まん延防止等重点措置が全面解除されて1カ月。コロナの収束が未だ見通せないものの、コロナによって様変わりした働き方も
「ウイズコロナ」や「アフターコロナ」を見据えた新たな改善策が求められているが、こうした動きに素早く反応する自動車メーカーもある。

ホンダは、2020年4月に1度目の緊急事態宣言後から全社的に実施してきた在宅勤務を取り止めて、
5月の大型連休明けから全従業員がコロナ前と同じように週5日間をすべて“強制出社”の勤務体系に切り替える方針という。

「脱エンジン」を宣言して「第二の創業期」を迎えた中で、全従業員が出社することで、社内で対面でのコミュニケーションを活性化させる狙いのようだ。
また、今年10月からは金曜日を半日労働として週休2.5日に増やすことも検討中で、1日の勤務時間を現在の8時間から1時間延長して9時間労働とすることで現行の給与体系を維持する考えという。
テレワークよりも“現地現物”を重視するという先陣を切る「働き方改革」も如何にもホンダらしいチャレンジだろう。
https://s.response.jp/article/2022/04/20/356470.html