https://news.livedoor.com/article/detail/25030129/
ガソリン補助金について、木藤氏は「国民生活への影響を考えると非常に意味がある」と評価。
ただ、「本来なら自由競争の中でマーケットが決める小売価格を一定の水準に誘導する行為は、
マーケットの原則をゆがめることになりかねない」との懸念も示した。

一方、補助金よりも小売価格の4割を占めるガソリン税の上乗せ分を減らすべきだとの声も根強い。
店頭価格1リットル=182円の内訳をみると、ガソリン本体が108・9円。
これにガソリン税28・7円、ガソリン税の上乗せ分25・1円、
石油石炭税など2・8円が加わった合計に消費税16・5円が課される。

 木藤氏は「国の財政は非常に重要で一概には言えない」と断ったうえで、
「(ガソリンには)非常に重たい税金がかけられている」と指摘。
ガソリン税の上乗せ分の廃止が、消費者にとってメリットがあると指摘した。