涼しく快適に過ごすには
エアコンを効率よく使うためのコツも教えていただきました。

「風を斜め下に吹き出す設定にしている方もいらっしゃるかと思いますが、冷たい空気は低い位置に溜まりやすい性質があります。エアコンは高い位置にある室内機のセンサーにより働くため、冷やし過ぎたり、足元ばかり冷えやすいのです。
風の吹き出しを横向きにして、下に溜まった冷たい空気を扇風機やサーキュレーターなどで上へ送ると、部屋が均一に涼しくなり、無駄な運転も抑えられます。

また、体感温度には温度だけでなく、湿度が影響します。ムシムシするときは除湿機能を上手に使うことで、より快適に過ごしやすくなります。

基本的なことですが、フィルターも大切です。ほこりで目詰まりすると、吸引する空気量が少なくなり、部屋を冷やす力が低下します。2週間に1度を目安に、フィルター掃除をこまめに行いましょう」(重政さん)

本格的に暑くなる前にしっかりとご準備を!

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↑「ドライ」は「除湿」のこと。


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↑なお、冷房機能しかないものを「クーラー」、暖房機能もあるものも「エアコン」と呼んでる人が多いが、本来そういう意味ではない。冷房機能のみってのが今はもう絶滅状態だから今更どうでもいいが。



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↑これとは例えが違うが、エアコンは「設定温度」が優先される。
冷房27度の強よりも、26度の弱のほうが強い。でも「27強」のほうが強く感じられるのは、短時間的には扇風機の強弱に似てるが、弱の風を少し浴びるより多少ぬるくても強の風に当たり続けたほうが涼しいと感じるから。
当然だが暖房にも同じ理屈が当てはまる。 → 例I>暖房20(弱設定)は、暖房19度(強設定)より強いが体感は別問題。


最終更新:5/10(火) 10:05
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