デジタル庁の事務方トップを務める石倉洋子デジタル監(73)が近く退任することが23日、分かった。体調不良で業務遂行に支障が生じていることなどが理由。
政府関係者によると、就任早々から体調を崩して職場に出勤できなくなっていたという。
石倉氏は外資系コンサルタント会社での勤務経験や、企業の経営戦略を専門とする知見を生かした組織運営を期待されていたが、昨年9月の就任から7カ月余りで異例のスピード退任となった。
後任には民間出身の同庁幹部を充てる方向で調整している。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/04/24/jpeg/20220423s00042000767000p_view.jpg