから、水平方向と鉛直方向の水平スケールは同等

・積乱雲内では数m/s以上の強い上昇流や下降流が存在

これらの記述を総合して考えれば、運動スケールの差が2オーダー分縮まったことにより、鉛直方向の運動速度がそれに反比例するように大きくなった、ということでしょう。
ここでもし水平方向の運動速度も数cm/sになっているといいなら、運動スケールが同等であるという記述に矛盾し、むしろ鉛直方向の運動速度の方が二桁も大きいということになってしまいます。