50代の読書/どんな本読んでる? Part5 2022年~
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マタ~~~リ、華やかに
50代板文芸部一同頑張りましょう。
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50代の読書/どんな本読んでる? Part4 2022年~
http://kizuna.2ch.net/test/read.cgi/cafe50/1644870366/ 阿川弘之 夜の波音
阿川さんの親父さんの本
女性が書くような文章だと思った。
こういう作品は最近の流行りではないが、景気のいい文章より味わい深い。 開高健 パニック
デビュー作 めちゃくちゃ面白かった。
処女作でこれだもん、三作目で芥川賞
すごすぎ。 開高健は青い月曜日っていう自伝小説みたいなやつが好き 岡留編集長なくなってたのか、合掌、ヘビースモーカーだったからな
噂真、二十代の初めまで熱心に読んでたな
当時は社会党とかに投票してたっけ、我ながらゾッとするわ 政治少年死す 大江健三郎
政治とカタルシス、オナニーの親和性
神話性か?
天皇!天皇 !と叫びながら
スペルマ出して最期の愉悦を感じ、果てるってwww
俺も自慰するとき身近な女の名前言いながら逝くけど、共感したわ。 金子みすゞ 名詩集
読み始めた。詩の単純な文章なのに時折深い内容のがあって感慨深い みんな本は買うの?
オレは断然図書館だなー
買ったら無理してでも読まないといけない気がするが
図書館なら面白い本だけ読めばいいし Kindleって昔買った物がいつまでも読めると思うな
って言った所だよな
購入じゃなく購読権が最低1年という感じかな
それなら借りたほうが安い 自分もKindle派だは
便利すぎてな、紙本読めんようになったわ へー50代でもそうなのかー
ネットオタクだけど、本は紙がいいなー
辻村深月にハマってるー kindleは字をでかくできるからいいよw
10年くらい使ってるけど読めなくなった本はないと思う
でも紙の本も読んでるよ Kindleって目に悪そうだからずっと紙だわ
スマホも出来るだけみない。
大江健三郎 飼育
初期作品は本当にどれも面白過ぎる。
黒人飼うって発想が。 スマホは目がシバシバするよね
Kindleはブルーライト出んし目に優しいよ
照明消して読めるからトロけるように寝落ちしてるは >>523
カラー表示対応してたっけ?kindle端末って 俺は完全な紙派
生活空間侵食されてる
老眼進んでるから追々オーディオブックに移行するかも
Kindleで買った本の読み上げってあるの? >>524
Kindleにカラー版ないんよ
まだ色付き電子ペーパーは色数少なくてめっちゃ高価 >>525
電子リーダーのKindle本体には読み上げ機能ないけどスマホの読み上げ機能は使えるよ
オーディオブック化されてない書籍をスマホで聴いてる人もいるようだけど、読み上げがぎこちなく感じるかも キンドルいうとサービスのキンドルなんだか端末なんだかがごっちゃになんのよな
iPadでキンドルアプリいれれば読み上げできたろ、確か
FHDだと見開きでマンガは厳しいが、それより上の解像度あるとまあ見れて便利 >>526
ありがと。
白黒オンリーって割り切ればkindle端末も割と使いこなせそうだわ 三つの宝、報恩記 芥川龍之介
中期の作品群は面白い。
よく考えられてる。
藪の中やおぎんもこの頃。 返却日間近でやっと読んだ
「鏡の国」岡崎琢磨
面白かったー
ただ何度も読み返さないと内容がよく分からないタイプだた 自分、図書館で本を借りれんのんよなー
汚すの心配だし雑に扱えんから疲れるんよ
うっかり破いたりなんだり考えてしまってな >>533
汚すって、泥の付いた手でページめくるわけでもないし、破れるくらい高速にめくるわけでもないし、気にしすぎだろ。
最悪弁償すればいいんだし。
逆に、潔癖すぎて他人の触った本とか気持ち悪いって人はたまにいるけどな。 破いたり汚したりしても黙って返却してくる人けっこういるのだと
指摘すると怒る人もいたり
足立区とかじゃなく杉並とか渋谷の図書館なんだと
日本はもう終わりだと図書館で働いてる人が言ってたな 装飾評伝 松本清張
うまい!実話みたいに書いてある、岸田劉生がモデルとか言われてやつだけど作者は明言していない。 吉行淳之介 娼婦の部屋
かっこいい文章だったなあ、悪く言えばキザか。風俗にしかいられない女と通ってしまう男の話。 井上光晴 の某
このワードを出すと変なのが寄ってくるので引き寄せないため、タイトルは書かない。出自が原因で結婚出来ないと思っている女とそうじゃないと否定はするが踏み込まない男。女は男を殺して自分も死のうとする、身籠った子供も一緒に。
なかなかにキツイ内容。 曽野綾子 海の見える芝生の上で
男女の微妙な立場や気持ちをスマートに書けるのが才能だわ。
これぞ女流作家と敬服するしかない、滑らかで会話するような文体。 福永武彦 飛ぶ男
不思議な小説だった、こういうの苦手だけど、好きな人もいると思う。安部公房や檸檬書いた人好きな人ならはまるかも。
病院に長く入院してた人ならではの、
現実には不自由だけど空想の翼を広げて進んでいくストーリー。 島尾敏雄 家の中
寒々しい夫婦関係の中、妻が発狂する。
死の棘の作者。 芥川龍之介 雛
みたい、みたいと願えば叶う。
今昔物語の結論を大胆に変えた龍という
有名な小説に似てる。初期は随分龍の小説の成功に悩まされたらしい。
これは書きためてあったものを中期に発表したもの。 最近、寝る前のTVとスマホを止めて読書に切り替えた。
一日30~50ページくらいしか進められないが良い習慣になってる。
いまは「三体」というSFを読んでる。 もっと手堅い資産運用でよかった
あれだけ真っ黒焦げで ● 恐ろしい日本の昭和史
『二・二六事件研究』
概要は理解しましたよ 庄野潤三 静物
これも家庭内の微妙な空気感を表す作品。
実際妻が自殺未遂してんだって。
元々他人だった夫婦同士一緒にいるのですら大変なのに、子供できたらもっと我慢してかないといけんからなあ。結婚してる奴らはよくやってると思う。俺には無理www 遠藤周作 四十歳の男
妻の従兄弟と不倫関係になり堕胎させた過去を持つ男が今自分の病気で入院しているというのが舞台。遠藤はカトリックだから中絶はご法度。 三浦朱門 傷だらけのパイプ
主人公は大学の教官、ろくでもない論文を
出した学生を落第させようとする。
今度は自分の息子がテストで悪い点をとってくる。妻には厳しく言ってくれと頼まれ、子供には許してくれと懇願される。
同じような状況が仕事場でも家庭でも繰り広げられる。人を許すことについて。 網走まで 志賀直哉
ごく初期の作品。電車で居合わせた二人の子供を抱えて悪戦苦闘する母親とそれを見守る作者。最後に途中下車する作者に葉書をポストに出してくれと頼まれる。読んでみたいと思う気持ちが沸いてくる。葉書の宛先は男と女へのものがあったがそのままポストへ放り込む。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています