ソニーグループは4日、ホンダとの共同出資会社ソニー・ホンダモビリティ(東京)が開発した電気自動車(EV)の試作車を公開した。
米ラスベガスで5日から開催される世界最大級の家電IT見本市「CES」で展示する。開幕に先立って行った記者向け発表会で披露した。
ソニー・ホンダのEVはソニーの持つデジタル技術やコンテンツを活用し、臨場感のある映画や音楽、ゲームなどを移動中にも楽しめるようにするのが特徴。
第5世代(5G)移動通信システムを搭載し、自動運転機能は一定の条件下で運転操作が不要になる「レベル3」の搭載を目指している。
ソニーとホンダは2022年3月に新会社の設立を発表した。第1弾となるEVはホンダの北米工場で生産する予定だ。
25年前半から先行受注を開始し、納車は北米で26年の春、日本では26年後半からを計画している。(共同)
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