【秘本三国志】陳舜臣スレ【中国の歴史】
「秘本三国志」「諸葛孔明」「小説十八史略」などの中国歴史小説を執筆している
陳舜臣氏とその作品について語りましょう。
この人の「中国の歴史」から中国史に興味を持った人も意外と多いのでは? それでもネットも無い時代に1人で調べ尽くしてるんだから恐ろしいことだわ 一番ビックリしたのが「最初は推理小説家としてデビュー」って事実 意外そうに見えるけど、読んでみると全然違和感がない事がわかる 推理小説も面白いぞ
時々出てくる中国史などの豆知識からその後に歴史小説作家になる片鱗が見える てか推理と歴史が逆転しただけで、書いてることほとんど変わってない んで推理小説の中では結構歴史っぽいことをやってた
その違いだけ 秘本三国志なんて推理小説のノリで三国志やってるからな。
あと脳筋は死ね史観がプラスされてる。 今日図書館で小説十八史略借りてきた。中学生の時ヒホン三国志読んで以来だ。このスレで評判よかったから。しかし三国志はオタクだけど春秋戦国時代とか楽しめるかな〜 自分も三国志ばっかりしか知らなかったから最初はどうかなと思ったけど、わりとすぐ夢中になってたな
一つ一つのエピソードの取り上げ方がうまいんよね
屈原とか伍子胥とか強烈なのもいるし、退屈する事はないと思うよ 自分も三國志しか知らない状態で小説十八史略読んだけど
陳さんの文章は個々のキャラが立ってるからすっと入れたよ
それ読み終えたら次は中国の歴史だな! 小説十八史略は西晋〜隋辺りまでがかったるそうに書いてるのが読んててもわかるから注意な。
五胡〜南北朝なんて比較的好意的な評価のが劉淵と石勒と苻堅ぐらいだし。 歴史読み物としては小説十八史略が一番面白かったかな
他のも色々読んだけどやっぱあれが一番好きだわ今でも 十数年前、小説十八史略を読んでから、読書の幅が本当に広くなった。
というわけで保守 自分も小説十八史略が好きだな
中国史にハマるきっかけの本だ
保守 知識は膨大だったのに全然気取らない文章なんだよな
変に技巧に走ることもないし余計な修飾もない
削ぎ落とせるだけ削ぎ落とした文章はほんとに素晴らしい 先月末に神戸の「神戸華僑歴史博物館」に先生のコーナーあったな。 ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と生活保護
を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人全員に支給する、『ベーシックインカム』
の導入は必須です。月額約70000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。♪♪ 入院する時にまだ読んでなかった闇の金魚と中国美人伝と聊斎志異考を持っていった
暇すぎて美人伝は5回読み直したわ
しかし先生も晩年は大分文章に無駄が増えたな
同じ事繰り返してくどくど説明してることが多い
その割には本来説明すべきことが適当になってたりする 美人伝は羊献容の話が好き。
最後の「献容は本当に幸福だったのは彼女が劉曜との間に作った子供たちが石勒に殺されるのを見なくてすんだ事だろう」で締めてるところにこの時代のヒャッハー感がまるわかり 連載物だったりすると
途中から読み始めた人にもわかるような説明を何度も挟むことはあるさ 倒れられた後は手が不自由になって口述筆記とかが中心になっただろうし
自分で手書きしてた頃に比べて推敲が甘くなってるってのはあるんじゃないかね 山河在り読んでる
中国に入ってきて商売をやる日本人を「中国のやり方を知らずに日本式をごり押ししてくる」って嘆くシーンがあるんだけど、今まさにばりばり日本浸食してる中国人は日本のやり方無視して中国式の正義振りかざしてるんだよなあ
今の行儀悪い中国人見たら先生はどう思っただろうか スマホアプリの三国志レボリューションが8月30日にサービス終了します >>528
中国ぞ進出して失敗する日本企業の多さ見て歴史は繰り返すなとしか思わんだろうよw 「三色の家」読了
今まで読んだ陳先生のミステリーで一番面白かったように思う(と言っても三冊しか読んでないが)
ミステリーとしてだけでなく戦前の華僑や神戸を書いた風俗小説としても楽しめたな 近現代のこと?なら上の方に現在に直結してるから書く気なくなったとかあったから本人の意思としては完結したのかな? 山本伸一の一行は、中州賓館に一泊することになり、宿舎に移った。
突然の訪問にもかかわらず、中国人民対外友好協会の河南省分会の関係者が、熱烈歓迎
してくれた。
夜には、食事を共にしながら、歓談のひとときがもたれた。
伸一は、河南省分会の責任者に言った。
「雷雲のために、憧れの鄭州に泊まることができ、こうして新しい中国の友人と出会えま
した。雷雲に心からお礼を言わなければなりません」
笑いが広がった。
鄭州の人びととの、せっかくの出会いである。伸一は、この機会に、未来にわたる強い
友誼の絆を結ぼうと思った。
それには胸襟を開き、どこまでも誠実と情熱を尽くし、魂と魂の触れ合う対話をするこ
とだ。
語らいは弾み、河南省の文化や歴史について話に花が咲いた。そして、三国時代には、
中原は魏の国の曹操が制していたことから、話題は「三国志」に移っていった。
伸一は語った。
「私の恩師である、創価学会の二代会長・戸田城聖先生は、『三国志』などを青年に読ま
せ、指導者論や人間学などを講義してくださった。
その先生がお好きであったのが、蜀漢の名宰相・諸葛亮孔明の晩年をうたった、『星落
秋風五丈原』の歌でした。
これは、日本を代表する詩人である土井晩翠の詩です。
今日は訪中団の青年たちが、皆さんにこの歌を披露いたします」
拍手が起こった。
同行の青年たちが、立ち上がって歌い始めた キ山悲秋の風更けて
陣雲暗し五丈原
零露の文は繁くして
草枯れ馬は肥ゆれども
蜀軍の旗光無く
鼓角の音も今しづか
丞相病あつかりき
丞相病あつかりき
歌声が朗々と響いた。
――赤壁の戦いで魏軍を破り、数々の戦功をあげてきた諸葛亮であったが、五丈原で魏
軍と対陣中に病に倒れてしまう。
彼の病は重く、蜀軍は敗色に包まれていた。
“蜀漢の未来はどうなるのか。苦しみにあえぐ民を誰が救うのか……”
“五丈原”の歌には、病の床に伏す諸葛亮の、その苦心孤忠がうたわれていた。 Amazonで5000円もしなかった画本三国志がいつのまにか80万になってた
誰が買うか Amazonでは、本に限らず、とんでもない金額になっている商品がたまにあるけど、
ああいうのは何かのエラーだと思っていた。 強気で高値出品
↓
現実的な値段をつけた業者から売れていく
↓
強気の業者がいつまでも残る
↓
いつの間にかそれが基準値になっている
絶版でもう出回ってない古い商品なんて普通は回転も悪いし、値段つけたもん勝ちになってしまう 陳舜臣作品に出てくる城や長城をNHKが誇る最高級の映像で見るチャンスです
絶景!中国の歴史を刻む地をドローンでたどる
・万里の長城を造る者!攻める者!悲劇の古戦場に残る四文字熟語とは?
・8つの峠、北京と古都・長安(西安)に挟まれた太行山脈にある。
中国の歴史を刻む地をドローンで風のごとく飛び、大自然の絶景と偉人の足跡をたどる新感覚紀行。
放送日
5月22日(水) [BSプレミアム] 中国五千年 陳舜臣中国ライブラリー (22) (陳舜臣中国ライブラリー)
中古しかなくなってアマゾンの値段が一万円とか高騰してたけど やっと値下がりしたね 宮城谷氏は白川静さんと親しかった 文中に出てくる漢字についての解説は信用に足る 今の中国を見ても古代に夢馳せることができるような映像って出てこないんだよなあ
シルクロードの旅だっけ、息子さんが撮影した写真掲載のエッセイみたいなの出てたけど、あれでもなんかもう違和感しか覚えなかった 敦煌あたりの映像でも駄目ですか? 確かに西安あたりはビルだらけですが 私は西安で回教徒が集まってる辺りのエリアで店屋の映像が出ているだけでおおと思ってしまいました
ところで本日(水)後10:00の放送です
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=18780
出演者ほか
【語り】近藤正臣,小谷直子
内容
峠が8つ、そこに、中国の英雄伝説が残る。神話の帝が天と話す峠。
孔子がわらべに出会い、その子を師と仰ぐ峠。空中を歩くごとき絶壁の道。
悲劇の古戦場には捕虜40万を埋めたくぼみが。チンギスハンは万里の長城に突撃!
8つの峠、北京と古都・長安(西安)に挟まれた太行山脈にある。中国の歴史を刻む地をドローンで風のごとく飛び、大自然の絶景と偉人の足跡をたどる新感覚紀行。
村の豆腐料理に刻まれた歴史の記憶にも注目!! >>551
上海なんて都市計画が一気に進んで近未来SF映画みたいな光景やからなぁ。
利便性とかは無茶苦茶上がった代わりに風情とか全くなくなったわ 本日の放送です
空旅中国「玄奘の冒険
bsプレミアム 6月12日(水) 午後9時00分(60分)
黄河沿い、100Mの奇岩が林立する『炳霊石林』。黄土高原の急斜面に棚田がびっしり。
夫を失った女性の悲しさが染みた万里の長城。玄奘は乱世に仏の教えを求めインドへ。だが当時は国外旅行禁止。
指名手配され闇夜に秘かに動く。蘭州ラーメンも孫悟空も登場! 【BSプレミアム】6月26日(水)後9:00
蛇が神?空海の遣唐使船は予定よりはるか南に漂着。中国王朝が支配し日が浅い福建の山岳地帯を「まわり道」した空海!目撃し感じたものは何?ドローンで新感覚飛行。語りは桐谷健太。 紙の本とともに消えてしまうんかね
元々読者の年齢層高い作家だったし、今後若い世代が読むとも思えない 小説十八史略を枕元に置いて寝る前に読み直してるけど、つい時間忘れるな 小説十八史略はところどころフェミが激怒しそうな表現があるな
電子化見送ってるのは案外これが原因かもしれない かってにおこらせときゃいいのに自粛なんかするから問題が大きくなる いや自粛してるかどうかはわからんだろ
そもそも需要がないと出版社側が判断してる可能性もある >>563
映画だけど、エノケンの「孫悟空」がなかなかDVD化されなかったことについて、
ディズニー作品の「星に願いを」の曲を無断借用したからだろうといわれてた。
しかし、朝日新聞出版の黒澤明DVDコレクションにて初DVD化されるとのことで、
実際には東宝が出す気がなかっただけみたいだとわかった。 蔡倫が紙を発明して2000年、ようやく衰退し始めていた紙天下に陳先生は何を思っていたのだろうな 『曹操』読了
戦パートほぼカットで詩人として家庭人として私人としての曹操を描いた小説はなかなか新鮮で良かった
先生お約束と言っても良い西域絡みや宗教絡みの話も作品に馴染んでたと思う(術師だけはどうかと思ったが)
ただ呂布との戦いから官渡の戦いまでの曹操の人生においてもっとも面白い時期をほとんどカットというのは残念
この作品の曹操でそのあたりの話ももう少し読みたかったな 陳先生の曹兄弟を見ているととてもまめをまめがらで煮る話は思い浮かばないな 小説十八史略は面白かった
明史や清史まであの調子で書いてほしかった 陳先生と同じ病気になってきたよ…
右手の握力が酷くてキーボード操作がつらい 元史の後半くらいから明、清あたりが弱いね
小説はいくつかあるけど全体把握にはちょっと足りない 元関係の作品は「耶律楚材」と「チンギス・ハーンの一族」ぐらい? 小説マルコポーロとか
でもどれもチンギスからフビライ辺りで終わりなのよね 北元の末帝が後金の皇太極に伝国の璽を譲るまで書けよ 久しぶりに魏の曹一族読み返したけど、やっぱ終盤は切ないな 陳先生、大ファンで学生の頃に本を集めまくった
初期の推理ものも、各年代のエッセイも、面白い 陶展文はシリーズまとめてほしかったな
彼草の根はあるんだけど間のエピソードが揃わなかった 侠客小説みたいなの面白かった。確か赤っぽい表紙の文庫。
読みやすい…というか、中国人てホントこんなキャラしてんかぁて感想だった。 https://i.imgur.com/SLBDLFI.jpg
これかな
読んだはずだけど内容は忘れてしまったなあ
続中国任侠伝もあったっけ >>584
これやん!
すぐ剣でズバー!解決!みたいな。まぁ任侠モノだしな。
あと熱血というか義理堅いというか。
孔明伝も読んだな…ニルヴァーナだっけ?あの辺り目頭熱くなった。
急な横文字だったな。
こんなすぐレスがつくとは思わなかったです。
ありがとござます。 中国の任侠・武侠モノはドラマでも謎のお約束の多い時代劇みたいなもんだしな いま「チンギスハーンの一族」を約20年ぶりに読んでます フビライの後どうなったのかよくわからないんだよなあ陳先生の本だけ読んでいると あとは外戚が暴れたり皇太后や権臣が実権握ったりのお馴染みの滅亡コースだからね
クビライの死後は若くして死ぬ皇帝が続いて40年で皇帝が10回変わったし
小氷期で第一次産業が滅茶苦茶になったりユーラシア大陸でペストが大流行したりで
どんどん衰退してって紅巾の乱〜北走に至るって感じ
陳さんは遊牧民を教化して中華文明を大事にしたクビライが好きだったから
衰退に次ぐ衰退からの北走、そしてクビライの系譜の断絶は書く気になれなかったんだろうねえ 田中芳樹との対談で李登輝の話がチラッと出ていたのが印象的 紙の道を読み直したくて久しぶりに自分の部屋行ったら、こんなの読んだっけなあという本が大量に出てきた
ちょっと発掘して読み直してみることにする 中国五千年のテンポアップが楽しい
殷までやたら長いのにその後怒涛の如く話がはしょられる
三国志なんて大半が孫権悪く言ってるだけだし
細かいこと知ってから読むとこのまとめ方がより楽しめる 中国の歴史7巻読んでる
これって1巻辺り読んだ頃は小説十八史略よりもっと時代を細かく書くのかと思ってたけどそうでもなかったな
むしろ各時代の捉え方のレクチャーされてるみたいだった 40を過ぎて老眼が出てきたが、老後のことを考えて新装版阿片戦争を買っておこうか悩む ちょっと前までは昔の本のほうが文字小さくて読みやすいと思ってたが、一度目患うとちょっと微妙になってきたわ 今先生の本読むの辛いなあ
世界で一番中国が嫌いになりつつあるし… そういうのと切り離して考えられなくなったら病院行った方がいいぞ