関西の展覧会★3
京都市内の美術館・博物館のチケットが集まってきた
京セラ×2、京都国博、京都鉄道、京都近代、京都文化、京都マンガ、細見
どういう組み合わせで回るべきか 松伯美術館の「勤勉努力」展へ行ってきました。
主として上村松篁が描いた素描や下絵に関する企画展です。
2羽の鳩のポーズを決めるために300以上のデッサン!
展覧会名のとおり、本画は凄まじい努力の賜物ですね。 昼食後は大和文華館で富岡鉄斎展を見てきました。
今年は彼の没後100年に当たり、京都国立近代美術館でも
企画展をやってるので、そちらも見に行きたい。
躍動感溢れる自由闊達な筆づかいが素晴しいのは当然ですが、
「俺くらいの学識を有してから文人画家を名乗れよな」的な
文章が書かれた作品もあり、まあ、そこまで威張らなくても
いいのではと思いながら、その自負心も素晴らしい。 おい、白髪マリメッコとガツガツ大年増ボサロング
撮影時間ちゃんと守れや
次のグループ待ってて全体の時間制限あるのに、お前らみたいなマナー悪いずうずうしい奴らが時間オーバーして粘るから他の大勢に迷惑かかったろ ●○●○のスタッフも特定の参加者と馴れ合いにならずにしっかり指導しろボケ 京博。雪舟の出展作品は大体過去にも見たことがあるものだったけど
蕭白の虹の屏風は初めてで度肝抜かれた。
あと1階の仏像を全部撤去して展示スペースにしてたけど
それできるんだったら今までも、もっとゆったり展示できてたんじゃね? >あと1階の仏像を全部撤去して展示スペースにしてたけど
1階に置いてあった仏像はいま奈良博の空海展に出品中
その後、所蔵先のお寺の環境が整い次第、お寺に返却予定 龍谷ミュージアムで太陽神と弥勒信仰に関する企画展を見てきました。
2Fは、破壊される前のバーミヤン石窟の調査に関する展示です。
大仏の頭上に太陽神と思われる装飾壁画の一部が残っていたらしく、
7世紀にここを訪れた玄奘三蔵法師は、色彩鮮やかだった全体図を
間近に見たんだろうなあ。
その玄奘三蔵法師、鎌倉時代に描かれた画像では、髪や髭の剃り跡が
青々として、精気漲る男前ですね。 3Fは、日本に伝来した弥勒信仰に関する展示です。野中寺の弥勒菩薩
半跏像は小像ながら存在感があり、中宮寺や広隆寺の弥勒菩薩と違って
ムスッとしたお顔が印象的。
未来仏である弥勒は、釈迦の入滅後56億7千万年経って初めて出番が
回って来るため、待ちくたびれてご機嫌斜めなのかも。