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1002コメント344KB
X68000に足りなかったもの
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
0001ナイコンさん
垢版 |
2022/02/22(火) 02:37:36.35
パターン定義用のSRAM
スプライトのサイズ
高品質なADPCM音源
0953ナイコンさん
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2022/04/27(水) 14:33:37.77
CPU性能が低い時代の策だからそう言いなさんな
ただ、そのせいでアーケードの移植マシンで終わってしまったのは事実
0954ナイコンさん
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2022/04/27(水) 16:55:57.85
X68000の性能を活かしたオリジナルソフトって何かある?
メガドライブやPCエンジンで不可能なやつ
0955ナイコンさん
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2022/04/27(水) 17:38:10.18
アクション系のエロゲかな
98でできない動きの
D.O.とか作ってたよ
0957ナイコンさん
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2022/04/27(水) 18:58:26.29
>>954
移植不可能なソフトって、高解像度必須のビジネスソフトぐらいでしょ。

ゲームはそのままでは無理でもアレンジすればどれでも行けるぐらいの性能差しかないし。
0958ナイコンさん
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2022/04/27(水) 19:00:18.38
>>952
あの時代はCPUだけでなくメモリも遅かったからスプライトがないと60フレームで滑らかに動くゲームが作れない
メモリが高速になって全フレームバッファ描画で60fps出せるようになるのはプレステやサターン時代になってからだ
つまり1994年だな
0959ナイコンさん
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2022/04/27(水) 19:25:21.95
○○可能だった!とか後知恵バイアス全開で語るアホにはうんざりだわ
0960ナイコンさん
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2022/04/27(水) 21:17:16.53
足りなかったものって後知恵で振り返ってるスレで言われても
0961ナイコンさん
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2022/04/27(水) 21:21:20.07
PCエンジンで存在意義が揺らぎ、メガドライブでトドメを刺されたって感じ
高いだけでアーケードの移植くらいしか取り柄がない
しかもコピー天国w
0963ナイコンさん
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2022/04/27(水) 22:57:39.12
TOWNS太郎が今更矛先反らしで他の機種を持ち出しても正体バレてんだよ
0964ナイコンさん
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2022/04/27(水) 23:35:31.25
PC-98相手に勝ち目がないと思い知らされて、昔ボロボロに負けてるのにTOWNS相手に喧嘩を売り始めるキチガイX68ユーザであったw
0965ナイコンさん
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2022/04/28(木) 00:34:02.58
>>963
TOWNSユーザー「('A`)ソーナンダーヨカッタネー」
0966ナイコンさん
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2022/04/28(木) 00:44:24.27
コピーは98の方が遥かに酷かった
当時サードウェーブが入ってたビルの近くのビルの一室で玲於奈を入れた98を3台ほど置いて
98のソフトを有料でコピーさせてた店があったけど、68でそんな店見た事無い
0967ナイコンさん
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2022/04/28(木) 05:51:52.87
という事にしたい、ピーコしまくっていた犯罪者X68ユーザーであったw
0968ナイコンさん
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2022/04/28(木) 06:51:32.22
うんkzのは疑似スプライトだからな
要するにゴミ
0969ナイコンさん
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2022/04/28(木) 08:00:23.18
横並び制限のあるスプライトってゴミだよな
0970ナイコンさん
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2022/04/28(木) 08:58:26.60
きょうもはってみる

庵野秀明 1960年 山口県宇部市生まれ。
大阪芸術大学在学中、同級生であった赤井孝美氏、山賀博之氏らとともに第20回日本SF大会(通称「DAICON3」)のオープニングアニメ制作に参加、
その後、テレビシリーズ『超時空要塞マクロス』('82)を皮切りにプロの世界に身を投じる。
宮崎駿監督「風の谷のナウシカ('84)、山賀博之監督『王立宇宙軍オネアミスの翼』('87)ではアニメーターとして世界最高水準の技量を発揮。


世界最高水準のアニメーター、そして先鋭的な演出家

庵野秀明氏は、その仕事が広く注目される映像作家である。庵野氏のキャリアは1981年に学生が中心となって主催した第2回日本SF大会「DAICON3」のオープニングアニメーションより始まった。
このアニメの打ち合わせの際、庵野氏が喫茶店でさらさらとパワードスーツを作画し、それをパラパラ動かしてみせたというエピソードは伝説となっている。
庵野氏、そして当時、庵野氏の同級生であった赤井孝美氏、山賀博之氏らが中心となって制作したアニメーションは喝采をもって迎えられ、その技量はプロの注目をも集めることとなった。
庵野氏はその後、アニメーターとしてプロの世界で活動するようになる。この時期はまた、日本においていわゆるオタク文化が産声を上げた時代でもあった。
80年代の中盤、庵野氏は河森正治監督『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』、宮崎駿監督『風の谷のナウシカ』などの作品に参加し、その技量を発揮する。『マクロス』で氏が描いたメカは、
そのカッコよさでファンの心をつかみ、「ナウシカ」では「巨神兵」の壮絶な作画で一躍プロの世界でも名を馳せた。1987年に公開された山賀博之監督の『王立宇宙軍オネアミスの翼』では、
貞本義行氏とともに作画監督を担当。庵野氏作画による物語のクライマックス、ロケットの発射場面は、日本のアニメーション史に残るシーンとなった。
この時期、庵野氏はメカの戦闘シーンや爆発を描くことにかけて、間違いなく世界最高のアニメーターだった。

文:堀田純司 ガイナックスインタビューズ p58より
0971ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 08:58:44.18
p60- 庵野秀明 


Q:2004年でガイナックスは設立20周年を迎えますが、この期間については長かったでしょうか。短かったでしょうか。

庵野:長いのでしょうけど、なにか短い感じがしますね。

Q:映像の世界に入ったきっかけは1981年に開催された日本SF大会、「DAICON3」のオープニングアニメを制作したこと、と考えてよいでしょうか。

庵野:結果的にはそうですね。それが、そもそものキッカケです。

Q:後の1987年に『王立宇宙軍オネアミスの翼』を監督することになる山賀博之さんは、DAICON3の当時、プロになるためのプレゼンテーションという前提でオープニングアニメを
制作していたという意識だったそうですが、それは庵野さんも同様でしたか。

庵野:それは山賀だけじゃないですかね。僕はあまりプロになろうとは考えていなかったし、プロという言葉にもあまりいいイメージがなかったし。趣味の延長でやっていて、それでご飯が食べられるのなら、
それでいいやというぐらいの感覚でした。

Q:絵を描くという技巧を持つ人の感性は、描けない人間にとって計り知れないところがあります。たとえば漫画家でも「この画を描くのを楽しみにしていた」「この画なら描いてみたい」という発言をするでしょう。
そうした楽しさが仕事の原動力なのでしょうか。

庵野:仕事になってしまうとそんなに楽しいという感覚はないですね。楽しさというより、面白さですね。
0972ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 08:59:52.58
Q:現代の日本の文化として「世界に誇る代表的なコンテンツ産業」などと語られることが多いですが。

庵野:それは世界において、日本がアニメを独占しているだけだと思います。週間ペースでアニメをこんなに量産できる方法論と余裕を持っている国は日本だけですから。
アメリカですら、もう難しくなってると思います。ほかにライバルがいなければ、世界に誇れるのは必定ではないかと。世間や官が、アニメをどれほど理解して真に評価しているかは、甚だ疑問が残りますね。
不況だとはいわれますけど、日本は物理的に時間的に経済的に豊かだから、アニメーションを今でもこんなに量産できるんだと思います。しかし、精神的には豊かだとはあまり思えない。
それよりも、民度が低いとか、見方が幼稚であるとか、トータルで子供っぽいですよね、この国は。それは当然、僕も含めてですけど。
東京の街の景観をチラッと見ても、この国の文化的なレベルはこれか、とわかりますね。最近の建築物には美意識なんてものはなく、ただ経済や物流の効率のみの、単一目的で街を造ってます。
この頃ようやく、景観や情緒を大事にしようという動きが世間に出てくるようになりましたけど、それはいいことだと思います。
もちろんこの国でつくられるすべての作品が、稚拙だというわけではありません。どれだけの確率かはわからないですけど、良いものもあると思います。僕が言っているのは一般論です。
99%、まあ言ってしまえばクズみたいなものがあって、その上で1%の良いものがあるというバランスで、文化は成り立っていると思いますから。それはアニメに限らず、すべてに言えると思います。
0973ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 09:00:16.79
けど残念ながら、その良いものを、自分の感性で感じて判断できる人があまりに少ないと思います。ちゃんと良いものを感じられる人に限って、あまり声に出さないんですね。
だから偏った言葉だけが、閉じた世界にはびこってしまう。僕もなにかその事態を糾弾しようとか考えているわけではないです。ただ「それを現実として認識しようよ」とは、思うんですよ。
この国の文化はあまりに貧しい。しかし誰もそれを言わずにごまかしているから、自分は口に出したほうがいいだろうと。言葉の演出上、挑発的にとられるだけかもしれませんが、
「これは常に誰かが言い続けてないといかんかなあ」と感じます。この国の文化の現状は実際にはこういうものなんだということを認識した上で、ものごとは進めたほうがいいと思いますから。
僕自身が少なくとも感覚的に理解できるのは戦後でしかないので、それ以前のことは知識でしかない。だから僕が言うのは戦後、もしくはこの数十年の状況についてなんですけど。
この国が育てているのはオタクであって、芸術家ではないという感じがしますね。この国に今あるのは芸術ではなく、オタク文化だと思います。オタクはものすごい勢いで量産されていると感じます。
しかしいわゆる芸術の人はそんなに今いないんじゃないですかね。なんか現代美術もオタク化していますし。マンガやアニメっぽい方向に流れつつある感じがします。
メインカルチャーというか主たるものがきちんと存在した上で、アニメみたいなものが共存共栄という形でサブとしてある、というのが本来の姿のような気がするんですよ。
今はメインのほうがパッタリとなくなって、みんなサプになってしまった。そのサブの中でもちょっと目立って大きめなアニメがものすごく肥大化して見えているのが、現状なんじゃないかと思います。
なにかアニメも、一昔前の経済的なバブルに似た状況にあると、今感じますね。アニメバブルですかね。

Q:庵野さん自身がメインになる、とは考えないわけでしょうか。

庵野:ええ。メインになるのは自分じゃないとは思いますよ。僕はその脇で好きなことをやりたいと思いますね。僕がやっているのはあくまでも観客に対するサービスの延長でしかないんです。
この仕事はサービス業ですから。
0974ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 09:01:14.85
Q:そもそもメインのものとは、どういうものなのでしょう。

庵野:メイン。なんだろう。どっしりとしてきちんと構えているようなものですよね。むしろそれがあるからみんなが安心して違うことができるような。
1960年代以降はカウンターカルチャーしかなかったと思うんですよ。なにかがあって、それに反発して、結局その反発したものに対するまた反発。この繰り返しでしかなかった。
今はその反発すべきものすらなくなっているので、創作行為はリサイクルとコピーコラージュみたいなものでしかなくなってしまった。今つくられているものはコピーペーストによるものだけですよね。
これはもうしようがないと思っていますけど。人ひとりが持っているポテンシャルがここまで低くなって、こんなに情報だけ増えた今では、コピーペーストぐらいしか出てこないんでしょうね。
いつかはこうした状況も、今の日本の社会的な状況も含めて、変わっていくとは思うんですけどね。
0975ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 09:02:19.24
Q:しかし不思議なもので、日本のものと寸分たがわぬオタク精神が、今、世界に広がっていますね。

庵野:オタクはもう万国共通だと感じます。ヨーロッパでも韓国でも台湾でも香港でもアメリカでも、オタクは本当に変わらないですね。これはすごいと思います。
オタクに対して非難めいたことを言っているようですけど、否定してるわけじゃないんですよ。単に「一歩ひいて見たらこうなんだ」ってことを自覚しようと言っているだけです。
自覚して現状を認識した上で、確信犯的にやっている分にはまったくいいと思うんですよ。ただ社会と断絶してまでのめり込むのは、いかがなものかと感じるだけで。
僕も社会に参加することの素晴らしさなんてわかりませんからね。だから「オタク的なものをやめてもっと社会的になろうよ」とまで呼びかける気はないんですよ。
ただ、世界にはほかに面白いものはたくさんあるし、拒絶することはないと思うだけです。
けど、オタク以外の人からオタクを非難されると腹が立ちますね。「うるさいバカ」と思います。なにもわかってないくせにと(笑)。実際わかってないような人が、本当にいっぱいいますからね。
そういう人たちにアレコレ言われるまでもなく、そんなことはわかってるんですよ。なにを言われても「今更」って感じがします。でもそういった批判はまだマシなほうで、完全に的外れな発言のほうが多いですけど。
理解しようともしていない人が偉そうにオタクについて語ってたりしていると、本当に頭が悪い人だなと思います。
0976ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 10:15:33.02
まんが映画は興味ないから正直どうでもいいわ
0978ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 12:10:21.87
意味も分からないし、どっちに対しての嫌がらせかも分からない
0979ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 13:19:29.99
どうみてもX68ユーザが、「X68のことを良く言わない=嘘をつかない」ことに腹を立てての長文コピペで嫌がらせしてるだけでしょ。
0980ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 13:29:47.73
自分のPCエンジン25000円はノーメンテナンスではいまだに故障せず元気だけど
X68はメンテしてないと腐ってるでしょ?50万円もするのに
0981ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 14:13:02.12
>>979
お前しかわからねーよアスペ
全文読んで解釈しようなんて一人もおらんから
0982ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 15:38:49.62
X68は高解像度モードの画面のピクセル数、低解像度モードの同時発色数以外はPC-98にぼろ負けしていると指摘され、反論()が封じられててからのスレ違いな書込みを連続する荒らしが無視されてからの長文コピペ荒らしだからな。
どう見てもX68ユーザがファビョってるのがまるわかりだよw
0983ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 17:29:12.31
初代機作って満足したのか力尽きちゃって、ACE以降は蛇足でしかない
改良すべき所は沢山あったのにな
0984ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 18:03:39.78
初代機は めちゃめちゃ輝いていた、
心踊る物があった。
0985ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 18:14:30.30
>>983
下手に改良するとturboZみたいなスペック詐欺が生まれるからな
0986ナイコンさん
垢版 |
2022/04/28(木) 19:55:59.20
最低限のCPUの高速化だけやってたPC-98は叩かれるのに、それすらサボったX68を叩けないわけがない。
0987ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 05:49:48.60
初代は8MHzで良かった
次のACEで16進数のA(=10)と掛けて10MHzで出せば良かった
0988ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 07:45:37.66
しょーもな
0989ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 08:04:08.04
モニタに3つも周波数が必要ってクソ仕様をさっさと改めるべきだったな
0990ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:23:26.67
きょうもはってみる

Q:庵野さんは学生時代に漫画を描いたこともあるそうですが、ひとりで作品をつくるのは結構つらいものでしょうか。

庵野:ひとりでつくるのが別につらいってことはないですけど......、面白くないんですよ。ひとりでつくったほうがストレスは絶対に少ないと思います。
けど、ただひとりでつくってそれで面白いモノがあがるかっていうと、僕は無理ですね。
僕ひとりの持つイメージってたいしたことないんですよ。僕がひとりでアニメをつくっても面白いモノになるとは思えないんです。
だから集団のほうがいい。ひとりよりはふたり、ふたりより3人のほうがいい。それだけ面白いモノになる確率が増えるんです。

Q:1983年に制作された『DAICONFILM版帰ってきたウルトラマン』では、制作終盤で監督の庵野さんが現場を離れ、そのあと赤井孝美さんが作品を仕上げたそうですね。
その際、赤井さんが完成させた作品を観て庵野さんは赤井さんに大感謝したと聞きますが、率直に言ってとても「いいな」と感じます。
作品がどうなろうと「自分がやったのでなければもう観たくもない」と感じるのも創作の世界では自然なことだと思いますし、そうしたこだわりもそれはそれでアリな気がしますが。

庵野:自分の至らなさから制作途中で監督を降ろされてしまって、その後の作業はすべて赤井君がやってくれました。完成まで持っていってもらえたのは、すべて彼のおかげです。
完成したフィルムを東京の上映会で初めて観たときは大泣きしてしまいました。ホント、感謝しています。あと、結果論ですけどあの作品では、編集と音は僕がやらないほうがよかったと感じます。
自分がやっていたらあれだけの作品にはなっていなかった。それもよかったと思います
0991ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:23:45.48
思いどおりにならないから実写は面白い

Q:アニメや漫画では一応、画面に現れるものすべてにイメージを持たなければなりませんが。

庵野:アニメや漫画はイメージの具現化が基本になってますので。頭の中にあるものをいかに形にするかですよね。そのための方法だし技術だと思います。
自分の思いどおりにつくるんだったらアニメをやったほうが絶対にいいですね。今の映像制作のシステムの中ではアニメがいちばんそれに適していると思います。ただ僕はそのシステムでずっと長くやってきたので、
今は思いどおりにならないもののほうがいいと感じるんですよ。「思惑とぜんぜん違う」という部分を「どうしよう」と考える過程を含めて、面白いですね。
0992ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:24:03.67
Q:しかし庵野さんの実写作品を拝見すると、「この人は現実に息づいている人間を映像として定着させる気はないんだ!」と感じるのですが......。
この印象が正しければ、相当役者さんの演技を制御しようとしているのではないかと考えていました。

庵野:役者さんの制御は、ほとんどしていないですよ。演技指導って嫌いなんですよね。しなきゃいけないときには仕方なくやりますけど。基本的にはその人のやりたいようにやってもらっています。
『ラブ&ポップ』では、特にそうでした。言葉は悪いですけど、放し飼いでしたね。女子高生をカメラの前に置いて、そこで自由にやってもらって、欲しいところだけ切り取って編集しました。
基本的には台本は無視していいと。「この言葉とこの言葉が入っていれば、後は自分の言い回しに変えていいよ」という方針でやってもらったんです。そのほうがよりリアルかなと。
それだと妙につくり込まなくて済みますからね。あの作品にいた4人の女の子は現役の女子高生ですから、その子たちがやっていることはすでに本物なんですよ。それで充分ですよね。
僕らみたいなおじさんが、余計な介入をしないほうがいいんじゃないかと。『ラブ&ポップ』では120時間以上、カメラを回しています。その中から必要なものを2時間弱、110分だけ選んで作品に入れているわけです。
その過程でどうしても監督の意図みたいなものは入ってきます。それに僕はどうもないものねだりというか、アニメをやっているときは生っぽいものに憧れて、実写をやっていると、
やっぱり生っぽいものを切り捨てようとしてしまいますよね。僕の生理的なものだと思うのですが、必要以上に生っぽいものはいらないと考えてしまうんです。
自分でも妙なんですけど。そういうところを特に感じれば「現実の人間を定着させる気はない」という感想も出てくるのだろうと思います。
『式日』では芝居そのものは、もう役者さんたちにおまかせしているんですけど、カメラだけはものすごくコントロールしています。
決められた場所にカメラを持っていってカメラ位置や画面の切り方とか実景とかにはこだわる。つまり絵にこだわる。そこはフェチっぽい感じがすると思いますが。
0993ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:24:25.23
実感を持ってものを考えられる範囲

Q:アニメから実写への移行は庵野さんの中では特に意識することではなく、ごく自然に行っていることなのですね。

庵野:アニメにしても実写にしても、僕から見れば現場が違うだけで、つくり方自体はそんなに違う感じはないんですよ。基本的にどちらも同じで、映画をつくっていて自分が気をつけることといえば、
客がどうやったら寝ないで済むかということだけです。それだけですね。お客さんが30分なら30分、2時間なら2時間の間に椅子が痛いなあと、どうやったら思わないだろうかとか、どうやったら寝ないだろうかとか。
フィルムをつくりながら考えてるのはそこです。
緩急とかそういうものですね。人間がひとつのことをやり続けることができるのは3分が限度らしいんです。だから5分間授業をして、その後5分休むという学校の授業サイクルが人間にはいちばん良くできているわけですよ。
人間の集中力はそうは続かない。だから始まって5分でこれぐらいの情報を提示して5分くらいでこんなもので、そろそろ飽きたかな、眠いかなというところで目の覚めるようなものを入れる。
それは編集の段階でも考えますけど。そうした作品の大きな流れにいちばん気を使うようにしています。
0994ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:24:45.96
Q:そうした発想は言語化して、誰かに伝えることができて、しかもそれをきちんとマスターした人は誰でも80点くらいまでは行けるというものなのでしょうか。

庵野:理屈ではやってないんですよ。理屈っぽくつくっているように見られがちですけど。根拠になるものはほとんど雰囲気とか気分とかそうしたあいまいなものですね。
自分の中で持っているそういった感じは大切にしようとしています。セリフにしてもカットのつながりにしても、「なんかこれ違うな」という違和感を外していくんですよ。
自分で見ていて、「ここでこういうものが来てほしい」という感覚的なものですね。
発想のとっかかりは、こういう画をやりたいとか、こういうシチュエーションを描いてみたいとか、そうしたヴィジュアルイメージであることが多いです。スタートはそんな他愛もないものですよ。
ただいちばん最初にやりたかったものって結果として、早々にどこかへ行ってしまうんです。「これいちばんやりたかったのに」というところも(笑)、シナリオとかの段階でどうしても入んなかったりして、
なぜか消えてなくなってますね。
結局、自分の好きなものってそんなに幅がないんで。結果として写っているものはたいてい似通ってきちゃいますよね。映画1本の中で、8割9割はやっぱり自分の好きなものを入れていると思います。
自分の好みじゃないものが写っても外しちゃうんですよね。ただ残りの1割2割、今回これが新たに好きになりましたとか、スタッフが好きなものを入れるようにしています。

Q:1割2割入れていこうとするのは結構大変な量ですね。

庵野:それくらいはあるかなと思うんです。ただそれは僕の感覚的なもので、お客さんから見れば一緒かもしれないですが。ここは今までと同じですけど、ここだけ違いますというものがどこかにないと、
つくっていて自分が面白くないんですよ。永遠に同じものをつくることができれば、それはそれでいいんですけど、どうもまだできないですね。そのうちにできるようになるかもしれないですけど、
今はそうはいかないですね。自分が飽きっぽいのもあるんでしょうね。あまり同じテイストでつくりたくはないです。
0995ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:25:06.84
Q:漫画でも描いてみたい1枚の絵や、キャラクターのイメージから作品全体を逆算して発想するというやり方はよくあるそうですが、その一方で、
「そもそも今なにを映像は訴えるべきか」というあたりから発想していく方法もあるかと思います。こうしたやり方を採ってみようと考えたりはするのでしょうか。

庵野:自分には無理ですよね。人間、できることとできないことがありますので、そういう方法論を採ることは可能なんですけど、自分にはそのやり方では面白いものをつくれないと思います。
そういうやり方でつくって出来上がったものがつまらなければ、あまり意味をなさない気がするんですよ。それは本末転倒であろうと。
僕の場合、社会の状況まで視野に入れてものを考えることはないです。社会の状況というよりも、自分が暮らしている環境ですね。日本の国政がどうとか、アメリカとイラクが戦争するとかっていう話は、
僕にとってはテレビや新聞とかインターネットを通してやってくるただの情報でしかない。それは僕がいる環境のかなり外側にあるものではあるんですけど、そこには僕の実感はまるで手が届かない。
そりゃあ140億光年の宇宙の果てよりは身近に感じますけど、感覚的にはそう変わらないですね。自分の環境とは、自分の手の届くところ、自分の見えるところ、自分が実感を持って理解できるところまでだと思いますが、
その環境の中で「こっちのほうがいい」とか、「こっちのほうが面白そうだ」とか判断しています。アンテナを広範囲に拡げれば、日本語文化圏全体までは実感を持って考えることができるでしょうが。
常に世界から間接的な影響は受けてはいますけど、自分の環境の外のことはもう、わからないです。
0996ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:25:22.75
Q:ゲームもプレイなさるのですか。

庵野:今はもうゲームはぜんぜんやってないですけど、以前「今はとにかく『ドラクエ』をやらなきゃだめだ」と友人らが言うので借りてやったんですよ。そうしたらさっぱりわからなくて、とにかく攻略本を見ながらプレイしました(笑)。
ゲーム中に無駄なことをするのが嫌いなんです。そこでストレスがたまるのが嫌でしたね。攻略本に載ってる「ラスボスを倒すには経験値がいくつ必要」というのをクリアして、しかもその2倍ぐらいまでいってないと、
ラスボスの前に行かなかったです。確実に殺せるというところまでいって、倒してました。で、何本かやると、なるほどこういうものがロールプレイングなんだってある程度わかったから、もうやらなくなりました。
0997ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:27:46.09
Q:ゲームはやったかいありましたか?

庵野:ゲームをやる人の気持ちが少しわかりました。あと、自分はこういうものはやらないんだっていうことがわかりました(笑)。「ちょっとゲームを好きになってみよう」という気持ちはあったんですけど、
自分の中であまり好きになれなかったです。ひとりで遊ぶゲームのシステムを楽しめなかったんですね。そんな自分でも、ハマったゲームは「スーパーロボット大戦」シリーズですね。
でもあれはゲームが好きというよりも、ゲーム制作者の気持ちに対する共感とか、登場するロボットそのもの、オリジナルの作品への思い入れとか、そういう部分で好きでしたから。
あとは麻雀ゲームくらいですね。ちょっとした時間つぶしにやってました。それももうぜんぜんやってないですけど。

Q:「スーパーロボット大戦」に「エヴァンゲリオン」を出すんだとおっしゃっていたそうですね。実現しましたが。

庵野:切望していたので、あれはうれしかったです。最近は仲間にいれてもらえなくて、寂しいです(悲)。
0998ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:28:23.88
Q:永井豪さんが『デビルマン』を執筆していらっしゃったとき、5分描いては横になって休み、5分描いては休みというのを繰り返すぐらいのテンションだったそうですが、『エヴァンゲリオン』でも、
やはりとんでもないテンションだったのではないでしょうか。

庵野:『エヴァ』のテレビシリーズでは、スケジュール的にも精神的にもどんどん余裕がなくなっていきました。そのうちにトリップしているというか、集団でイッちゃってるような感じになりましたね。
ああいう体験には、なかなかお目にかかれないです。ああいうギリギリで切羽詰まっている状態は、むしろ楽しかったですね。ものすごくハイになっていました。
ずっと脳内麻薬が延々と出っ放しになってたんじゃないでしょうかね、何ヵ月も。実際、そんな感じでした。
自分でも変なことしてるなと思いますね(笑)。スタッフも含めてそうでしたけど、「あのときはおかしなことやってるなぁ」と。たとえばアニメのキャラクターで、アイデンティティを確実に表現できる部分は、
キャラクターの持っている髪の形と色、それと声でしかないんですよ。第弐拾弐話でアスカの内面を映像化しているんですけど、現場にいた声優さん全員に、アスカの声を演じてもらった。
そして、その違う声のアスカを本来の宮村優子の声が否定しているという場面があるんです。やはりそういうのは、自分でもおかしいと思いますね。傍から見ると楽屋落ちにしか見えないと思います。
けど、当時はそういったマイナーなことまでやってました。自分のアニメの表現に対する疑問がかなり高まっていたんだと思います。セルアニメで人間の持つ生っぽさを表現できるのは結局、声というか音だけかと。

Q:庵野さん自身は、自分も体験してきたアニメ史に残る作品、「ヤマト」や「ガンダム」に「エヴァンゲリオン」は匹敵すると考えているのでしょうか?

庵野:いや、ぜんぜん。
0999ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:29:42.74
Q:評論家的な物言いはいかんとは思うのですが、なんだか日本の創作にはなにか良くない流れがある。しかしその一方でなにか新しいものが生まれるんじゃないかという感覚も感じます。

庵野:それは閉塞感というか、息の詰まった感じが延々と続いてきていますから、そろそろなにか出てきてほしいという願望が感じさせるものでしょう(笑)。
ただこれは変な感覚ですけど、世界というものは人のイメージがつくるものだとなんとなく思います。だから「変われ」という願いが満ちてくれば、変わるんじゃないかとは感じます。
でもそれも日本という狭い地域での感覚でしかないでしょうけど。この頃では、ディテール偏重とか、テクニック重視とかが蔓延して表層的な見方しか、制作者も観客もできなくなっていると思います。
互いに本質を必要としなくなってきてるんですね。自分の考えた世界、内向した世界観での安定した遊びでしか、快楽を感じられなくなってきていると思います。
その同じような快楽の中で一生を過ごしたいんですね。変化を求めないんですよ。
1000ナイコンさん
垢版 |
2022/04/29(金) 10:30:00.88
Q:その世界を変える作品を俺がつくる、と思うのはそれこそ野心ではないでしょうか。

庵野:自分がやれればそれはそれでいいんですけど、そこまでは考えないですね。もし仮にそうなったとしてもそれは結果、そうなったということでしかない。「あっ、俺だったのか」というそういう感じですよ。
どんなアニメにしても映画にしても売れないよりは売れたほうがいいし、お客さんが入らないよりは入ったほうがいい。それと同じように、変わらないよりは変わったほうがいいですけどね。
もう自分がやらなきゃいかんとなれば別ですけど、自分が真っ先にといったこだわりはあんまりないです。とは言いながらも、この現状は打破したいですね。それは常に、わずかでも。

|2003年3月、ガイナックスにて取材。
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