ロシアは欧州側にウクライナが取り込まれることを恐れているといい、「アメリカ製の核兵器、核ミサイルを並べられたら、もう喉元に並べられる状態で、10分ぐらいでモスクワ壊滅になる」と語った。また、歴史的にも「ウクライナがなかったら、ナポレオン戦争も、ヒットラー戦争も(ロシアが)負けていた可能性はかなり高い」とし、NATO・EU側にウクライナが組み入れられることは受け入れられないと断固主張した。

EUは、「アメリカを抜く勢いの日本に備えてつくられたものだった」と指摘。現在、ドイツとフランス以外はほとんどが弱小国で、弱者連合みたいになっているとして、「EUというよく分からない亡霊が立ち上がって、汁を吸おうとしている人たち(弱小国)が、蛭みたいになってくっついて血を吸っている状態、あれ、だいぶ切り落とさなきゃ駄目なので」と、解体されても構わないと指摘している。

バイデン大統領については「単純に戦後の国の領土の線引きを変えるのは許されないって言っているが、アメリカはいろんなことで戦争してきたんだけれど、あれは何なんだ」として、アフガニスタンやイラク占領の問題、ベトナム戦争や朝鮮戦争の後の混乱などを挙げ、「やっぱり、この覇権は独走させちゃいけない」と、アメリカに覇権国としての過去の行動の反省を求めた。

ロシアから見た日本については、「私たちから見れば、日本はまだアメリカの準植民地であるというふうに見えている」として、「日本の指導者はやっぱり、残念ながらもうちょっと独立志向はあってもいいんじゃないか」と語り、ロシアのウクライナ攻撃に伴う日本の制裁については、「日本は中立でもいいかもしれない」と、自国の主導で対応することを期待した。
欧米発の情報だけでは分からない、プーチン氏側から見た世界のあり方が伺える霊言となった。各国の出方によって、未来がどのように変わっていくか予測するにあたって、必聴の霊言と言えるだろう。
上記は霊言のごく一部であり、他にも以下のような論点が語られた。

https://the-liberty.com/article/19274/