この曲だけは絶対聞くべきという曲
まずフュージョンてなんなん?
どれから聴けばいいん?パットメセニーとか? ネットで無料で聴けるんだから、自分の耳で確かめて、好きなものから聴けばよい。
初心者向け、中級者向け、上級者向け……なんてものは存在しない。
その文章を書いているバカが、自分は超上級者だと思いたくて、そんなことを書いて悦に入っているだけの話。
自分の耳がすべて。 Bill Evans『Starfish & the Moon』(1997年)
E.Guitarも使っているんだけど、全体にフォーキーでアコースティックなムード。
パーカッションとコーラスの使い方が上手い。ビルのソロも良好。
コーラスはPMGの『スティル・ライフ』の二人。 アレンジはプロデューサーのJim Beardがやっている。作曲もJim Beardとの共作が出来が良い。
Bill Evansのレコードは全部こんな感じだと思うと失敗するよ。
かといってJim Beardのリーダー作、プロデュース作が、いつもこんな感じかというと、そうでもない。
『Starfish & the Moon』は唯一無比の作風になっている。 Bob James『はげ山の一夜 / One』(1974年)
フュージョン以前の呼称であるクロスオーバー時代の代表的作品。
ジャズと他のジャンルの何かをクロスオーバーさせるということですね。ジャズとラテン、ジャズとロック等々。
クラシック音楽とのクロスオーバーはEL&Pの『展覧会の絵』などがありましたが、
あっちはプログレッシブ・ロックで、ジャズ畑の人たちが演るとクロスオーバーになりました。
このジャズとクラシックのクロスオーバーはすぐに下火になりました。
結局、むかしから映画音楽でやっていたことを、楽器を変えて演っただけだったからです。
ホラー映画のサントラみたいで気持ちが悪いのです。 成功例もあるよ。Grover Washington, Jr.の"ヘンリー・パーセルの主題による愛の歌 / Love Song 1700"。
『All The King's Horses』(1972年)に収録されている。 面白いよ。全部を聴いたわけじゃないけど、自分がフュージョン(当時はクロスオーバー)を聴くようになったきっかけは、
Larry Coryell & The Eleventh House『At Montreux』(1978年)。
FM放送でほぼフル・アルバム流したんだけど、「かっこいい」と思った。
次の月のお小遣いを貰ってから、レコード屋に買いに行った。 おまい以前はジェフ・ベックの「ワイアード」がフュージョンを聴くようになった切っ掛けだったと言ってなかったか? 「フュージョン」を"つまらない音楽"の代名詞として使っている論者が多いよね。
一般にフュージョンに分類されているウェザー・リポートやPMGが"つまらない音楽"と勘違いされるのが嫌で、
「ウェザー・リポートやPMGはフュージョンじゃなくてジャズだ」という文脈や、
「ニュークリアスはフュージョンじゃなくてジャズ・ロックだ」という文脈で用いられる。
そんなにフュージョンの語義を狭く限定する必要はないと思う。 Lee Ritenour & Dave Grusin『Amparo』(2008年)
世界各地の古い民族音楽を紹介する好盤。
こういう学究的態度で編まれた傑作も「フュージョン」の括りで売るしかないというのが残念。
リスナー側の無教養を思い知らされる作品。 オリジナルはリトナーの"Echos"一曲だけなんだけど、他の曲に敗けていないよな。
この曲、好きだ。 「アルビノーニのアダージョ ト短調」が好きです。
珍しいイタリアン・バロック。 締めくくりは、ガブリエル・フォーレの「シシリエンヌ/ト短調」。
チェロとピアノのための曲を、ギターとピアノ用にアレンジ。
お見事です。 "クリスタルの恋人たち / Just the Two of Us"……Grover Washington Jr.
田植えが終わった後、足首にたくさんこびり付いた水草を一枚一枚はがしながら、
"Just the Two of Us"を聴いて、都会の気分にひたりました。 >>23の「都会の気分」のところを「アーバンな気分」と言い直させてください。
ちなみに、足首についた水草は、さっさと取り剥いでしまわないと、足首が痒くなります。 Part Of You / Eric Gale
E.ギターという楽器は、こういう風に弾いてもらいたいな。
ホールズワースのように弾いてはいけない。
音色・フレージングともに最高! >>23
地下足袋に付着した水草の乾いたのが大好きです。 ホールズワースよりもヘヴィメタのE.ギターは、もっと酷いよ。
ヘヴィメタ・バンドのE.ギター使用禁止を公約に掲げる政党があったら教えてくれ。
俺は、その政党に投票する。 >>17
「フュージョン」よりも「ジャズ・ロック」が好き……という言い方も同じだわな。
「ジャズ・ロック」は芸術性の高い優れた音楽。「フュージョン」は売上第一の糞……みたいな使われ方だね。 80年代のトロピカルフュージョンを聞くなら何の曲が良いですか?
親しみやすいポップな曲でお願いします
高中正義以外です 菊地雅章『Susto』の最後の曲"New Native"はすごい。 Michel Sardaby / Gail
ミッシェル・サルダビーの1975年の作品。
サルダビーのエレピとRichard Davisのベースが素晴らしい。
夢見心地。 『Larsen Feiten Band』(1980年)は人口に膾炙しているようだが、その前身グループ『Full Moon』(1972年)はあまり知られていないようだ。
Phillip Wilsonという上手いボーカルがいて(本職はドラムス)、『Larsen Feiten Band』などよりずっと聞き応えがありますよ。 難点があるとすれば、ニール・ラーセン作のインスト・ナンバーが、彼のソロ・アルバムそのまんまの感じで、
ボーカル曲との統一感がないことかな。
もっともインスト・ナンバーの出来はすこぶる佳くて、78年のソロ・アルバム『Jungle Fever』と比べても遜色はない。
ということは、ニール・ラーセンのソロが好きなファンにも『Full Moon』(1972年)はオススメということ。 >>29
ジャズ・ロック好きが使っている「貶し言葉としてのフュージョン」が、具体的にどういう音楽を指しているのかがよくわからないから、
文章じたいが空虚なんだよね。まさかマイルスの『オン・ザ・コーナー』じゃないでしょう?
ぼくちゃん、ジャズ・ロックを聴いている優れ耳だからね。フュージョンみたいなトウシロウ向けは聴かないからね。
ぼくちゃん偉いでしょう、エヘン。というような文章になっているんだわな。 ブームの中で量産された作品のなかには、便乗商品もあって、そういうのは確かにつまらないんだけど、
一般的な貶し言葉として「フュージョン」を使うべきではないと思うがね。
そういう人は、もちろんフュージョンのレコードを聴き込んだ経験なんてないだろうから、
ラジオでたまたまかかった量産フュージョンの一曲の印象で、「フュージョン」を貶し言葉として使っているんでしょう? ジャズ・ロックって売れない貧乏なミュージシャンが、仕方なくやっていた音楽という印象しかないんだが……。 おまいもジャズ・ロックを一般的なけなし言葉として使っているけどな >>35
>>36
『Jungle Fever』のドラムスがAndy Newmarkで、2nd『High Gear』のドラムスはSteve Gadd。
両者ともノリにノッテいた頃で、悪いわけがない。
どちらのアルバムでもMichael Breckerのテナーが聴けます。 当時マイケルのことを悪しざまに言う人が結構いたけど、
あまりの売れっ子だったので嫉妬していただけだと思います。 楽曲が長く生き残る秘訣は、リスナーが鼻歌で歌えるかどうかが鍵だな。
ザッパの「ブラックページ#2」や「天国への階段」のジミー・ペイジのギター・ソロは、鼻歌で歌えるだろう。 Steve Khan『Tightrope』(1977年)
Steve Khan『The Blue Man』(1978年)
フュージョン・ブームの中で、ブームから距離を置いたようなアルバムを発表しつづけていたスティーブ・カーン。
こういうアルバムは、時間が経過しても古臭さを感じさせない。 日野皓正『Taro's Mood』(1973年)
タイトル・チューンはフリーだけど、かっこいい。 あえて言ってみるけど、かっこいいフリー・ジャズを演っていたのは、日本人ジャズメンだけだよね。 >>44
ジミー・ペイジのギター・ソロの鼻歌
無理 ゴホゴホッ(||´ロ`)o~~・-v(▼、▼メ)フゥー