チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスは、プレミアクラス6年目の開幕戦となるカタールGPのフリー走行2で2020年11月の最終戦バレンシアGPフリー走行4以来となるトップタイムをマーク。
プレミアクラスで初めて初日総合1番手に進出しただけでなく、時速355.2キロメートルを刻み、トップスピードのランキングで初めて1番手に位置した。
「良い1日だった。プレシーズン中は懸命に働き、ここでバイクがとても良く機能する。期待以上。そのことを明確だ。昨年とは異なるエンジンがあり、異なることが幾つかある。
昨年、ここになかったライドハイトデバイスもある。良い1日となり、中古タイヤと新品タイヤの両方で速い。この調子を続けることができるか見てみよう。」
「自信がある。スズキは大変良く働いたけど、仕事を続ける必要がある。エンジンの分野で素晴らしい仕事をしたけど、少しでもリラックスすると、台無しになってしまう。全体的な評価は良い。ストレートで数人を追いかけ、フィーリングは良い。
スリップストリームを維持することができ、以前は両側を見なければいけなかったけど、落ち着いて呼吸をすることができた。レースでどうなるか確認するけど、この点で大幅に改善されたと思う。」
「より快適で、ペースが良く、スペースがあるときに突っ込むことができた。限界の範囲内だったと思う。このカテゴリーでは、少しでもスペースを空けてしまうと、あっという間に3人に抜かれてしまう。常に限界で走らなければいけない。」
「スズキは本質を失わなかった。確かに、エンジン以外の違いを感じない。それは良いことだ。当然、コーナー出口におけるスロットルの反応が少し変わったけど、バイクは変わっていない。スズキは素晴らしい仕事をした」と、再度スズキの開発を称賛した。
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