冗談でもいたずらでも「ない」と断言したが、別の記者から同様の質問を受けると、「覚えていることと覚えていないことがある」と説明。

 会見の前に、元ジュニアの本の記述に触れたインターネットの記事を読んだという。
 「若気の至りとか、自分の幼稚さもあったと思う。ただ、記憶をたどってもちょっと覚えていないことも本当に多くて。たぶんいろんなことをやっているだと思う。向こうはすごく覚えていて、僕は覚えていなくて。記憶を呼び起こすのが難しい作業でもあったので、したかもしれないし、していないかもしれない、というのが本当の気持ち」と述べた。

◆「僕の記憶から引き出される可能性もある」

 筆者の元ジュニアと対話する予定について質問されると、「対話をしても良い。もしかしたらその時に思い出すかもしれない。僕の記憶から引き出される可能性もある。まずは対話することは大事とは思っています」と答えた。

 過去のハラスメントについても問われた。デビューした10代、20代当時を振り返り、「やはりぼくは厳しい方だと思う。ハラスメントの認識はない。舞台をよくするためのエネルギーかと思っていた」と語った。