阿久根のトランプ鹿児島県阿久根市の竹原信一元市長

竹原氏はデータ・マックスの取材に対し、「当たり前の政治が行われるよう、市政を正常化したい」と決意を語っていた。
阿久根市は人口減と基幹産業の衰退が続き、現状に不満を抱く市民も多い。
かつて竹原氏がブログなどで市議会やマスコミを批判し続けた手法や、Twitterで発信をしている姿をトランプ米大統領に重ねる声もあり、
変化を望む市民から一定の支持を受ける可能性は大きい。
竹原氏は、同市脇本出身。
防衛大学校を卒業後、航空自衛官として勤務。
退官後、地元建設会社の社長を務め、2005年に阿久根市議に初当選。
市議会における政務調査費(現・政務活動費)の不正利用、不要不急の議会視察などを告発、
年収の官民格差の実態を詳らかにし、市政正常化を望む多数の市民の支持を受けて08年8月に阿久根市長に初当選した。