2013.10.30 16:15 ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/445401

宗教学者の山折哲雄さんと、東京工業大学リベラルアーツセンター教授の
上田紀行さんにより行われた対談が、現在ネット上で話題になっているようだ。

10月29日に東洋経済オンラインに掲載された

西洋は「信じる宗教」、日本は「感じる宗教」
http://toyokeizai.net/articles/-/22709
という記事の中で、上田教授は

<私も東工大で必ず年に1回、学生にいやがらせの質問をするのです。(略)
「じゃあ、何も信じてない人、手を挙げてください」と言うと、みんなバーッと挙げるんですよ。「その中で初詣に行
ったことのある人」と言うと、手を挙げる。「その中でお守りを持っている人、持ったことのある人」と言うと、手が挙が
って、カバンの中に持っている子がいるんです。「じゃあ、あなたたち、宗教を信じていないのなら、ここにハサミがある
から、そのお守りをズタズタに切って」と言うのです(笑)。>

と語る。そして

<「宗教なんか信じてなくて、神様も信じてないなら切れるだろう?」と言うと、「ダメです。そんなことできるわけ
ないじゃないですか」とうろたえる。「何でできないんだ?」と聞くと、「バチが当たる」と。「誰がバチを当てるん
だ?」「神様のバチが当たる」って。「おまえ、神様を信じてるのか?」「いや、神様なんて信じてません」と。「じゃあ、
切れよ」って、そこで押し問答になるわけです(笑)。>

と続けている。
この後に続く一連のやりとりが紹介され、さまざまな意見がネット上では交わされているようである。