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ノーベル化学賞 2013
0200あるケミストさん
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2019/12/29(日) 18:20:52.47
リチウムイオン電池「旭化成よりも早くやりました」 ノーベル賞逃した元ソニー技術者は訴える
https://mainichi.jp/articles/20191228/k00/00m/040/043000c

元ソニー上席常務の西美緒(よしお)さん(78)が記者会見を開き、不満をあらわにした。

「もう少しきちんと詳しく歴史的な部分を調べてもらえたら、もっとよかった。同じようなことをやっていて、
旭化成が一番乗りという認識がどこからきたのか、というのがピンとこない」
「今回のノーベル賞からはソニーが一番乗りではないというような印象を持たれたと思う」

西さんは現在、コンサルティング会社で企業に対して電池の開発を中心とした技術や商品開発の助言をしている。
慶応大理工学部で客員教授も務める。

ソニーは1991年、炭素素材であるコークスを負極として世界で初めてリチウムイオン電池を市場へ送り出した。
その翌年には、より容量が大きく劣化しにくい電池を本格的に量産し始めた。
その中心にいたのが西さんだった。
一方、吉野さんの旭化成が製品の生産を始めたのは、ソニーより後の93年だ。

西さんによると、ソニーがリチウムイオン電池の開発に乗り出したのは80年代で、
当時の盛田昭夫会長の意向だった。

当時ソニーは、ポータブル型のビデオやオーディオを販売していく最中で、
盛田さんは「使い捨て電池ではもったいないから、充電できる全く新しい電池を作ろう」と言ったという。

西さんはソニー入社後、燃料電池の仕事を8年、
その後は音響機器に使う振動板やカートリッジなどの材料開発に12年ほど携わった。
86年、西さんは「電池の経験もあり、材料のこともよく知っている」として、
横浜市にあった中央研究所の電池開発部門の課長に任命された。

リチウムは金属として最も軽い元素だ。このためうまく活用できれば、
エネルギー密度が高く、小型で軽い電池が作れると期待できた。
0201あるケミストさん
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2019/12/29(日) 18:21:25.75
その一方、原子から電子が取れて電気を帯びる「イオン」になりやすい傾向が強いため、
化学反応を起こしやすい。この点は電池の材料としては欠点になる。

盛田さんにリチウムイオン電池の話を持ちかけられた西さんは「リチウムは燃えるから非常に危ない。
それをやってもいいのですか」と尋ねた。
すると、盛田さんは「砂糖だって食べ過ぎたら体に悪いだろ。だけど誰も砂糖を禁止しないじゃないか。
それと同じことでリチウムだって正しく使えば危なくないから、きちんとそういった物を開発しなさい」と言ったという。

西さんは「盛田さんはユニークな考え方を持っていて、それに育てられて幸せだった」と振り返る。
0202あるケミストさん
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2019/12/30(月) 17:50:59.88
>>194
で韓国人がやった凄いことてなにさ
やっと韓国がノーベル化学賞がもらえるということ?
0205あるケミストさん
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2020/09/03(木) 08:23:19.02
そろそろこの板の出番
0206あるケミストさん
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2020/09/03(木) 15:21:51.19
今年は誰やろね
パーティーとかないんやろ
0208あるケミストさん
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2020/09/11(金) 23:22:55.88
共産党は許さない

石川県もだ
0209あるケミストさん
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2020/09/22(火) 21:30:46.08
今年は東大の小林修先生でしょう。
有機合成化学という概念を生み出した天才だ。
0212あるケミストさん
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2020/10/03(土) 11:21:26.91
アメリカ合衆国
韓国系アメリカ人210万人ーーーノーベル賞受賞者0
中国系アメリカ人500万人ーーーノーベル賞受賞者5人
日系アメリカ人110万人ーーーーノーベル賞受賞者3人※ 

イギリス
 日系イギリス人3万8千人ーーーーーノーベル賞受賞者1人 2017年

日本
 韓国系日本人37万6千人(2018)ーーーノーベル賞受賞者0
 在日韓国人45万人・朝鮮人3万人ーーーノーベル賞受賞者0

※チャールズ・ジョン・ペダーセン(Charles John Pedersen、1904年10月3日 - 1989年 10月26日)は、
アメリカ合衆国の化学者,ノーベル賞受賞者。父はノルウェー人のブレーデ・ペーデシェン( Brede Pedersen)で、
母は朝鮮で豆や蚕の貿易に携わっていた福岡県出身の日本人 一家の娘・安井タキノ。
自身も日本名として良男(よしお)という名を持っていた。韓国釜山生まれ。

2019
ノーベル賞 日本27 台湾1(李遠哲)
ウルフ賞 日本9(美術1、化学1、数学3、医学3、物理1)
フィールズ賞 日本3 ベトナム1(ゴ・バオ・チャウ)
チャンドラセカール賞(プラズマ物理学) 日本2 台湾1
ポアンカレ賞(数理物理学) 日本1 台湾1
アルバート・ラスカー基礎医学研究賞 日本6 台湾1
ガードナー国際賞(医学) 日本12
アーサー・C・コープ賞(有機化学) 日本2 台湾1
グレゴリー・アミノフ賞(結晶学) 日本1 台湾1
アーサー・L・デイ賞(地球物理学) 日本1 台湾1

※韓国はアメリカ在住韓国人含めて全てゼロ。
0213あるケミストさん
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2020/10/03(土) 16:27:02.72
韓国のことなんか見なくてもいいよ
日本が目指すのはそっちじゃないから
格下眺めたってどうしようもない
0214あるケミストさん
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2020/10/03(土) 17:55:42.16
格下を批判して精神安定を図らなきゃならん程には日本は堕ちぶれてる
0217あるケミストさん
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2020/10/07(水) 09:12:37.80
藤嶋昭は日本学術会議のメンバーだからノーベル賞は無い。
0218あるケミストさん
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2020/10/07(水) 10:43:03.43
ウルフ賞化学部門受賞者 イスラエル・ウルフ財団

2011年 Stuart A. Rice(英語版)、ケ青雲、クリストフ・マテャシェフスキー
2012年 ポール・アリヴィサトス、チャールズ・リーバー
2013年 ロバート・ランガー
2014年 Chi-Huey Wong(英語版)
2015年 受賞者なし
2016年 キリアコス・コスタ・ニコラウ、スチュアート・シュライバー
2017年 ロバート・バーグマン
2018年 オマー・ヤギー、藤田誠
2019年 ステファン・バックワルド、John F. Hartwig(英語版)
2020年 受賞者なし
0219あるケミストさん
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2020/10/07(水) 11:04:47.30
2010年トムソンロイター版 ノーベル化学賞予想

北川 進 (京都大学)
オマー・ヤギー (米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)

両教授は金属-有機構造体(Metal-Organic Framework: MOF)と呼ばれる材料の開発に貢献した化学者です。

MOFは適切な有機配位子と、金属クラスターを重合させてできる結晶性多孔性材料です。
金属と有機物のハイブリッドなので軽量であり、有機配位子をチューニングするだけで孔の機能を精密調整できるのが他に無い特徴として挙げられます。
0221あるケミストさん
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2020/10/07(水) 14:00:35.01
パウル・カラー記念講座(パウル・カラーきねんこうざ、英語: Paul Karrer Lecture)は、
2年に1度、著名な化学者を招いてチューリッヒ大学で行われる記念講座。
スイスの有機化学者パウル・カラーの70歳の記念として1959年に始まり、
講演者にはパウル・カラー・ゴールドメダルが授与される。

講演者とメダルの受賞者​
2019年: 藤田誠
2017年: Herbert Waldmann
2015年: Paul Knochel
2013年: シュテファン・ヘル
2011年: マイケル・グレッツェル
2009年: 鈴木章
2008年: アルバート・エッシェンモーザー
2007年: スティーヴン・V・レイ
0222あるケミストさん
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2020/10/07(水) 14:03:41.31
医学物理が白人オスって点を考えると・・・
化学はメス(有色)が受賞するかもなぁ?
0223あるケミストさん
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2020/10/07(水) 14:48:20.29
パウル・カラーと言えばその昔カラー有機化学っていう訳本があったわね
当時は黒白の本ばかりだったから天然色の本が出たのか!と喜んだのもつかの間
開いてみたらやっぱり黒白だったので詐欺かと憤った覚えがある
0224あるケミストさん
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2020/10/07(水) 15:51:46.37
韓国がついにやった
0225あと2時間
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2020/10/07(水) 16:49:09.75
ノーベル化学賞の発表は日本時間で
今日10月7日(水)の午後6時45分から
0226あるケミストさん
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2020/10/07(水) 17:49:07.06
メスは物理で取ったから
化学はイエロー一人入るんじゃねえの?
0235あるケミストさん
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2020/10/07(水) 18:50:52.24
ゲノム編集で2人受賞

ここで来たかって感じ
0236あるケミストさん
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2020/10/07(水) 18:52:41.03
武田邦彦
0238あるケミストさん
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2020/10/08(木) 16:57:14.58
>>211
そういえば、当たり前田のクラッカー!
0239あるケミストさん
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2020/10/18(日) 18:16:03.99
北川 進先生はなんで低能で有名な大学の近畿大学にいたのですか?
嫌われていたのですか
0240あるケミストさん
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2020/10/18(日) 19:00:26.10
アカポスは本人の能力だけで決まるものじゃないからね
ここ十数年はポストの数自体が減っているからなおさら
どんな高名な学者さんだろうと飯を食わないと生きていけないからね
0241あるケミストさん
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2021/02/06(土) 10:45:49.30
羊土社 実験医学
@Yodosha_EM

2020年ノーベル化学賞「ゲノム編集の手法開発」の業績も、
最初の発見なくしてはありえませんでした。

弊誌2015年6月号より、CRISPR配列の発見者である石野良純先生の
当時のエピソードを交えたご寄稿を無料ウェブ公開いたします。ぜひご一読ください(編)

www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/special/nobel2020/chemistry2.html
0242あるケミストさん
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2021/02/19(金) 17:53:24.50
>>137
ホルム死去
0243あるケミストさん
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2021/06/12(土) 10:29:32.80
若者よ、海外へ出よ 楽天主義の根岸英一さんが残したメッセージ
mainichi.jp/articles/20210612/k00/00m/040/012000c

ブラウン先生は、米国籍がないとノーベル賞には不利だと言っていたが
0244あるケミストさん
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2021/07/14(水) 09:39:27.62
>>239
研究は一見派手だが所詮は二番煎じに過ぎないから。
0245あるケミストさん
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2021/08/10(火) 19:46:11.86
ジョン・グッドイナフ 99歳
0248あるケミストさん
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2021/09/04(土) 18:06:03.06
まさかカーボンナノチューブなんてことはないよね?
0251あるケミストさん
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2021/09/05(日) 09:32:23.99
伊丹健一郎との共同受賞ならあり得る。

1/4 飯島澄男
1/4 遠藤守信
1/2 伊丹健一郎
0252あるケミストさん
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2021/09/06(月) 14:33:14.60
今年が有機ならブッフワルド-ハートウィグが大本命か
0256あるケミストさん
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2021/09/11(土) 16:03:49.42
結晶スポンジ法とかどうだろう
0257あるケミストさん
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2021/09/11(土) 18:31:47.06
>>256
また学部生か
学部生の常套句、結晶スポンジと有機触媒w
0259あるケミストさん
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2021/09/11(土) 22:19:14.79
↑バカ
0260あるケミストさん
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2021/09/11(土) 22:26:28.94
>>259
意味不明wwww
0261あるケミストさん
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2021/09/11(土) 22:58:35.71
今年は確実にゲノム編集だろう
ダウドナとシャルパンティエは当確、中華系の人が加わるかどうかはわからん
0263あるケミストさん
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2021/09/12(日) 09:27:43.45
2020で受賞してるよね
0264あるケミストさん
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2021/09/12(日) 16:24:41.95
釣りだろ
0265あるケミストさん
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2021/09/12(日) 21:00:43.44
藤田誠
0266あるケミストさん
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2021/09/14(火) 00:47:39.49
ナノ結晶合成

Moungi G. Bawendi
Christopher B. Murray
Taeghwan Hyeon

意外と有力候補だったりする
0267あるケミストさん
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2021/09/18(土) 10:23:01.52
光触媒って学問的にどうなの
0268あるケミストさん
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2021/09/18(土) 16:59:43.16
>>267
理屈が追い付いてないからノーベル賞はまだ先だろう
0269あるケミストさん
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2021/09/21(火) 19:45:00.27
ノーベル賞候補「精密重合」 摩擦減らして車進みやすく
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD067MJ0W1A900C2000000/

化学品の分子構造を制御する「精密重合」技術を、様々な製品開発に応用する産学連携の動きが進む。
ユーザー企業を巻き込み、高付加価値品を生み出す狙いだ。
実用化では日本が先行しており、研究で追い上げる中国などに差をつける。
ノーベル賞の有力候補といわれる技術を使いこなし、国際競争力につなげる。

▼精密重合 
化学品を形作る高分子の構造を狙った形状や長さに制御する技術。
京都大学教授だった沢本光男氏(現・中部大学教授)や
米カーネギーメロン大学のクリストフ・マテャシェフスキー教授がそれぞれ開発した。
2人はノーベル化学賞の有力候補とされる。

2人が開発した技術では、
分子がつながる際にキャップのような物質を付けて反応を止めたり、
外して反応を再開させたりする。こうして分子の長さや構造を調節する。
0270あるケミストさん
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2021/09/21(火) 23:19:21.14
人工光合成、中規模実験の段階に 課題洗い出しへ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1676V0W1A610C2000000/

人工光合成の研究が急速に盛り上がっておよそ10年が経過した。
6月6日に亡くなったノーベル賞受賞者の根岸英一・米パデュー大学特別教授が
「植物でできて人工的に実現できないはずはない」と訴え、様々なプロジェクトが動き出した。

研究は最近ようやく装置を大型化して実用性を探る段階に入りつつある。
しかし社会で使えるようになるまでには、まだ多くの課題が山積している。

太陽光を受けて水と二酸化炭素(CO2)を原料に糖(グルコース)を作り出す植物の光合成は、
化学者が理想とする反応だ。

1800年代半ばから本格的な研究が始まり、その仕組みの解明から、ノーベル賞に輝く数多くの成果が誕生している。
人工的に光合成を実現する目標はたやすくないが、明るい展望を感じさせる成果が出始めた。

特にトヨタ自動車グループの研究開発会社、豊田中央研究所(愛知県長久手市)が開発した人工光合成装置と、
大阪市立大学と飯田グループホールディングスによる「人工光合成ハウス」を建設する計画は目を引く。

スーツケースほどの大きさの箱に光を当てると、上部から泡がぶくぶくと出始めた。
豊田中研が2021年4月に発表した人工光合成の実証装置の様子だ。

横36センチメートル、厚さが9センチの「人工光合成セル」は、
水を分解して水素イオンを生み出す「酸化電極」と、
水素イオンとCO2から化学原料になるギ酸を合成する「還元電極」を
それぞれ太陽電池とつなぎ、CO2を含む水溶液に浸した。
発生する泡は酸素だ。
ギ酸は透明で水に溶けているため見えないが、イオンクロマトグラフィーという方法で検出する。
0271あるケミストさん
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2021/09/21(火) 23:19:45.31
太陽光のエネルギーをどれだけ化学物質に変換できたのかを示す
変換効率は7.2%で、世界最高の値だという。
同社は11年に人工光合成の基本原理を確かめる実験に初めて成功した。
当時のセルの大きさは1センチ角、変換効率は0.04%だった。
面積を約1000倍に拡大し効率を大幅に高めた。
森川健志シニアフェローは「夢と思われてきた植物の反応を実証できる段階に入ってきた」と感慨深げだ。


大阪市立大と飯田グループは沖縄県宮古島で、人工光合成を活用した環境負荷の低い居住棟の実証実験を準備中だ。
大学で開発した人工光合成パネルでギ酸を作り、ギ酸から取り出した水素を燃料に電気とお湯を供給する。
天尾豊教授は「ここで得られるデータから30年ぐらいまでに実用的なシステムを確立したい」と抱負を語る。

この2つのグループは生成する有機物をギ酸に絞り込んだ。
植物が糖を作る「カルビン回路」は反応経路は解明されているものの、
極めて複雑な仕組みで、人工的に作ることは当面できないと考えられている。
もっと構造が単純で、化学原料になるだけでなく水素を貯蔵する液体でもあるギ酸が現時点で最も有望と判断した。

化学プラントなどの工学分野では実験室の規模を1とすると規模を10倍、100倍と順に高めて実用性を探る。
人工光合成の研究は1の段階から10の段階へと移る状況といえる。

豊田中研は17年に大型化の研究を開始した。

大きな課題は
@還元電極でギ酸を作る反応速度が遅い
A還元電極の隅々に電子が届きにくい
B水素イオンの移動による抵抗が大きい――と3つあった。
0272あるケミストさん
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2021/09/21(火) 23:20:17.22
ギ酸の反応速度は5組の電極を積層化して高めた。
還元電極の基板は透明導電膜を塗布したガラスからより抵抗値の低いチタンに変えて解決し、
電極間の距離を短くして水素イオンを移動しやすくした。

加藤直彦主席研究員は「次は1メートル角とさらに大型にした装置で研究を続ける。
30年をめどにCO2を再び資源にする基盤技術を確立したい」と話す。

現在の変換効率で1メートル角の人工光合成パネルができたと仮定すると、
7ヘクタールの敷地に7万枚を敷き詰めて年間約5000トンのCO2を吸収し、ほぼ同重量のギ酸を生産できる。
これは同面積の杉の森林が吸収するCO2量の約100倍の規模になると試算している。

人工光合成には水を分解する技術や生成物を何にするのか、
利用する合成反応などによって多様な方法がある。
まだどの方法が最もふさわしいのか、定まっていない。

ギ酸から水素を取り出して利用する場合では、水素をエネルギーとして利用する設備や法規制などの社会基盤はまだ整備されていない。

コストの壁も厚い。豊田中研の志満津孝取締役は「まだまだ大きなギャップがある」と明かす。
高コスト要因になっている触媒や電極などで代替できる材料を模索している。

根岸氏の呼びかけで機運は高まったが、先の長い研究になるのは間違いない。
窒化ガリウム半導体の応用を目指していたパナソニックや、
大阪市立大とエタノール合成を研究していたマツダは「早期の事業は無理」と研究をやめた。

継続する研究グループもあと10年続けて社会に実装するための課題を洗い出していく狙いだ。
0273あるケミストさん
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2021/09/22(水) 00:12:05.83
産業に近いジャンルの物は実際に上市されてからじゃないと候補にはなっても実際に受賞はしないでしょたぶん
青色発光ダイオードとかリチウムイオン電池とか…
0274あるケミストさん
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2021/09/27(月) 17:48:06.33
日本発新素材「MOF」に世界が注目 脱炭素のカギに
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC136VI0T10C21A9000000

MOFはノーベル化学賞の有力候補といわれるほど注目の研究分野だ。
日本人研究者で大きな貢献をしたのは東京大学の藤田誠卓越教授と京都大学の北川進特別教授だ。

藤田氏は1990年に金属のパラジウムと直線状の有機分子を混ぜ合わせると、
自然に正方形の分子が組み上がるという論文を米学術誌に発表した。

当時、金属と有機分子の研究は盛んではなく、すぐには注目されなかった。
その後、正四面体や正八面体などを作る成果を次々と発表。
金属と有機分子で自己組織化という現象を利用すれば、
様々な形の分子が簡単に作れることを示し、世界中の研究者を驚かせた。

応用の可能性を示したのが北川氏や米カリフォルニア大バークレー校のオマー・ヤギー教授だ。

97年、北川氏は金属と有機分子を使い、無数の細かい穴が開き、
活性炭の何倍もの分子を取り込める多孔性のMOFを発表した。
ヤギー氏は気体中でも安定で、使いやすいMOFを作ることに成功して、産業利用を促進した。
ヤギー氏は藤田氏とノーベル賞の登竜門とされるイスラエルのウルフ賞化学部門を2018年に受賞した。


MOFの産業利用は今後本格化する。
中国の調査会社QYリサーチによると、19年に1億4900万ドル(約160億円)だった世界市場の規模は、2
6年には5.6倍の8億3800万ドル(約920億円)に拡大するという。

日本に有力研究者がいることや素材産業の強みを生かし、
海外が先陣を切った産業利用で巻き返しを図る必要がある。
0278あるケミストさん
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2021/09/30(木) 21:22:07.20
・Free radical chemistry
・Metal-catalysed living radical polymerisation
・MOFs and covalent-organic frameworks
・Organocatalysis methodology
・Bioorthogonal chemistry

このどれかと予想しておく
0279あるケミストさん
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2021/10/01(金) 08:22:29.68
化学賞は「次世代シーケンサー」と読む
DNAの塩基配列を超高速で読み取る道具は文句なしに画期的
https://webronza.asahi.com/science/articles/2021092800008.html

シーケンサーはDNAのA(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)の4種類の塩基の配列を読み取る機械だ。
塩基配列は「生命の設計図」とも呼ばれ、これを読み取ることによって
進化の謎や病気の謎のあれこれが解かれてきたのはご存じの通りである。
そして、これからもDNAの配列読み取りの利用がどんどん広がっていくのは確実だ。

かつては塩基配列を読み取ろうとすると大変な時間とお金がかかった。
それが「次世代」の装置が開発されて年々スピードアップと同時にコストダウンが進み、
医学をはじめとする生命科学に革命をもたらしているのだ。

新型コロナウイルスの変異をいち早く追跡できるのも、次世代シーケンサーのお陰である。


デビッド・サバティーニ・クレナーマン
シャンカー・バラスブラマニアン
パスカル・メイヤー
0280あるケミストさん
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2021/10/01(金) 08:51:41.05
ACS Webinarの受賞者予想にマテャシェフスキー、澤本
0281あるケミストさん
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2021/10/02(土) 10:50:41.59
澤本はオリジナルな仕事が全く無いじゃん。
0282あるケミストさん
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2021/10/03(日) 01:13:37.98
ノーベル賞予想の記事で初めて知ったんだが、
最近卓越教授とかいう訳分からん謎称号が新設されたのな
0283あるケミストさん
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2021/10/03(日) 08:52:50.60
定年延長みたいなもんだな
そのくらいはやらないと中国に取られて終わりだし
0284あるケミストさん
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2021/10/03(日) 11:48:58.51
引用栄誉賞を受賞したら自動的にノーベル賞候補だからな
引用栄誉賞受賞者はすでに何十人も化学だけでいるわけだから、どうなるかはわからない
0287あるケミストさん
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2021/10/05(火) 20:38:59.72
物理が真鍋淑郎なら、化学は岡武史と見た
0288あるケミストさん
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2021/10/05(火) 21:05:34.69
有機化学は完全に閉じた体系であって学問ではないからノーベル賞はあり得ない。
0290あるケミストさん
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2021/10/06(水) 03:25:03.91
與三野禎倫不倫
0291あるケミストさん
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2021/10/06(水) 11:05:18.01
物理板は見事的中させたやつがいるぞ

さぁ次は化学だ
おまえらドシドシ予想していけ
0297あるケミストさん
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2021/10/06(水) 16:28:08.12
金属と配位子の自己組織化で括られればオマーヤギーと藤田誠ははあってもよくて三人目はいてもいいね
0301あるケミストさん
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2021/10/06(水) 18:44:18.49
やっぱり予想どおり、新型コロナmRNAワクチンと来る。
0304あるケミストさん
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2021/10/06(水) 18:54:14.74
asymmetric organocatalysis って何?
0306あるケミストさん
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2021/10/06(水) 19:31:27.50
>>276
そうだよ(便乗)

とりあえず、おめ
0307あるケミストさん
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2021/10/06(水) 19:50:54.43
数年ぶりにド直球有機化学の勝利だ、よかったな
0309あるケミストさん
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2021/10/06(水) 19:58:02.26
不斉触媒なんて2001に取ったろ
今更不斉触媒でノーベル賞ってノーベル賞も落ちたな
0311あるケミストさん
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2021/10/06(水) 20:35:06.62
正直このレベルの人がノーベル賞取るとは…って印象だわ
なんか政治的な意図でもあるんかな?
0312あるケミストさん
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2021/10/06(水) 21:14:30.37
ノーベル化学賞はいよいよネタが無くなった。
ずっと言われているように、来年か再来年には物理学賞に吸収されるだろうね。
0313あるケミストさん
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2021/10/06(水) 21:39:30.17
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211006/k10013293651000.html

受賞が決まったのは、ドイツのマックス・プランク研究所のベンジャミン・リスト氏と
アメリカのプリンストン大学のデビッド・マクミラン氏です。

2人は有機触媒の分野の研究で大きな貢献をしたことが評価され、
選考委員会は、彼らが開発した有機触媒を利用することで
新たな医薬品などを効率的に作り出せるようになったとしています。

有機触媒の研究に詳しく、2人とも交流のある学習院大学の秋山隆彦教授は
「リスト氏とマクミラン氏は、2000年に化学反応を促す新たな有機触媒をそれぞれ同時に発表した
。これまでの触媒はパラジウムなどの金属を使うことが一般的だったが、
この触媒は金属を使わないことから、医薬品などを作る際にも、
より安全に作ることができるし、安価に作れることも特徴だ」と話しています。

ノーベル化学賞の受賞が決まったアメリカのベンジャミン・リスト氏は
北海道大学のICReDD=化学反応創成研究拠点にも主任研究者として所属し、研究活動を行っています。

ICReDDの拠点長を務める前田理教授は
「すばらしい業績を上げていて、いつかノーベル賞を受賞するのではないかと期待していました。
その期待がことし、かなったということでうれしく思っています。
リスト先生は金属を使わずに有機合成をするという分野の研究者で、
金属を使わないことで薬を作るときに不純物が入らないといったメリットがある。
受賞が決まった2人はこの分野を切り開いた存在だと思う」と述べました。

そして「私たちの研究拠点は、計算と情報と実験をうまく組み合わせて
新たな化学反応を見つける研究を行っていて、リスト先生には大きな協力をいただいている。
ノーベル賞を受賞されるということで忙しくなると思うが、引き続き一緒に研究を進めてほしい」と述べました。
0314あるケミストさん
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2021/10/06(水) 21:39:55.93
>>313
ノーベル化学賞の受賞が決まったベンジャミン・リスト氏と
デビッド・マクミラン氏の2人と以前から親交があり、
自身も近い研究分野で世界的な業績を上げている中部大学の山本尚教授は
「薬品などを作る際、反応を促す触媒として以前は金属が入った物質を使っていたが、
金属が入っていない『有機触媒』を開発したことが彼らの大きな業績だ。
『有機触媒』は金属を含まないので、環境に優しく、コストも安く薬品を作れるというメリットがある。
環境に配慮した今の時代にもマッチした研究だ」と話していました。

そして2人の受賞について山本教授は
「2人とは20年以上前から親交があるが、研究者としては新たなことに挑戦する開拓者だ。
特にベンジャミン・リスト氏は日本びいきで、2人が受賞したことはとてもうれしく、
これから『おめでとう』とメールを送るつもりだ」と話していました。


2人と同じ分野の研究をしていて、20年以上の親交がある
東北大学大学院理学研究科の林雄二郎教授は、2人の研究成果について、
「それまでは、化合物をつくるのに金属を用いるのがほとんどだったが、
金属を使わずに化合物を作ることに成功した。
金属を使わないため環境に優しい上、これまで合成が難しかったタミフルなどの医薬品や、
香料、農薬などさまざまな化合物が簡単に作れるようになった」と話していました。

そして、今回の受賞については、
「この2人が切り開いた有機触媒の分野では、その後複数の日本人研究者が独自の触媒を開発し、
大きな貢献をしていて、日本も世界的にこの分野の研究をリードしている。
受賞者に日本人の名前がなかったことは少し残念だが、この分野が評価されたことはうれしい」と話していました。

また、2人の人柄については、
「リスト氏は、非常に温厚で、語り合うと楽しい人だ。
マクミラン氏は、研究に真摯(しんし)に向き合う人で緻密に研究を積み上げ、
新たな分野の研究に歩み出している熱心な人だ」と話していました。
0315あるケミストさん
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2021/10/06(水) 21:55:32.69
>>309
非金属触媒で環境に優しいのがいいらしい
てことは金属錯体だった野依や山本はもう時代遅れで山本のノーベル賞はもう無理だな
0316あるケミストさん
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2021/10/06(水) 22:06:13.70
https://www.sankei.com/article/20211006-NEFGOXQOARJPLLIYBE6GLISBIQ/

授賞理由は「不斉有機触媒の開発」。

触媒は、化学反応を促進する機能を持つ物質で、主に金属が使われていたが、
高価で有害な廃棄物を出す課題があった。

両氏が有機物を使う新しい触媒を発見したことで、
新薬や太陽電池の材料などを環境にやさしく、安価に製造できるようになった。

スウェーデン王立科学アカデミーは
「(2氏が発見した)有機触媒は医薬品などを効率的に作れるようにし、
人類に最大の恩恵をもたらしている」と受賞理由を説明した。
0317あるケミストさん
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2021/10/06(水) 22:07:53.88
https://mainichi.jp/articles/20211006/k00/00m/040/166000c

化学反応では、同じ原子で構成されながら右手と左手のように
立体構造が違う鏡映しの物質が同時にできてしまう問題がある。
この違いは片方が薬になるのに対し、もう片方が毒になることもあるなど影響が大きい。

従来、有用な一方のみを取り出すための化学反応「不斉合成」に使う触媒は、
金属を含むものと、生体内に存在する酵素の2種のみと考えられてきた。
2氏は2000年にそれぞれ、金属を含まない有機触媒を開発し、第3の不斉有機触媒の世界をひらいた。

リスト氏は、金属触媒をアミノ酸の一種「プロリン」に置き換えられることを実験で証明した。
マクミラン氏は、金属と同じように化学反応を引き起こす電子を一時的に渡した
り受け取ったりできる単純な有機分子の触媒を開発。
狙った一方を効率よく作り出すことができた。

リスト氏と共同研究する辻信弥・北海道大特任助教(有機触媒)は、
「金属触媒を置き換えられることで、環境汚染の軽減や、
限りある資源である金属を使わないという面で優れている。
持続可能という観点で欠かせない研究だ」と話した。
0318あるケミストさん
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2021/10/06(水) 22:09:47.93
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100600930

マクミラン氏とリスト氏は2000年、互いに独立して
金属と酵素に次ぐ第3の触媒である有機触媒を発見した。

酸素や窒素、硫黄やリンなどからなり、環境に優しくかつ安く製造できる。
この触媒の機能により、新薬や太陽電池の材料などをより効率よくつくれるようになった。
0319あるケミストさん
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2021/10/06(水) 22:31:50.19
https://www.yomiuri.co.jp/science/20211006-OYT1T50186/

特定の化学反応を促す触媒としては従来、金属が用いられてきた。
2人は00年、小さな有機分子でできた新しい触媒をそれぞれ発表。
白金やパラジウムなどを使った高価な金属触媒に比べて安価に製造でき、
作りたい物質を少ない工程で生産できるため環境にも優しい特長がある。

化合物には、右手と左手のように対称的な立体構造を持つものがある。
2人が開発したのは片方だけを効率的に合成できる「不斉触媒」と呼ばれるタイプだ。
現在、インフルエンザ治療薬や抗うつ剤など様々な医薬品の合成に応用が広がっている。

今回の業績について、同アカデミーは
「2人は先入観にとらわれず、化学者が長年苦しんでいた問題の解決を発見した」と評価した。
0320あるケミストさん
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2021/10/06(水) 22:37:45.97
気候温暖化! 環境に優しい触媒! と来たらいよいよ平和賞は
グレて学校行かなくなった怒りんぼのツンベリに授賞されそうね
0321あるケミストさん
垢版 |
2021/10/06(水) 22:49:19.61
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK061EI0W1A001C2000000

温暖化ガスによって気温が上昇する仕組みを理論化し、
地球の気候の再現や予測ができる計算モデルを構築した。
研究は世界の温暖化政策をどう変えたのか。

フロンガスによってオゾン層が破壊されることを示した故シャーウッド・ローランド氏に、
1995年のノーベル化学賞が授与され、フロン規制への流れをつくった例がある。
フロンは化学的に安定しており、安全で使いやすいとして
スプレー用ガスや冷蔵庫、エアコンの冷媒などに重宝されていた。

オゾン層は宇宙から地球に入る紫外線を遮り、地上の生物を守ってくれる。
それがフロンによって破壊されるなど、
ローランド氏が問題提起した70年代には考えられなかった。
産業界は反発し、研究への逆風は強かったが、
実験で破壊が起きることを示し、支持を広げていった。

オゾン層を保護するモントリオール議定書が87年に採択されたものの、
フロンの使用が実際に減るのには時間がかかった。

ノーベル賞のお墨付きを得て各国で対策が本格化し、
規制のための国内法制定や代替品の開発・使用に弾みがついた。

ただ、自然科学系のノーベル賞が政策と直結する例は珍しい。
むしろ、各国の政治や政策とは距離を置き、
科学として新しい原理・原則を発見したかを重視してきた。
国際交渉に影響を与えるような授賞は避け、中立性を大切にする。
その意味で、温暖化対策が正念場を迎えているなかでの
真鍋氏への物理学賞授賞は、異例とも言える。
0322あるケミストさん
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2021/10/06(水) 23:34:48.12
Press release: The Nobel Prize in Physics 2021
https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2021/press-release/

Organic catalysts have a stable framework of carbon atoms,
to which more active chemical groups can attach.

These often contain common elements such as oxygen, nitrogen, sulphur or phosphorus.
This means that these catalysts are both environmentally friendly and cheap to produce.

The rapid expansion in the use of organic catalysts is primarily
due to their ability to drive asymmetric catalysis. When molecules are being built,
situations often occur where two different molecules can form,
which ? just like our hands ? are each other’s mirror image.

Chemists will often only want one of these, particularly when producing pharmaceuticals.

Organocatalysis has developed at an astounding speed since 2000.
Benjamin List and David MacMillan remain leaders in the field,
and have shown that organic catalysts can be used to drive multitudes of chemical reactions.

Using these reactions, researchers can now more efficiently construct anything
from new pharmaceuticals to molecules that can capture light in solar cells.

In this way, organocatalysts are bringing the greatest benefit to humankind.
0323あるケミストさん
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2021/10/08(金) 12:07:09.82
化学分野でのノーベル賞は出尽くした感じだな。
0325あるケミストさん
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2021/10/09(土) 14:23:37.49
生化学なんかほぼ生理学やん
0326あるケミストさん
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2021/10/09(土) 21:27:39.85
tps://www.yomiuri.co.jp/science/20211008-OYT1T50134/

北海道大特任教授のベンジャミン・リスト氏(53)が2021年のノーベル化学賞を受賞した。

北大在籍者でノーベル賞を受賞するのは、
10年に同じ化学賞を受賞した鈴木章・名誉教授以来、2人目となる。
同氏が兼務で在籍する北大の「化学反応創成研究拠点(略称アイクレッド)」では7日、
教え子らが記者会見し喜びを分かち合った。

アイクレッドは、医薬品など新素材の開発につながる化学反応を
計算科学や実験科学などを融合して効率良く見つけるのが目的で2018年に創設された。
国が年7億円の補助金を支出し、国内外の卓越した研究者約75人が研究している。

前田理・拠点長(42)は独マックス・プランク研究所に行き、
リスト氏に北大との兼任をじかに依頼。
化学反応を素早く導く理念に共感した同氏は、
アイクレッドのスローガン「化学反応のデザインと発見を革新する」も考案した。

前田拠点長は同氏と共同研究もしており、最近は週1回、ビデオ会議で顔を合わせるという。

前田拠点長は「受賞は素晴らしい。北大で研究成果を出してもらい、
アイクレッドを世界に知ってもらいたい」と期待を込めた。
0327あるケミストさん
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2021/10/09(土) 21:28:00.02
>>326
辻信弥・特任助教(32)は同研究所と北大で同氏に7年指導を受けた。
「今は北大で共同研究者の立場だが、博士号を取得した時の恩師がリスト氏で
家族が受賞したようにうれしい」と喜びを語った。

人柄について辻さんは「怖いイメージがあるが、実は気さく。
研究は楽観主義が大事で、どこまで突き詰め、
どうすれば面白く発展するかを教えられた」と語った。

辻さんは「今の僕と同じ年代の仕事でリスト氏は昨日ノーベル賞を取られた。
インフルエンザ治療薬タミフルの作製にも氏の業績が生かされている。
自分もそういう仕事ができればと思う」と抱負を話した。

リスト氏と北大の研究者らは同日夕にビデオ会議システムで懇談した。
リスト氏は「夢のようだ。受賞の栄誉を皆さんと分かち合えてうれしい」と感謝した。
若い研究者には「自分の熱意の向かう方向に従い、
本当に好きなことをやるのが大事だ。結果にこだわる必要はない」とメッセージを送っていた。
0328あるケミストさん
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2021/10/10(日) 20:48:56.21
>243
過去の受賞者に支持されるとかなり有利で
過去の受賞者はアメリカ国籍持ってる人間が多い。
アメリカ国籍を得られるくらいにアメリカで仕事すれば、
そういう人達との関りも生じやすい。
0329あるケミストさん
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2021/10/11(月) 19:45:44.73
ただのアメリカ人ではなく、ユダヤ系アメリカ人だな。
0330あるケミストさん
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2021/10/11(月) 21:58:25.72
ttps://www.nikkei-science.com/?p=64955

化学工業や医薬品の製造など,触媒は人間社会に不可欠な道具となっている。
特に,鏡像異性体(鏡に映した時に対称的な立体構造を持つ異性体)の
一方だけを作る不斉合成反応は,医薬品の製造で重要になる。

生物の体を構成するアミノ酸は片方の鏡像異性体(L体)だけでできており,
同じ組成の物質であっても1対の鏡像異性体は体に及ぼす作用が互いに大きく異なるためだ。

1990年代の終わりまで,不斉合成の触媒は2タイプしかなかった。
1つは生体内で働く酵素を用いる方法で,もう1つは金属錯体を用いた触媒だ。

酵素は複雑な形状の分子で制御が難しく,金属錯体は制御しやすいもののコストが高く
環境に負荷がかかる課題があった。

しかし当時は多くの研究者が「不斉合成の触媒には酵素か金属錯体が不可欠だ」と考えていた。
1980年代から1990年代にかけては,金属錯体触媒の研究の黄金期だった。

2000年になると,リスト氏とマックミラン氏がそれぞれ
第3のタイプである低分子の有機分子触媒を実現し,不斉合成触媒の研究の流れが変化した。
0331あるケミストさん
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2021/10/11(月) 21:58:43.24
>>330
リスト氏らはもともと,生体内の免疫の働きで作られる抗体分子を応用した
「抗体触媒」で炭素原子間をつなぐアルドール反応の触媒を作る研究をしていた。

抗体は非常に大きなサイズのタンパク質だが,実際に相手に結合する部位はほんの一部分だ。
そこで抗体の結合部位にあるプロリンというアミノ酸だけで触媒反応が起こるか試したところ,
見事にアルドール反応が起こった。

リスト氏らは様々な基質に対してプロリンが触媒活性を持つことを示した。
後の解析によって,プロリンは触媒でありながら,
基質と一時的に結合して一体になることで反応を促進すると考えられている。

マックミラン氏も,炭素原子を環状につなぐディールス・アルダー反応の
不斉有機触媒を合成することに成功した。
この触媒は同氏の名前をとって「MacMillan触媒」と呼ばれている。

リスト氏のプロリン触媒はその後抗HIV薬の製造に使われ,
MacMillan触媒はインフルエンザ治療薬のタミフルの合成に用いられている。

2氏が同じ年に示した有機分子触媒は反応の仕組みが異なっていた。
これは,様々な反応を触媒する多様な低分子有機化合物の存在を示唆するものだ。

2000年以降,有機分子触媒は第3の不斉合成触媒として,
世界中で精力的に研究が行われるようになってきた。

有機分子触媒は一般的に,金属錯体触媒より低コストで環境負荷の低い代替品として
位置づけられることが多い。

しかしその研究は次第に「有機分子触媒にしかできない触媒反応を目指す方向へ向かっている」と
北海道大学で有機分子触媒を研究する辻信弥特任助教は話す。
第3の不斉合成触媒の登場で,触媒の可能性はさらに広がっている。
0332あるケミストさん
垢版 |
2021/10/12(火) 20:48:04.60
>>331
とっくの昔に終わった分野がどこに向かおうと興味なし
目指すとできるはレベルが違う話だろ
0333あるケミストさん
垢版 |
2021/11/18(木) 10:40:03.47
(ひと)澤本光男さん 論文がノーベル賞級と評された中部大教授
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15112296.html

教授室の棚には、大好きな飛行機のプラモデルの箱が積み上がっていた。
「仕事が忙しくて、なかなか作れないんです」

そのプラスチックは、小さな分子が真珠のネックレスのようにつながった「ポリマー」でできている。
1990年代、狙った形や長さにポリマーを加工できる「精密重合(じゅうごう)」の新手法を開発した。

論文の引用数の多さや生物学といった別分野への広がりで今年、
権威ある米学術情報会社から「ノーベル賞級」と評された。

研究を始めた当初は、狙い通りの加工など不可能だと考えられていた。
専門外の分野から飛び込み「なぜ演歌の人がジャズに?」と周囲に言われた。

実験失敗を繰り返し、目的以外の化学反応が起きて扱いにくいとされていた手法で実現できることを、
5年がかりで突き止めた。

京都府生まれ。中学で出会った熱心な理科教師に科学の楽しさを教わり、
高校の時に見たSF映画「2001年宇宙の旅」で描かれた未来の科学に魅了された。

いま関心があるのは、海洋プラスチックごみ問題だ。

精密重合でポリマーを改造すれば、耐久性を高めて使い捨てを減らしたり、
使用後に原料に戻せたりできるかもしれない。

「社会に貢献する持続可能な高分子。そういう観点からポリマーを生み出すことを真剣に考えなくてはいけない」
0334あるケミストさん
垢版 |
2021/11/21(日) 16:21:43.88
炭素法則甘み
0336あるケミストさん
垢版 |
2021/12/07(火) 12:19:02.77
ttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC282VE0Y1A021C2000000/

2021年のノーベル化学賞は、鏡像関係にある異性体の一方だけを、金属を使わない有機触媒を用いて合成できることを示した
独マックス・プランク石炭研究所教授のベンジャミン・リストと米プリンストン大学教授のデビッド・マクミランに授与される。

00年にそれぞれ独立に出した論文で「不斉合成には金属触媒が必要」との常識を覆し、不斉有機触媒という新たな分野を切り開いた。

(略)

今回の化学賞には「日本の研究者が入らなかったのは残念」との声もある。

東北大学教授の寺田真浩は
「授賞は新たな触媒の開発ではなく、不斉有機触媒という新たな概念を提示したことに対するものだろう。
悔しい気持ちはあるが、これを機にこの分野が一層活発になることを期待している」と話している。
0337あるケミストさん
垢版 |
2021/12/23(木) 19:38:07.95
光触媒はいつ取れるんだろう
0338337
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2021/12/24(金) 12:09:14.15
F先生がなくなるのを待っているのでは?
0339✱このスレの>>337です
垢版 |
2021/12/24(金) 13:08:41.25
>>338
まるでぼくが言ったみたいだけどこのレスは別人です
0340あるケミストさん
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2021/12/24(金) 13:38:17.90
通報しました。
0341あるケミストさん
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2021/12/27(月) 19:27:20.09
何をどこにどういう理由で通報したんだ?
0342あるケミストさん
垢版 |
2022/01/21(金) 23:29:42.05
歴史的化学論文大賞に野依良治氏と福井謙一氏の論文…米学会が選出
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220120-OYT1T50213/

化学分野などで歴史的な成果を記した論文に米国化学会が贈る「歴史的化学論文大賞」に、
いずれもノーベル化学賞受賞者の野依良治・名古屋大特別教授(83)と
福井謙一氏(京都大教授、1998年死去)の論文が選ばれた。

名古屋大などが20日、発表した。
アジアの研究機関発の成果で選ばれたのは、初めてだという。

歴史的化学論文大賞は、2006年に創設。
これまでに、アボガドロの分子説(1811年)、
ワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造に関する論文(1953年)などが選ばれている。
賞は、成果を収めた研究者が所属していた研究機関に授与される。

野依氏の論文は、右手と左手のように左右対称な立体構造を持つ化合物のうち、
有用な片方だけを合成できる「 不斉ふせい 触媒」に関するもので、
1987年に米化学会誌に掲載された。

一方、福井氏の対象論文は、たくさんの電子の中に、
最前線(フロンティア)で主要な働きをする特定の電子がある「フロンティア電子理論」を提唱したもので、
52年に発表された。

いずれもノーベル化学賞受賞につながる重要な業績だ。

野依氏は、20日の記者会見で
「とても光栄だが、偉大な受賞論文リストの中に入るのは、恐縮するところでもある。
研究機関をたたえることで、長期的な視点で若い研究者が育成されることを祈っている」と、喜びを語った。
0343あるケミストさん
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2022/02/09(水) 09:41:00.22
The 2022 Wolf Prize in Chemistry

Bonnie L. Bassler
Carolyn R. Bertozzi
Benjamin F. Cravatt III

“for their seminal contributions to understanding the chemistry of cellular
communication and inventing chemical methodologies to study the role of
carbohydrates, lipids, and proteins in such biological processes”.
0344あるケミストさん
垢版 |
2022/07/25(月) 09:41:30.25
ジョン・B・グッドイナフ

祝!100歳
0346あるケミストさん
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2022/09/08(木) 11:56:48.72
90年以降のウルフ賞受賞者でノーベル賞まだの人

Alexander Pines
ピーター・シュルツ
サミュエル・ダニシェフスキー
ガボール・ソモライ
アンリ・カガン
ハリー・グレイ
リチャード・ゼア
アラン・バード
Stuart A. Rice
Ching W. Tang (鄧青云)
クリストフ・マテャシェフスキー
ポール・アリヴィサトス
チャールズ・リーバー
ロバート・ランガー
翁啓惠
キリアコス・コスタ・ニコラウ
スチュアート・シュライバー
ロバート・バーグマン
オマー・ヤギー
藤田誠
ステファン・バックワルド
John F. Hartwig
レスリー・ライセロヴィッツ
Meir Lahav
ボニー・バスラー
キャロライン・ベルトッツィ
Benjamin F. Cravatt
0347あるケミストさん
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2022/09/08(木) 23:02:32.92
カガンは野依と一緒に受賞するはずだっただろうし
ソモライはアートルと一緒に受賞するべきだった
Stuart A. RiceはD. J. Tannorとセットで、このペアとM. Shapiro & P. Blumerは切り離せないからなー
0348あるケミストさん
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2022/09/08(木) 23:59:37.45
ダニシェフスキィやKCNなど全合成の鬼!みたいなのもありえないわね
ウッドワードで完結しててコーリーが受賞したのもちょっと意外だったわ
0350あるケミストさん
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2022/09/16(金) 17:00:49.19
今年は生化学
0351あるケミストさん
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2022/09/21(水) 16:33:10.89
2022年の「クラリベイト引用栄誉賞」受賞者を発表
ttps://clarivate.com/ja/news/

1
Zhenan Bao

For the development of novel biomimetic applications of organic
and polymeric electronic materials, including flexible ‘electronic skin’

2
Bonnie L. Bassler
E. Peter Greenberg

化学伝達システムとしての、クオラムセンシングによる細菌の遺伝子発現制御の研究

For research on regulation of gene expression in bacteria through quorum sensing,
a chemical communication system

3
Daniel G. Nocera

For fundamental experimental and theoretical contributions to proton-coupled electron transfer (PCET)
and its application to energy science and biology
0352あるケミストさん
垢版 |
2022/09/27(火) 09:19:19.80
ノーベル化学賞は「生化学」が有力か mRNAワクチンや光合成研究
ttps://www.asahi.com/articles/ASQ9V669WQ9GULBH00Z.html

近年の化学賞では、生命現象を化学の観点から研究する「生化学」の分野の受賞が最も多い。
21世紀に入って以降、12回が生化学に与えられている。

有機化学は5回で次に多いが、昨年の受賞分野。
受賞から次の受賞には一定の間隔が空くことが多いため、今年は生化学が特に有力だとみられる。

医学生理学賞の候補とされている「mRNAワクチン」は、化学賞の候補でもある。
新型コロナウイルス対策に応用できたのは、生化学の成果ととらえることもできるためだ。

mRNAはそのままの状態で細胞内に入ると、すぐに分解されてしまう。
「キャップ」と言われる化学物質をくっつけて保護する仕組みによって、ワクチンとして使えるようになった。

2020年に化学賞を受けた「CRISPR(クリスパー)/Cas9(キャスナイン)」と呼ばれるゲノム編集の技術も、
医学生理学賞の有力候補とされていた。
生化学の発展により、二つの賞の区分けはあいまいになってきている。

生化学ではこのほか、「オプトジェネティクス(光遺伝学)」と呼ばれる技術を開発した米国のカール・ダイセロス氏らが有力だ。
遺伝子操作を施した細胞の働きを光で操るもので、脳科学で広く活用されている。
0353あるケミストさん
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2022/09/30(金) 11:28:03.26
>>143
ttps://www.chemistryviews.org/whos-next-nobel-prize-in-chemistry-2022-voting-results-september-30/

今年はこんな感じ

不正投票だらけで収拾がつかなくなってるが
0354あるケミストさん
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2022/09/30(金) 14:37:57.37
ACS Webinarの受賞者予想にマテャシェフスキー、エチオ・リザード、澤本
ttps://cen.acs.org/people/nobel-prize/Who-will-win-2022-Nobel-Prize-Chemistry/100/web/2022/09
0355あるケミストさん
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2022/10/02(日) 12:38:18.77
Matyjaszewskiがポーランドじゃなくてウクライナだったらな…
0356あるケミストさん
垢版 |
2022/10/03(月) 08:27:31.82
@ChemBark

ブログはなくなったけど、ツイッターで予想してた
0357あるケミストさん
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2022/10/04(火) 21:41:36.26
明日どうなの
宮坂いけるか?
0359あるケミストさん
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2022/10/05(水) 09:09:34.56
>>356
上位は

原子移動ラジカル重合
MOF
自動DNA合成
クリックケミストリー/生体直交化学
生物無機化学
デンドリマー
有機EL
0360あるケミストさん
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2022/10/05(水) 12:35:22.49
>>353
最終結果

ttps://www.chemistryviews.org/whos-next-nobel-prize-in-chemistry-2022-voting-results-october-5/
0362あるケミストさん
垢版 |
2022/10/05(水) 17:31:20.52
藤田先生受賞
0369あるケミストさん
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2022/10/05(水) 19:14:02.43
今年は王道的な顔ぶれだな
最近の意表をつくような選考から回帰した感
0372あるケミストさん
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2022/10/05(水) 21:15:18.81
のよりせんせえは、今夜は悔しくてうやらましくてねむれない。
0373あるケミストさん
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2022/10/06(木) 08:54:07.62
「1回目は実力。2回目は発想力」 2度のノーベル賞、親友が語る
ttps://www.asahi.com/articles/ASQB56TNXQB5ULBH00M.html

中部大の山本尚教授(ペプチド合成)の話

バリー・シャープレス氏とは45年来の親友です。
彼は最初のノーベル賞の業績のあとで、プロジェクトをがらっと変えちゃったんです。
ようやくそれが実を結んだという形です。

プロジェクトががらっと変わった時に、何をすればいいのか、うまく考えて新しいフィールドを作り出すというのが
ものすごく大事なんですが、彼はそれに成功した。
0374あるケミストさん
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2022/10/06(木) 09:07:33.01
野依氏がシャープレス氏2度目のノーベル賞に喜び 01年に共同受賞
ttps://www.chunichi.co.jp/article/558254

「誇らしい友人でうれしい。夢に挑戦する若さに敬意を表したい」。
名古屋大特別教授の野依良治さん(84)はこう言って、スクリプス研究所教授のバリー・シャープレスさん(81)の受賞決定を祝った。

二人は二〇〇一年、「不斉合成」の研究で化学賞を共同受賞した。

野依さんは「私は後進の指導などをしているが彼は研究一筋。
日本では一つの道を行くことが評価され、成果を上げるとなかなか抜け出せない。だが、
彼は当時から新しいことをやり遂げたいと考えていて、それがクリックケミストリーだった。
二十年たってまた実を結んだ」とたたえた。

野依さんが米国に留学していた一九六九年ごろから五十年以上の付き合い。「人懐っこくてすぐに友達になった。

『あと二十年生きて、三つ目の受賞を目指して』と言いたいですね。
情熱があるから彼ならできる」とエールを送った。
0375あるケミストさん
垢版 |
2022/10/06(木) 09:19:18.79
クリックケミストリー、野依良治氏「創薬研究を加速」
ttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC05BO50V01C22A0000000

2022年のノーベル化学賞の受賞が決まった米スクリプス研究所のバリー・シャープレス教授と
01年に化学賞を共同受賞した名古屋大学の野依良治特別教授が5日、日本経済新聞のインタビューに応じた。

授賞理由となった「クリックケミストリー」の可能性について
「薬の候補物質の発見効率を高めて創薬研究を加速できる」と評価した。

クリックケミストリーは狙った分子を高効率に合成する手法だ。
野依氏は「創薬や材料開発のほか、生体内の様々な仕組みを研究するのに非常に有効だ」と強調した。
選考委員会は抗がん剤、抗菌剤といった医薬品のほか、除草剤、高分子材料などの開発に役立つとしている。

クリックケミストリーの利点について野依氏は
「迅速で余計な反応が生じない信頼性の高い反応で、汎用性がある」と指摘。

通常、化学反応を進めるときには、狙った物質を100%作るのは難しく、余計な副産物ができてしまうが、
クリックケミストリーではほぼできないという。

無駄が少ない反応で、選考委員会は「大きな可能性を秘めた実用的なグリーンケミストリー」と評している。

野依氏と共同受賞した際のテーマ「不斉合成」は、
同じ組成でも右手と左手のように対称になる分子の一方だけを選択的に合成する技術だ。
医薬品や農薬、香料などの生産性を高めた。

野依氏は「今回の業績と直接関係はない。
彼は(不斉合成の)触媒反応とクリックケミストリーという2つのテーマで大きな功績を残した」とたたえる。
0376あるケミストさん
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2022/10/06(木) 09:27:46.77
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20221005/k10013848991000.html

シャープレス教授はさまざまな分子の結合を、効率的でシンプルに行う「クリックケミストリー」と呼ばれる手法を提唱しました。

そして、シャープレス教授とメルダル教授はそれぞれ別々に、「クリックケミストリー」の柱となる反応を開発しました。

この手法では余分な生成物をほとんど作らずに求める合成物を効率的に生み出すことができ、
さまざまな反応条件を探さなくてもねらった分子を結合させることができるようになりました。
この手法によって作ることが出来る分子の種類が大幅に増え、医薬品や材料の開発など、幅広い分野で活用されています。

またベルトッツィ教授は、この手法を生きた細胞でも使えるようにしました。
たとえば、特殊な化合物を細胞の表面に結合させることで細胞を光らせたり、印を付けたりすることができるようになり、
がん細胞の分子の動きなどを観察することが可能になりました。

この研究をもとに新しいタイプのがんの治療薬の開発などが進められています。


JST=科学技術振興機構の野依良治 研究開発戦略センター長は、
2001年に、ことしのノーベル化学賞に選ばれた3人のうちの1人、
アメリカ、スクリプス研究所のバリー・シャープレス教授とノーベル化学賞を共同で受賞しました。

野依さんはシャープレス教授の受賞決定について、
「親友なのでとても喜んでいます。彼は夢を追い続ける青年のような気持ちを持ち続けた人で、
それが花開いたことを心から祝福したいです」と喜びを語りました。

シャープレス教授との思い出については、
「1969年に私は名古屋大学から、シャープレスはスタンフォード大学からともにハーバード大学に来てポスドク研究員を始めたころに出会い、
教授は違いましたが非常に仲よくなり、家族どうしもつきあってきた間柄です。

彼は話していても次に何を話し出すかわからないというような人で、いつも新しい夢を見ているような人です」と紹介しました。
0377あるケミストさん
垢版 |
2022/10/06(木) 09:29:00.45
>>376
そして、2度目となる今回の受賞が若い研究者に与えるメッセージについては、
「一般的に研究者は良いテーマを見つけるとほかの研究をすることは難しいですが、
シャープレス教授は2000年ごろにそれまでの成功体験を捨てて新しい分野に転身しました。

自分の専門は大事にしつつ、それがどういう風な科学的な意味を持つかを常に考えて、
展開をしていかなければいけないということだと思います。若い人には無限の可能性があり、
それは高さと広さの両方がありますが、少し広く物事を見ることが大切ではないでしょうか。

日本ではこの道一筋という生き方が非常に高く評価される傾向がありますが、
たまには違う道に入ってみることも大事ではないでしょうか」と話していました。


ノーベル化学賞の受賞が決まった3人のうちの1人で、2度目の受賞となるアメリカ、スクリプス研究所のバリー・シャープレス教授は、2
010年に福岡市の九州大学を訪問し、若手研究者や学生を前に特別講演を行っていました。

九州大学は、ノーベル賞級の受賞歴があり九州大学の教育や研究への貢献が見込まれる人に対し、
「九州大学栄誉教授」の称号を授与しています。
名古屋大学大学院の教授だった野依良治さんとともにノーベル賞を受賞し、
九州大学の研究者とも共同研究の実績があったシャープレス教授にこの称号を贈っていました。

九州大学によりますと2010年5月に行われた栄誉教授の称号授与式のあと、
シャープレス教授は福岡市西区の伊都キャンパスで特別講演会を行い、
若手研究者や学生などおよそ400人を前に自身の研究内容などを話したということです。

この講演会の運営を担当した九州大学広報室の満尾泰昭係長は
「参加した学生や若手研究者との意見交換もあり、盛り上がった講演会になりました。
遠い存在かと思いましたが、気配りをされる人で、物腰も柔らかく講演会のあと、直筆のサインをもらったのがたいへん印象的でした。
九州大学栄誉教授が今回、再び受賞され、うれしい気持ちです」と話していました。
0378あるケミストさん
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2022/10/06(木) 09:29:59.13
>>377
2002年からおよそ1年間、客員研究員としてスクリプス研究所でシャープレス教授とともに
クリックケミストリーの研究をしていた近畿大学の北山隆教授は

「クリックケミストリーの『クリック』ということばは、シートベルトのバックルがカチッと音を立ててつながるように
2つの分子がシンプルに反応する様子を表している。
この手法の登場で熟練の化学者でなくても、単純な方法で複雑な分子を
合成することができるようになったことが大きな成果の1つだ」と評価しました。

そのうえで、「シャープレス教授は、化学が本当に好きなバイタリティと情熱にあふれた人で、
2001年に別の研究成果で1度目のノーベル賞を受賞したときには
すでにクリックケミストリーの研究を始めていたことが、同じ研究者として衝撃的だ。
ノーベル賞の受賞が決まった研究の最も初期の段階に携わることができたのは感慨深い」と話していました。
0379あるケミストさん
垢版 |
2022/10/06(木) 11:22:00.92
有機合成化学だけが人類に残された最後にして最高の学問だと証明された。
0380あるケミストさん
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2022/10/06(木) 13:05:33.95
500 名前:あるケミストさん[sage] 投稿日:2022/10/06(木) 07:12:50.13
いつまでも有機合成なんかやってちゃダメ、ってことをシャープレスは教えてくれた
そういう意味ではノーベル財団有能
0381あるケミストさん
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2022/10/06(木) 13:57:35.54
物理化学とか無機化学とかをやってる連中って、学問には全く興味が無いんだろうな。
0384あるケミストさん
垢版 |
2022/10/09(日) 16:28:34.73
ttps://newswitch.jp/p/34120

化学賞はクリックケミストリーと生体直交化学を確立した3氏が選ばれた。
クリックケミストリーは二つの化合物をカチッ(英語でクリック)とはめるほど簡単に結合反応を起こす。
生体直交化学は細胞などに影響を与えない化学反応を確立した。
この成果を組み合わせると、細胞にさまざまな化合物を導入できる。
がん細胞を標識して放射線で死滅させるなど、新しい治療法の道を開く。

米スクリプス研究所のバリー・シャープレス教授とデンマークのコペンハーゲン大学のモーテン・メルダル教授は
アジド―アルキン付加環化反応を開発した。

同反応では窒素が三つつながったアジドと三重結合を持つアルキンが五員環を作る。
水中で安定して反応が進み、単純で信頼性が高い。バックルをカチッとはめるように簡単でクリックケミストリーと命名された。
シャープレス教授の受賞は2回目。便利なため有機化学者だけでなく生命科学などの研究者にも重宝されている。

米スタンフォード大学のキャロライン・ベルトッツィ教授は同反応を生体に応用した。
生体内はさまざまな化学物質が混在する。
周囲に影響を与えず、結合反応が阻害されない条件を探した。これは不可能と思われた。

アジド―アルキン付加環化反応は銅触媒が必要だった。銅は細胞毒性があるため使えない。
そこでアルキンを環化し三重結合を歪ませた。これで銅触媒なしでも反応が進む。

さらにアジド化した糖を細胞の糖鎖合成回路に忍び込ませ、細胞表面にアジドを並べることに成功した。
細胞に蛍光分子など結合させ標識できる。
また、ある種の糖鎖はがん細胞を免疫から守る機能がある。

この糖鎖を認識する抗体にクリックケミストリーで糖分解酵素を結合させ、がんを守る糖鎖を?がす治療薬を開発している。
0385あるケミストさん
垢版 |
2022/10/10(月) 20:25:32.42
クリックケミストリーという訳語(?)はおかしいんであって
「カチッと化学」とか「パッチリ化学」って呼ぶべきだよね
0389あるケミストさん
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2023/02/08(水) 01:39:37.48
The Wolf Prize is awarded to Hiroaki Suga,

The University of Tokyo, Japan, for developing RNA-based catalysts
that revolutionized the discovery of bioactive peptides.

ttps://wolffund.org.il/2023/02/07/hiroaki-suga/
0390あるケミストさん
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2023/02/08(水) 09:37:12.31
🏅2023年 #ウルフ賞 化学部門に受賞決定, 菅裕明(すがひろあき)東京大学大学院理学系研究科教授.
#有機化学 #特殊ペプチド #ペプチドリーム

1963年岡山市出身, 岡山大学工学部工業化学科卒業. MIT にて博士号取得. ニューヨーク州立バッファロー大学, 東京大学先端科学技術研究センターを経て現職.

https://twitter.com/WolfPrize_/status/1622982461800972291
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0391あるケミストさん
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2023/02/26(日) 02:09:31.90
ここにもお漏らしの跡がwww
0393あるケミストさん
垢版 |
2023/05/03(水) 14:00:21.44
ノーベル賞、着想の原点 福井謙一博士のメモ公開 京大、オンラインで1288点
ttps://mainichi.jp/articles/20230503/ddl/k26/100/203000c

1981年にアジア初のノーベル化学賞に輝いた福井謙一博士(1918~98年)が残した研究メモや講義ノートなどの資料を、
京都大がデジタル保存してオンラインで公開した。

ノーベル賞の受賞業績となった「フロンティア軌道理論」を着想した原点など、
世界的化学者の思考過程をたどり、
社会問題などに幅広く関心を持っていた博士の新たな一面も垣間見ることができる。


福井謙一研究資料が公開されました
ttps://www.fukui.kyoto-u.ac.jp/news/4099.html
0394あるケミストさん
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2023/05/26(金) 10:34:01.45
>>139
2019年時点でMeldalの名前があった
0396あるケミストさん
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2023/06/29(木) 00:45:31.63
今年は生化学
0398あるケミストさん
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2023/07/02(日) 00:35:08.99
2005年 Newton予想 化学編

A ゲルハルト・エルトゥル◎  ガボール・ソモルジョイ

B 飯島澄男

C ハリー・グレイ
C アラン・バターズビー×
C デビッド・ターンブル×

D ジョージ・ホワイトサイズ 新海征治× フレーザー・ストッダート◎
D ロバート・グラッブス◎ ウォルター・カミンスキー マイケル・シュワルツ×

E 本田健一×  藤嶋昭  橋本和仁
F ノーマン・アリンジャー◎  諸熊奎治×
G 鈴木彰◎
0399あるケミストさん
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2023/07/05(水) 12:35:03.73
英Rank(ランク)財団の2022年のランク賞

全固体ペロブスカイト太陽電池(PSC)の開発者7人

(1)PSCの前身ともいえる色素増感太陽電池(DSSC)を開発したスイスの大学EPFL教授のMichael Graetzel

(2)2008~2009年に世界で初めてペロブスカイト太陽電池(湿式を含む。変換効率は0.4~3.8%)を開発した、当時大学院生で現・日本ゼオンの小島陽広

(3)小島氏の指導教授で共同研究者だった桐蔭横浜大学 教授の宮坂力

(4)小島氏らの論文を最初に追試し、変換効率6.5%を得た韓国Sungkyunkwan University教授のNam-Gyu Park

(5)変換効率で10.9%という高い値を達成した論文(2012年)の筆頭著者である英University of Oxfordの研究者(当時) Michael Lee

(6)その共同研究者で効率向上に重要な役割を果たす正孔輸送層材料を開発した同大学教授のHenry Snaith

(7)PSCの変換効率を現在の25%台にまで引き上げる上でさまざまな貢献をした韓国UNIST教授のSang Il Seok


ttps://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01799/00001/

---

この中から3人?
0402あるケミストさん
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2023/07/05(水) 22:11:06.83
2010年 クロスカップリング(有機化学)
2011年 準結晶(無機化学)
2012年 Gタンパク質共役受容体(生化学)
2013年 マルチスケールモデル(理論化学)
2014年 蛍光顕微鏡(分析化学)
2015年 DNA修復(生化学)
2016年 分子マシン(有機化学)
2017年 極低温電子顕微鏡(分析化学)
2018年 指向性進化法、ファージディスプレイ(生化学)
2019年 リチウムイオン二次電池(無機化学)
2020年 ゲノム編集(生化学)
2021年 不斉有機触媒(有機化学)
2022年 クリックケミストリー(有機化学)

2023年 ???
0404あるケミストさん
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2023/08/07(月) 08:39:01.29
王立科学アカデミーのセミナーに呼ばれたぞ

ttps://www.kva.se/en/event/eleventh-sweden-japan-academic-seminar-11th-sjan-2/

Coordination Self-assembly: from Origins to the Latest Advances

Lecture by Prof. Makoto Fujita, University of Tokyo
0407あるケミストさん
垢版 |
2023/09/04(月) 00:50:44.72
>>278
一番下的中したな
0411あるケミストさん
垢版 |
2023/09/20(水) 01:32:40.87
2022年の「クラリベイト引用栄誉賞」受賞者を発表
ttps://clarivate.com/ja/news/

James J. Collins
Michael Elowitz
Stanislas Leibler

For pioneering work on synthetic gene circuits, which launched the field of synthetic biology

---
Shankar Balasubramanian
David Klenerman

For the co-invention of next-generation DNA sequencing methodology that has revolutionized biological research

---
Kazunori Kataoka
Vladimir P. Torchilin
Karen L. Wooley

For the development of innovative drug and gene targeting and delivery methods
0412あるケミストさん
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2023/09/29(金) 08:41:46.17
ACS Webinarの受賞者予想にヤギー、藤田
ttps://www.acs.org/acs-webinars/library/2023-chem-nobel.html
0413あるケミストさん
垢版 |
2023/09/30(土) 18:45:27.80
いよいよ来週age
0414あるケミストさん
垢版 |
2023/10/02(月) 22:10:16.16
ナノ結晶

Moungi G. Bawendi
Christopher B. Murray
Taeghwan Hyeon

これだろ
0415あるケミストさん
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2023/10/03(火) 10:49:07.31
ナノ結晶ってケムステの中の人がしつこく押してくるけどどうなん?
0416あるケミストさん
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2023/10/03(火) 22:17:50.08
韓国人初受賞、あると思います
0419あるケミストさん
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2023/10/03(火) 23:20:21.15
90年以降のウルフ賞受賞者でノーベル賞まだの人

Alexander Pines
ピーター・シュルツ
サミュエル・ダニシェフスキー
ガボール・ソモライ
アンリ・カガン
ハリー・グレイ
リチャード・ゼア
アラン・バード
Stuart A. Rice
ケ青雲
クリストフ・マテャシェフスキー
ポール・アリヴィサトス
チャールズ・リーバー
ロバート・ランガー
翁啓惠
キリアコス・コスタ・ニコラウ
スチュアート・シュライバー
ロバート・バーグマン
オマー・ヤギー
藤田誠
ステファン・バックワルド
John F. Hartwig
レスリー・ライセロヴィッツ
Meir Lahav
ボニー・バスラー
Benjamin F. Cravatt
Chuan He (何川)
Jeffery W. Kelly
菅裕明
0420あるケミストさん
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2023/10/04(水) 09:52:45.48
ノーベル化学賞が次第に伝統的な化学の領域から脱しつつあるとの指摘も目を引く。

最近ではDNAやたんぱく質のような生体分子を扱う生化学者が生理学・医学賞だけでな
く化学賞を受賞する例がしばしば見られるが、このようなすう勢は
化学賞本来の性格が薄まりつつあることを示しているという。

米国の化学史研究者ジェフリー・シーマンはオンラインメディア「ザ・カンバセーション」への先日の寄稿で
「受賞者を選定するノーベル化学賞委員会の生化学者の割合は、
1910年代の10%から2000年代には50%に増加」していることをその背景として分析している。

ttp://japan
.hani.
co.
kr/arti/opinion/47973.html
0422あるケミストさん
垢版 |
2023/10/04(水) 11:09:56.95
Who’s Next? Nobel Prize in Chemistry 2023 – Final Voting Results
ttps://www.chemistryviews.org/whos-next-nobel-prize-in-chemistry-2023-final-voting-results/

最終結果
0425あるケミストさん
垢版 |
2023/10/04(水) 16:33:09.51
This year's Nobel laureate in chemistry may have been revealed in advance: "A mistake"(英訳)
ttps://www.dn.se/sverige/arets-nobelpristagare-i-kemi-avslojade-i-forvag-ett-misstag/

An press release for the Nobel prize in chemistry has been accidentally sent out announcing the award to

Moungi G Bawendi
Louis E Brus
Aleksej I Ekimov

for their work on quantum dots.
0427あるケミストさん
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2023/10/04(水) 16:59:33.44
Names of Nobel Chemistry Prize winners published accidentally
https://www.rte.ie/news/world/2023/1004/1408863-nobel-prize-chemistry/

"The Nobel Prize in Chemistry in 2023 rewards the discovery and development of quantum dots,
nanoparticles that are so small that their size determines their properties,"

量子ドット/ナノ粒子
0428あるケミストさん
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2023/10/04(水) 17:58:48.95
ノーベル化学賞フライング発表? 選考側、名前載ったメール誤送付か
ttps://www.asahi.com/articles/ASRB45RDXRB4ULBH00C.html

スウェーデンの現地メディアは4日、ノーベル賞の選考を行うスウェーデン王立科学アカデミーが
化学賞の受賞者発表前に、現地の報道機関に対して誤って受賞者の名前が載ったメールを送付していた、と報道した。

化学賞の発表は日本時間4日午後6時45分からの予定。スウェーデン紙によると、
その約4時間前に受賞発表時の報道発表とみられるメールが流れたという。

今年の化学賞は「量子ドット」分野に贈られ、米国などの3人の研究者の名前も明記されていたという。

科学アカデミーは「私たちはまだ決定を下していない」としているという。

ノーベル賞受賞者の事前報道は過去にもあった。

体外受精の技術開発でロバート・エドワーズ氏が2010年に医学・生理学賞を受賞した際には、
スウェーデンの新聞が選考関係者への取材として、エドワーズ氏の受賞を発表前に報道した。
0430あるケミストさん
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2023/10/04(水) 21:34:20.27
めったに無機化学に回ってこないことを考えるとGrayやLippardといった大御所は実質終了かな
0431あるケミストさん
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2023/10/05(木) 00:44:54.70
ノーベル化学賞受賞が決まったアレクセイ・エキモフ博士(78)と親交のある
大阪大の伊藤正名誉教授(77)=光物性学=が4日、報道陣の取材に応じ、
「この分野でのパイオニアとして成果が認められたのは、同業者として非常にうれしく感じる」と語った。

伊藤名誉教授によると、東北大時代にエキモフ博士と半導体結晶「量子ドット」などに関する共著論文が2本あるほか、
阪大で2カ月間共同研究を行ったという。

博士の研究について
「物理と化学が手をつないで、どんどん発展する一つのきっかけになったと思う」と評価。
「お祝いのメールを差し上げたいと思っている」と語った。

ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2023100401118&
0432あるケミストさん
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2023/10/05(木) 00:47:51.03
エキモフ氏とブルース教授は1980年代にそれぞれ別の方法で、
同じ化合物でも1ミリの100万分の1という「ナノ」サイズの結晶になると、
わずかな大きさの違いで、発する光の色が変わることを発見しました。

そして、バウェンディ教授は1990年代、発する光が強いうえ、
ねらったとおりの大きさの「ナノ」サイズの結晶を安定的に製造する技術を開発しました。

3人が発見するなどした「ナノ」サイズの結晶は「量子ドット」と呼ばれ、
さまざまな色の光を発する特性がテレビの画面やLEDの照明などで活用されているほか、
医療の現場での応用も期待されています。

ノーベル賞の選考委員会は3人の功績について「ナノテクノロジーの分野にとって重要な種をまいた。
量子ドットは現在、テレビやLED照明などさまざまな場面で役割を果たしている」としています。

その上で「量子ドットは人類に最大の恩恵をもたらしつつある。
将来的には極めて小さなセンサーや太陽電池の薄型化などにも貢献する可能性がある。
われわれはその可能性を探究し始めたばかりだ」と評価しています。


ノーベル化学賞に選ばれたアメリカのマサチューセッツ工科大学のムンジ・バウェンディ教授は、
ノーベル賞の選考委員会との電話でのインタビューで、
「とても驚きました。眠かったですが、予期していないことで、とても光栄です」と喜びをあらわにしました。

また、記者からノーベル賞に選ばれると思っていたかと尋ねられると
「多くの人がこの分野の研究に貢献してきました。研究は全員で取り組んできたもので、
自分が受賞できるとは思っていませんでした」と応じました。

その上で「研究当初は社会にどんな影響をもたらすことができるかわかりませんでしたが、
この分野はとても刺激的で、今後も興味深い成果が出てくることは間違いないと思います」と話していました。

ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20231004/k10014215441000.html
0433あるケミストさん
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2023/10/05(木) 00:52:50.44
>>432
長年にわたり量子ドットの研究を行ってきた東京大学名誉教授の荒川泰彦さん(70)は
「量子ドットの受賞はありうるとは思っていたが、すこし驚いた。
量子ドットは髪の毛の太さの5万分の1ほどの小さな構造の粒子の中に電子を閉じ込めて
サイズや形状をコントロールする技術で、電子の性質を制御し尽くすことができる。

すでに発光デバイスなどに応用されているが、
テレビやスマートフォンなどの画面などにも応用が可能で現在、
国内でも企業が参画して開発しているところだ。

将来的には画質の向上のほか消費電力が削減され
生産コストも下がることが期待される」と話していました。

そして、「今回、受賞した3人とは同じ国際学会などで一緒になったことがあるが、
私自身は少し分野が異なるため、あまり面識はなかった。

ただ、量子ドットという科学がこれまで発展し、
社会に普及してきていることをノーベル財団がきちんと認識していたということは、
この分野の研究者をさらに勇気づけるものになるだろう」と話していました。


「量子ドット」が専門の名古屋大学大学院の鳥本司教授は、NHKの取材に対し
「世界を大きく変える力があり、この研究が選ばれて大変うれしい」と話していました。

その上で「量子ドット」について「すでにテレビのモニターにも使われ、
よりきれいで低電力のモニターへの実用化が進められている。

また、超高効率の太陽電池をつくることができると考えられていて、
もし実用化すれば世界のエネルギー問題を解決する技術になる可能性がある」と説明しました。

そして、「今でも活発な研究分野だが、受賞によって注目度があがり、
さらに研究が進展していくと思う」と期待していました。
0434あるケミストさん
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2023/10/05(木) 00:59:14.03
3人は、液晶テレビなどに使われるナノメートル(ナノは10億分の1)サイズの半導体粒子「量子ドット」を発見した。
同アカデミーに「ナノテクノロジーの重要な種をまいた。量子ドットは人類に最大の利益をもたらしている」と評価された。

エキモフ氏は1980年代初頭、塩化銅のナノ粒子がガラスの色を変化させることを発見。
色の変化は、ナノ粒子の大きさによって異なることも実証した。

ブラス氏はこの数年後、液体内を浮遊するナノ粒子でも同じ現象が起こることを証明した。

バウェンディ氏は93年、量子ドットの合成方法を開発し、実用化への道を切り開いた。

量子ドットは大きさや粒子が持つエネルギーなどを精密に制御することにより、発光する色を変えられる。
現在は量子ドットを使った発光ダイオード「QLED」を使ったコンピューターのモニターや、
医療分野ではバイオマーカーなどに使われている。

将来的には、粒子の小ささを生かして電子回路を折り曲げるなど、電子機器に柔軟性を持たせる
「フレキシブルエレクトロニクス」や、薄型の太陽光電池などへの応用が期待されている。

ttps://mainichi.jp/articles/20231004/k00/00m/040/275000c
0435あるケミストさん
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2023/10/05(木) 01:02:34.01
量子ドットは、数ナノ・メートルから数十ナノ・メートルの半導体の微粒子。
粒子が大きいと赤く、小さいと青く光る。

1937年以降、量子ドットの存在は予想されていたが、確認するのは極めて難しいと考えられていた。

80年代に入り、エキモフ氏がガラス材料から、ブルース氏が特殊な液体の中で、
それぞれ量子ドットを発見した。

93年にバウェンディ氏が高品質な量子ドットの合成方法を開発し、実用化につなげた。

従来の液晶ディスプレーより色鮮やかな映像を作り出せることから、
世界中で需要が拡大。次世代太陽電池や量子暗号通信などへの実用化も期待されている。

ttps://www.yomiuri.co.jp/science/20231005-OYT1T50010/
0436あるケミストさん
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2023/10/05(木) 01:29:38.86
ttps://www.nikkei-science.com/?p=71018

高性能ディスプレー,安価な太陽電池,体内の物質動態を追いかける蛍光マーカーなど,
今,極めて幅広い技術に応用されつつあるのが量子ドットだ。

量子ドットとは,直径が数ナノメートルから数十ナノメートル(ナノは10-9,つまり10億分の1)
ほどの半導体の微粒子のことだ。

物質をナノサイズに縮めると,中の電子が狭い範囲に閉じ込められ,物質の特性が大きく変わることは,
量子力学が確立して間もない1930年代から理論的に予測されていた。

1980年代前半,旧ソ連の研究者エキモフ氏は,塩化銅を同じだけ添加した色ガラスの色が,
作成条件を変えると様々に変化することに気づいた。

ガラス中に生じるナノサイズの塩化銅粒子結晶の大きさが作成条件によって変わり,
粒径が小さいほどガラスの色の青みが強くなっていた。

当時は東西冷戦の最中で,エキモフ氏の情報が西側に伝わることはなかった。
だが米のベル研究所にいたブルース氏は,エキモフ氏とは独立に,
溶液中でナノサイズ硫化カドミウムの結晶を生成する実験を行った。
粒径を小さくすると,やはり青みが強くなった。

サイズが小さいほど青みが強くなるのは,量子的な効果によって
物質のエネルギー準位間の距離(ギャップ)が広くなるためだ。

光の波長はギャップの大きさで決まり,ギャップが大きいほど光は青みを帯びる。
東西でそれぞれ行われた2人の実験が「この分野の始まりとなった」と,広島大学の齋藤健一教授は話す。
0437あるケミストさん
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2023/10/05(木) 01:31:28.66
1980年代後半にブルース氏の研究室に加わったバウェンディ氏は,
溶液中で様々な粒径の量子ドットを安定して作成する手法を開発。

量子ドットの表面を化学修飾することで溶液中に一様に分散させ,コロイド状態にした。
均一な量子ドットを安価に作ることができ,そのまま色々な形状の面に塗ったり,
フィルム状に加工したりすることも可能になった。

バウェンディ氏はコロイド状量子ドットの研究を世界的に牽引し,様々な応用が一気に広がった。

生命科学への応用はその一例だ。

生体内の小さな細胞や分子の挙動を顕微鏡下で見ようとすると,試薬などで色をつける必要がある。
同じ物質でもサイズの制御で自在に色を変えられる量子ドットは,
生体内の複数種の分子を別々の色で可視化できる。

しかも,量子ドットは非常に輝度が強く,蛍光色素や蛍光タンパク質を使うより検出感度も高い。

生体内のイメージング技術を長年研究してきた理化学研究所生命機能科学研究センターの神隆上級研究員は「
様々な病気に関連した生体分子を多色蛍光イメージングできるのが利点だ」と話す。
イメージング用の様々な量子ドットが開発され,2000年代に入って活用が進んだ。

その後,量子ドットの応用は実験室を飛び出して実社会にも広がった。
代表的な例がディスプレーだ。
量子ドットなら狙った波長の光をピンポイントで出すことができ,「純度の高い」色が出せる。

現在,量子ドットは液晶ディスプレーの発光体として使われているが,
ピクセルを表すLEDに量子ドットを利用すれば,さらに高精細なディスプレーとなり,
手術の現場やVR(ヴァーチャルリアリティ)などの用途で活躍しそうだ。

「量子ドットのマーケットは今後,急速に拡大していくだろう」と齋藤氏は話している。
0438あるケミストさん
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2023/10/05(木) 22:07:30.79
CuClでノーベル賞が出るとは・・・
0439あるケミストさん
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2023/10/08(日) 00:28:58.45
https://news.yahoo.co.jp/articles/0289e1141c0d825092dc63e66f9d2154be23f2e9?page=2

化学賞には量子ドットが選ばれた。

量子ドットには二つの系統がある。化学を中心とするコロイド量子ドットと
固体物理を中心とするエピキャシタル量子ドットだ。
どちらも1981年に発表された。

軍配が上がったのはコロイド量子ドットだ。
旧ソ連出身のアレクセイ・エキモフ氏は色ガラス中の微粒子が発色する理由を突き止めた。
その後、コロイド溶液で量子ドットを調製した米2氏とともに化学賞を受賞した。

エピキャシタル量子ドットは東京大学の榊裕之名誉教授と荒川泰彦名誉教授が発明した。

極小の3次元(3D)空間に電子を閉じ込める量子ドットの概念を提唱した。
論文投稿は80年12月と先んじたが、日本の応用物理学会での発表だった。
結局、ノーベル賞化学賞として化学者が選ばれた。

量子ドットは量子ドット発光ダイオード(Q―LED)として液晶ディスプレーのバックライトに採用された。

現在は量子ドットで直接3色の光を出す方式の開発が進む。
コロイド量子ドットは溶液調製できるため塗布で量産できる。
有機ELより長寿命で安価になると期待される。

エピキャシタル量子ドットはレーザーとして実用化された。

光電融合デバイスに組み込まれ大容量情報伝送を担う。
東大の荒川名誉教授は
「方式問わず量子ドットが社会の役に立ち評価された。受賞で研究が活性化する」と目を細める。
0443あるケミストさん
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2023/12/05(火) 17:00:16.60
Nobel Prize lectures in chemistry

ttps://www.youtube.com/watch?v=upKNyxNIXfA

Moungi Bawendi, Louis Brus and Aleksey Yekimov
0444あるケミストさん
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2024/01/01(月) 14:30:57.33
>>442

「僕は90歳になった昨年の誕生日から、H3+の全てについてまとめる本を書き始めました。
題名は「ストーリー・オブ・H3+」。
2026年にこれを出版すれば、僕の一生は完結します」

ttps://www.yomiuri.co.jp/serial/jidai/20231224-OYT8T50041/
0445あるケミストさん
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2024/01/06(土) 22:46:50.90
今年こそ生化学
0446あるケミストさん
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2024/03/12(火) 18:54:54.96
The 2024 Nobel Prize announcements

CHEMISTRY – Wednesday, 9 October, 11:45 CEST at the earliest
0448あるケミストさん
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2024/04/28(日) 11:05:20.11
ノーベル賞有力候補の東京大・藤田誠氏が驚いたボストンバレーのスタートアップ創出
ttps://www.sankei.com/article/20240428-OYG76SPKHJJKRMWYPEWVZNTQUA/
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