「かえでさん、頑張ってください! もう産まれます!」
「ハッ、ハッ、あ、赤ちゃん、大河くんの赤ちゃん…ううう…ぐ…ウウッ!!!!!」
オギャー、オギャー、オギャー!

「大河さんこっちです、マリアさんが産まれそうです!」
「は、はいっ! マリアさん、あとちょっとです! 頑張って!」
「ハッ、ハッ、大河さんの赤ちゃん、あとちょっとで…ううう…ぐ…ウウッ!!!!!」
オギャー、オギャー、オギャー!

「由里さん、どうですか!」
「ハッ、ハッ、大河さんの赤ちゃん、出てきたがってるのに出てこない、どうして…
 痛い、痛いっ、何とかしてっ!!」
「夫の方、緊急事態です、奥様の陰部を優しく愛撫してあげてください!」
「は、はいっ! 由里さん、舐めますよ、んっ」
「ああっ気持ちいい、痛みが和らいでく、もっと、もっとしてお願い…」
「気持ちいいですか、じゃ、もっと舐めますよ、んっ、んっ……」
「ハッ、ハッ、イ、イク、大河さん、私のお潮、飲んで、んんっ!(ぷしゅっ!)
「(ごくっ)由里さん、由里さんのお産のお潮、ちゃんと僕が飲みましたよ」
「ありがとう大河さん、一生の思い出にするわ。私、頑張れそう。お願いキスして」
「(ちゅ……)大丈夫ですか、由里さん。じゃ、僕が手を握ってますからね」

「(ぬかったわ……考えたわね、由里)」
「(出産プレイ、どうして思いつかなかったのかしら。くやしいわ……)」