(CNN) 
米サウスカロライナ州ローレンスの小学校で、男子児童が実弾入りの拳銃を持って学校に登校する事件があった。児童は調べに対し、ゾンビを撃ちたかったと話しているという。
ローレンス警察の18日の発表によると、小学校の職員が児童の机にあった銃を発見して直ちに管理職に報告し、学校駐在の警官が銃を没収した。
ほかの児童や教職員が危険にさらされることはなかったとしている。
警察は、児童が祖父の自宅から銃を持ち出していたことを突き止め、子どもに対する不法行為の容疑で祖父を逮捕した。「祖父には銃を安全に保管する責任があった」としている。
ローレンス郡55学区のアミカ・トーマス区長は記者会見で、銃の発見を受けて学校駐在の警官が直ちに対応し、応援の警官が数分以内に到着したと説明。教職員が手順に従って行動したために、被害が出る事態は免れたと語った。
保護者に対しては、安全を徹底させるために毎日子どものかばんをチェックしてほしいと促している。
学区の規律に基づき、銃を持ち込んだ児童は下校させられ、今後処分に向けた聞き取りの対象となる。
トーマス区長は学区のウェブサイトにも声明を掲載し、「不安があれば教員や校長、学校カウンセラーと共有してほしい」と保護者に呼びかけた。
祖父は19日に開かれた審問で4万ドル(約460万円)の保釈金を設定された。次回は3月18日に出廷する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/355064197f174e105daa88ff87d2a22aa748441f