転売屋デビューして約4年になるという、30代の長濱真一さん(仮名)に話を聞いた。

「僕ですか? 『イーブイヒーローズ』(2021年5月に発売された拡張パック)のあたりからポケカ転売に手を出し始めましたね。
それまでポケカはつまむ程度だったんですが、イーブイヒーローズは前評判がよくて、まず定価割れはなさそうだと言われていたので。
当時はまだお店を回れば、10軒に1軒くらい、予約を受けてくれるお店があって、そこまで競争は厳しくなかったです。
予約が解禁になってからお店を回り続ければ、35箱くらいは確保できました。
僕は売値が3万円くらいまで上がった時に全部手放しちゃったんですけど、今は買値が4万円以上にまで上がっている。売らなきゃよかったなと思っていますよ」

よかったころを振り返る長濱さんだが、最近はつらいことのほうが多いという。
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