夢見る頃を過ぎても Part2
TBS系列 1994年(平成6年)10月14日〜12月23日 金曜日21:00〜21:54
バブル景気崩壊後の就職難の時代、大学生が恋愛や就職に悩む姿を描いた青春ドラマ。
洋南大学4年の栗原明日香(葉月里緒奈)の就職活動は終わりを告げることもなく、お先真っ暗。
そんな中、明日香は恋人の竹本順一(原田龍二)たちと数人で八ケ岳に旅行に出かけ空騒ぎ。
そこで明日香たちは牧場で働く多門(保阪尚希)と知り合う。
牛を相手に泥だらけで働く彼は、実は同じ洋南大学の4年だった。彼は自分で学費を稼いでいるという。
その生き方の自由さに明日香たちは激しく心を揺さぶられた…
(「週刊TVガイド」1994年10月7日号より)
【前スレ】
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1088000040/ 【出演】
野崎多聞:保阪尚希
栗原明日香:葉月里緒奈
竹本順一:原田龍二
村瀬隆:宮下直紀
米倉妙子:佐藤忍
岡沢ひろみ:水野美紀
桜井由紀夫:田辺誠一
大沢カレン:細川ふみえ
木原祥子:とよた真帆
佐伯助教授:柴俊夫
栗原信次郎:津川雅彦
【テーマ曲】
主題歌「移動電話」井上陽水
挿入歌「カミナリと風」井上陽水 白線流しでもこれと同じサブタイで放送したことがあったな
中身全然違うけど 大学生の就職難が社会問題として取り上げられてた。
当時は就職戦線は景気循環と連動すると考えられていて
今年は厳しくても次年度以降は良くなるだろうと見込んで
意図的に留年するようなモラトリアム学生も多くいたようだ。
でも現実は1年や2年待っただけでどうにかなるものでもなく
買い手市場は20年も続いてる 就活ハウツードラマになるかと思ったがそうでもなかった >就活ハウツードラマになるかと思ったがそうでもなかった
前宣伝では就職難を深く掘り下げるなどとPRしてたので
ハウツーを期待して見てた人はいないでしょ
ただ、面接ではこんなことを言うとアピールできるとか
こんな資格取ってると有利だとかを葉月らが通う大学の就職担当者に語らせるシーンはあった。
(実質はリクルート雑誌の受け売りだった) 自分の住んでる地方では1999年ごろに再放送されて録画したが
「あと何年かしたらまた景気が良くなって・・」みたいな期待感を滲ませるセリフが所々出てきて
放送時から5年しかたってないのに随分就職観が違ってたんだなと思ってた。
真剣に就活してなかった設定の葉月はともかくとして原田や水野が厳しい厳しいと言っても
それは何もかもが異常だったバブル時代と比べた場合であって本当の厳しさは劇中でも完全に描き切れてなかったね。 ドラマの中の彼らは、「就職できない=友達よりも自分が劣ってると思われる」と考えていた。
価値判断に「他人の視線」が常にあるんだな。自分のライフデザインの視点が欠けてる。
葉月は自力で内定取れなくても親のコネでどうにでもなるしそもそも家が金持ちだから生活にも困らん。
たしか田辺誠一も実家が造り酒屋だった。
要するに、食うに困るくらいには追いつめられてない。
ここに甘さがある。
いくら就職難をテーマに深刻ぶった演技されても現実に反吐が出るくらいに過酷な就活を経験した人には彼らの言ってることやってることは「お遊び」にしか見えん。 留年重ねてた保阪が親の病気を救えなかったから一念発起して医学部目指すとかないわ
医学部ナメ過ぎ >>7 脚本・演出陣は、面接官が学生を罵倒したり、露骨に学歴や男女の差別をしたり、果ては女子学生にセクハラ紛いの行為をしたりすることが
就職の厳しさだと思っていた節がある
おそらく現実に就活したことのない人ばかりが作り手にいたからこんなトンチンカンな筋書きになったと思う 葉月の友達の女子学生が芸能人に逢いたいからマスコミ志望しましたというのも
十分に世間を舐めてるぞ。いくら当時でも大学生はこんなバカではない。 > おそらく現実に就活したことのない人ばかりが作り手にいた
それは仕方ない
元々テレビ局はコネが多いしこの仕事はフリーランスが圧倒的 > 芸能人に逢いたいからマスコミ志望しましたというのも十分に世間を舐めてるぞ。
それ今のキー局女子アナウンサーに言ってやってw
レベルが低すぎる バブル崩壊後に就職する羽目になって損な役回りとはいうものの出てくる学生の佇まいがみんなバブリーで全然苦悩してるように見えなかった >>2のキャスト見ると今でも息長く活躍できてるのは田辺誠一だけだな
葉月も保阪もスキャンダルでイメージ悪くなった時期があったし
水野に至っては‥ あ、原田龍二も残ってるね。
でも時代劇の印象が付いちゃった。贔屓の人がいたらスミマセン。 >>12
今も昔もマスコミ目指す奴はミーハーが多いもんだ
せっかく暗いテーマでドラマ作ったんだから
マスコミ志望の奴を嘲笑するくらいの毒があっても良かったと思う。 葉月の妹役で今村雅美ちゃんって出てたんだけど今何してるんだろ
ポッキー四姉妹のCMで有名になった人です >>15
それもそうだがドラマ中で出て来た先輩リクルーターが、
したり顔で社会人としてあるべき姿がどうこうと講釈垂れてるのが笑えた。
バブル真っ最中に就職した連中が一番使えないのは
今や企業社会では常識。 今は年相応に老けたけどな
保阪は私生活の疲れが顔に出てるw あれから約20年たったんだから
変わらない方がむしろ怖いよ。 過剰に深刻ぶった演技が
今見たらやっぱり笑えるなあ >>26
今就活やってる学生さんに見せたらどんな感想持つだろうな >>29
怒り心頭でしょ。
自分を信じてたら道は開けるなんて言われても鼻でせせら笑われるだけだ
それだけ日本社会が変わっちゃったということでもあるのだけれど。 怒りには繋がらんよ。
今の時代とは別次元のお伽噺くらいにしか受け止められない。 全然現実味が無いからさあ、ツッコもうという気にもならん。 なんだか懐かしいキャストだな
今もドラマ出続けてるのは、原田龍二と水野美紀くらいか 田辺誠一も忘れないでね。
古いけどガラスの仮面の速水役なんて見事にキマってた。 当時からちょっと歳が行き過ぎのようには見えてたけどね。 いや、実際に自分が学生の頃にも年齢以上に老けて見える奴はいたよ
というか今の大学生が幼すぎるだけじゃないのかな もう一曲挿入歌があったね
残念ながらどちらも陽水作品の中では影が薄い こんなに長く就職難が続けば、今の若い人は苦難を時代のせいにするなんて発想はないだろうな
これが当たり前なんだから
このドラマって一貫してつい2年前までは苦労も無く就職できたのになんで自分たちだけこんな目に遭わなきゃならんの!
みたいな責任転嫁の考えが付いて回っていたね。これ見たら今の若い人怒るよ。 というか大学出たら就職しないといけないみたいな社会的な暗黙の了解というか常識に対する
アンチテーゼがあったんじゃないの?
そのシンボルが多聞というキャラクターであって。 そのあたりは最終回の葉月と津川雅彦との模擬面接でやり取りがあったね
津「あなたは、何のために働くのですか」
葉「愛する人のためです」
津「人を愛するとは、どういうことですか」
葉「人を笑顔にすることです」
何のカタルシスも得られないままエンディングテーマ… 歌が素晴らしかった
姉妹作のひと夏のプロポーズもGRAYの名曲だったね DVD化されないかなあ
色々突っ込めるドラマなんだけど 笑えないよ
就職をあまりにも軽薄にとらえてるのが薄ら寒く感じる 一流企業に就職することが全てとは思わんが、
就職を深刻に捉え過ぎ、はおかしいだろ。
就職は大事だよ。
このドラマのおかしなところは、一流企業に入ることしか成功とみていないところから
物語が組み立てられていて、当時はまだ使われてなかったが「勝ち組」「負け組」に分ける
二分的思考がふんだんに織り込まれてたんだな。 と同時に視聴者に誤ったメッセージを発することにもなる。
創造において分かり易さは諸刃の剣。 >>62
でもそれが当時の世相だったから間違ってないよ。 >>58
釣られてみるが、人生はそんなにリセットの利くものじゃないよ。 このドラマの底が浅いのは、登場人物が美男美女揃いだから最後の最後にはどうにか食っていける手段が残されてるところ。
人生崖っぷちじゃないんだ。現実はそんなもんじゃない。顔もブサ、カネなしコネなし資格なし、、、ないないづくし そうだな、コネだって自分で作れるものだな。
コネなしは学生時代を無為に過ごしたツケだ。 働かずに食っていける方法考えた方が賢明だろ
2ちゃん的には >>72
人生崖っぷちに立たされてるとは到底見えないようなチャラい若者たちが
苦悩してるフリをしてるという指摘ならば大いに首肯してやってもいい。 このドラマにもお前らにも一言言っておく
時代が違う
それなのに後出しジャンケンみたいなこと言ったって馬鹿馬鹿しいだろ >>81
主人公の成長を描くドラマなんて、ラブコメでも刑事モノでも医療モノでも
どんな設定でも根っこは同じだよ。
傍目から見たら大層でない事でも過剰に苦悩してる。
プレイとしての「苦悩ごっこ」をしてるんだよ >>72
キミはニュースとドキュメンタリーだけ見た方が良いんじゃないか
ドラマ視聴には向いてないみたいだよ >>78
まあね。
劇中でもコネ使って楽して就職決めた奴の描写もあったよな。
そこでまさにそのセリフがあったよ。
研究室に閉じこもって社会と隔絶してしまってた保阪への揶揄も込められてた >>85
あ、飛べないカエルのくだりだな。
クレ順見ると保阪が主演のようだが、こんなに感情移入できない主人公のドラマも珍しかった。
苦難からただ逃げてるだけ(後半は親父の急死で一念発起するがこれも飛躍しすぎ)で
当時にネットがあったら多聞というキャラはサンドバッグにされてたんでは。 ぬるい多聞に、計算高い明日香が惹かれていくんだな。
リアリティゼロじゃないか。
多聞と順一だったらどうみても順一の方が将来性あるってのに。 >>91
就活苦戦をみかねた親父(津川雅彦)が自分の権力使ってコネで葉月を子会社に潜り込ませようとしていた。
でも葉月はそれは自分のやりたい仕事じゃないからとかワガママ言って断った。
この期に及んでまだそんな寝言言ってどこまでお花畑なんだこの女は、と思った。 総合職とか、一般職とか、どうでもよいコダワリだったんだな この20年一貫して給料は下がり続けてる
総合職なんかノルマ厳しいし転勤容赦しないし
しんどいだけ 見栄だけで就職先考えるから身動き取れなくなるんだよ >見栄だけで就職先考える
自分が就活した時代でもさすがにそれはなかった いやいや、昔から見栄に振り回されて就職で失敗する学生はいたものだ