有機化学の本でいいの教えろください★2
>>4
お前が勝手に言ってるだけなので、教科書の話題は引き続きここで良い もろぴー有機化学は「こうやって理解してもいいが、厳密には正しくない」令和の井本稔。
矢野将文は明確に間違った反応機構をしたり顔で説くバカ。 【有機化学の一般的な教科書】
―――――――――――――――――――――――――――― 理系院生レベル
マーチ ・ケアリー ・大学院講義有機化学 ・Oxford Chemistry Primersシリーズ・ウォーレン
―――――――――――――――――――――――――――― 化学系学部生標準レベル(院試8-9割を狙う)
・ボルハルトショアー ・ジョーンズ ・パイン ・モリソンボイド
・ソロモン ・ブルース ・マクマリー ・ソレル ・ラウドン・クライン・ブラウン
―――――――――――――――――――――――――――― 一般理系大学生レベル(院試5-6割を狙う)
・奥山 ・マクマリー概説 ・ハート基礎有機化学 ・ウーレット有機化学
・ ブルース有機化学概論 ・ベーシック薬学教科書シリーズ
―――――――――――――――――――――――――――― 有機化学入門(院試3-4割を狙う)
・有機反応のしくみと考え方&有機人名反応 そのしくみとポイント (両方やれば一つ上のランクへ)
・工学のための有機化学 ・キーノート有機化学
・ビギナーズ有機化学 ・ベーシック有機化学
―――――――――――――――――――――――――――― >>7
これらの本は電子論ベース・官能基ソートの古典的スタイルなので、以下の軌道論ベースに書かれた本も並走して読むとよいのではないか。過去スレで既出の本を完全に主観でレベル分けした。加筆修正たのむ。
易→→やや易→→標準→→やや難→→難
■■■■■■□□□□□□□□□□□□ 電子の動きと分子軌道による有機化学反応の解釈/本吉谷二郎
■■■■■■■□□□□□□□□□□□ フロンティア軌道論で理解する有機化学/稲垣都士
□■■■■■■■□□□□□□□□□□ フロンティアオービタルによる新有機化学教程/山口
□□□■■■■■□□□□□□□□□□ 分子軌道法をどう理解するか/吉田政幸
□□■■■■■■■□□□□□□□□□ 分子軌道法を使うために 実験有機化学者のための解説/井本稔
□□□■■■■■■■□□□□□□□□ 有機反応軌道入門/藤本博
□□□□□■■■■■■□□□□□□□ 軌道対称性の保存 ウッドワード・ホフマン則/R.B.Woodward, R. Hoffmann
□□□□■■■■■■■■□□□□□□ 有機分子の分子軌道計算と活用/染川賢一
□□□□□□■■■■■■■■□□□□ 有機化学のための分子軌道法/M.J.S.Dewar
□□□□□□■■■■■■■■□□□□ 有機量子化学/藤本博
□□□□□□■■■■■■■■□□□□ フロンティア軌道法入門 有機化学への応用/フレミング
□□□□□□□■■■■■■■■■□□ フロンティア軌道法入門/福井謙一
□□□□□□□■■■■■■■■■□□ 有機反応と軌道概念/藤本博
□□□□□□□□□■■■■■■■□□ 化学反応と電子の軌道/福井謙一
□□□□□□□■■■■■■■■■□□ 有機反応と軌道概念/藤本博
□□□□□□■■■■■■■■■■■□ 分子軌道理論からみた有機化学反応/日本化学会
□□□□□□□□□□■■■■■■■■ 有機電子理論 主として分子軌道法による/長倉三郎 フレミングの上あたりに化学総説 (No.38)福井謙一とフロンティア軌道理論
山口の下あたりに分子軌道で見る有機反応 MOPAC演習
フロンティア軌道論で化学を考える は物理化学の本だけど軌道そのものになれるという意味ではおすすめ >>7
クライン困ったときの有機化学を入門に追加
この本は大学一年生が戸惑うところをよく解説しているので困る前、一番最初に読むべき
>>7にあるような標準的な教科書では、有機化学者にとっての常識=大学一年生が知らない事についての説明が不足している
2018年に改訂もされてよりお勧めになった >>8
何でフロンティア軌道法入門が2冊あるんだ?
難易度も違ってるし適当な評価やなw 2回読めって事だろ(ハナホジ
昔どこかの雑誌で福井謙一が連載してた絵でわかる量子化学がとてもわかり易くて役に立つのでコレもおすすめ
どこの雑誌だったかは覚えてないから探してくれ 有機化学の教科書に沿った流れで電子論を一切使わずに全て軌道論で説明するって本を一度読んでみたい気がするけどな
果たして教科書として成立できるものなのかな? >>11
やってもうた・・・。コピペで色々やってるうちに2冊になってしまった。適当な評価というのはその通りだがw
>>9で書いてくれたのも追加した。>>12はよく分からないので保留。
易→→やや易→→標準→→やや難→→難
■■■■■■□□□□□□□□□□□□ 電子の動きと分子軌道による有機化学反応の解釈/本吉谷二郎
■■■■■■■□□□□□□□□□□□ フロンティア軌道論で理解する有機化学/稲垣都士
□■■■■■■■□□□□□□□□□□ フロンティアオービタルによる新有機化学教程/山口
□□■■■■■■□□□□□□□□□□ 分子軌道で見る有機反応 MOPAC演習/田辺,堀
□□□■■■■■□□□□□□□□□□ 分子軌道法をどう理解するか/吉田政幸
□□■■■■■■■□□□□□□□□□ 分子軌道法を使うために 実験有機化学者のための解説/井本稔
□□□■■■■■■■□□□□□□□□ 有機反応軌道入門/藤本博
□□□□□■■■■■■□□□□□□□ 軌道対称性の保存 ウッドワード・ホフマン則/R.B.Woodward, R. Hoffmann
□□□□■■■■■■■■□□□□□□ 有機分子の分子軌道計算と活用/染川賢一
□□□□□□■■■■■■■■□□□□ 有機化学のための分子軌道法/M.J.S.Dewar
□□□□□□■■■■■■■■□□□□ 有機量子化学/藤本博
□□□□□□■■■■■■■■□□□□ 福井謙一とフロンティア軌道理論/化学総説No.38
□□□□□□■■■■■■■■□□□□ フロンティア軌道法入門 有機化学への応用/フレミング
□□□□□□□■■■■■■■■■□□ 有機反応と軌道概念/藤本博
□□□□□□□□□■■■■■■■□□ 化学反応と電子の軌道/福井謙一
□□□□□□□■■■■■■■■■□□ 有機反応と軌道概念/藤本博
□□□□□□■■■■■■■■■■■□ 分子軌道理論からみた有機化学反応/日本化学会
□□□□□□□□□□■■■■■■■■ 有機電子理論 主として分子軌道法による/長倉三郎 >>15
総じて古いし内容が定性的に過ぎるんだよな
若干新し目なのが1冊あるのは分かっている
ただこれだけ計算化学が進歩してるのにその内容を反映させないのは片手落ちだと言わざるを得ない
上に挙げた本でNBOについて触れてる本が一冊でもあるか? 電子論は定性的議論なのに軌道論には定量性を求めるのは酷じゃねーか?
NBOについて書かれた本が増えて欲しいというのは俺も思っているよ
ただWeinholdから20年って時間じゃ有機化学の再体系化には短いんだろう
フロンティアオービタルを積極的に用いた有機化学の教科書が福井謙一以後どれだけ経って出たのかを思えば仕方のないことなのかもしれない >>17
電子論が定性的なんだから軌道論も定性的であるべきと言ってる意味が分からない
別に全てを置き換えろと言ってるんじゃなくてそういう取り組みがあってもいいじゃないかと言っている
Weinholdのレビューからは30年以上は経っているな 皆が「誰かやってくれないかな」と思っているから一向に出てこない。 洋書でもそれなりのものが無いからしゃーないわな
Houkが少し前にちょっとしたやつを出してたけど
理論有機化学者にはもっと頑張ってもらいたい
これからの新しい化学を作るのはこの人達だと思ってるんで 超短パルスレーザとかのフェムト・アト秒化学と合流して再体系化できたら良いよね(自分で研究執筆する気はない) いわゆる「有機化学の教科書」みたいに全体を俯瞰するようなのはまだしも、有機反応論みたいに突っ込んだら議論が必要な分野でさえ電子論のままなのは何故なのだろう >>23
そりゃ基礎を電子論でやっちゃってるんだからそのまま電子論でやったほうがやりやすいに決まってるからだろ
論文だと一流誌はもはや計算しないと載せられなくなってきてるよ
矢印を使い続けている限りは理解は浅いままだな 反応については未だに古典物理学に立脚した議論をしてるのは何でなんだろうな?
電子論でオルトパラ配向性を一生懸命議論しようとしてるのを見てると笑えてきて仕方がないんだが プラスとマイナスは引き合うっていう古典電磁気学の一要素を原理にしてる 有機反応論の新展開 (現代化学増刊26)のように度々新しく変えていこうという取り組みはあるはずなのに、成書となる頃には何故か元の木阿弥 矢印は電子対の移動を示しているのだからルイス酸塩基理論だ、という考えてみれば当たり前の
ことを言っている教科書を見たことがない。 それはそのとおりの文言で書いていなくても別表現で何度となく言っているのよ electron pair donorとacceptorだから酸塩基反応に決まってんだろ。
酸塩基反応だからHSAB則の支配を受けるし、それ以外の膨大な酸塩基理論にもちゃんと基づく。 置換反応を酸塩基反応と捉えることに一体何のメリットがあるんだ? >>39
無いから教科書じゃ触れないんじゃないの?
ここではなんか本質を突いた指摘みたいに扱ってる人がいるけど 625あるケミストさん2020/03/12(木) 10:59:38.64
奥山格「有機反応機構 酸塩基からのアプローチ」東京化学同人 (2020) 184p
http://www.tkd-pbl.com/smp/book/b506641.html
化学反応の反応機構は酸・塩基の立場から統一的に説明できるという考えに基づいて著された入門書.反応がどう進むのかを秩序立てて理解し,自分で反応機構を予測・説明できるようになることをめざす.問題と解答付
どう?
626あるケミストさん2020/03/13(金) 11:09:28.22
矢印で電子対の移動を示すことは要するにルイス酸塩基反応である、と割り切ることは悪いことじゃない。
だけどそれだけできたところで一人前ではなく半人前ということを自覚すれば、
パズルのような反応機構を解いて満足するよりはずっといい。
↑この626は>>33だろ、何度も同じこと言わんでよろしい
それを知って何になると言っている奴もバカ 625あるケミストさん2020/03/12(木) 10:59:38.64
奥山格「有機反応機構 酸塩基からのアプローチ」東京化学同人 (2020) 184p
http://www.tkd-pbl.com/smp/book/b506641.html
化学反応の反応機構は酸・塩基の立場から統一的に説明できるという考えに基づいて著された入門書.反応がどう進むのかを秩序立てて理解し,自分で反応機構を予測・説明できるようになることをめざす.問題と解答付
どう?
626あるケミストさん2020/03/13(金) 11:09:28.22
矢印で電子対の移動を示すことは要するにルイス酸塩基反応である、と割り切ることは悪いことじゃない。
だけどそれだけできたところで一人前ではなく半人前ということを自覚すれば、
パズルのような反応機構を解いて満足するよりはずっといい。
↑この626は>>33だろ、何度も同じこと言わんでよろしい
それを知って何になると言っている奴もバカ >>41
代わり映えのしない同じ本ばかり書いてる人を引用して何がやりたいの?
バカなのかな?手が震えてるのか知らんが連投してるしw 目次を見る限り酸塩基の説明の後に速度論に関する章がないから不完全だと思うわ 結局酸塩基として扱うと反応の理解がどうし易くなるって言ってんだ? 理解しやすくはならないだろう
そもそもそんな主張は誰もしていないが >>51
だったら>>41は何のために手をプルプルさせながら2度もこんな書き込みをしたんだ? >>53
知らないのに何でそんな適当なこと言うの?それが理解出来ないんだけど >>53
ただ煽りたいだけだろう。相手にしない方が良い。 そもそも>>33の言っていること自体が意味不明
Mullikenの時代からIngorld式の電子論とLewisの酸塩基の関係性は指摘されてる
見たことがないって単に無知無学なだけだろう 自分の知ってることが世界の全てだと思いこんでるオジサンなんだから仕方が無いよ
無知を指摘されると人一倍発狂するしなw >>57
その言い方も可笑しなもんだな
Lewisの理論をRobinsonやIngoldが発展させたものが有機電子論なのだから
D:⤵Aと電子対を:で書くのが「Lewis式」であることに名残があるように電子対授受がLewis酸・塩基ベースなのは出自からして当たり前 オッサンが車輪の再発明して一人でご満悦ってことなのか まあその後は(Lewis) acid/baseが熱力学的性質、electrophile/nucleophileが反応速度論的性質に対して主に使われるようになったという差はあるけどねw >>61
むしろそういう認識でちゃんと使い分けたほうが良くねえか?
意味も無いのにやたらと統一的に使おうとする奴がいて気持ちが悪いわ ゴールドブックによれば
Lewis acidity is measured by relative equilibrium constants,
electrophilicity is measured by relative rate constants
だそうで、使い分けたほうがよい
electron acceptorは電子を受け入れ得る物質でこれをルイス酸と同義に扱うべきではないそうだが
electron-pair acceptorはルイス酸の同義語と書かれている
electron acceptorはラジカル含めて言っているからなのか熱力学・速度論に中立的な表現として使うべきだからなのかはよく分からない >>63
IUPACの定めた定義に従ってきちんと議論しようぜってことだな
意味の無い話に固執したところで何のメリットも無いってこった 改訂版だと売れないからタイトル変えてるんじゃない? もろぴー有機化学だけでいいよ
学部生は騙されてかさばる専門書なんて買うなよ 最近なんかもろぴー本人が色んなスレに書き込みしてない?
と見せかけて本人に偽装してもろぴーの評判を落とそうとしてる奴かもしれないけど いやガチでもろぴー有機化学だけでいいとまでは言わないが、もろぴー有機化学は復習目的に使うなら優秀だ
基本的な教科書を2周くらいしたらあとはもろぴー有機化学を流し見するだけでいい 基本的な教科書を2周してももろぴー有機化学の「どこがまずいか」がわかんなければ、
その教科書が不適切だw そんなものは研究者だけが分かればいい
就活したらおさらばするような者には不要なのだ 反応機構でもそうだが正しいルールを学んでいない奴こそ、企業に入って他大学でちゃんとした
教育を受けた上司や経験豊富な手練のスタッフから、真っ先にバカにされるよ。
中途半端な大学で適当に教えている連中が一番甘い。
1000本ノックの著者とかな。 会社じゃ反応機構なんかそんなにガッツリやらないよ
会社勤めしたことない奴にはそんなこと分からんだろうが 意図と言えば書いてないことも言ったことになるのはアカデミックでは常識なのか?w 研究者が理解できればいい就活でおさらばとか言ってる時点で企業の研究職勤めの話し出すのズレてるよな笑 >>78
72はそもそも社会人で有機化学からおさらばするなら〜って話をしてるんじゃないの?
知らんけど そんな奴はそもそも教科書読まなくていいんじゃね?
教員の配布した資料だけ見てればいいだろ pHを「ペーハー」と言った途端に勝負が終わるのが、会社というとこでもあるよね。 普通に言ってるけどな
世間知らずな発言が多過ぎだろ そういうのに無頓着なのは企業人に多い印象だけどな。学会発表とか見てると特に。 そのレベルの会社なんだろ。あるいは現場上がりの研究者か。
ペーハーって言うと「あ、こいつ、そういう教育受けてきたんだな」って思われる。
特に若い奴はスキを見せたらいけない。
ペーハーと言うことが正しくない、とわかっているかどうかが勝負を分けるのが会社。
その点大学の方がずっと甘い。 会社勤めしないとこんだけどうしようもない人間になりますってのを示してくれるいいサンプルじゃないか 自分が生きてきた狭い世界の出来事を普遍の真理が如く語る奴ってある意味貴重だろ
俺はそんな奴いらないけど 齋藤勝裕って最近本出してんのかな?
一時期は週一ぐらいで新刊出してたイメージがあるが
隠遁後に悠々自適で本書きながら余生を送るっていい人生だな >>91
うちの学科の教授複数人が、斉藤勝裕をボロクソに言ってたけどなんでなん?
あれを読んだおかげで授業で指定された教科書がよくわかるようになったんだが mol/Lをモーラーとか呼んでもバカにされそうな職場やな molar concentrationの略だから。
国際的にも通用する。 モル濃度という言い方自体どうなんだという議論もあるよね 分子論からみる有機化学、良い本だね
○○相互作用の本質を簡単に述べていてわかりやすい
交換反発おじさんもこの本なら満足だろう