【馬援】宮城谷昌光を語ろう【新連載】十二巻
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主に「太公望」「重耳」「楽毅」「劉邦」「草原の風」「三国志」など
古代中国を舞台とする小説を描く氏の作品について語りましょう。 >>750
しかし其の後のとーっても下手くそな政治手腕を視るに、しょせん泡銭という厄介な代物を有難がる程度の知性なのだな、と。 でしょ
私もなんかオリキャラ多すぎて学生の頃少ないバイト代で買って損したなぁと思った新書だったわ あんまり古代すぎるのもなあ
更に過去の伊尹を扱った天空の舟も似たようなものだ 天空の舟はかなり面白かったよ
まあ歴史ものというよりファンタジーものを読んでる感覚に近かったが 話は変わるけど、もう馬援伝連載終了してたんだな
単行本が発売されるのはいつになるだろ 太公望はいないとか
子牙って後の君主の子の名前にしていて
初代が姜子牙ならそんな名前はつけないだろうって 范蠡はなあ、雇い主の勾践に引き摺られた面が強いとはいえ執った策謀が悍しさの一歩手前まで行ってるのがなあ…… 范蠡は湖底の城で主人公。
前半、伍子胥
後半、范蠡
の二人主人公。
というか、呉越物語。 あとがき読む限りもともと書きたかったのは范蠡
「孟嘗君」みたいなもんだな 男気のある白圭のエピソードを孟嘗君に当てるべきだったな
なぜ人々が孟嘗君に惹かれていったのか伝わらんわ 客志望者にはありがたいものを贈り、統治は前より豊かにするという良好ぶり。これで慕われない方がふしぎだけど。
むしろ信陵君と平原君の方が為政者としてどうだったのか、の方がよほど謎。インフラ整備にでも心血注いでたんか? 司馬遼太郎が認めた天才先生には古代だけじゃなく唐宋時代や明清時代も書いて欲しい
なんで極端に古代が多いんだ。資料が多くなると生活の道具とか法制度とかいちいち調べるのが面倒なんだろうか 時代が進むに連れつまらなくなる、と両者の意見は一致してる。実際はそんな生易しいものじゃないのは中国歴史本好きにとって常識。 >>767
単純な話、唐宋時代や明清時代は邦訳された史書が少ない
史書や資料を読み解くだけでも時間かかるのに自分で漢文を日本語に訳すだけでもさらに時間がかかるからな
それに対して中国古代は、史記・春秋左氏伝・戦国策・漢書・後漢書・三国志など邦訳されてる史書が豊富 ウチはもっと宋代の書籍を訳してほしい
三侠五義の続編の小五義と続小五義誰か翻訳して 小前亮の小説では不満と申すか
中公文庫で井上祐美子の桃花源奇譚も復刻されてるが そのへんはもう読んだので
万花楼演義(狄青演義)とか説呼伝を邦語で読みたいねん _____
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| ''"⌒'( i )'⌒"' | 仏夷瑟徳烏慮?。本国梵音也!
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i´ ̄ ̄`i l | 妖幻邪人が良民をたぶらかし、朝廷の憂となること、福建の明教が最も甚だしい。
秀才や官僚、軍人の中にもその教えを信奉する者がいるほどである。
その神は明使と呼ばれ、肉仏、骨仏、血仏などの称号もある。
その信者は白衣に黒い被りものをし、街の中に社を設けている。この邪教の神像は、印刷物として流布するものもある。 |\ /|
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. V V 元朝の支配も永久には続かなかった。
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八 、_,_, 八 1351年に白蓮教を紐帯とする農民反乱、紅巾の乱が起きる。
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. !! // // / \ \ 例えば江戸時代の戯作でも今読んで面白い(新田次郎とか吉川英治とか池波正太郎を読むくらいに)小説ってあるよね
でも残念ながら一般人が読む手段はない。明清の白話小説にも水滸伝には及ばないとしても池波正太郎くらいの小説はいっぱいあるんだろうな 陳王劉寵を書いてほしい
漢の皇族で王位についた者の中では一番頑張ったのに知名度低い人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%89%E5%AF%B5_(%E9%99%B3%E7%8E%8B)
自身に武勇があって黄巾党や袁術と争っただけでなく、娘婿の秦宜禄を通して
呂布や曹操とも関りがある結構面白いキャラ
黄巾賊 呂布 張飛
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劉寵==娘==秦宜禄==杜氏==曹操
魏? || ||
駱俊-駱統 秦朗 曹林・曹袞
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袁術 >>778
実に興味深いです
場所は違えど歴史は繰り返すんだなと >>782
秦宜禄も面白そうです 短編でも読みたい 管仲(下)読了、次は重耳
政治家の話は退屈だな
呂不韋に似てる気がした 秦宜禄って張飛(夏侯氏の娘との顛末を考慮するに、割と妻を大切にしたと思われ)に殺されたんじゃなかったっけ(頭痛 >>785
ちなみに貴方には「腹が減っては戦はできぬ」という、民主主義国家のだが有権者として至極当たり前に持ってなければならい知識を欠損してるとして思われます。
よう、洒落抜きで「般若心経などの写経に目覚めた人」とか落語に「虚無から有を産める可能性に気づいた人」たちの心理を勉強しちゃどうだい? >>778
「明」からして明王朝をつくった皇帝と同じ宗教ですかね スレ違いで申し訳ないんだが、「明」って字面は「光」と同じく「禿」に通じるものがないか?
朱元璋の頭を見ながら「日月よりも明らかなる大明王朝万歳(プッ」とか言ってみたいね >>789
そうらしいです
>>790
光にからっぽという意味があるから
カンというかコアンみたいな音を聞くとキレるから
同じか似た音の文字を使うな発音するなってことらしい 彼は怒りが頂点に達すると、普通の人間の様に周りが見えなくなるのではなく、かえって目が冴える、すなわち"心眼"が開くのです。 周囲に人が住んでいない荒野のような場所で、遮る木々などがなく太陽が真上に強く輝いている 今回は残念でしたが、今後また明らかになっていく事を期待します。 >>786
死に方はショボいですね。
内モンゴルに秦氏がいたのは不思議というか。燕の秦開と同族なのか、とか、、、歴史家は分かってるのかしら。 もちろん粥なりトンスイじみたものだよな? 麦は一度粉状にせんと栄養分吸収できんぞ。 断言はできないが、呉王を贈られる直前(関羽を破る前)ではまだ陸遜の発言力が低く、よって孫登は復権できていなかったが、関羽を破り荊州を手にすることで陸遜の地位が一気に向上すると、一緒に孫登の地位も向上し、復権を果たせたのではないだろうか。 何故かと考えると、まず彼が既に失寵していた徐夫人を母と慕い、同時に孫権が寵愛し正妻にと考えていた歩氏には敢えて礼に差を付けるという、若くして少々可愛げの無いことをするような子だったことがあるのではないだろうか。 呉の孫権が魏帝曹丕によって呉王に封建されたとき、孫権の長子孫登は列侯に封じられようとし、同時に孫権は孫登を魏へ入朝させようと思っていたらしい。
よくよく考えると、普通は皇帝でも王でも列侯でも、後継ぎ扱いされている子は父と別個に封建されることはないのが通例であるようなので(曹丕が好例)、この孫登への扱いは実は「彼を後継ぎと思っていない」という措置だということになる。 また魏王朝に向かうというのも、まあ普通に考えて危険が伴うし、簡単に戻ってこれない人質のようなものと思われるわけだから、これもまた「彼を後継ぎと思っていない」からこそ出てくる計画ではないだろうか。
つまり魏からしても孫権からしても、この段階では孫登は絶対的な後継ぎという風には見られておらず、むしろ「後継ぎ扱いではなく、分家して人質にしてもいいという存在」だったのではないか? 出身地の州牧や州刺史になれないから地元以外で勢力を持つというおかしさ
東京都出身者は東京都知事になれない
千葉県出身者は千葉県知事になれない 初、朝議以州郡相黨、人情比周、乃制婚姻之家及両州人士不得對相監臨。至是復有三互法、禁忌轉密、選用艱難。 >>808
それ呉の方が上なら強みになるけど、弱い方がやっても干渉される材料が増えるだけよ。
なんて言っても孫権に通じたかどうか。 ID:nFPB+V6L0
↑
他でもやってるマルチ狂人だよ そんこうが狂った説とかも
上手くやれば呉は滅ぼされずに結構もった気がするんだよな
南北朝でも南宋でも強大な北より南の方が滅びるの遅かったし 韓非子は、現実の暗さに目覚めよと説いて、偶然の幸運に頼る統治を甘美な幻想として退け、一貫して「必然の道」(『韓非子』顕学篇)を追い求めた。だが韓非子の鋭い理論も、実はその根柢に、明主と法術の士の出現といった偶然性に一切を託さんとする、大いなる幻想を宿していた。理想主義者の魂を現実主義者の仮面と衣装で演じ続けようとしたところに、韓非子の思想の、そして韓非子の人生そのものの悲劇が存在したのであり、彼もまた地上のあまりの暗さに耐え切れず、架空の幻夢の中に、己と世界を救済しようとしたのである。 まず、時代と国境を超えた一般的な刑罰の目的は以下の3つ。
犯罪者に応分の罰を与える。応報。
犯罪者ではなく、将来の犯罪を防ぐための予防・抑止。
犯罪者の更生・教育。 そして『韓非子』の刑罰の目的は2番目の予防・抑止が唯一でありそれ以外は存在しない 人口が多くなりすぎた中国において罪を犯した人間に確実に刑罰を実行することは無理なので、厳刑によって未来の犯罪の予防・抑止を期待する方法を採っている。だから賄賂に対する刑罰が死刑になるわけだ。これは現代でも変わらない。現代中国は「西側諸国」の法のシステムが違う 「性悪説」で大事なことは、「人間は生まれながらに邪悪な心を持っている」という論ではなく、「生まれたての赤子は欲望むき出しの行動をする」という意味。荀子の言う「悪」とは「人の性は、生まれながらにして利を好むこと有り」(『荀子』性悪篇)、つまり欲があることで、これを矯正せずに放置しておけば、他人に危害を加えることとなる、だから教育が必要だ、というのが「性悪説」の考えだ。 越王勾践(こうせん)は、国宝の亀を使った占いを恃(たの)みとして、呉と戦って敗退し、臥薪嘗胆の日々を送ることになる。以後亀などは棄ててしまって、法律を明確にし、人民の支持を得て呉に復讐を遂げた。(『韓非子』飾邪) 特筆すべき志も見当たらないから難しいんじゃないの。 生き残った県の経済状態も酷く、市で黄金1斤(1万銭)で豆5升としか代えられなかった。
現代風に訳すなら、180万円出して、豆を750g強しか買えないということ。
王莽政権末期で、太平時の約36倍に跳ね上がってた物価が 単純計算で今やその1000倍。
通常取引される1斛(15kg)分を買うのに、約3700万円。
当時の1人に必要な穀物量は1ヶ月3斛。もう市は崩壊してるに等しい。 l ̄| ̄∀l l ̄| ̄∀l l ̄| ̄∀l l ̄| ̄∀l
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( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・) 文武百官 勢ぞろい!
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〉ヽノノノ/ 〉ヽノノノ/ 〉ヽノノノ/ 〉ヽノノノ/ カイカーン体験
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/ニニニニ| /ニニニニ| /ニニニニ| /ニニニニ| 宮城谷先生も年を召されているからなあ、体力的に大作は難しいんじゃないか
諸葛亮も今年中に終わるんじゃないかってくらい早いしな 確かに最近の作品は割と短めのが多いな
三国志、呉越春秋とかなり長い作品を連載してた時期があったのと対照的だな 俺の感覚では呉越もとい湖底の城はつい最近の作品に入るw
三国志はさすがに一昔前だが
『湖底の城』や『公孫龍』など比較的最近も宮城谷作品中屈指の長編を書いておられるし
作品が短いのは体力的な問題というより題材に原因があるような気もする
大いに膨らませて書くほどその時代や人物に入れ込んでないんじゃ的な? 戦国時代とその前後の作品の長編率は異常
地味に日本史モノも長続きする ・ラノベみたいと評判の『太公望』
・『孟嘗君』もとい『白圭』
・架空戦記が大部分を占める『楽毅』
・呂不韋のイメージを裏切りまくる『奇貨居くべし』
先秦の長編は割りと冒険するよね 香乱記は主に劉邦と韓信に対して挑戦的だなw
ただ、作風的には普通な気がする
戦国期の宮城谷小説の流れを汲んでるというか 前漢名臣列伝は書かないのかなと思ってる
名臣の呼称に値する人間が少ないのかもしれんが 史記、漢書という史料があるから十分に列伝出せるだろうけど
宮城谷さんはまだ本格的な前漢(楚漢と短編除く)の小説書いてないからな
列伝先行はたぶん無いと思う 名臣列伝出すなら前漢より後漢かな
光武帝の名臣に偏った形になるけど 諸葛亮を日経ウェブ版で読んでるけどふりがな多すぎて文が頭に入ってこねえ…… 宮城谷氏の好みに合って、しかも長編の主人公たり得る前漢の人物って少ないよなあ
まず天寿を全うした人物が少ないイメージ
衛青、あとは霍光くらい?
曲学阿世の公孫弘を、大儒だからという理由で爽やかな風を吹かせる人物にするとも思えんし 董仲舒とかどうだろう
儒教を国教化することに貢献した人物 それこそ司馬遷を書いたら良いんじゃなかろうか
まあ長編は難しいかもしれんが 意外と大長編になるかもよ?
司馬遷没後、孫の楊惲が史記を世に認めさせて大勝利!(その孫が宣帝に殺されるのがアレだが…) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています