編集部:
過剰な乳製品とは具体的には何ですか?

天野先生:
過剰な乳製品とは、牛乳やヨーグルトです。過剰に乳製品を摂ると消化がうまくできなくなって、慢性炎症が引き起こされると考えられています。乳製品を摂る場合は、牛乳やヨーグルトではなく、納豆やキムチのような発酵食品を食べるのがいいと思います。

編集部:
なぜ発酵食品がいいのですか?

天野先生:
発酵食品を摂ると腸内環境が良くなって、その結果炎症が治まると言われています。がんにもなりにくいといわれ、同じような大豆食品でも豆腐と納豆は効果が違うのです。人が予防できない病気でも、納豆を食べると予防できる場合があります。恐らく植物でタンパク質がベースとして良いのは間違いないのですが、更にその植物タンパク質が作られている発酵食品がさらに良いのかなと思っていますね。豆腐もいいのですが、納豆はその上のパワーがあると思っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/77b134794af62202cce7610dc7b11595a6755685?page=2