ところでターボグリニャールは少量かつ官能基が怪しい場合優れた代替法だけど、エーテル中リチウムはエステルやアミドと強烈に配位するからか古典的製法の文献と再現性取れない事が多い気がする

安全で速いからと官能基許容でも何でもターボで作る、スキームに単にRMgXと書くのが目に付く(実験項見ればもちろん書いてる)

古典的な直接メタル化由来のものもRMgXと書きながら、強く着色したまま精製を行わずに使われてるのが現場の慣行なので、五十歩百歩だけど

>>639
アリル(ベンジル含む)は特殊だから気を付けるべきだね、調製も反応性も
ラジカルが安定だからSET中間体のRX- からの脱離も速くR.の寿命も長そう、+MgXとルイス錯体作る前にMgが一価.MgXに還元されてしまい、イオン的な駆動力のないまま中性ラジカルが非選択的に会合してホモるんだろうと勝手に思ってる
最近直接メタル化の界面シュミレーションの論文かなり出てる(けど読んでない)から間違ってたらごめん

古いJOCあたりにベンジルはかなりオルトと行ったり来たりしてて、条件によってはオルトで付加するという報告もあったはず
ベンジルもまあアリルではあるけど、少なくとも俺は競合する程とは予想してなかった
かなり汎用されるものだから、これが不明な副生成物で片付けられてるケースって多いんじゃないかね?

ペルフルオロアルキルArBrは反応性低いからとガン炊きするとホモるわ、ターボも怪しいで参った経験

メチルも特殊だけど周知このとだからいい