続・包丁の切れ味を追求する男たちのスレ【錆びたナイフ】
切れ味と刃持ちへの挑戦
刃付けの理論と方法
鋼材や製品の比較
熱く語るもよし、淡々と語るもよし、画像をうpして腕自慢するもよし
新聞の押し切りぐらいできて当然
虚虚実実、オマエさんも手を動かしてみたらどうだい?
† 前作 †
包丁の切れ味を追求する男たちのスレ
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1509368832/
http://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/knife/1509368832/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 『男たちのスレ』 の基本路線はスレタイどおり 「包丁研ぎ」 ですが
【錆びたナイフの章】 では [包丁/実用ナイフ/ナタ/切出し/肥後の守] あたりを包括して
「ナイフ一般」 の 研ぎ、切れ味、鋼材など についても意見交換していきましょう
「研ぎ」や「切れ」への理解を深めるうえで参考になるノウハウ大歓迎!
画像歓迎、健全なノリで、ノイズはスルー
細々と楽しく、実践、薀蓄、経験談をご披露ください それでは、『男たちのスレ』続篇/【錆びたナイフの章】 を引き続きお楽しみください
(画像うpは imgur.com だとうれしいんだけどなぁ… 専ブラ民なので ボソッ) また何と! 前人未到の地へ勇敢に後悔する物語か!
いやはや、楽しい限りだ! 乙華麗!! やっちまって悔いるより、やらずに悔いる方が後を引くぜ!
「迷ったらやれ!」失敗でも良い。あなたが地雷を踏んだ後に
道は出来てんぢゃね??? 前>>899
うむw この左が500円コーナーでそこにもMACがw
関の祭り・・・朝一の包丁浴www
包丁好きにはおすすめだね 見事に前スレ903終了したなw
スレ立てタイミング絶妙乙w
ようやく預かり物シリーズ終わって後は「蝶番」が届くのみなんだが、
愛犬が癌になったよ
北大獣医学部でCT撮って生検した
悪性だった
長くないと思う(´・ω・`)
年末から新年は抗癌剤で様子見だ
儚いな
だからというわけではないが、今を生きよう 仕事で毎年行けないのに、そんな面白い話を!
切歯扼腕!! あ、でも今年はカウリX の三徳が
何故か家にも来た! すっげぇ早いサンタさんですかねw
MACって良いっすね。重さが無くてみじん切りや千切りが「しにくい」かな?
てのを除けば。レリーフは良い。刃付け精度も悪くない。ふむふむ。
作りはハンドルの取り付けに「柄埋め」をしていない点が気にかかります。
というか許せません。刃先に開いた穴をフックに掛けて保存してね!
って言うのなら、何でハンドル材との隙間を確保する???
いくらステンレスでも、常時水分がありゃ、そりゃ錆びるっしょや??
意味が判らん。フルタングで3本止めってのもなかなか面白い。
そんじゃハンドルエンドにソングホール開けりゃ良いのに!と思いますがw >>10
家族の一大事に、何とも言えない気がします。
私は延命より「苦しまない事」を望みます。
家の親父が「末期の肝臓癌です!手術も医薬治療も出来ません」
と言われた瞬間に「判りました!延命治療は一切要りません!」
「ただ、痛くないように、苦しく無い様にだけしてください!」って即答
しました。
わっかい女医さんが宣告するのよね。涙も出なかった。 おっさんになると、癌は身近な病気で、
親友が癌で死んだり、会社の社長が癌でくたばったりする。
自分自身も、切腹していたりする。
癌で死ぬというのは、余命宣言があるだけ、事故や感染症よりは良いとも思う。
やり残したことは来世があるし、今生の取りまとめをやっとけば、いいんぢゃないか、
その時に、思い残すことが無いように、と思っている。
・・・・・といいつつ、
己自身の、ブツは増え続け・・・・どうやら成仏も危ういのであったwww >>11
あれねw ナイフショウに1万人(なのかw)が来て、限定20がスパっと売れないwww
日本のナイフ文化というかファンダムというか、その実力、その程度かと・・・
買った強みで威張ってみるw
メーカーの社長や専務w と直接話せたり、アレがこうで、ソレがこう! ああなるほど!
がけっこうあるのねw
そうそう、ついに今年の北野のおっちゃんのテーブルには、
刃のあるナイフは有りませんでしたw
どこに行くんやろw たった20が即売れない????
カウリX割り込みの三徳でっせ??
ダサくさい外見でも、カウリX割り込みでっせ?
あぁ「名馬は常にあれども 伯楽は常にはあらず」
北野のおっさんは、収束していくだけと思います。
コーティングしたナイフに「これ切れますか?」と
聞いたら、コーティング無しのZDP189のナイフを
指して、「これほど切れんでもエエんやで」と聞いた
瞬間にガッカリしました。あんた、いつまでも「頂上」を
目指せよ。あんたもか・・・・・・
ってね。あの超絶変態をしてから、そうか!
ましてや、私ごときにおいて・・・・ うむw初日の午後行ったが、15丁ぐらい残っていた。
独占はいかんやろうと思って2丁だけ買ったw
この時点で、20限定とは知らんかったがw
近頃のカスタムナイフメーカーとか。出品見ても、なんか届かんのよね。
手に取って、じっくり見る気にならない。 MACのAB60を入手して、まずやった事は
「新聞紙、連続で押して切れるか」
部分的に出来ない所も有ったが、こなせた。
ふむ、これで分かった。この包丁の性格はこうなんだ。
私が自分で研いだ包丁で「新聞紙を連続で押して切る」
動画を上げたら、非難轟々だった。
「包丁は新聞紙を切るものじゃない」
「こんなに切れなくていい。」
なんてねw
3k程度の市販のMACの初期刃付けでも
こなせる事を否定するのかな??
どんだけ「切れなくてもいい」世界」に住んでんだ??
MACは薄くて軽くて初期刃付けも、概ね満足できるレベルで良いよ。
軽すぎるんだがね。普通に使うのなら、これで良いかもしれない
裏も表も、真直ぐな研削痕にエッジだけ研磨してある。
「あぁ、なるほどね」とニヤリとするしかない。
多分AUS8A 辺りなのかな?これだけ薄い刃体を歪ませなく製品化する
のは、なかなか凄いなと思う MACの、ポイント付のシェフナイフの黒テフロンを、見た事があるんだが、
峰厚が切っ先に向けてシューっとフルテーパー掛かっているのよ
で、薄い刃先の3mm幅位にハマグリで刃が付いている。
こりゃ、箱出しの切れ味に感動!
狙ってるなぁ、よくできていると感心した。
ブレード日本で作って、中国とかでテフロン加工とハンドル加工、
で日本で最終刃付けして、メードインジャパンで輸出でコストダウン
・・・してるんじゃないかな〜〜〜 まぁ、ノンスティックコートは剥げたら元には戻らないから
研ぎ幅を広げるのは判る。
それは、つまり「研いで薄くする」必要を無くすためだと思う。
考えているなぁ〜〜
50年ほど前に家に来たMACのナイフに感動したけど
昔から考えてるんだなぁ >>19
やはりあの手の簡単にカリッと研ぎあがる包丁は8Aあたりの鋼材とみますか
むかしのブ厚いフラットグラインドの8A/6Aのナイフを研いだときとは印象が全然ちがうんですよね
砥石のサイズや質、研ぎ手の技術がちがうからなのかもしれませんが…
といっても、8A/6Aのナイフを持っていたのはハタチ前で
フルサイズのAKSベンチストーンやランスキーを買う前でしたから
あまりマトモに刃を付けなおせなかった
あの頃は値段の安い6A, 8A, 440(A)のナイフを買っては
4インチのポケットAKSや6インチのトリホーンで悪戦苦闘してました
カーショウ、ICカット、金龍とかだったかな(ICカットのは銀1だったかも)
手放すときにはどれも耐水ペーパーで研ぎましたよ …ナイフ小僧としては屈辱的でしたが lol >>22
刃物には「使うための条件」があり「性格」が有ると思うんです。
ナイフみたいに包丁に比べたら分厚いエッジを保持するものと
端から薄っいエッジとそこまでのレリーフが、設計思想だと
思うのです。
当然、熱処理も変わってくるんじゃないでしょうか?
熱処理、焼き戻しが変われば、同一鋼種でも研いだ
感じは違うと思います。
何度も書いてますけど、刃物の峰を親指と人差し指で挟んで
そのまま、エッジ方向に滑らす。
最終的には指がくっついて終わるのですが、そこで
違和感が無く、くっ付くのが「良いレリーフ」なんです。 >>23
ごもっともです
アチコチのスレで条件を限定せずに鋼材を語ったり比較してるのを見るにつけ、感じるところですよね
刃物のデザインと用途を想定して
「骨も切る/割る使い方で○寸の本出刃包丁なら、××鋼材が使いやすくて研ぎ直しもしやすかったよ。
ちなみに△△社の□□シリーズの○寸の出刃。使い比べたことがあるのは〜 …」
ぐらいまでミンナが書けば、2ch/5chの情報の蓄積も有益なものになるだろうに、と常常おもいます アレは井ノ口の超硬8Aなんぢゃないかとw
440Aといえば、ミソノ440はいいでw
研ぎ味はしっとり、素直で、かなり薄く仕上げても、めくれることは有っても、まず欠けない。
その下のモリブデンは、巨匠のウッデホルム並みの研ぎ易さ、もうズルズル卸りてしまう。 >>24
だから、天然砥石のレポなんて無理!なんです。
今ここ使っているものと「同じ」?
なんて「無い」でしょ???
>>25
あ?やっぱ、その辺りと思う?
青棒で当たって、その見当かなぁ?と思った。
ウッデホルムたぁ、白鷹さんか
あぁ、なるほど >>26
なるほど、当然です
天然砥石だと個体ごとのクセがあり、研ぐ相手の刃物との相性次第ですから、比較はできませんよね
しかしそれを言ってしまうと、限定品や超高級品のような希少な包丁の話もできなくなってしまいます/火造り鍛造品ですら…
そもそも、比較する前提じゃなければいいんです
考えかたや取り組みかたは人それぞれ、興味も人それぞれということで
その人が どんな刃物を どんな砥石で どのように研いでいるのか
その結果として どんな刃に仕上げたのか
オレはそういう内容にも興味がありますから、きちんと内容の充実したレポートなら歓迎しちゃいます :)
(たとえ画像がなくても、語るべきところがあって、伝わる書き方をしてもらえるのなら)
シャプトン、ランスキー、コンプだけで話しが終わってしまうのでは退屈ですし
自分の包丁を好きなように研いで、おもったように研ぎあげて、その刃が切れるのなら
そういう取り組みかたをしてる人にも、このスレで語ってもらいたいなぁとおもいます :D
もちろん、現在進行形で試行錯誤している人も、ですね
包丁スレや研ぎ本スレで「自分語り」なんてすると…、ねぇ lol あ、ランスキーね。あれはあれで面白い。
どこでクランプするかで、変化を付けられる。
思い切り刃元をクランプすると刃元は鈍角で
刃先に行くほど鋭角に仕上げられるし、刃先を
クランプすると逆になる。刃体の中央をクランプすると
大体同じに出来る。
刃表と刃裏で研ぐ方向も変えられる。研ぐ方向を
変えたら何が良いんだって??
押しても引いても切れる刃が得られる気がする
それだけだけどねww 長い長い間、砥石は作ることが出来ず、天然物しかなかった。
それで、
鍛冶屋は一生懸命に天然砥石と相性が良い、研ぎ味が良い刃物を作った。
それが出来るのが名工と言われた。
日本中の職人は、天然砥石と相性のいい刃物を使っていた。
ので、
アメリカ生まれの人工砥石は、日本で天然砥石になることを目指して改良されていった。
鍛冶屋は、天然砥石と相性がいい刃物を作っていれば安泰だった。
ハイス鋼の登場あたりから雲行きが怪しくなってきた。
天然では、砥ぎにくい刃物の登場である。
粉末鋼の登場あたりから実体験になるのだがw
カウリYの説明を初めて聞いた時には、砥石では研げないので、
耐水ペーパーで研いでます。と言われたのを覚えている。
砥石を超える 刃物の登場w
砥石と刃物の主従関係の逆転は、この先どうなるのか?
ワクワクであるw
ヤクセル 豪 SG2 を砥いだw
すんげー素直、硝子3000番、ラッピング無しで、押切さらさら
これで永切れしたらタマランナー記念カキコでしたw あぁ、武生のスーパーゴールドUか
あれ素直だよね。 私、北野のおっさんと三宮の店で出会った頃から
基本的に耐水ペーパーしか使っていない。
だから、天然砥石の素晴らしさも、当たり外れも 知らない
別に知りたいとも思わない
鋼を研ぐ事は素晴らしい。でも、技師に成れない事は
日本刀が教えてくれた。
だから、俺は普通の人なんだw
と、シロツグが言ってたような?? >>29
ヤクセル特選シリーズええな
一本欲しいなあ(ノ´∀`)ノ 「昭和の包丁:復活編」 第A回 正本総本店 牛刀包丁 270mm
正本総本店の牛刀に(とりあえず手持ちの材料で)ハンドルを付けます
▼元のまんまのフルタングで復元します
▼材料は15mm厚の栗/クリのコッパを使用 (元のハンドル材は樫かヒッコリー?)
柾目材の芯寄りの(追柾目)部分を切りだし、カンナで9mm厚まで削り込みます
(材料が小さく薄いので、研ぎ台とゴム砥石台で固定して作業しました
削った感触はクリの実に似てネットリ気味)
※画像は作業イメージです
https://i.imgur.com/StKI2xb.jpg
▼タングとボルスターに接する面と木口を、「カシュー」塗料の3回塗りで防水養生します
(乾燥状態の良否が不明で、春材部分の道管がやたら粗い環孔材、無垢のまま水周りで使えるかわからないコッパなのでカシューを塗ることにしました
将来的にタングの防水性を確保する意味もあります)
ヘラで塗ります
https://i.imgur.com/MO2Y0IX.jpg
ホントは1週間ぐらい乾かしたいんだけど…
https://i.imgur.com/ng4HAhj.jpg
▼包丁本体のタングの表面にヤスリがけで "足つけ"、変性シリコーン系接着剤を塗布して防水処理し、凹凸を均します
乾いたらスクレーパーで余計なでっぱりを削り、#320のサンドペーパーで "足つけ" します
(サビをあらかた除去したタングの断面形状は )( 型をしているので、充填型弾性接着剤をコーキングとして使用
鋼材と接着剤の密着度のテスト、ハンドル材を貼るさいに接着剤の気泡が "ス" になるのを防ぐ意味もあるので、接着前に「前処理」しました)
たっぷり塗ってヘラで均します
https://i.imgur.com/dL3jZfU.jpg
まる1日置いて乾かします
https://i.imgur.com/AeFhshI.jpg
スクレーパーで均します
https://i.imgur.com/GdLVaXg.jpg
こうなりました
https://i.imgur.com/a0eAyyG.jpg
▼片面ずつ、変性シリコーン系接着剤でハンドル材をタングに接着、ドリルでカシメ穴(φ3.5mm)を開け、ノコで外形の "荒取り" をします
接着剤はハンドル材とタングの両方に、圧着したらハミ出してくるぐらい塗り、表面が生乾きになってから貼りあわせます
(接着作業は片面ずつですが、クランプをかけるさいの当て木として反対側にも板材をあてます
両面を一度に接着してしまうとカシメピン用の穴の位置がわからなくなるのでダメ)
タングと板材の両方に接着剤をたっぷりと
https://i.imgur.com/HWL4VPB.jpg
当て木をそえてクランプで圧着
https://i.imgur.com/meW2eaN.jpg
まる1日置いたら外形を切り出します
https://i.imgur.com/eUMmoIm.jpg
ついでに軽くヤスリがけも
https://i.imgur.com/0d2vD67.jpg
φ3.5mmの低速ドリル
https://i.imgur.com/uUxMLF0.jpg
もう片方のハンドル材の接着
https://i.imgur.com/ZKDOLWV.jpg
PP板をはさんでクランプの養生
https://i.imgur.com/3IPIOev.jpg >>35
世はクリスマスイブだと言うのにw
SuperXのブラックって、硬化後の硬度どうなん?
これたまに使うんだが、クリアもブラックも固まってからもかなり柔軟性が残る(そういうとこに使うんだがw)
https://i.imgur.com/6G3PPMN.jpg
と言いつつ、クリスマスイブだと言うのに俺も投下w 台所に装着する研ぎ台が反ってきたので作り直すよ
・・・あ、出来たw
https://i.imgur.com/yrDHtfu.jpg
今回は単板じゃなく集成材
コーススレッドでゲタ付けるだけは同じ
足の材は前回はシンクにあんまり傷付かないかも。。と思ってバルサをブロックにして使ったけど、あんまり意味なかったのでただの松材w
上面はネジの頭から水染みこんでむにゃむにゃ・・・をおまじない程度に防ぐべく防水テープ(多分あんまり意味ないと思うよw)
あと、防水テープ幅に売るだけあるゴムシートを貼ってだな・・w
https://i.imgur.com/9lO6SBY.jpg
足に貼ってシンクの傷防止と、シンクへの左右装着位置をいいかげんにする算段w
(シンクのこっちとあっちが平行じゃないんだな。当たり前だがw)
https://i.imgur.com/RyVhT72.jpg
オラ、完成w
https://i.imgur.com/wL46GDB.jpg >>35
以上、12月20日〜24日の作業分の経過報告でした。
■今回の作業についてのDIY講座的解説
カシュー塗料は、揮発性有機溶剤(ペイントうすめ液)で希釈された合成樹脂塗料ですが、1〜2日程度でシンナーの大半は揮発します。 (薄塗りでの指触可乾燥なら1日で十分)
その後は残ったシンナーがじわじわと抜けるとともに、酸素を取りこみながら樹脂が架橋重合していくので、本来は1週間以上(完全な硬化なら1ヶ月以上)放置するべきところ。
そもそも、今回の用途としてはあまり適した選択ではありません。
水分を取りこんで重合・硬化するタイプのポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂が適しているでしょう。
変性シリコーン系接着剤は、水分を取りこんで重合するタイプの接着剤で、揮発乾燥する成分を含んでいないので、基本的に肉痩せしません。
金属面と樹脂塗りの木材のように透過性のない材料同士を接着するさいは、薄塗りして10〜15分ぐらい放置してから貼り合わせるのがよいのですが、今回の作業ではけっこう厚塗りです。
経験上、厚塗りした場合だと、完全に重合が完了するまでに2週間〜1ヶ月ぐらいはかかります。
タングの凹凸によるスキマへの充填については「タングの防水処理」として「前処理」することで、重合不良をいくらか防げるとよいのですが… どうなることやら。
「前処理」工程ではスクレーパーで掻き取り、ハンドル材の接着にあたってはクランプをかけていますので、余分な接着剤をのけた必要最小限の使用量になっています。 (捨てた部分は多いですが)
外形の切り出しに使用しているのは小回りのききやすい「廻し挽きノコ」ですが、ハンドルの波打ったラインの「山」の部分にあらかじめ切り込みをいれて作業効率をあげています。
荒取り団塊でのヤスリがけでは、タングの幅よりもハンドル表面側の幅のほうが多く残るようにしておかないと、ハンドル材を両面とも切り出したあとで細身に仕上げなくてはならなくなるので要注意。
ドリルでの穿孔では、ハンドル材の下に硬めの板を敷いて、ハンドルをしっかりと下板に押しあてて低速のドリルで揉みます。
副え板の硬さや押し付けが不十分だと、ドリルが貫通したときにハンドル材の表面の穴の外周が割れて、見映えのわるい仕上がりになります。
最後の画像、ポリプロピレンの薄板をはさんでいるのは、クランプの足がハンドル材にキズ・凹みをつけないようにするための処置です。
PPは市販のほとんどの接着剤が効きませんので、はみだした接着剤により貼りついて固着するということがありません。
100円ショップで工作素材として売られている1mm厚ぐらいのものや、まな板として売られている5mm〜1cm弱のものなどを確保しておくと、なにかと便利です。
…なんのスレだか分からなくなってきちゃうんで、解説おしまい。
次回は、ハンドルの削りだし 〜 塗装・完成 までの予定。
シンナーくさいお正月になりそうな予感がするけど仕方ないか LOL 台所に装着と
https://i.imgur.com/JPl9aVJ.jpg
研ぎスペース全景
https://i.imgur.com/Qk4X9Rr.jpg
この台所は1Fの研磨作業部屋のそばにあって
1. 研ぐ時
2. 大きなお魚を捌く時
3. 漬物や塩蔵作業さハーブ取り入れ乾燥やお茶や燻製や干物やポン酢作りやら、保存食作る作業する時
4. 年老いた親父とかみさんと正月パーティー
専用なのである
普段はここ(2Fです)で暮らして料理しとります
https://i.imgur.com/vkERS6Y.jpg
蝶番も届き、パーツも揃ったので「北野コンプモドキもどき製作」動画、ぼちぼち撮ります
ぼちぼち@ねw >>36
> SuperXのブラックって、硬化後の硬度どうなん?
オレの経験上では、接着力や弾力についてはウルトラSUとおなじ程度です
スーパーXのほうが、接着できる対象がいくらか多く対候性もよいという印象です
肉痩せしない弾性接着剤なので硬度は高くありませんが、1ヶ月以上経過すると完全に安定した状態になります
今回の使い方だと、一応必要最小限の厚さなので包丁を使用してシリコーンの弾力性を感じるようなことはないはず、多分
タングとハンドル材のスキマから多少見えるかもという状況で使用するので、長期的に変色の心配のないブラックを選択しました
クリアやホワイトは黄ばんで「みすぼらしく」なりますからね :)
研ぎ本スレのほうで砥石の木台の貼りなおしをしてからしばらく経ちましたが、スキマ1mmできるように1mm厚の線2本で貼った木板は、研いでる最中にわずかにクッション効果を発揮してます(ゴムシートに砥石を置いているような状態)
ボンドのウルトラSUはDIY板の接着剤スレではあまり評判がよくないんですよね :(
一液ウレタン系は、使い残しがチューブの中で固まりだすので、なるべく小容量のものを必要なときに買うのがよいかと
オレのばあいは、保存性と耐侯性でスーパーXを選んでます
>>37
あれ、研ぎ台は研ぎ本スレでそのネタでうp大会になったとき、まだ新品同様みたいだったとおもいましたが?
今回も手前に水切りの仕掛けはつけなかったんですね
>>39
うpの途中にレスはさんじゃってごめん :P
…お互い様ですけどね haha
昆布の報告 期待してますのでガンガレ >>40
>肉痩せしない弾性接着剤なので硬度は高くありませんが、1ヶ月以上経過すると完全に安定した状態になります
なるほど
これ(SU)、車の運転席の革シートの補修に使ったのよ
お尻に敷くトコだから弾性と柔軟性重視で
けっこう気にしないで乗り降りしても大丈夫だったからさw
>今回の使い方だと、一応必要最小限の厚さなので包丁を使用してシリコーンの弾力性を感じるようなことはないはず、多分
けっこう削ってるから、面当たりは多分中子の金属のとこになるだろう
俺も大丈夫な気がする、祈るw
しかし人間の手は敏感だからなあ・・w
>まだ新品同様みたいだったとおもいましたが?
あの厚さの板目単板じゃやっぱダメだw
>今回も手前に水切りの仕掛けはつけなかったんですね
なんか目の前がジャマで嫌でなあ・・・
そのまま水ぶっかけて洗うと盛大に床に水こぼれるはw
お互い挟まったなw (何かそう言う予感してたw) ところで、>ID:61qrJzvg0殿w
名無しスレで、こんなコト聞くのも何なんだがw
「ROMってた期間が長かった」って書いてたが、料理○○スレとかには来たことなかったの?
・・・いやさ、こんなすごいヒトいたら、絶対5年契約・契約金5万$だろ?w
気付かなかったワケないよなあ・・・(´・ω・`)
と思ってさw
・・・いや、気にせんでおくれw >>42
ブーメラン? 多分ID安価まちがってますよー :)
HNなくて不便でしたら「解体屋」とか、>>1 の意味で「おp/OP」とでも (いままでコテつけたことないんです)
2005年ごろから長いことROM専(たまにIEやfx、ケータイから見てた程度)でいて
(kakikomi.txtによると)初カキコミは2011年でしたが、ソフト/ハードウェア板、スマホ/泥、DIY、文房具板ぐらいにしかカキコミはしてなかったはず
荒れてるスレや話がループしてるスレにクビをつっこむのイヤだったので、刃物板は研ぎ本スレのROMだけだったとおもいます
その頃の赴任先の賃貸部件にCATVの固定回線がはいっていて、しばらくカキコミできてました
2013年からまた庭回線の自宅にもどってほとんど常時規制、カキコミしようとおもってもできないのは悔しいんで(笑)しばらくROMもやめて
去年の夏から今の任地でまた固定回線つき物件にはいったので2chを再開、それからは刃物板や料理板他にもカキコミをしています
運営やもろもろのシステムが変わっていたのも知りませんでした :( > あの厚さの板目単板じゃやっぱダメだw
たしか「おれも塗ることを決意した」みたいなことも書いてませんでした? LOL >>44
あっは、安価ミスーw
そうなんだ、最初「誰?ヽ(・∀・)ノw」と思ったんだよw
>>45
塗る前に反ったw
すこやかな年末のために。また塗らずに終わらせたw ガラスのペーパー台貼った者です。
あれから 忙しいのと風邪引きありましたが
書き込みのレベルについていけないが現実です。
実際砥石で研いだ後ペーパー当てると切れ落ちます。
新聞での切れ確認で皆さんには程遠いのがはっきりしてますが
レベル上げれないままに年末年始の河豚の時期が来ました。
はっきりした目標?知りましたので 次のシーズンまでの1年で少しは上達したいです。
見苦しですが今季最初の河豚です。
http://fast-uploader.com/file/7069665189375/ ttps://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej1951/34/6/34_6_339/_pdf
こんな研究があるとは面白い。 >>49
自分では実際魚は切れてると思います。
でも新聞は皆さんの様には 程遠いのが現実です。
作りに寄り抜けは良いので使いやすいのですが
刃先の切れは足りて無いのではと考えてます。 「昭和の包丁:復活編」 第B回 の予告
さて、削り出しまで終わってレポート本文を書こうかというところなのですが、困ったこと?になりました :(
カシメピンを片側だけ仮に挿してみたんですが…
https://i.imgur.com/PUF4PwN.jpg
カッコイイじゃないか (;´Д`)…ハァハァ
なんかカシュー塗るのもモッタイナイ気がするなぁ LOL おお、カッコいいw
和と洋の融合ヽ(´ー`)ノ
朴にすればなおw >>53
Thx けっこうカッコイイでしょ
柳刃包丁だと焼栗木ハンドルっていうのもあるらしいです
クリ自体、タンニンをふくんでいるので耐水性が高く、杭や枕木、造船用などにも使われるそうですが
焼いて表面の栄養分を炭化させることで防虫防カビ効果があがるとのこと
タングの防水性は確保済みなのでクリの木ハンドルのオモテ面は塗らないでも… とおもっちゃうところですが
今回オレが使ってるのは、より耐水性の高い赤身の芯材ではなく、スカスカな白身の辺材なんですよね :(
> 朴にすればなおw
朴の木自体は包丁用ハンドル材として特にすぐれたところがないとおもうんですが
なんであんなに普及してるんでしょうね?
というところで、反響は1レスだけでしたが本日の作業分もうpしておきます
正月休みに洋包丁のハンドルを修理したいキッズ必見のレポートだ! 「昭和の包丁:復活編」 第B回 正本総本店 牛刀包丁 270mm
>>34,35,38 のつづきから (作業上の注意事項も前回のを参考に)
▼もう片面もノコで外形の "荒取り" をします
(すでに切り出し済みのハンドル材にあまりキズをつけないように)
今回も廻し挽きノコを使用
https://i.imgur.com/1P7GwCd.jpg
▼半丸ヤスリ、サンドペーパー#240でタングの外形に削りだします
(タングと直角になるよう気をつけて作業します
半丸ヤスリをかけるときは、角の線が割れてしまわないように
※ 目の粗い硬木・唐木は呆気なく欠けたり割けてワレたりします
サンドペーパーは、ハンドル材の硬さにあわせて番手を選ぶとよいでしょう)
タングぎりぎりまで攻めこみます ※ヤスリの目をつぶさないよう注意
https://i.imgur.com/VDZGYj2.jpg
はみだしていた接着剤がきれいに落ちきればOK
https://i.imgur.com/TBn3szE.jpg
▼細目のドリルで穴に詰まった接着剤を掻き出してから、φ3.5mmの低速ドリルでカシメピン用の貫通穴をとります
("垂直に!"とか今さら言っても仕方ないのよ …案の定、曲がってました)
三つ穴なので曲がると目立っちゃうんだよねぇ
https://i.imgur.com/3iwzaxM.jpg
▼ナイフで45度に "面取り" し、半丸ヤスリでさらに角を落とします
(目の粗い硬木・唐木は、逆目に削るのが難しく、刃が食い込みすぎると呆気なく欠けたり割けてワレたりします
不慣れな人だと、ヤスリまたはサンドペーパーだけで削りだすのが無難かも)
角の線を鉛筆で塗って「タングからの "ハナレ"」と「面取りの幅」を確認しながら削り
ヤスリは木目に逆らわない向きで、斜めに軽い力でかける
https://i.imgur.com/epIqLNb.jpg
▼サンドペーパー#240で角を丸め、元のハンドル材とおなじようなデザインに削りだします
(木目の硬いところと柔いところが段差にならないよう、硬くて長さのある "当て木" を使います
最終的にはボルスター/口金とつながる曲面に仕上げますが、握りやすさと見た目のよさを大事にしましょう
平らな面は最後に削り、あらためて曲面とのつながりを整えます)
白木にブラックの接着剤でしたが、おもってたよりイイ感じ
https://i.imgur.com/HQZ1cft.jpg
なかなか上手いもんだ
https://i.imgur.com/9zx43mF.jpg
▼カシメピン(頭径φ7mm)用の "座グリ" をとります
(座グリ用の円錐ドリルがない場合どうするんでしょうね)
掘りすぎないように、低速回転で丁寧に
片側だけカシメピンを仮に挿しこんで記念撮影
https://i.imgur.com/mUgO0Bj.jpg
次回こそ、 塗装 〜 完成 で正本牛刀の最終回の予定
シンナーくさいお正月に(ry ■今回の作業についてのDIY講座
空研ぎサンドペーパーを使用するさいは、マスク、ゴーグル、手袋などを着用しましょう
特にアレルギー体質(花粉症や喘息など)の人のばあい、唐木や針葉樹を削ったさいの粉塵を吸入すると湿疹や咳などが発症するおそれがあります
粉塵が目に入ったばあいも、カユミや涙など不快な症状が… とか
また、カブレや湿疹のしやすい人は、粉塵が手指の汗腺に詰まっただけでも発症することがあります
手袋の着用は、仕上塗装の妨げになる「手からの汗・油脂」が木材に染みこむのを防ぐうえでも大切です
刃物や電動工具でのケガの予防には、軍手ではなく革手袋を使用しましょう
唐木や針葉樹など、削ったときに良い香りのする木材には要注意ということで :)
マスクをせずに黒檀や紫檀をけずって、作業が終わってから鼻をカムと… LOL
安全保護具の着用のすすめ
https://i.imgur.com/qj3iSDO.jpg
おまけ:ホビー用 ヤスリとノコのお道具箱
https://i.imgur.com/OCLRCFW.jpg ちなみに、今回分の画像では
「ボルスター(口金)に中途半端な養生がしてあるな」
というかんじに見えることとおもいますが
ヤスリによるキズ対策のために「厚手のステンレステープ」を貼って
そのテープのフチで手を切らないように「パイオラン養生テープ」をさらに巻いているんです
画像の見映えよりテメェの安全が優先です! >>55
おおw 柄尻が上手くてワロタw
こりゃ完成が楽しみやw ヽ(´ー`)ノw はいよ!
http://fotla.net/0qNHW7
焼き栗の柄。一番お気に入りの出刃だった。
カイサキが面白かった!初めから「柄埋め」も
施してあった。出刃鍛冶さんの作らしい。
>>57
あぁ、そう言う事だろうと思ってたw 上手いもんだなぁ〜〜! >>59
はい 淡路島の漁師です。
ぼちぼちですが 練習して ついて行きます。 あぁ、あなたでしたか!気が付かずにすみません。
お懐かしいっすね!
ついて行く??
そりゃ違うと思います。あなたは、淡路の3年河豚を
捌いているじゃないですか?そんなの中々、出来ません。
私は親父がくたばったので、もはやトラフグを捌くことは有りますまい。
私は「何切って試したら良いのか」判らないから
「新聞紙切ってみてる」んです。自分の切りたいものが
切りたいように、切れたらおkぢゃね??って思います。
いつか食べに生きたいなぁ〜〜! 中落ちの唐揚げ!とか
鍋とか最後に雑炊とかww すまんがMACのAB60を入手して、まずやった事はこれだ。
http://fotla.net/5v7ZE3
「あ、ここは無理だな」と思ったカエリが残ってる個所以外では
普通にこなせた。革砥に塗った青棒で当たってやるとどこでも
ストレス無くこなせるようになった。
「包丁は新聞紙を切るものじゃない!」と言われ続けてたが
お聞きしたい
「3k程度のMACの初期刃付けでも可能な事を否定するのかな?」
どうなの?? そんな事を恥も無く、書き続けるほうが余程気持ち悪いとしか
思えないのだがね >>62
お久しぶりです。
マイペースでぼちぼちやっております。
もともと研いだ後は新聞で確認はしてましたが
普通に引き抜きながら詰まりと音で判断してました。
しかし上から押し切りだと全く切れない。
テッサは長さ利用して引いていますが
新聞切れるまで研げたらもっと切れると思います。
次のシーズンまでに今よりは上達しないとね。
今季は河豚の注文多そうです。
http://fast-uploader.com/file/7069763034901/ >>58,60
サンクスです
当然ながらオーダーメイド並みに手にフィットします :)
この程度の木工作なら、もっと道具立ての貧弱だった高坊時代から色々やってましたので、いちおう勝算はありました :)
ここまでローテクで作業したのも20年ぶりぐらいかも知れませんね
> 焼栗柄
前レスの2時間後には、すでに塗装作業が始まっていたんです…
https://i.imgur.com/Ole40u5.jpg
追柾目かつ木目がななめに走ってて、塗ったら目立ってきてちょっとカッコわるいなぁ
(砥石台にするつもりだったコッパなので追柾目)
しかもわるいことに(予想はしていたけど)、スーパーX接着剤がシンナーで膨潤してきてる :(
やっつけ仕事はいくないですね >>69
…見てきた
構う価値無しと思いまするwヽ(´ー`)ノ 愛犬の病院と年末のお清めと準備で
"北野コンプもどきモドキ製作動画"になかなか取り掛かれないでござる(´・ω・`)
全国の北野コンプ3待望者
待ってろw
(かろうじてつなぎになればいいのう…w) スレのつなぎ用の豆知識的な小ネタは使い切っちゃったから
あとは実践系の小ネタぐらいしかないんですよね
正本牛刀は3回目の塗りが終わったんですが、塗膜に気泡がはいっちゃったんで、明日もう1回塗りなおし
ハンドルの修復作業完了のレポートは、いちおう明日うpできます
研ぐのは塗料があるていど硬化してからにしたいので、年越してからになりそう
画像は3回目の塗りのまえにカシメピンを打ったところ
なかなかツライチにならなくて、ハンマーでガンガン叩いてたらハンドル材が窪ませちゃって鬱
https://i.imgur.com/qoWqocK.jpg 一皮削ってしまうと、いいような気もするが、カシメピン使ったことが無いので判断できないw >>80 thx
いったん修復完了のレポートだけ上掲してから手直しする、という考えもあるのですが
叩いてつぶしてしまった部分にあわせて平らに削ったばあい
つぶれた部分があとから膨らんだりしないか? という不安もあります
塗膜を厚くして凹んだ部分にあわせて削るという発想もあるのですが
おなじくあとから膨らんだときに塗膜が割れる心配が…
修復してはいますが出番の少ない包丁になるとおもうので
長い目で経過を観察して、必要ならまた手直しすればいいかな? ぐらいの予定です
それよりも堺刀司の牛刀を直すときにどうやってカシメるかのほうが重要かも
金属板ではさんでバイスで締め上げてカシメられれば という見込み
カシメピン自体は、メス側の入り口がオスの軸よりもわずかに狭く
筒の内側がサンドブラスト状態になっていて(たぶんオスの軸径より狭い)噛み付いて緩まないような仕掛けのようです
現状で19ミリ弱の厚みなので、押し込むぶんにはあと4〜5ミリはいけるはず
カシメピン:包丁用リベット http://www.tuboi.jp/gazou2/ribet.jpg >>81
> 黄色いハンドル
カワイイでしょ?
一見するとキャメルカラーなんですが、見る角度によって黄色系〜オレンジ系にかわる「褐色マジョーラ」状態です
最初に浸透させた淡黄透明色がベースになって、うわがけした半透明赤褐色の透け具合が見る角度によって変わるという…
木目を生かした透明塗り仕上げのセオリー(濃色→淡色)とは逆行パターンなので、こんなおかしなことになってしまいました
最初から半透明赤褐色(混色)だけで塗っていたらオレンジ系の褐色になってたはずなんですけどね :(
最終的にツヤ消しにするので、どんな色に落ち着くか出来あがるまではわからないんです :P 「昭和の包丁:復活編」 第C回 正本総本店 牛刀包丁 270mm
さて、>>34-35,38,55-57 のつづきからで、仕上げ塗装の工程です
ハンドル表面を「カシュー」で塗装(防水養生)します
▼1回目はシンナー多めで、道管に浸透させます
前回までの "削り出し" 作業にてサンドペーパー#240で表面をつくってあるので "足つけ" はしません
木の粉を水拭きタオルでおとして、2時間程度おいて表面を乾燥させてから「カシュー」を塗ります
(木の繊維に塗料を浸潤させるのが目的なので、砥の粉や目止め剤は使いません)
色は、淡黄透明の「ネオクリヤー」です (紅色半透明の「透」を混ぜたかったが、すでにブリブリのコンニャク状態でした)
暖房のあたらない場所に数時間おいてから、暖かい場所に移して乾燥させます
※ 最初と2回目の塗りの直後から温度の高い場所で乾燥させると、塗膜が泡だらけになってしまいます
「カシュー刷毛」を使用して塗布 カシメ穴にも綿棒の軸で塗りこみます
https://i.imgur.com/Ole40u5.jpg
▼2回目は翌日に、スチールウールでかるく "足つけ" しなおしてから、前回より濃いめで塗ります
スチールウールのクズが表面に残らないよう、水拭き、刷毛や粘着テープでしっかりと除去します
前回の塗りで浮き出た黄色っぽい軽薄なシマ模様をおさえるべく
コンニャク化した「透」にシンナーを注ぎ、その上澄み液を漉して「ネオクリヤー」に混ぜて塗ります
やや赤みをつけた塗装
https://i.imgur.com/PTX2Vz5.jpg
▼2日おいて、3回目の塗りのまえに「カシメピン」を打ち込みます
(座グリ部分に少量の接着剤を塗布しておき、はみだしてきたらしっかり拭き取ります)
塗料が硬化してないうちにカシメないと塗膜が割れる惧れがあるので、このタイミングにしています
(タングやハンドル材の防水養生がいらない場合は、カシメピンだけでハンドル材をとめて完成となるはず)
接着剤が木目に入りこまないようマスキングし、カシメピンの頭にもキズ防止の養生をしてます
叩きすぎてしまって… >>79-82
https://i.imgur.com/siKZl7Z.jpg
https://i.imgur.com/qoWqocK.jpg
▼3回目、サンドペーパー#400とスチールウールでかるく "足つけ" しなおしてから、前回よりもさらに濃いめで塗ります
これでお終いの予定だったけど、泡が入っちゃってるのでもう1回塗らねば
https://i.imgur.com/0wTfVUC.jpg
※任意で、木目の凹凸や道管が完全に埋まるまで 塗布 → 乾燥 → 足つけ → 塗布 を繰りかえし、
カシュー塗料の完全乾燥後にサンドペーパーなどで "研ぎ出し"(耐水ペーパー #600〜 で水研ぎ、研磨材でポリッシング)、平滑な光沢仕上げにする方法もあります。
この場合、毎回の "足つけ" には耐水ペーパー#400を使用、筆塗りでのムラを都度修正し、
塗装面をなるべく平らに保つよう作業します。 (凹凸ムラは塗膜の硬化ムラになるので、毎回均す)
(今回のクリ材のような木肌や道菅が粗いものを "目止め" なしで塗る場合、7回以上の塗りが必要になります)
※また、毎回の塗りのさいに 塗布 → 拭き取り → 乾燥 → 足つけ → 塗布 → 拭き取り → 乾燥 を繰りかえし、
木肌の凹凸を積極的に残す "拭き漆" 調仕上げにする方法もあります。
▼筆塗りでのムラや気泡を軽く均すよう表面を削って "足つけ" し、エアブラシでの拭きつけ塗装で仕上げます
カシメピンを打ったさいにハンドル材を凹ませてしまい、ツヤ有りだと歪みが目立つのでツヤ消しか半ツヤにしたいところ
(エアブラシ塗装では、表面を満遍なく "濡れた" 状態にしての光沢仕上げのほかに、粘度高めの塗料を "砂吹き" して、半ツヤ/ツヤ消し/"シボ" 調仕上げもできます
※最後の塗りだけを "拭きうるし" にし、泡立ちをおさえて半ツヤ仕上げにすることも可能)
エアブラシ作業 (要 換気)
https://i.imgur.com/kkPPsy1.jpg 「昭和の包丁:復活編」 第C回 正本総本店 牛刀包丁 270mm 【完結】
▼作業完了
黄色っぽいオレンジ系の褐色に仕上がりました >>83
ぴかぴかのつやつや ではなく、エアブラシでの "砂吹き" による半ツヤ仕上げです
(タングやカシメピンに付着した塗料は基本的に放置〜
タングの目に見える孔蝕やハンドル材とのスキマは、変性シリコーンとカシューでコーティングしされた状態です
めったに使わないであろう包丁ということを考えあわすと、オレが生きているあいだは大丈夫かな)
ビフォー
https://i.imgur.com/6fqUHlJ.jpg
アフター
https://i.imgur.com/6oioN5z.jpg
かつての朽ちたハンドル
https://i.imgur.com/wBCMJt3.jpg
お色直し後
https://i.imgur.com/v5ADyLa.jpg
https://i.imgur.com/fqzVZN7.jpg
サビを落として磨いたボルスター(口金)がゴツゴツしててカッコイイ :D
とりあえず、「修復」作業はこれにて終了
塗料が十分に硬化するまではハンドルを握りこんだりぶつけたりできませんので、研ぎなおしはしばらく先のハナシになります
半ツヤ仕上げでもハンマーで凹ましたところがわかるかんじなので :( 乾いてからスチールウールで擦って完全なツヤ消しにしてしまおうかとも思案中
※ 「カシュー」塗料の場合、塗った回数とおなじ日数ないし1〜2週間の乾燥養生で "さわれる程度" または "実用可"、完全な硬化までには1ヶ月以上を見込まなくてはなりません
"引き出しにしまったり他のものとぶつけたりしても大丈夫" とか、"塗料のニオイが完全に抜ける" までには1ヶ月かかる ということになります
※ 「カシュー」塗料は、食品衛生法に適合していませんので、食器や箸、匙などには使用できません
食器などに使用する場合、1ヶ月以上しっかりと乾燥させたうえで食品衛生法に適合したウレタン系塗料などを上塗りする必要がありますが、メーカー公表値ではセ氏80度までしか試験されていないようです(保証の有無は不明) ■今回の作業についてのDIY講座
塗装作業で注意すべきこと
●表面に油脂を付着させないよう、塗装面に手を触れないこと
油脂が付着した部分は塗料をはじき、塗りムラが生じます
塗膜表面についた油脂は、中性洗剤+水洗いで除去します
●毎回キチンと "足つけ" すること
全体がこまかいキズでムラなく白く曇った状態になるように、しっかりと "足つけ" します
研磨することで表面のホコリや油脂、酸化膜が除去され、表面積の増加や投錨効果により、重ね塗りする塗料の定着もよくなります
スチールウールは木目のミゾの内側まで "足つけ" できますが、金属の繊維クズもでます
"足つけ" で出た削りカスは水拭きで除去し、表面を30分〜1時間ほど自然乾燥させます (簡易的な除去方法としては、刷毛/ブロア/粘着テープなど)
●塗装作業中の刷毛からの抜け毛や、ホコリの付着に気をつけること
付着した場合は、次回の "足つけ" にサンドペーパーを使用して削り落とします
●塗料の缶に刷毛をつっこまないこと
空気を含んだ刷毛を缶につっこむと、塗料に気泡が入り、使い残しの塗料の酸化重合がすすんでしまいます
塗料は、スプーンやヘラなどで調色・希釈用の容器に取り分けて使用します
●塗料の希釈度や塗り方、乾燥時間は自己流でやらないこと
合成樹脂塗料や有機溶剤の使用について十分な経験がない人は、製造元/販売元の推奨する方法で作業しましょう
職人やユーザーのブログ、5chの情報などの「自己流」の方法で、メリット/デメリットや裏づけ知識の説明が不十分なものの場合、参考程度にとどめるか、自分でテスト(試験片で実験・確認)してから採用しましょう
●塗料を厚塗りしすぎると、乾燥中に "ダマ" ができるので注意
立てる/吊るす の状態で乾燥させると、塗料が流れて低いところに滴(シズク)状の "ダマ" ができ、部分的に硬化不良になります ("ダマ" が固まるまえに綿棒や爪楊枝で除去します)
塗った直後はブ厚く平積みした雑誌に刃体をさしこんで水平状態で静置し、数時間経ってから 立てる/吊るす の状態にします (カシメ穴まわりの "ダマ" に注意)
"ダマ" の上から "足つけ" すると、乾燥不良のベタつきにより研磨材や削りカスを吸着して汚れるので要注意
"ダマ" はよく研いだ彫刻刀で切除し(彫刻刀はシンナーで拭く)、もう1〜2日乾燥させてから "足つけ" します
●換気と火の用心を怠らないこと
安全作業のためのKY(危険予知)をしっかりとし、必要ならマスクを着用 (拭き付け塗装の場合は必須)
手肌のカブレやすい人はビニル手袋も着用しましょう
※ 塗装作業の一般論の大部分は割愛というこで、あしからず 「昭和の包丁:復活編」 正本総本店 牛刀包丁 270mm の 【総括】
■材料
・ハンドル材: クリ (チェスナット)
http://www.wood-museum.net/img/wood_photo/kuri_1.jpg
木材博物館 | クリ | 栗
http://www.wood-museum.net/kuri.php
木材図鑑 「くり・栗」
http://wp1.fuchu.jp/~kagu/mokuzai/kuri.htm
・塗料: カシュー No.48 ネオクリヤー 1/12L
https://d30uxjjrk95rd.cloudfront.net/img/goods/1/4943737010316.jpg
カシュー株式会社 自然乾燥カシュー
http://www.cashew.co.jp/products/urusi.html
大橋塗料
http://ohhashi.net/shop/casu/cas1_body.html
・接着剤: スーパーX (アクリル変成シリコーンポリマー 弾性接着剤)
セメダイン スーパーX ブラック P20ml AX-035
http://www.cemedine.co.jp/product/domestic/superx/img/details/superx_itemsimg05_b.jpg
http://www.cemedine.co.jp/product/domestic/superx/superx.html
・カシメピン: 包丁用リベット (ステンレス製)
ナイフショップつぼい 包丁用リベット 7セット入り
http://www.tuboi.jp/gazou2/ribet.jpg
http://www.tuboi.jp/24handle.htm
http://www.tuboi.jp/26handle.htm
■反省点
・ハンドル材
ありあわせの追柾目のコッパだったので、木目がキレイじゃない
天然木を使用する場合、木目/組織が稠密な樹種を選択すべき
無垢材を未塗装で使用する場合は、木目が緻密な板目材を使用するほうが美観にすぐれ、カシメ穴から割れる惧れもすくない
・塗装
カシュー塗料には「ふつうの透明色」の選択肢がない
めったに使うことがないであろう大振りの牛刀なので変色の惧れもほとんどないから、透明度の高いウレタン塗料にするべきだったかも
(そもそも塗装の必要のないハンドル材を使えと)
・接着剤
タングの凹凸埋めとハンドル剤とのスキマへの充填を見越して作業性のよい変性シリコーン系接着剤を使用したが、サビ落としで薄くなったタングの剛性の補強にはなっていないかも
塗料の有機溶剤の影響で接着剤が膨潤してはみ出てきた (タングの金属面にシリコーンがしっかりと乗っていた証左ともいえるが)
・やっつけ仕事
今回の材料だと1ヶ月以上かけるべき工程を、10日程度でやっつけたが
当然ながら、塗料にせよ接着剤にせよ乾燥(重合・硬化)時間が不十分だった
(性質の異なるケミカルをかさねて使用する場合、2週間〜1ヶ月の養生期間をおくべき)
■参考Webサイト
『包丁噺 〜ほうちょうばなし〜 Kitchen knife stories 洋包丁の柄の修理』 エフシー2
(5chのNGワードにつき直リンできない)
http://hamonotogiya.blog75. fc2.com/blog- entry-284.html
『防蝕ドットコム』 ※ 読み物として面白いかと
http://www.bousyoku.com/index.html
「『昭和の包丁:復活編』 第2部 堺刀司 肉切包丁 21cm」の予定は未定ですが、防水処理の必要のないハンドル材を使ってじっくりやりたいものです スレの流れが止まっているところに「研ぎ」ナシのカキコミでごめんなさい
肩の荷がひとつおりてホッとしましたわ :) >>84-88
乙・乙・おつかれーヽ( ̄▽ ̄)ノ である
ハンドル交換したい諸氏には参考になるに違いない
おつかれ!w
バタバタしててなかなか作業/動画撮影が出来ない
しばしのお待ちを
年明けになっちゃうかなあ…
開けても結構詰まってるんだよね(´・ω・`)
焦って撮っても良い事はないので、まあ、ゆっくりやります 古い捨てられそうだったナイフを見つけてメンテナンスしたいんだけど相談先ってここでいいのでしょうか? 答えてくれるお人は複数いると思う(´ω`)
がんばれーw >>91
ありがとうございます
2chは初心者ですのでお手柔らかにお願いしますm(_ _)m
ナイフについては各部の名称などはほぼ知識がありません、間違っていたらすいません
ナイフはメーカー不明です、納屋から見つかったもので50年から20年前もしくはそれ以前のものだと思われます
特性本割込という文字は見えますが割込部のみならず刃は全面サビだらけです
アルミ+鹿の角のようなハンドルで鹿の角はハンドルピンのようなものが浮き出ているのと接着面に樹脂のようなものが見えます
緑の部分は……プラみたいです
フィンガーガードの材質は不明です
とりあえず使用する気はないので全体を綺麗にしたいのですが知りたい点が
・そもそものナイフの種類
・鹿の角のようなグリップのメンテナンス方法(ハンドルピンは錆びて出っ張っているので軽くリューターで削る予定です)
・アルミのグリップの磨き方
・フィンガーガード?の磨き方
・赤い溝を無視して磨いてもいいか
・革のナイフケースは錆びたナイフが入っていたのだがそのまま使用してもいいか
です
鋼の包丁を綺麗にではなく切れるように研磨する事はあるのですがこのように各部で使っていい研磨の道具が違うものは初めてで困っています
適当に磨いて黒く変質するのも嫌ですしここに相談に来ました
聞いた質問以外にもこうした方がいいよってアドバイスなどがあれば嬉しいです
https://i.imgur.com/aAUazqh.jpg
https://i.imgur.com/RZzGWRQ.jpg >>92
キアイ入っとりますなw
明日は大晦日、みな多忙にしとる事と思われる
ゆっくり待たれれば多分その手が得意な人が降臨すると思われw
(なんせスレタイが【錆びたナイフ】だしのうw)
さて本日分の仕込みと仕分け終わった・・・
本日の包丁
https://i.imgur.com/EaCrXsA.jpg
蕎麦はやっぱザルだわね
https://i.imgur.com/qIMqIbo.jpg
数の子の塩抜きも終了、最後に何を盛るか器にそれぞれ短冊付け、鮑の殻外しスタンバイにて本日は終了
https://i.imgur.com/lAMA448.jpg
みなさん、良いお年を
ブ >> 92
これは45年前ぐらいまで流行った、「登山ナイフ」 です。
グリップは、ジグドボーンといって、牛の大腿骨などを、アルカリで処理して脱脂したもの
堅牢な素材で、今でも使われています。
手入れはきれいに拭きあげておけば、よいと思いますが、
あれば蜜蝋系のワックスでも塗っておけば十分かと
アルミのボルスター、真鍮の鍔、はマグポリとかピカールとかの研磨剤で磨くとよいでしょう
ジグドボーンは先にマスキングしておいてください。
研磨後は、パーツクリーナースプレーで洗い流せば、完璧
シースは乾燥して、硬くなっていると思われるので、曲げ展ばしは慎重に
登山靴用の保革油をたっぷり塗って、7日ほど放置して、革が油を吸ってから、
拭きあげるトよいでしょう。
シースの黒い皮膜が剥がれた部分を補修するなら、
油塗る前に黒マジックは革用染料で黒く染める。
これはやらなくてもよいので、勘案の上で
樋の赤は多分、ペンキ塗ってあるだけなので、
磨き落として、後で再生してもよいし、しなくてもよい。
鍔とブレードとの隙間はエポキシ、とか対衝撃瞬着とかの接着剤でうめて、防水する。
と、長持ちする。
ブレード研磨後の防錆は、WD−40を推奨
長期保管時は ナイフはシースから出しておく
>>93
ありがとうございます(*´ω`*)
気合いが入っているというより死んだ祖父の物がゴミクズとして引き取って貰うぐらいならせめて綺麗にして使えるようにしたいと思った次第です
ノミやカンナ、謎の工具が数十点あるのでそちらも地道に研いでいこうと思います >>94
本当にありがとうございます(*´ω`*)
WD-40がないのでそこはAZの長期防錆でいくようにします、ナイフ本体の手入ればかり気にしていて鞘の手入れはほとんど考えてなかったので先にナイフをメンテナンスしてからしようと思います >>90,92
ブレード全体の磨き・リフレッシュの事例は前スレにいっぱいあります
鏡面磨きまでしないとしても、耐水ペーパーや研磨剤についての情報満載ですので、通読することをおすすめします
きれいに復旧するのは困難かとおもいますが、まずは耐水ペーパー #240 あたりから地道にやるしかないでしょうね
金属磨きのさいは、黒い汚れや水がジグドボーンのハンドル材につかないように養生(マスキング)して作業します
ハンドルピンは頭を叩いてカシメているので、磨くだけにして削り落としてはダメ(虫ピンのような状態を残しておくこと)
包丁の切れ味を追求する男たちのスレ
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1509368832/79- >>97
わかりました!
包丁なら近所や親族から切れるように研磨を頼まれる事がありますし、10種を越える天然砥石と自前の200-5000#の人口砥石があるので頑張りたいと思います(天然砥石はこれもまた捨てられそうだったのを阻止しました( ゚д゚))
今回はブレードに凹凸があるのでコンパウンド類やコルク以外にもサンドペーパーを使ってみようと思います
アルミと骨の間には隙間から接着剤が確認できるのですがかしめたピンの表面だけでも削ってはいけないのでしょうか?かしめたピンの表面が錆で浮いて若干手に引っかかります、グラついたら削った部分にエポキシ接着剤を入れるかステン丸棒を入れたいと思います ピンの頭は、さびを落として、手触りがよいように磨いて置けばよいよ
頭はできるだけ残す。 >>99
りょーかいです(`・ω・´)ゞ
忙しい時期なのでいつになるかわかりませんが磨いたら画像アプデします(/・ω・)/
それと革の鞘は刀身収納部はひび割れもなくいい感じに硬さと柔軟性がありました
ベルトにつける部分は結構柔らかいので心配ですが引っ張っても千切れないです
金具が硬いのは仕方ないとして染料で濃く塗ってから革用油で栄養を与えて、錆ナイフの入っていた内部はエアー吹いて見ることにします
皆様のアドバイス(と私の腕次第ですが)しっかりした形に戻して受け継げると思います、重ね重ね有難うございましたm(_ _)m