――「およげ!たいやきくん」は最初歌い手シークレットでしたが、ハロプロファンはすぐに反応して3人の名前を言い当てていました。ファンが感じるハロプロっぽさ。
それはもはやジャンル化したもののような気がします。3人はそれをどういうものだと感じていますか?

高橋:よく聞かれるんですけど、分からないです。発信する側ってそういう考えはないと思うんですよ。
“ぽい”っていうのは聴く側からの結果論で、ハロプロっぽく歌おうとか、そういう意識はないんですよね。私たち、それが当たり前だったから。

夏焼:雰囲気のことで言えば、ジャンルがバラバラ、個性がバラバラというのが“ぽさ”の1つかなとは思います。
他のアイドルグループは統一感が高かったりするけどハロプロは逆で、衣装も髪型も被らないように考えるんですよ。
そういう不統一な個性の集まりがハロプロっぽさなのかな。「私は私」っていう意識、自由な感じはハロプロならではじゃないですか。

田中:今の雅の話、私たち世代が一番強いかもしれないです。歌もビジュアルも、そういうモーニング娘。に憧れてハロプロに入ったから。
だからこの3人が揃って歌うとハロプロっぽいと言われるのかなと思うし。でも、今のハロプロもすごいですよ。
ダンスは揃っているし、それは私にはできないことで今のモーニング娘。のよさ。ハロプロらしさも時代で変わってきていると思います。
https://thetv.jp/news/detail/1079698/p2/