【秘本三国志】陳舜臣スレ【中国の歴史】
「秘本三国志」「諸葛孔明」「小説十八史略」などの中国歴史小説を執筆している
陳舜臣氏とその作品について語りましょう。
この人の「中国の歴史」から中国史に興味を持った人も意外と多いのでは? 病没する前に朱元璋を小説化してほしい。
後、「青山一髪」の続編で孫文死去〜蒋介石の話も書いてほしい。 小説十八史略は良書だね。というかこれを初めに読んで良かった。
曹操は一気に読めたけど、他は途中で断念。
続編??曹操残夢 -魏の曹一族 は興味がある。
ところで秘本三国志は面白いのかな?
>>4
秘本三国志は普通の三国志とはかなり毛色が違うので、何も知らずに読むとちょっと戸惑うかも。
でも面白いよ。 >>6
三戦板のスレで八百長三国志と呼ばれてたのはワラタ
諸葛孔明や秘本三国志で、中原ではまだ馴染みの薄い仏教に着目してるのが面白かった。 個人的には中国の歴史とかの柔らかい語りの作品が好きなんだけど
あんまり無いのかな。 「桃源郷」は珍しくファンタジー入ってるのが印象的
「秘本三国志」は突飛なようだが、実は史料の謎めいた部分を
合理的に解釈してて、異説ながら説得力がある 八百長多いんだけど、その辺りはミステリー作家の名残を感じるんだよねぇ
大学の同級生の司馬遼太郎と比べて、客観的で常に俯瞰してるスタンスを取るところが好きだわ どちらかといえば武則天には好意的だけど
呂后や西太后には否定的だね 傑物伝・任侠伝・畸人伝・・・の○○伝シリーズで人物の好みが大体見えてくる
曹操ファンみたいだが虐殺・粛清をやった人物にはおおむね厳しい 陳先生、趙匡胤は大好きだけど劉秀はそれほどでもないって感じがするな。 光武帝は地味な上に配下もメジャーなのいないからな。
小説十八史略でも大して取り上げられなかったし。 陳先生は、後漢は建国から豪族が力を持った弱体政権って学説を支持してたからな。
もっとも、否定されはじめたのは最近だからしかたないか。 「チンギスハーンの一族」全四巻を購入してつい先日読破。
前・中半はドーソンのモンゴル帝国史と自身の著である耶律楚材からの引用が主で
後半のフビライと文天祥の辺りは漢文史料(宋史・元史)を参考にしたと見た。
OPでサラディンを出したのはこの時代のマニアとしては嬉しいが
少し美化しすぎだとも感じた。 >>15
この人に限らず歴史的評価ってほぼそんな感じじゃないか
>>17
うん、光武帝の書き方は一歩距離を置いた感を受けた。 自称仲良しの田中芳樹が熱烈ファンだから
彼の創作活動の邪魔にならないようにしてるんじゃない >>25
二人の対談本読んだよ。光武帝に関しては上にある通り、陳先生はあんまり
興味なさげだったけど、田中芳樹が一人ゴリ押ししていたねw
しかし、オレもこれだけ中国史嵌ってんだから一度は中国に行かないとなぁ。。
小学校の同級生に中国人がいて、中・高で親友だったやつも向こうとのハーフで
ペラペラだから、気楽に動ける年齢の間に行ってこようとは思うんだけど。 おばちゃんたちから、この子がねぇ、とからかわれる人か
自分は北宋の王安石を独立した主人公にした小説が読んでみたい。
彼に興味を持ったのも陳先生の『傑物伝』や『詩人伝』『中国の歴史』など
がきっかけだったし。
近年のエッセイでもたまに彼について言及する事もあるので、いつかは彼の
小説を書いてくれるのでは、とも思っているのだが。
それに彼についての小説なら、宋代でも田中芳樹はまず書く事はないだろうしw
>>28
南京で隠遁生活している王安石の家に蘇軾が尋ねてくる辺りでエンディングかな。
その辺りで終わらせるだろうね。
王安石死後は不毛な派閥争いだし 「は、は、は」
というフレーズがやたら心に残る件。 秘本三国志の五巻読み直したが、関羽の最後が酷ぇと思った
人格崩壊で涎たらす関さん・・・泣けるぜ >>34>>35
「〜だワ!」「〜だのォ!」
を毎回使うのに比べればずっとましさ。 桃源郷とかインド三国志とかを読むに、
中国以外の地域にも積極的に手を出してもらいたい。 みんな気軽にリクエストしてるけど、陳御大は今年で83歳だぞ。
小説書くのはかなり体力使うみたいで、72歳で逝った司馬遼太郎なんか晩年はエッセィばっかだったし。
エッセィくらいで我慢しとけよ。
本音を言えばオイラも小説を読みたいのは山々だが・・・ >>42
だって今の日本で、面白い中国史小説書けるのて陳先生くらいしか
居ないから仕方ない。
中国美人伝の文庫版買ったけどまだまだ健在だね >>43
田中先生がいるじゃないか、
とか言ってみる。
陳先生は田中氏のことは内心どう思っているんだろうね。 >>44
陳先生「頭薄くなったな・・・は、は、は・・・」 >>42
そんなご老体だったのか
なんかもっとバリバリ現役なイメージがあった 最近でもかなり作品を書き続けていたからね。
正直、年に1作品を書くだけでも、体力的にかなりきついんじゃないかな。 >>40
インド三国志は中途半端な形で止まったのが痛いな。
やはり陳先生にアウラングゼーブは合わんよ。 次はペルシャ、アラビアで挑戦だー、ってもう無理か。 御本人はサラディンを書きたかったみたいね。
チンギス・ハーンの一族のオープニングに少し出演させてる。 サラディンは是非とも読んでみたいけど、
年齢的に書くのは無理だろうな・・・・・・ 本人が「中国の歴史」に書いてたけど、中国史の歴史学者は
誰でも「元史」で中断だってね
歴史も文化も語学も一から勉強しなおさないといけないから
サラディンなら余計そうなんじゃないか?
大変そうだ 陳御大に、もしやり残した題材がありこの世に未練を残したまま逝ったなら、幽霊になってオイラにとり憑ついてくれんかいな。
身体なら喜んで貸すから、今の仕事なんかとっとと辞めて「陳舜臣の再来」として作家デビューして、直木賞を狙いたいなぁ。
まぁ、個人的になんの因縁もないオイラのところなんかには、現れてくれないだろうけど・・・ 「阿片戦争」と「太平天国」は期待したけど面白くなかった。この人は
近現代史は得意でないのかな。
ライフワークで孫文を扱うといってた後、病に倒れて、その後の作品を
読んでない。どこかに連載していたみたいですが。 確かに古い時代の方がおもしろい
多分近現代史には単なる好き嫌いではない、自分の人生経験やらナショナリズム
やらが直接的にはいりこんでしまって、感情移入が過剰になるんじゃないかな 明史までは、正史があるので、それをよく読んでいれば、解説したり、
自分なりの解釈をいれて、多少、味付けをしてもよい。中国史に詳しく
ない読者には、面白いですよね。
しかし、阿片戦争以後、清末から辛亥革命、中華民国、抗日戦争、中華
人民共和国の歴史というのは、結局、連続した時代で、全体を通して考察
しなければ、分析できないし、その評価の結論はまだ出ていない。アヘン
戦争や太平天国や孫文、の評価も今後変わるかもしれない。毛沢東や周恩来
にしろ、歴史の人物となっていけば、さまざまな評価が語られるだろうしね。
総括的な歴史書を書くのは、一人の作家の力を超えているのかも知れない。
史料が豊富すぎて、冒険ができないんだろう。滅多なことが書けない。 >>55
孫文なら『青山一髪』で既に小説化されてるよ。
内容は亡命生活の頃が大半。 >>61
そうですか。これでライフワークを書き上げたのかな。
中国の歴史は18巻ほどで、毎月出版されていたような記憶があります。
その後、近現代編を書き始めたが、二回でぽしゃちゃった。
日清戦争を主題にした「江は流れず」というのも、読み始めたが
続刊を読んでいない。本屋に並んでいなかった気がします。
『青山一髪』は読んでみようかな。 『中国の歴史』近現代編ってもうぽしゃったの?残念・・・。
まあ、この時代になると左右バカがまとわりついてくるからなぁ。 え?マジで?
3と4の為に本棚あけて待ってるのに・・・ 色んな意味で身近すぎて学問として冷静に話せる
「歴史」にはなりきってない時代だからな。 質問、たちばな出版から陳御大の本がいくつか出てるけど、
あそこって、何かの宗教系の出版社だったよね?
なにか御大と関係あるのかな? 五斗米道の者が主人公と言うだけあって、それに深く関わった劉焉が結構書かれている。
王叡なんかも、死に様まで描かれるとは・・・結構、マイナーな人物の事も書かれていたと思う。
ところで、3巻の終わりは曹操が張繍に敗れたところで終わりなのだが、その後の展開が異様に速い気がする。
そんな自分も、1巻だけ持っていない。どうしても見つからない。
そこで、1巻を持っている人に質問したい。1巻の最後はどの様にして終わるのだろうか?
この質問について一番知りたい事は、「董卓が長安に遷都した場面が描かれているか、否か」。
くだらない事だろうが、自分にとっては結構重要な事なので、是非とも教えていただきたい。 >71
念のため目次を書き出すと次のとおり。
黄天立つべし
月氏の美女
曹操、東へ帰る
洛陽、わが手にあり
鉄騎、白波へ去る
白馬寺だけが残った
というわけで、最後の章に董卓が洛陽から長安へ遷都するシーンがあります。
さらに具体的に知りたい点があれば、また書いて下さい。
私は図書館で借りて読んでから、ネットで探して古本の全巻揃い(文庫本)
を買いました。
バラでも入手可能と思われますので、ご健闘を祈ります!
>>72
素早いご返事ありがとうございます。
後は、ちょっと遠くまで行って探してみます。なにしろ滋賀大津なので・・・京都にでも行かないとありませんね、恐らく。 >>73
ネットの古本屋を活用するという手もあり。
今検索したら、イーブックオフで1巻が在庫にあったぞ。 小説十八史略と秘本三国志は古本屋でもよく見かける。
一番売れたんだろうねえ。 陳先生が編集者が薦めた朱元璋の小説化を、
絶対書きたくないって拒否したって話は本当? >>79
小説は感情移入を要求するから概説書とは一味違う。
>>78の真偽およびその理由はともかくとして、陳先生が朱元璋の精神に触れるのを忌避したとしても不思議は無い。 朱元璋に辛いんじゃなくて農民出身の皇帝にはすべからく辛いと思う>陳御大
劉邦はダラしないし、石勒・劉裕はスルー、朱全忠は残虐だったからな。十八史略では
陶淵明に言わせた「劉裕では文人は生きづらい」がそのまま御大の主張であり、本質的に知識人主義だ 今小説十八史略を読んでいます。
始めてこの方の小説を読んだのですが、面白くって面白くって本当に夢中になって読みました。
ただ、最初から晋のあたりまではひたすら楽しかったのに、その後の
小国が建っては滅び建っては滅びの部分は小説って感じでなくて
読みにくくて苦行みたいでした。
それに比べると李世民のあたりは凄く物語的な感じですね。
兄を殺す前に思い出がよみがえったり、ヒロイックな描写が多い
なあと感じました。
これから続きを読むのが楽しみです。
>88
自分は『小説 十八史略』を読んでから『中国の歴史』を読んだ。
引き込まれて一気に読破した。
遅めの夏休みを取ってるが、また読み直そうかな。 >>82
遅レスもいいとこだけど、
秘本でも劉備三兄弟は野卑に描いてたね
曹操は育ちがいいインテリって感じで ある種、今の時点でもう三国志ブームだしな。
これ以上どうにもならん気がする。 >94 「作:水木しげる」じゃまいかw
『レッド・クリフ』を観て、『秘本三国志』、『曹操 魏の曹一族』と
『曹操残夢』を読み直した。
もうね、今更なんだけど漢詩の勉強をすることにしたよ。
次は御大の推理小説をざざっと読み直すつもり。
赤壁関係なくたまたま目に付いたんで「曹操」読んでるけど
先生は小説家としては、あんま面白くないな・・・。フィクション部分が。 >>95
その三作、興味あるんだけど『中国の歴史』で「曹操は偉大、曹植は神詩人、曹丕はただの冷血」
みたいな書かれ方をしていて曹丕好きな自分は読むのがちょっと怖いんだよね……。
漢詩や史料に詳しい陳先生なら、一般的に言われているようなただの陰険野郎ってだけじゃなくて、
別の切り口から意外な曹丕像を書いてくれるかも? と勝手に期待してたこっちが悪いんだけど。
チラ裏&携帯からでスマソ
>96
陳氏の歴史小説は歴史に名を残した大人物そのものを主題にした物よりも
そういった人物たちによって引き起こされる激動の歴史に翻弄されながら
自分の道を模索して必死に生きる歴史の脇役たちの視点で書かれた物が面白いな。 >>97
『曹操 魏の一族』と『曹操残夢』では意外に曹丕のことを掘り下げてると思った。
あとがきで陳先生は曹植の詩が好きだと書いておられたけど、「弟が兄を慕う気持ち」
を丁寧に書き込んでいるんじゃないかな。
是非、読んでみてほしい。
>>97
そんなこと書いてたっけ?
陳御大の作品における三曹は
曹操 揺れる独裁者
曹植 運命に翻弄される貴公子
曹丕 自分の心すら制御できる完全無欠な英雄
こういう人物像で一貫しているよ?
秘本の頃から、諸葛孔明でも、小説十八史略でも、曹操でも、曹操残夢でも。
基本的に曹丕が一番のスーパーマンで完全無欠野郎だぞ。曹操が「こいつ恐ー」って思う位。
それで曹操がコイツ陰険冷血と思うんだけど、ハッキリ言って曹操にそんなこという資格なんざない
曹操自身がそうあろうとして、時代の英雄たろうとして、その癖、時々軟弱になる。
曹丕こそ曹操の理想像なのに、曹操の駄目な部分(=詩人としての情緒の部分)が曹丕を嫌うって構図。
だから読んでいるコッチは曹丕の方に同情しちゃうね。曹植なんて一歩間違えばただのヘタレだし。
曹操が知らない所で、曹丕は曹植に優しいしw
曹操贔屓の文体じゃなくて平易な文体で書かれているから感情移入しないで俯瞰して読める。
だから陳御大がどう思ってようと、不快にはならないと思うな。
少なくとも曹丕好きの俺は、読んでて全然不快にならん。
曹操残夢で
「曹丕という人底が深く中々わかりにくいが、その詩は案外わかりやすい。底が浅いのかな?と評した文人がいた」
の一文が俺は一番のお気に入りだ。ココだけ切り取ると曹丕を扱き下ろしているように見えるけどw
曹丕の詩ってそうなんだよなって思うもん。それが魅力だし。
なんか下手に持ち上げたり、扱き下ろしている訳じゃなくて、ありのままを掘り下げているのが陳御大の良いところだと思う。
マンセー小説が読みたいなら他の作家読めばいいと思うよ 丕と植の争いも、どっちも取り巻きがいるから仕方ないみたいな。
他ではこの二人が相当仲悪いとか、植に嫉妬していじめた(豆と豆がらの詩)って
露骨に書かれている事もあるが御大はそうでもないよね? >>99
曹植を通して、曹丕の人物像が掘り下げられてるってことだよね。
それは非常に興味深いなぁ。
>>100
『小説十八史略』では冷徹ながらも自分のやるべきことをきっちりと心得、それを見事に実行した
まさに“下手に持ち上げたり、扱き下ろしている訳じゃない”描かれ方をしていて嬉しかったよ。
それでそのあとに『中国の歴史』を読んだら、確かに曹丕は当代一流の文学者であり、
曹植との争いは取り巻きにも原因があったと述べられている。
けれど母親や弟たち、そして甄氏とのエピソードばかりが強調されていて、
“なぜ曹丕がそうしなければならなかったのか”ということがあまり掘り下げられていないように自分は感じたんだ。
でも>>100のおかげで、この二作品だけで>>97のような印象を持ってしまったことがとんでもなく浅はかさだということはよくわかった。
怖いとかなんとかぐだぐだ言っていないで『秘本』や『曹操』を読んでみるよ。
>>99も>>100もありがとう! そして不快にさせてごめん。
あ、あとレスを勝手に引用したこともごめん。
しかし>>100よ、そんなに畳み掛けないでおくれよ。
チキンだからPCの前でちょっと涙目になっちゃったじゃないか(´;ω;`) >97=103
どうやら「血が騒ぐ」のは魏の曹一族だけじゃなくて、
そのファンも同じだってことだ。
97 も読んだら涙目どころか血が騒ぎ出すから、早く読むんだ!
ちなみに自分はオヤジが好きだ。今も酒に対して当に歌ってるw 文庫版「中国の歴史 近・現代篇」を読了。
続きはいつ出るのかなーと思って調べてみたのだが……
あの、もしかして近・現代篇て頓挫したの?
あれで終わりなの?? 続編はありまへん。(オマリー風に)
お上が許さなかったとかなんとか理由は定かならず。 >>108
マジでかorz ありがとう。
非常に残念だが陳先生もご高齢だし、あまりにも年代が近すぎると「今」と
直結するようなこともあって書きにくかったのかもね
しかし今後先生のようにわかりやすく、読みやすく、おもしろく
中国の歴史を書いてくれる人物が現れるのか? と思うと本当に残念だ 秘本だったかで曹丕が甄夫人に「え?お前も植が好きなの?」ってなるのが最高に面白いわ
兄ちゃん、伏望嵌める時に「植の初恋を不倫ごっこで冷やかして、喜ばせてやろう」ぐらいに思ってただろうにw
まさか嫁まで本気とかw 年の差が……とか考えてテラ常識人 来月から中公文庫で「秘本三国志」刊行
これで文春文庫版は絶版か? 長安日記の続きが読みたいが無理だろうなw
謎が謎のまま、終わったのが惜しい >>111
絶版はたぶんない。
複数の出版社から同じ本が出るのはよくあること
個人的には元以降清以前が読みたいんだけど、あんまり書く人いないな〜 すれ違いで申し訳ないけど、古代から近代までの日本の歴史の本を探してます。
理想は、陳舜臣の中国の歴史みたいな本です。
何かありませんでしょうか? >>120
翻訳はあるけどね、『叛旗・小説李自成』。 五胡十六国時代の作品書かないかな〜。
あと、その後の南北朝とか。 間違いを恐れずに書けば、
国民党=中華民国=外省人=中国人=親中共
民進党=台湾=内省人=台湾人=反中共という事 kamomeサーバ死亡により陳舜臣関連のスレはここだけが生き残りました。 どなたか小説十八史略における「他ならない」の使用回数を数えた人っていますか?? 数えた事無いけど、海音寺先生の「最も〜」の総使用回数よりは少ないと思うよ >>140
あ〜確かに。
ちょっと気になるので、挑戦してみます。 小説十八史略面白かったよ
できれば五代十国時代の話書いて欲しいけれど
小説十八史略では結構流して書いていたから余り興味がないのかな つーかああいう時代をみっちり書いたら小説十八史略の「ザックリ中国史を追おう!」っていうコンセプトから逸れるからじゃねーかな
実際、五代十国時代をザックリ説明してくれって言われると困るじゃんw たしかにそうなんだけど、それにしてもこの陳さんノリノリである・・・
みたいな部分とそうでない部分の落差が激しい感じがする。 http://hiyo.jp/cache/of/2010-11-21-12-13-10/http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20101121-OYT1T00350.htm
「書かねば陳舜臣ではない」再起期す、台湾の旅
脳内出血で倒れ、再起を目指す作家、陳舜臣さん(86)が今月初め、自らのルーツである台湾を訪れた。
4年ぶりで、2度目に倒れてからは初めてのことだ。旧友と再会したり、小説にゆかりのある場所を訪ねたり。
「書かねば陳舜臣ではない」と懸命にリハビリに取り組む作家は、久しぶりの帰郷に何を考えたのか。同行して思いを聞いた。
桃園市の国際空港に着くと台湾在住の弟、本臣(ほんしん)さん(72)が駆け寄ってきた。
両手を握られ「おお、おお」と笑顔で応じるが言葉が出にくい。
車いす、創作は口述筆記の短いエッセーがやっとというのが現状だ。
2008年1月、2度目の脳内出血は、右手に加えて左手をもまひさせた。
一時期は「もう小説は書けない」と気力がなえた。
中世ペルシャの詩人、ハイヤームの憂愁に満ちた詩を読み返してはふさぎ込んだ。
だが、「生かされたのはどうしてなのか、考えて」という妻の未知さん(81)の言葉に前を向き始めた。
5Bの鉛筆で文字を書く練習をし、孫娘に「死ぬまで作家でおりたい」と語った。
今春、転地療養として沖縄に移り、次の目標として考えたのが父母の故郷・台湾行きだった。
家族と介護人の助けを借りて、ようやく実現した旅だ。 >>146
自身は神戸生まれだが、父母との会話は台湾語だった。
敗戦で日本国籍を失ったのを機に、中国や台湾をよく知ろうと、1946年から3年半、台北市近郊の学校で英語を教えた。
今回、当時の同僚や教え子がホテルに訪ねてきた。
「ハンサムで優しくて。あこがれだった」「皆、年をとり、同級生のよう」。そんな会話に、うれしそうに何度もうなずいた。
故宮博物院にも足を延ばした。
69年の直木賞受賞作「青玉獅子香炉(せいぎょくししこうろ)」では大陸から台北へと運ばれた美術品の運命を描いた。
お気に入りの場所で、「南宋の青磁が好き。南宋、探そう」と展示品に見入った。
3泊4日の旅の終わり、「小説を書くめどはつきましたか」と尋ねてみた。
小さく首を振り、「いや」と短い答えが返ってきた。
以前、陳さんはこう話していた。「書いてくれ、と頭の中に中国の詩人や日本の文人が出てくる」。
書きたいのに書けないというもどかしい状態が、今しばらく続くのかもしれない。
ただ、台湾の空気を肌に感じ、懐かしい人たちと会えたことに、
「来てよかった」としみじみ語った。家族らと同じように料理を平らげ、声には張りが戻った。
「また、来る」という陳さんに、再起の日は遠くはないと感じた。
(文化・生活部 浪川知子)
(2010年11月21日12時00分 読売新聞) こんな記事も見つけた。要介護度5では小説書くのは厳しいだろうけど
応援していきたいな。
ttp://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=24627
夫のリハビリ 甘え排す
小説家の陳舜臣(ちんしゅんしん)さん(86)は、1994年と2008年の2度、脳内出血で倒れました。
現在は、日中の大半を車いすで過ごし、執筆は妻の未知さん(81)が口述筆記しています。
リハビリを支えている未知さんは、「『死ぬまで作家でいたい』と願う夫を、出来る限り手助けしたい」と話しています。 「李淵は一人の子を殺せなかったために二人の子と十人の孫を失った」 という文章が印象深い 「諸葛孔明」は面白かったな
誠実な諸葛亮が良かった ぐぐったら奥さん亡くなってたのね・・・。
先生、大丈夫かな。 それは心配だ…
最近この人の小説を読んで、「三国志から中国史へ」の定番ルートを歩み始めたところ。
優しい語り口が大好き。 先生のお歳で奥さん亡くすのって精神的にも辛いだろうな。肉体的にもリハビリを支えてくれた人だし
大丈夫だろうか……連れ合いが死んだら後を追うように、って話はよくあることだし 先生の鄭成功をやっと読む。白石一郎先生の怒濤のごとくを先に読んだんでその比較も楽しみだったり。 【レス抽出】
対象スレ:【秘本三国志】陳舜臣スレ【中国の歴史】
キーワード:西遊記
抽出レス数:0
なんだよ評判聞きたかったのに… 中国の歴史は名作だと思う。小説ぽくはあるが、
とてもわかりやすく中国史を学べる。 もう口述筆記も無理なのかな・・・
数行でいいから、先生の文章が読みたい。 陳は三国志のことになるとおかしくなるんだよな。
狼少年な嘘までぶっこくし・・・。 史実に基づいて考証や解釈の方が断然面白いよね
創作上の人物を登場させると、今ひとつ(中国任侠伝は除く) 風俗や情景をまるで見てきたかのように描写するし、
当時の詩や宗教だとか色々な角度から情勢を解説してくれるから、
読みやすくて勉強にもなるんだよな。
架空の人物の設定や働きがやや突飛なのは、ミステリー作家時代の名残なんだろうな。
「中国の歴史 近・現代篇」の続きが読みたかったけど、
このスレで現状を知って、これはもう諦めるしかなさげかなと思った。無念だ。 >>175
それは小説だからだよ。
全部史実通りで虚構が一切なかったら書く意味もないじゃない。
グレーゾーンな部分を好き勝手やれるから小説家は楽しいってご本人も言ってたし、
面白い解釈だなーぐらいに思っておくのが楽しめるぞ。 そういや『中国の歴史 6』で張魯の母が陳氏だって書いてあったけど出典はなんなんだろう?
wikiで盧氏って書いてあって、ずっとそうだと思ってたから気になる なぜ、中国はガンなのか? (アポトーシスの欠如)
http://www.youtube.com/watch?v=NBKWa19RPv8&feature=share&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg
1,人間を食べる 2,普遍的減少である犯罪 3,高官が外国へ逃げる
人肉を食べる歴史がある国→中国
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1800.html
三国志に出てくる軍隊は何を食料にしていたか?>>>>進路に住んでる人民の肉体 諸葛亮読んだ
等身大の人間として書かれていてなかなか良かったよ
完全無欠の天才軍師じゃないのって新鮮かも
当然だけど諸葛亮も人間なんだなぁ、って思った
で、この人日本国籍とってるのね
普通に中国の作家かと思ってた 「秘本三国史」のタイトルだけみて、Hな小説だと思ってた人がいた。
宇能鴻一郎に「秘本西遊記」という、アダルト西遊記小説があるから、
そっち方面だと連想したのか。 ところで陳さんはキングダム読んでるんだろうか そこがちょっと気になる 陳さん趙匡胤好きだよな
その反面漢の武帝や唐の太宗の評価が低い >>181
生まれも育ちも日本だし、日本語の方が得意なんじゃね?あれだけの文章書けるんだし。
スレチだが王貞治って日本国籍持ってないんだな。最近知ったよ。 俺の好きな作家のスレあった!
しばらく読んでなかったけどまたなにか読みたくなってきたな
>>185
趙匡胤は虐殺とか陰謀とかあんまりやってないみたいだからな
武帝=李陵、司馬遷にひどいことをしたよね(´・ω・`)他色々
太宗=李建成と李元吉に(ry
名君でなおかつ陰惨な臭いが薄いところが気に入ったんじゃないか
弟の趙光義はアレだが… >>187
武帝は先祖の遺産で俺強えーしただけだもんな 李元吉は元々碌でもない人物だから自業自得
武帝は衛青と霍去病を見出し匈奴を滅ぼした功績は大きい 陳さん嫌いな人物でも功績はしっかり描くよね
『小説十八史略』でも、青年武帝が人材を集めて改革を進めるくだりを丁寧に描いてたし
あの玄宗でさえ武氏討伐の時は凄くかっこよかったんだぜ? 陳舜臣は戦後台湾で暮らしてるけど、中共についてはどういうスタンスなんだ? 「中国の歴史」とか見ても基本、中華民国辺りまでで
共産党のことには余りふれてないな
台湾人だし、やはり難しい問題になるから避けてるのかな
日本についても、たまに少し厳しい視点になることもあるけど
「日本人と中国人」とか読んでも基本、双方に公平な立場に立とうとしてる感じかな 日本贔屓でないのは残念だが、反日ってほどでもないな陳さんは
司馬遼太郎みたいに赤に染まってるわけでもないようだし、
まあバランスがとれてるといっていいんじゃないの 小説でホラ吹くのはまだしも魏の陳羣の末裔とか真顔で言っちゃうのはな・・・ 公平な立場に立とうとしてるのか?
「日本人と中国人」読めば分るが文革を肯定したり
文革によって大量虐殺が行われた事は全く書いてないぞ
この人は人肉食も殆ど触れない
宮崎市定の孫弟子らしいが良くも悪くも
誠実に中国史に向き合った宮崎市定の足元にも及ばないな ううむ、その辺は確かに感心できんな
「小説十八史略」とかは好きなんだが
ところどころ擁護が目立つか……そこは玉に瑕だな
まあ、大体陳氏の主要な研究は清朝末期までみたいだし
それ以後のことは触れない方向でいった方がいいかも
文革肯定だとしても、「中国の歴史」で中国史を触れやすくしたことは功績と言っていいと思うし 中国の歴史の最近読み始めたんだけど
あまり使わない漢字連発する上に、文庫だと字が小さいから相当疲れる… >>195
汪兆銘政権を持ち上げた歴史家(笑)の宮崎位置さだが何だって? 先生はご健勝だろうか…
奥様が亡くなられていたことを、久しぶりに見たこのスレで知ったよ。
やなせたかし氏逝去の報を聞いて、先生の事が心配になってしまう自分が厭だ。 ようやく小説十八史略を見つけたけど大きいやつだったから買うの辞めてしまった・・・ 俺持ってるのも大きいやつ。
読みごたえあるよ、買うんだ!w 俺ネトウヨだが
陳先生の中国びいきは許せる
やはり曹操を綺麗に描いてくれたからだろうな 高校時代に読んだ秘本三国志が最初の出会いでした
ママンで抜きました >>198
そもそもイッチーはヒトラーに会ったことを普通に自慢してたし
戦後もそういうスタンスは貫き通している
良くも悪くも曲学阿世の対極にいる人間なんだけどね おお、こんなスレがあったのか
陳先生は一番好きな歴史作家だ
すごく優しい人柄が分かる 「小説十八史略」と「中国の歴史」ってどう違うのかな?
物語重視か史書重視かって感じ? 登場人物の女がみんな「あたし」って言うのが気になる
わたしじゃなくてあたし
利口な淑女もなんか蓮っ葉な感じが >>209
いや名前の通り、まさに小説と歴史解説書の違い。
重視とかじゃなく。
史実を知りたいなら中国の歴史を読めばいいし
中国史のお話を楽しみたいなら小説十八史略を読めばいい 大きい奴って愛蔵版?w
持ってるけど読みづらいから
普段は単行本の方だわ 小説十八史略は、たまにミステリーっぽいところがあって、
面白いときもあれば見え見えで萎えるときもある。
ただ中国の歴史より小さいネタが拾ってあったりするから侮れない。 ありがと
両方集めてみるか
なかなか売ってないけど・・・ >>206
ハイデッガーだって一時は本気でナチス支持してたけど
哲学者としての名声は揺るぎはしないし
政治的に何を支持していようと、確かな仕事をしていれば
それは評価されるってことじゃないのかな?
少なくとも俺は宮崎氏も陳氏も好きだよ >>213
忘れられがちだけど推理小説作家だからね。
「秘本三国志」とか「もしも三国志の戦いがすべて八百長だったとしたら」という
ミステリー小説(?)だし。 今「曹操」読んでるけど非常に面白い
正史基準+お話の具合もいいバランスだし個人的にお気に入り上位作品だわ
諸葛孔明も読んでみようかな 『曹操』が面白く感じたなら『曹操残夢』もおすすめ
実質的な続編だしね >>195-196
穎川陳氏の末裔だからねえ。
表立って中共を批判したら、中国に残ってる一族に不利が働くかもしれないわけだし、
生粋の日本人ならまだしも、陳さんみたいな人にとっては難しいことだと思うわ。 この人の小説十八史略を中学生のときに読んでて
高校での中国史の勉強に凄い役に立った記憶がある 陳舜臣って何人なの?
父か祖父の代当たりで日本に移住してきた中国人の家系? >>195
それこそ君らが偏っている証拠だよ
君らから見て陳舜臣の見解は中共寄りに見えるのだろうが中国人からすれば日本寄りに見えるのだろう
同時に第三者の外人からすれば「文革は絶対悪」「文革は絶対善」の二者の間に挟まれて困っている老人にしか見えないはずだ 俺も小説十八史略は本がボロボロになるほど読んだな
今では立派な中国史オタクになったが、あの本との出会いはすごく大きかったよ >>224
なんという俺
俺は一巻が特に愛読本
三国志とかはすでに知ってたけど古代中国史がこんなにも面白いなんてって目からうろこだった 小説十八史略1巻ほど古代中国に親しめる本はなかなかなさそうだな
殷周時代は封神演義があるし、春秋戦国は宮城谷氏がよく書いてるけど
神話の時代となるとね
人間くさい神様の描写とかが好きだったな 陳舜臣って人が死ぬ時に悲しみに包まれた死、みたいなありきたりなのはあんまないね
親族や親友に優しく見送られる、みたいなのが印象的
諸葛孔明なら孔明の叔父が死ぬ所とか小節十八史略なら管仲とかさ
すごく優しい人なんだろうなって思った
小節十八史略なんかも素人にもわかりやすく説明してあるところが随所にある ようやく小説十八史略に入れた!
とりあえず一巻だけだけど
いや〜読みやすいしイイネ
確かに何回でも読めそうですわ 講談社文庫は縦の長さが短いのがなんか嫌…。ちくま文庫とかもそうだけども。
新潮や文春や中公の文庫と並べると不揃いになるんだよな。 この人の作風は淡々としすぎていて、物足りなさを感ずるときがある でも気合入れて書いた(であろう)小説は
ぶっちゃけあんまり面白くない… 「桃源郷」とかも気合入れすぎてて今ひとつピンと来なかったな
「妖のある話」や「中国任侠伝」みたいなサラリとした感じの本のほうが好きだ 「中国五千年(上下)」ってのを見つけた
入門としてはいい本なのかな? いいんじゃね
オイラは『中国五千年』→『小説 十八史略』
→『中国の歴史』って読んでいった気がする。
もう二十年近く前に読んだから、
細かい内容の違いは覚えてないけどね。 >>235
自分は『小説十八史略』→『中国の歴史』→『中国五千年』の順に読んだ。
『中国の歴史』は最初の予定より3冊増えていて作者として反省あったと思う。そので書かれた『中国五千年』は、その反省を生かして通史としては読み易くなっていると思う。 陳さんの持ち味は、当時の風俗やら文化を豊かに表現する知識量だなと思う。
ミステリー成分が多めになると歴ヲタには不評なのかもね。 説明やエピソードをさらりと挿入できるのが上手いというか
史の流れを止めないで話を持っていける 基本的に読みやすい
色々読んでから小説十八史略読んでそう思った
三国志関連も面白いしあまりその時代知らないけど元代の頃のやつも読んでみたい 小説十八史略は登場人物が多すぎて読むの大変だね
ある程度人物や地名などの予備知識がないとちょっとしんどい そういう印象はないな
けど孔子など聖人とされる人を非難するような箇所は幾つかあった
どっちかっていうと判官びいきな人という印象 >>242
『中国の歴史』で元の政治について「形だけでも理念が必要なのに、それが無かった」と書いてあるので評価は低い。
陳氏の近世以降の王朝評は宋>清≧明>元で、これに関しては宮崎市定氏の影響を強く受けていると思う。 陳さんは基本的に文明人上げ、野蛮人下げだからねえ。
教養とモラルのある人を好んでるなって感じは読んでてすごく伝わるよね。
>>240
チンギスハーンの一族とか、耶律楚材あたりを読んでみるといいよ。 陳舜臣先生の話題で耶律楚材の名を出すと杉様の影が差す。 >>246
杉様と呼ぶか汚杉と呼ぶかで彼に対する評価が分かる。自分は後者だが。 やっぱり陳さんのが一番面白いのよなあ
あの優しい口調がいい。 俺もそれが好きで陳舜臣ファンになったな>優しい口調
殺伐とした戦争の続く場面でも、読んでいて気持ちが荒んでこないというか 最近、「論語抄」読んでいる
エッセイ調で読みやすくて、しかも面白い 「論語抄」は好きな本のひとつだ
公冶長第五の「宰予、昼寝ぬ」の話で孔子がブチキレた理由で荻生徂徠の考察とか引いて
宰予は単に昼寝してたんじゃなくて昼間から女と寝ていたからだって説明が
真偽は別としてめっちゃ笑ったし、感心した
陳さん中国の古典だけじゃなくて、日本の古典にもめっちゃ詳しいよな 諸葛孔明読んでるわ
ちょうどいい感じに史実っぽい孔明 三国志演義では軍師として神格化されてるが
実際の孔明は軍事はいまいちだけど政治家として有能で、
バランス感覚に富んだ人間だったみたいだからね
陳さんの孔明像は史実寄りで好きだ インド三国志の続きが読みたいなー
ハイダル・アリーとティプー・スルタンの親子とかデュプレクスやクライブとか
陳氏がどんな風に書くのか読んでみたい人物が多すぎる 「曹操」読んで「諸葛孔明」読んだ
秘本読んでみようかと思ってるけど話の流れは被っちゃうのかな? 流れはかぶっちゃうっていうかスターシステムみたいな感じでチラホラ
別にネタバレ的な展開ではないと思われ 「枯草の根」を読んだ
初めてこの人のミステリー作品を読んだけど面白かったわ >の二者の間に挟まれて困っている老人にしか見えないはずだ
なんかわろた 右側でも左側でも、イデオロギーに燃えてる作家は多いけど
陳さんの場合、あんまりそういうドロッとしたものがない気がする
文体と同じ、あっさりした人柄を感じるというか 現代に於ける知識人階級の人間って、陳さんみたいな人のことを言うんだろうな。 中国史だけじゃなくて、日本やインドについても相当詳しそうだもんな デブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ね
デブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ね
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デブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ねデブ豚死ね この人はなんで関羽に対する風当たりが強いんだろうな。
近年でも日本史つつきの井沢氏とタッグ組んで関羽をディスってたな。
さすがに現代でも中国では関羽は怨霊の一種と思われてる、とか書いてあるのを
見たときはかなり幻滅してしまった。
アンチ長嶋なんてのも日本にも居るくらいだから
関羽がどれほどの大英雄であっても好き嫌いはあるだろうけど
チープなアンチ心情からくる嘘はやめて欲しかったな。
そういうのは一般人がやることだと思ってたよ。 誰が歴史を歪めたか―日本史の嘘と真実 (祥伝社黄金文庫) [文庫]
これかな。俺も見たことあるよ。
俺も陳氏の独善というか、中国史は自分の感覚が正しい!みたいなのを
感じることはあるかな。
関羽に対してはメジャーすぎて嫌いとかそんな感じなんかね。
歴史の研究者にしてみれば、何もかも総取りで持って行ってしまう
巨大コミュニティの関帝信仰とか出てくると
脱力してしまって好きになれないんじゃない? 感覚として菅原道真と同じような経緯で神様なってるから、まあ怨念ってのは強ち間違いでもねーんでね。
つか信仰の対象としての関羽は兎も角、歴史上の人物である関羽ってどう表現したらいいかわかんないわ
そこまで名将って感じでもなく、妙に魏将に人気があって身内からはちょっと腫れ物みたいな扱いで 陳氏は今でもって言ってるんだよな。
さすがにそれは違うな。
陳舜臣=中国文化の全てでもないんだし
あまり知らない分野だってあるんだろう。 人物・日本史記を読んだ。
芭蕉や鑑真の話がとても暖かみがあって好きだ 挫折した桃源郷と孫文にもう一回チャレンジしようかな
阿片戦争と太平天国は本当に面白かったんだけど、読み返すにはボリュームがありすぎる(苦笑) 十八史略しか持ってないけど呉起と魏の宰相争いした田文のこと孟嘗君って書いてるけど間違ってるよな 鮎川哲也『死者を笞打て』は、実在のミステリ作家をモデルにした
人物がでてくる楽屋落ち的作品。沈舜水というキャラクターは、陳舜臣のもじり。 >>272
その本は井沢がホストで陳先生がゲストの対談本だよね。
井沢は怨霊(御霊)信仰に焦点をあてて日本史を講じているが、その怨霊信仰のルーツが中国にあるとかんがえている。
古代中国では、子孫に祭祀されなくなった祖霊は祟るとされており、
無縁仏=怨霊だったのが後に怨みをのんで非業の死をとげた者を指すようになった。
井沢は日本におけるその画期を聖徳太子だとしているが、陳先生との対談で怨霊繋がりで関羽が出てくるのはある意味しかたが無い。
というのも、正史が引用する蜀記によれば、蜀滅亡時に関羽の子孫は根絶やしにされている。
関帝信仰の発祥を考える上で張飛と比較した場合、関羽は戦争による敗死だが張飛は寝首をかかれているので、非業の度合いなら張飛のほうが上。
しかし、娘を劉禅の后としていた張飛に比べ子孫が絶えた関羽は誰からも祭祀されなくてさぞかし不憫に思われた事だろう。
関羽の架空の息子関索が活躍する花関索伝や、関羽の子孫関勝が登場する水滸伝には、族滅した関羽の霊を慰める意図もあったと思われる。
三国志平話のように庶民に大人気だった張飛が、関帝のような信仰に発展しなかった理由は、ここにあるのかもしれない。
そんな関羽も演義が成立する頃には、呂蒙や曹操を怨んで呪い殺す怨霊になってる。
ちなみに、井沢は聖徳太子も非業の死をとげて族滅した怨霊と考えているみたい。
自分はちょっと意見がちがうが。 それもあるが、関羽の比較的古い神号の元帥というのがそもそも荒ぶる神格に用いられ易い神号だし
更に古い神としての呼び名が関三郎。
このネーミング自体が本名ばかりでなく、字すら迂闊に呼べない遠慮がある扱いの難しい神霊である証みたいな物。
それに全国区で信仰される発端も、唐代初期に中国天台宗が開祖天台大師智ギの引導で怨霊化した関羽が成仏し、仏寺の守護神になったと喧伝したものから。
当然、それには関羽は怨霊化しててもおかしくない悲劇の武将という認識が当時前提だったから成立してた訳で。 当時はな。
護国の武神時代から現在の万能神になるまでの
経緯をすっぽぬかしてしまうのでは
当然、誤解も招くだろう。
今では中国や台湾、日本の中華街に至るまで
天帝の一柱となった関帝の方が圧倒的に有名だからな。
まあ、秘本三国志とか見るに陳は関羽嫌いだろうから
低く見積もってしまったのかもしれないけども。
中国仏教からも今では蓋天古仏と呼ばれ
関羽は仏としても悟りを得た存在として認められている。
それに、今でも中国には関羽の子孫が堂々と名乗る人たちが
沢山いる。史実で滅亡が記録されているからといってそれが真実ではないという
現実がある。
大切なのは今でしょ。過ぎ去った過程の時代は現代の事実じゃないよ。 自称つっても、家にそういう系図が伝わってたらしょうがないよね。
俺の家も肥後菊地氏の末裔らしいが、宗家が戦国時代に没落してるから、眉唾かもしれん。
御先祖が系図を捏造してるかもしれんが、一応伝わってるからそう言うしかないし、それで詐称扱いとかされても困る。 中国五千年、二周目だけどほとんど忘れてしまってる。なんとなく「ああ、こういう流れだったな」って程度
通史というか、中国史の概要だけでもすぐに話せる程度にはなりたいなぁ 動物虐待者リスト
犯罪者◆樋口昭彦(44)◆日本興業銀行行員◆東京都世田谷区砧3◆猫を洋弓銃で殺害
犯罪者◆北田哲生(33)◆さくら銀行行員◆川口市栄町二◆猫の頭部切断して玄関先に放置
犯罪者◆大久保雄路(21)◆中卒無職◆宇都宮市清住1◆ハムスター20匹以上殺した後、飼い犬、猫を蹴りやゴルフクラブで撲殺
犯罪者◆森山博人(37)◆無職◆神戸市須磨区東落合1丁目◆自宅のベランダから猫6匹を投げ落とし殺す
犯罪者◆長谷川正宏(33)◆那覇市立神原中学校教諭◆那覇市樋川のマンション8階◆猫をマンション8階から投げ捨て
犯罪者◆上原宏之(38)◆川崎市建設局土木管理部主査◆東京都大田区西六郷2◆猫を粘着テープ巻きにして車に放置猫23匹殺
犯罪者◆松原潤(27)◆九州大学工学部卒無職◆広島県呉市焼山西3丁目◆ネットに猫虐殺写真公開
犯罪者●栗山龍(40)●猫虐殺が出来るSMクラブ経営者(検索おすすめ)
犯罪者●松本誠(28)●無職●大阪鶴見花博公園で猫を岩に叩き付け池に投げ殺す
犯罪者●村元隆俊(32)●飼い犬を虐待死火を点けて殺す、止めに入った祖母も灯油をかけ殺害
犯罪者●増田和春(57)●農業●犬の悲鳴に気がついた、無職女性の飼い犬の首を切って殺す。
犯罪者●館山祐子(50)●北海道苫小牧市、元ペットショップ経営●犬計6匹餓死させる「エサをやったが食べなかった」
まだいますので、お楽しみに! >>287
俺もこれ読んだけど「中国の歴史」は量が何倍もあるんだよな?
中々売ってないから、どんなもんかわからん。 戦国海商伝が面白い
明の大まかな経済、他王朝の遺民に対する苛烈な迫害、扱う商品なんかをわかりやすく書いてくれてる。
ただやっぱ、地図も見たほうがいいな。 「中国の歴史」と「中国五千年」って何が違うんですか
しかし陳舜臣氏の本って大型書店に行かないと、とんと見かけないね 10年ほど前に比べると古本屋では中国の歴史と小説十八史略をとんと見なくなった。 ここ最近↑の二つを探し回ってるけどまったく見つからない うちの市内の古本屋にはどっちもあったよ
ただ3巻だけとか4巻だけとかだったから買いにくいけど 若い頃の陳氏イケメンだな
昔の本の初版の著者写真顔見て思った 文天祥や耶律楚材が好きな陳先生だけど
それにあからさまに対抗心出したのが杉山正明だよな。 こないだAmazonで注文した「中国の歴史」が今日届いたんだが、ワクワクが止まらない いまの僕があるのは先生のおかげです ありがとうございました 陳舜臣スレこんなところにあったのか
まさか訃報に接して見つける事になるとは…
ほんと、先生と出会っていなかったら自分は張飛のままでした
安らかにお眠りください… ただの三国志好きだった自分を
中国史好き→世界史好きにしてくれたのは陳さんだった
もう新作が読めないのは残念だな 今知りました
中国ものもですが、ミステリ作品も大好きでした
ご冥福をお祈りします まだ早いよ・・・
俺より3つも年下じゃないか・・・。・゚・(ノД`)・゚・。 先生、お疲れ様でした。
そして、これからもお世話になります。 高校の頃から20年以上、結婚してもどこに引っ越しても
中国任侠伝と続・中国任侠伝、それと中国畸人伝はかならず本棚に入ってた
班超は西域をこよなく愛した。
勅命といえども、彼はここを去ることができない。愛する西域を、
匈奴の馬蹄に踏みにじられてよいであろうか。
「ものども、つづけ!」
班超は高々と鞭をあげて叫んだ。
めざすは東の洛陽ではない。
西のかた、たったいま棄て去った疏勒に引き返すのである。
40過ぎてもこのくだりで胸熱になる///
ご冥福をお祈りします‥‥ スレがやけに伸びてるから何かと思ったらマジかよ・・・
本当陳先生には感謝の言葉しかない
本当ありがとうございました ちょうど二三日前に古本屋で「エッセイでつづる中国の歴史」みたいな本があったけどスルーしてしまった
明日速攻買いに行きます 陳舜臣さん亡くなったのか
でもそこまで長生きしたなら大往生だね
最近は反中運動が高まってるけどこれからの日中をどう見据えていたんだろう 時流を正確に見る目があるなら、中国が悪いと言うはずだがなw >>317
李登輝を全く評価してなかったから、それはないな ご冥福をお祈りします
『諸葛孔明』が好きだったなあ 「論語抄」が最後の出版物になったのか。
晩年は全身不随で寝たきりだったから仕方ないか。 珍しいね、今日日老衰って。
チンギスハーンの一族が一番好きだった。小説以外に
中華料理の本の監修とかされてたよね。合掌 小説十八史略ではエンディングで出てるし
チンギスハーンの一族の四巻では準主役扱いの文天祥が個人的に好きだった。 中国の歴史は地味なタイトルに加えて、ですます調にすごく違和感があったから最初は読む気にならなかったけれど
そこをこらえて読み始めるととても読みやすくて面白かった >>326
なんで、ですます調にしたんだろ?
口述筆記とかかなあ ですます調で言えば「秦の始皇帝」もいろいろな視点から見てて面白い本だった >>329
「中国近代史ノート」を読んで近代の中国の勉強とかしたけど
ですます調じゃなかったなあ
「雨過天晴」っていうエッセイ集も読んだけど、普通の文章だった
多分、ですます調って「中国の歴史」だけな気がする
他にあるかもしれないけど 陳さんついに亡くなったのか。追悼にルバイヤート買おう。
でも老衰って最高の死に方だね。
本当に感謝です。
>>330
中国の歴史以外にですます調だと中国五千年、儒教三千年がそうだった。
探せばもっとあるんでは。思いつくのだと
実録アヘン戦争、弥縫録、中国傑物伝、ものがたり史記辺りは違った。
小説だと十八史略、チンギス・ハーンの一族、諸葛孔明、桃源郷辺り読んだけど
なかったな。
龍鳳の国って別々の数編合わせたのだと偏によって変わってた。
どう使い分けてたんだろうかね。 >>331
失礼
自分の早合点だったようです
そういえば「中国五千年」と「儒教三千年」は読もうとして読んでなかった
さっそく読んでみようかな
そういえば「儒教三千年」は積ん読してたような気がするけど・・・
まだまだ陳先生の本は読んでない本が多いので、これからゆっくり読む予定
ご自身が亡くなっても、陳先生の本が読めるのは幸せなことです
陳先生に自分も感謝 昨日の読売新聞で宮城谷昌光が陳舜臣の思い出語ってたね >>333
訃報を報じた板で「長安日記」教えられて、早速図書館で借りたら、
ですます調だったよ。普通の小説でも使ってたみたい。 >>335
それは意外だなあ
今度、図書館に行ったら借りてみるよ 次は宮城谷さんか、
三国志は完遂したし、もう思い残しはないかな? 「長安日記」の賀望東の正体は謎のままで終わったんだね
天皇家の正統な血筋とかかな? >>339
すっげぇロマンチックな推理wを展開すると、紀皇女の産んだ子。
父親は、弓削皇子でも文武天皇でもOK。 うえええなんかスレ伸びてると思えば
今頃知りました…なんてこったい
小学生の時に図書館で読んだ「中国五千年」ではまって
「中国の歴史」とか「諸葛孔明」買ったわ…
小説十八史略は一人暮らしの狭い本棚に分厚い愛蔵版収めてます
自分の中国歴史文学好きの原点な方でした
まあ、とは言ってもあとは宮城谷氏くらいしか居ないけど 陳先生はイスラム国と日本の対応はどう思ってただろうなあ
家族は知らせてたんだろうか 元々8年もののスレで、訃報でも100も伸びてない…先生のファンと2ch住人って全然被らないんだな 高齢に多いのかもね。
中国英雄自体が過疎だからなのもあるか。 >>344
ここにスレがある事自体知らないんじゃないの?
かく言う自分も、陳さんは初期の頃のミステリーのファンで、あんまり
歴史物は読んでいないもん。
>>341
陳さんのミステリーは、あくどい描写や無駄なエロがなくて読みやすいよ。
悠揚迫らぬって感じのミステリーで、今だと物足りない感想になる人が
多いだろうけれど、そんなほんわかさがいい。
それと、やっぱ国を失った華僑さんなので、そんな境遇の人の哀しみが、
事件の動機になっている場合、絵空事ではない切実さがある。 >>344
ニュース速報+板にも訃報スレが立ちましたが、愛読者だけでなく、
何か勘違いした書き込みがチラホラとありました
【訃報】作家の陳舜臣さん死去 90歳
ttp://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1421818785/ 芸スポとかVIPにも立ってたね
まあその辺はニュースソースあればアフィ狙いでスレ自体は立つんだけど、結局人はあんまり集まらないんだよなあ っていうかこのスレの住人とかじゃ
訃報聞いたときの反応が「うそ!陳先生が…」じゃなくて「ああ、とうとう陳先生が」になるし
様態が良くなかったのは知られていたことだからな 陳舜臣
統率:62 武力:53 知略:84 政治:76 野心:75 義理:85 魅力:70
「耶律楚材」読了
話としても面白かったし、耶律楚材と金末とモンゴル帝国の事について学べた点でも良かった
万民のためにモンゴルを文明化させようとする耶律楚材の奮闘ぶりに素直に感動できる
こういうテーマって割と鼻につきそうなもんだけど、あまり引っかかる事もなく読めたところが陳先生らしいなと思った 中公文庫の日本の歴史と並行して中国の歴史を読んでいると、図や写真が少なくて物足りなく感じてしまう >>354もちろん「チンギスハーンの一族」にも興味を持ったけど
それ以上に西遼を舞台とした作品「桃源郷」の方が読みたくなったな チンギスハーンの一族も桃源郷もどっちも読んだけど
桃源郷はわりとミステリー作品みたいな感じだったな せやな
話としては面白いけど、遼のことはあんまり出てこないな 私信
こんなネットの辺境まで探しにきてくれてありがとう
だけどここにはレスしたことなかったんだ ヤリツソザイって諸葛亮の生まれ変わりなのかな・・・ それより呂布が項羽の生まれ変わりだとしか思えなかったな 「チンギス・・・」の中盤は、女衆の井戸端会議を軸に
話が進んで行くという、珍しい小説だったな。 チンギスハーンの冒頭に出るサラディンって桃源郷とリンクしてる?
桃源郷先に読んだからにやっとしたけど
桃源郷の方が出版は後っぽいな。
人物像が同じなんだろうね。 小説十八史略で黄巣が堀を埋める人間達をみて戦慄している場面が好きだったなぁ
もし陳先生が唐末の小説書いていたら、一般的な任侠タイプとはちょっと違った黄巣を書いていたかも知れん
でもこの時代って最終的に朱全忠が登場してくるから筆が乗らいだろうから無理か。このあたりの梟雄は好きじゃないっぽかったし 陳先生は文化人タイプの人物が好きだから殺伐とした唐末とかは
筆が乗らなかったようだ。
朱元璋の小説化も同じ理由でやめているし。 陳先生そのものが文化人だからなあ
絵に描いたような戦前のインテリ
戦後、台湾が日本から離れなければ学者を続けてたみたい
宮崎市定の孫弟子だそうだし 孔明といい楚材といい、ああいうタイプが好みなのね。
中国の歴史でも元末書いていた時、朱元璋そっちのけで
高啓とか紹介していたし。 小説十八史略は原作をほぼそのまま踏襲してる感じで、独自解釈とかはあんまりない感じだけど、
こないだ「秦の始皇帝」を読んだら「始皇帝が呂不意の子というのは中傷」と、十八史略とは違うこと書いてあってちょっとうれしくなったw
俺も同意見だからw 陳さんは張柔みたいな、文化人でなくとも
文明を保護した人間も大好きな感じだね
教養とモラルのある人物が好きなんだなって思える >>362
項羽が、古代の聖王の生まれ代わり説が、史記にも書いてあったな 詩や文書を遺してる人物は
その人の生の声や息遣いを感じることができるから
そういうことをした知識人や文化人には
特別な思い入れを持ってる感じがするね陳先生は
史家なんて類の人はみんなそういう部分があるのだろうけどさ >>366
桃源郷にサラディンは出てこないよ。
親父のアイユーブは出てくるけど。 >>376
直接出らんけどマニというかあの教えの継承者ってことになってる。
サラディンの寛容な行為はその影響だった、みたいな説明が確かあった。
チンギスハーンのサラディンもイスラムから離れてるような思想で似てるのよ。 もしまだ達者でいらしたら昨今のイスラムについてどのように言及しただろうか。 六甲随筆って本で、例のイラク三馬鹿のことをやたら褒めていた まあ陳さんは表と裏をしっかり見て冷静に判断する方だし
テロとかばかりに目を奪われることはないだろうけど
1000年前からやってること変わらないって思ってたりはしてそうだ 推協の会報に載ってる森村の追悼文がとんでもないから読んでみ ttp://www.mystery.or.jp/magazine/article/237
これか
とんでもないというかろくでもないというか
しかし泣けるエピソードだなあ 同じ事実を暴露するにしても、陳先生ならもっと上品で優しく書くんだろうな…
痴漢スレスレの危うい行為でも茶目っ気たっぷりに、むしろその人物に好感すら抱いてしまうくらいの魅力を感じさせるのが
陳先生の持ち味だったんだと再認識した。 孔明と仲達が国境付近で馴れ合ってる展開はどうなのと思った。 馴れ合いだったと考える方が政治としては自然だと思うけどな
むしろ本気で戦って女物衣装送ってバカにしたり、怒って突出したらぼこられたりのほうが子供じみて見える
曹操の青州黄巾との和解も、正面から潰してる話見るだけでありえないと思うわ 司馬懿は力を付けすぎて朝廷から疑われることを避けてた感じだしな
勝っても警戒され、負けたら失脚の口実を与えることになる状態だったし
陳さんの解釈も面白いなと思ったよ >>386
正直、慣れ合うのも本気で子供じみた戦いやるのも、どっちも中国人っぽいと思える。 蜀戦の前の司馬懿の軍功なんてそんな大したもんじゃないだろ。
双方慎重派同士のつまらない対戦だったんだよ。 馴れ合ったって陰謀論で考えるのは、現代人的な考えだと思うけどな
小さな侮辱で命かけて、本気で戦った方が古代人らしくていいと思う
西洋なんて国家が違ったら、マジ殲滅戦とかあるし
有利な状況で攻撃しない司馬懿は、古代人の感覚としては疑われたんだろ
>司馬懿は力を付けすぎて朝廷から疑われることを避けてた感じ
正直、そこまでの軍功や実績ないし
一回、戦ったら蜀軍が思ったより強くて、撤退したのを追撃する作戦に切り替えたが
追撃に二度も失敗(しかも二度目は敵司令官は死亡していた)
して、むしろ責任をとらされて失脚しなかったのが幸運って感じ
張コウが追撃に失敗したから死ぬとは限らないし、政敵になりうるはずもない
さすがにあれを小説でないとするのは無理あるだろ あれは陳舜臣の見る中国と言う歴史世界の中の1エピソードとしての三国志だから
陳舜臣の他の歴史物も読めば、古代中国と近代以降の劣化しきった中国混同しなくなる
それが正しいかどうかは知ったことじゃないが、世の中の三国志の腐れたイメージと擦り合わせなんかする気はないんだよ
ちょっと演義系三国志読んで知ったつもりになってう頭でっかちな人間にはわからんだろうけどな このスレでは不評な桃源郷、古本屋で上下巻買って読んだけど
本作中では二十年以上経過しているのに年取ってなさそうな陶羽や白中岳に
違和感と言うか、感情移入が出来なくて、イマイチだと思った。 呉に捉えられた関羽がよだれを垂らしてボケてたのは悪意を感じた。 陳先生は体育会系とかヤンキー色の強い奴嫌ってそうだしな。 先生の基本的思想として、中華は統一されるべきってがあると思。
だから、荊軻の始皇帝暗殺は、中華統一という歴史の上から失敗して当然。中華統一の
流れは止められないってスタンス。
三國志でも劉備・関羽なんかは、曹操の中華統一を邪魔したヤツラってなるんだろ。 なんでそう善悪はっきり決めるような極端な物の見方しか出来ないんだ?
そんな馬鹿はラノベでも読んでろよ ???
荊軻に関しては、エッセイではっきり書いてるじゃん。
曹操についても何冊も書いてる。
後世の娯楽本に毒されてるんと違う? 陳舜臣の本読みたくなって探したけど、
新品はおろか古本屋(ブックオフ)にもあまりない><
個人的に歴史小説では日本で5指に入ると思うのになんでだろう
お亡くなりになったから買いあさった人多かったのかな
アヘン戦争ですらお目にかけないとは。。。(東京西部) ブックオフよく回ってるけど、陳舜臣コーナーはいつも回転が早い
大抵の本が数日もすればなくなっていく
amazon利用した方が早いよ >>403
ありがとうございます!
あったなと思って仕事帰り買おうとしたらなかったパターンが多いので
次見かけたらその場で買うことにします。 中国の歴史シリーズ
小説十八史略シリーズ
探し続けて一年近くになるがまだ半分くらいしか集まってない 中国の歴史は全然見かけないな
うちのほうだと十八史略はわりとよく見る >>400
科挙があったら受かってたんじゃないかな。陳先生は。
頭カチコチでトンガリすぎ。
本来の漢民族王朝のみならず清朝のような異民族国家でも
台湾でもビッグな神様として崇拝されてる関羽の実態を見て
旧来の漢民族マンセーな思想がなくなることを嫌がってたようにも見える。 >>407
本籍が福建省だし長い歴史を持つ一族出身らしいから、自分が漢民族っていうのには誇りを持ってると思う
福建省の位置からして北方の遊牧民の血とか入ってなさそうだし
エッセイでも李登輝をディスってたし色々複雑な部分を持っていた方でしたな 判ったような顔して的外れな事ばっかり言ってるのがいるな 亡くなる前に杉山正明と対談してほしかった。
杉「文天祥はただの変人ですよ。何のとりえもない」
陳「いや彼は南宋の偉人だ」 中国の歴史読んでると「〜なのは言うまでもありません」ってフレーズが好きなんだなって思う
1ページに3回くらい使われてることもある 「かもしれない。」とか言葉に保険かけなかった分
豪快な空振りもあったけど、潔かったよな。 アヘン戦争ってユダヤの悪事を手厳しく糾弾してる?
だったら読んでみる。 夕方のニュースでお別れ会の映像少しだけ見た
やっぱ年寄り多かったな参列者
俺も行きたかったわ >>417
私はパーティーにも出席する予定だったんだけど、急に出張で行けなくなった
ニュースで流れたんだね。見たかったな ttps://www.youtube.com/watch?v=TTn1LXgFa9w
神戸新聞社が動画あげてるよ
短いけど雰囲気はわかると思う
入館料300円なら一度行ってみたいなあ 陳先生の本は読み易いから名文てイメージないけど、
ふと見るとあるんだよね
「その一人一人は、げんに自分のまわりにささやかな生活圏をもち、
愛憎の糸をその身に絡ませている。」
これとか戦争に向かう兵の立場がよく描かれてるとおもうよ 陳さんのミステリーのフアンだった。
晩年は歴史小説ばかりだったけど
ミステリーも書いて欲しかったね。 中国の歴史のチンギスや朱元璋の部分に元好問や高啓のような温厚そうなインテリ
中心に書いている辺りがこの人の趣味を表しているな。 >>402
数年前には、陳文庫は、いとう(多摩地区の大型
古本屋チェーン)にゴロゴロころがってたんだけどな。
いとうもどんどんつぶれてるから、探すの難しく
なってる。ブックオフは古い本引き取らないし。 陳先生、本当にありがとうございました。いま弥縫録を読み返してますが、先生の眼差しの高さと広さを、いつか自分も身につけたいと思います 1巻を手に入れてから数年…ようやく小説十八史略揃い終わって一気に通読
やっぱ面白いし読みやすい!全く知らない流れの群像劇でもスラスラ読めたし。
良い本に出会えた喜びここにあり 色々読んでるけど、やっぱり最後は小説十八史略に帰りそうな気がする >>430
陳センセは秘本三国志の文姫みたくインテリ美女が肉食系男子に食われる話って好きだよなw 今桃源郷読んでるけど面白いなこれ
次は鄭成功を読もうと思う
沙也加(金忠善)や椿説弓張月のような日本とアジアの橋渡しになるようなお話をもっと書いて欲しかったな 陳さんはセックスの描写あえて避けてるくらいなくね?
俺は歴史小説にねちねちエロシーンとか一切いらんと思うから
それが好きなんだけど そこに至るまでの心情は書くけど、
ほとんど避けてると言っていいぐらいの描写しかないよな 直接的な描写はせいぜい胸揉むとかぐらいしかないな。 本当に読みやすい。
先生並みのわかりやすさで、西洋を解説してくれる作品に出会いたい。 画本三国志って読んだことある人いない?
内容的にどうなんだろう、話だけはたまに聞くんだけど 陳舜臣の本読もうと思ってるんですが、史実にしっかり基づいてますか? 史実って言っても、歴史に残ってる情報は必ずバイアスかかってる
実際はそこまで極端じゃないと思うって視点で本書く人だったから
史実に忠実って意味では全然違う
でもあり得ないレベルの妄想は混ぜてない >>440
10年程前に読んだきりだからあまり覚えていないけどまあ普通の三国志演義だったような気がする
淡々とした進み方だったから当時小学生だった自分でも理解し易かった印象だね そうかあ
陳先生は翻訳してるだけだしなあ
読んでみたい気もするけど… >>253
そら、孔子もブチ切れますわなって話だw
ただ昼寝してるだけでそんなに怒るなんて理不尽なと俺も感じてたが、その説明なら納得がいくw
「ダメだこいつ…」てなもんだわなw 横山先生は徳川家康とか日本のほうはエロあったのに
三国志とか中国系のは全くないのが不満 そりゃ、三國志とか史記は学生も読むからじゃないの?
うちの近所の図書館にどっちも全巻あるけれど、試験時期になるとごっそり
借り出されてるもん。テキストに使うんだろうなw
スレチだけどw ニュー速で1980年の紅白wwwってスレあったが審査員にチンさんがいた
そんなこともやってたんだな 軽く調べたら、この年から始まった大型特番の
NHK特集 シルクロードというシリーズの取材に行った関係らしい。
続中国任侠伝(文春文庫)の解説で伴野朗が、
79年10月頃に西域まで一緒した、といってるから、
あるいはこれのことかな。 ヤークーブ・ベクの死因は「自殺」とか、一戦して福建水師が全滅した清仏戦争は清が優勢だったとか
近代史に関しては中華ファンタジーに毒されている部分があるな。 戦いの臨場感を書こうという気ははなからないんだろうな。 ないだろうね
事実を書いてえぐい描写になることはあっても、えぐく書いてやろうなんて考えてそうにない 知りたかった戦いがあまりに一面的かつ簡潔に語られていて、読んでいて拍子抜けすることもある。 歴史書に臨場感たっぷりに戦場の様子が書かれてる事なんてないんだから当たり前
そんな漫画みたいな要素は求めるだけ無駄
他読んだほうがいいわ いやそんなことはなかろう
史記でも項羽とか臨場感あるよ
白川静だったか金谷治だったか忘れたが
桓公の即位レースを載せて漢文はこういう臨場感を表せる
みたいなこと書いてた
陳さんのはあれでいいんだけど 史記の項羽本紀っていろんなとこにパクられまくってるからな。 任侠伝のあとがきで『「中国にもこういう豪傑がいたんだよ」とクラスメートに言いたかった』と書いてる。 中国の歴史読み終わった
意図的に略したのはわかるけれど、最後の近現代部分があまりに駆け足だったから
まるで連載が打ち切りにでもあったのか疑ってしまう読後感だった 対外戦争よりも宮廷内の政争謀略の方が歴史として重要なことも多いし
陳さんの小説はわりと宮廷内、勢力内の争いを大事にしてる感じはするかな
でも戦争も蔑ろにしてるような印象も無いけどな 小説十八史略手に入れた。三国志は知ってるから西普から読み始めたが、
なんか凄く淡々としてるような…新キャラ出たと思ったら次のページでは死んでるみたいな展開が何回も何回も…
作者やる気なかったのか、そういう時代だったのか。
隋が統一したあたりから一気に面白くなった。李一族の国取り物語熱いね! 小説じゃない歴史書ってそんなもんでは
小説十八は小説だけど、元十八史略というか、あくまでざーっと流してく感じだし あの辺のごちゃごちゃした情勢も好きだけど、いまだにどういう流れでどこが滅んでどこが勝ってって流れが掴めない
春秋時代もエピソードの一つ一つは面白くて好きなんだが、やっぱり流れがわからない あれだけ分裂してると全部を同時進行で書けるわけない
だからそのなかでも中心勢力だけの描写でいいんじゃないの?
前趙→後趙→前秦→ボヨウ部→タクバツ部→北魏→ 五胡十六国時代や五代十国の時代は
本当に暗黒のようなカオスな時代だったからなあ
統一した英雄や統一に関わる英雄が出てくるまでは
よっぽど何かない限りは淡々と早回しが基本だよ 日本の歴史ものだと荒れてる時のほうが面白いって感じだから、それで物足りなく感じるのかもなー どうだろ 荒れてるのが面白いって言う人は少ないと思うけど
荒れてる事自体よりも、そこからの統一記の方がうけてることが多いんじゃないか
だから日本の戦国時代も最初の50年くらいはスルーしてる人が多い
五胡南北朝分裂300年ってのは長すぎたなぁ 戦国は最初50年でも人気あると思うけど。
幕末とか除く他の全時代と比べたら。平安時代とか存在消えてしまう そうか?武田信玄ですら戦国後半の人物だし、世間で有名な武将ってほぼそれ以降なような
まあ日本はそもそも分裂時代が少なすぎる… いや中国が長すぎるのか
信玄死んでから統一まででもけっこうボリュームあるのに、300年とか把握しきれんなあ 中国は統一されてた時代の方が少ないからねえ
それだけ広くて民族も多くて、それ以外にも北や西から色んなの来るし
誰がどこで何やってたとかなんて網羅できないんだよね
英雄が現れるまでは主要国の主要な動きだけなぞって面白いエピソードを紹介するぐらい でも小説十八史略の唐は、統一してからの方が面白い気がするな
クーデター合戦楽しいです(´∀` )
根回しと秘匿の綱渡りをしつつ期を伺う謀略戦!!
三国時代だと、
・十常侍VS何進(ただのゴリ押し)
・仲達VS曹爽(油断して外出してたら宮殿とられちゃった)
みたいな幼稚なクーデターしかなかったから新鮮だ 三国志の時代で一番のクーデターは司馬懿だろうけど
たしかに相手がお粗末感は否めないなw
次点で董卓
あとは呉末期の権臣辺りになるんだろうか しかし唐の歴史おもろいな
名君李世民が国を興しました、で一旦終わるのかと思いきや、まさかその人の愛人が次の世代で大暴れ。
その余波で女性が帝位を狙う流れが続き、李隆基の世代でやっと収まったと思ったら、
そいつが次の大事件の元凶でしたとか…よく出来た小説のような国だな いや小説なんだけど
あと(玄奘が)インドまで出かけたり、日本と戦争もしてたり、トルコとかチベットとかイスラムやらゲスト出演者も多彩 武則天のタイトルで一本書いておいてほしかった
他の武則天ろくなのないし… 陳さんクーデター戦書くの上手いなぁと思う
それとも私が今までよい作家に巡り合わなかっただけか?
戦乱が無い時代のほうが面白いと思える歴史モノがあるとは思わなかった 陳さん政争大好きだからな
歴史の転換点は戦場よりも宮廷にあると言わんばかり
お陰で戦争よりも宮廷内の争いが大好きになったわ 基本が抒情的なミステリ作家なだけに
宮廷内で渦まく心理の綾とかを細やかに書いて政変に至るまでの
各人物の葛藤と決断が読み応えあるんだよね
戦乱の時代を面白く書く作家は数あれど
平穏な時代に潜む乱の火種を興味深く読ませる作家は中々いない 玄武門の変も事件そのものよりそこに行き着くまでのそれぞれの葛藤や逡巡がやたらリアルだしな。 【ニンテンドー】 ポケモンよりUFOを撮れ! ゴミリカとゲスウヨを倒せ! 戦え、ゲーム脳たち! 【マイト レーヤ】
∧,,,∧
(´・ω・`) < ゴミリカ、ゲスウヨ、任天堂株に群がる守銭奴ども、覚悟はいいか?
(| |)
し--J
近い将来、欧米で株式市場が破綻すれば、マイト レーヤは直ちに出て来られるでしょう。
最初になくなるのは世界の株式市場でしょう。
差し迫る株式市場の暴落は、他の人々が飢えている間にお金を儲けることの結果です。かれらは自分の財産を隠し、犯罪的雰囲気さえも創出しています。
彼らはただ座って待っているだけです。世界を餌にして生きており、何も還元しません。 来るべき株式市場の崩壊は必然的に多くの失業者を出すでしょう。
日本から始まる世界的株式市場の大暴落
ウォールストリートの大暴落(1997年)につながったプロセスが、いま日本におけるプロセスの中に写し出されており、再び株式市場の暴落につながるでしょう。
終いには政府にも支えることができなくなり、どん底に落ちていきます。日本がアメリカ国債の25%を引き出すと世界経済が破綻し、マイト レーヤは出現するでしょう。
マイト レーヤは何百万の人々に話しかけることのできるようなやり方で、まずアメリカに現れるのです。それから日本です。
彼は日本人ではありませんが、日本語で話すでしょう。彼は、非常に物静かなやり方で話します。彼の最初の控えめな態度に混乱してはなりません。
非常に間もなくマイト レーヤを、テレビで見るでしょう。マイト レーヤは毎日テレビに現れ、質問に答えるでしょう。彼は「匿名」で働いております。
マイト レーヤが公に現れるにつれてUFOが、とてつもない数で姿を表すでしょう。 全部で何冊くらい本出してるんだろう
200?300越えてる?もっとかな 確かウィキにリスト載ってたから数えたら
同一作品の巻数入れても200もないと思うけど。
最近唐詩新選読んだけど色んな史料出まくりで凄さを実感するわ
そこらの研究者じゃ及ばんね Googleで「陳舜臣 kindle」と検索しようとしたら、「陳舜臣 近況」というのが出てきて切なくなった >>496
それでも林語堂のことは知らないみたいな書き方してる。
岩波ジュニア新書の英語名言集で名のある人だと紹介されていたから、陳舜臣でも知らないことがあるのかと
少し驚いた。 それでもネットも無い時代に1人で調べ尽くしてるんだから恐ろしいことだわ 一番ビックリしたのが「最初は推理小説家としてデビュー」って事実 意外そうに見えるけど、読んでみると全然違和感がない事がわかる 推理小説も面白いぞ
時々出てくる中国史などの豆知識からその後に歴史小説作家になる片鱗が見える てか推理と歴史が逆転しただけで、書いてることほとんど変わってない んで推理小説の中では結構歴史っぽいことをやってた
その違いだけ 秘本三国志なんて推理小説のノリで三国志やってるからな。
あと脳筋は死ね史観がプラスされてる。 今日図書館で小説十八史略借りてきた。中学生の時ヒホン三国志読んで以来だ。このスレで評判よかったから。しかし三国志はオタクだけど春秋戦国時代とか楽しめるかな〜 自分も三国志ばっかりしか知らなかったから最初はどうかなと思ったけど、わりとすぐ夢中になってたな
一つ一つのエピソードの取り上げ方がうまいんよね
屈原とか伍子胥とか強烈なのもいるし、退屈する事はないと思うよ 自分も三國志しか知らない状態で小説十八史略読んだけど
陳さんの文章は個々のキャラが立ってるからすっと入れたよ
それ読み終えたら次は中国の歴史だな! 小説十八史略は西晋〜隋辺りまでがかったるそうに書いてるのが読んててもわかるから注意な。
五胡〜南北朝なんて比較的好意的な評価のが劉淵と石勒と苻堅ぐらいだし。 歴史読み物としては小説十八史略が一番面白かったかな
他のも色々読んだけどやっぱあれが一番好きだわ今でも 十数年前、小説十八史略を読んでから、読書の幅が本当に広くなった。
というわけで保守 自分も小説十八史略が好きだな
中国史にハマるきっかけの本だ
保守 知識は膨大だったのに全然気取らない文章なんだよな
変に技巧に走ることもないし余計な修飾もない
削ぎ落とせるだけ削ぎ落とした文章はほんとに素晴らしい 先月末に神戸の「神戸華僑歴史博物館」に先生のコーナーあったな。 ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と生活保護
を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人全員に支給する、『ベーシックインカム』
の導入は必須です。月額約70000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。♪♪ 入院する時にまだ読んでなかった闇の金魚と中国美人伝と聊斎志異考を持っていった
暇すぎて美人伝は5回読み直したわ
しかし先生も晩年は大分文章に無駄が増えたな
同じ事繰り返してくどくど説明してることが多い
その割には本来説明すべきことが適当になってたりする 美人伝は羊献容の話が好き。
最後の「献容は本当に幸福だったのは彼女が劉曜との間に作った子供たちが石勒に殺されるのを見なくてすんだ事だろう」で締めてるところにこの時代のヒャッハー感がまるわかり 連載物だったりすると
途中から読み始めた人にもわかるような説明を何度も挟むことはあるさ 倒れられた後は手が不自由になって口述筆記とかが中心になっただろうし
自分で手書きしてた頃に比べて推敲が甘くなってるってのはあるんじゃないかね 山河在り読んでる
中国に入ってきて商売をやる日本人を「中国のやり方を知らずに日本式をごり押ししてくる」って嘆くシーンがあるんだけど、今まさにばりばり日本浸食してる中国人は日本のやり方無視して中国式の正義振りかざしてるんだよなあ
今の行儀悪い中国人見たら先生はどう思っただろうか スマホアプリの三国志レボリューションが8月30日にサービス終了します >>528
中国ぞ進出して失敗する日本企業の多さ見て歴史は繰り返すなとしか思わんだろうよw 「三色の家」読了
今まで読んだ陳先生のミステリーで一番面白かったように思う(と言っても三冊しか読んでないが)
ミステリーとしてだけでなく戦前の華僑や神戸を書いた風俗小説としても楽しめたな 近現代のこと?なら上の方に現在に直結してるから書く気なくなったとかあったから本人の意思としては完結したのかな? 山本伸一の一行は、中州賓館に一泊することになり、宿舎に移った。
突然の訪問にもかかわらず、中国人民対外友好協会の河南省分会の関係者が、熱烈歓迎
してくれた。
夜には、食事を共にしながら、歓談のひとときがもたれた。
伸一は、河南省分会の責任者に言った。
「雷雲のために、憧れの鄭州に泊まることができ、こうして新しい中国の友人と出会えま
した。雷雲に心からお礼を言わなければなりません」
笑いが広がった。
鄭州の人びととの、せっかくの出会いである。伸一は、この機会に、未来にわたる強い
友誼の絆を結ぼうと思った。
それには胸襟を開き、どこまでも誠実と情熱を尽くし、魂と魂の触れ合う対話をするこ
とだ。
語らいは弾み、河南省の文化や歴史について話に花が咲いた。そして、三国時代には、
中原は魏の国の曹操が制していたことから、話題は「三国志」に移っていった。
伸一は語った。
「私の恩師である、創価学会の二代会長・戸田城聖先生は、『三国志』などを青年に読ま
せ、指導者論や人間学などを講義してくださった。
その先生がお好きであったのが、蜀漢の名宰相・諸葛亮孔明の晩年をうたった、『星落
秋風五丈原』の歌でした。
これは、日本を代表する詩人である土井晩翠の詩です。
今日は訪中団の青年たちが、皆さんにこの歌を披露いたします」
拍手が起こった。
同行の青年たちが、立ち上がって歌い始めた キ山悲秋の風更けて
陣雲暗し五丈原
零露の文は繁くして
草枯れ馬は肥ゆれども
蜀軍の旗光無く
鼓角の音も今しづか
丞相病あつかりき
丞相病あつかりき
歌声が朗々と響いた。
――赤壁の戦いで魏軍を破り、数々の戦功をあげてきた諸葛亮であったが、五丈原で魏
軍と対陣中に病に倒れてしまう。
彼の病は重く、蜀軍は敗色に包まれていた。
“蜀漢の未来はどうなるのか。苦しみにあえぐ民を誰が救うのか……”
“五丈原”の歌には、病の床に伏す諸葛亮の、その苦心孤忠がうたわれていた。 Amazonで5000円もしなかった画本三国志がいつのまにか80万になってた
誰が買うか Amazonでは、本に限らず、とんでもない金額になっている商品がたまにあるけど、
ああいうのは何かのエラーだと思っていた。 強気で高値出品
↓
現実的な値段をつけた業者から売れていく
↓
強気の業者がいつまでも残る
↓
いつの間にかそれが基準値になっている
絶版でもう出回ってない古い商品なんて普通は回転も悪いし、値段つけたもん勝ちになってしまう 陳舜臣作品に出てくる城や長城をNHKが誇る最高級の映像で見るチャンスです
絶景!中国の歴史を刻む地をドローンでたどる
・万里の長城を造る者!攻める者!悲劇の古戦場に残る四文字熟語とは?
・8つの峠、北京と古都・長安(西安)に挟まれた太行山脈にある。
中国の歴史を刻む地をドローンで風のごとく飛び、大自然の絶景と偉人の足跡をたどる新感覚紀行。
放送日
5月22日(水) [BSプレミアム] 中国五千年 陳舜臣中国ライブラリー (22) (陳舜臣中国ライブラリー)
中古しかなくなってアマゾンの値段が一万円とか高騰してたけど やっと値下がりしたね 宮城谷氏は白川静さんと親しかった 文中に出てくる漢字についての解説は信用に足る 今の中国を見ても古代に夢馳せることができるような映像って出てこないんだよなあ
シルクロードの旅だっけ、息子さんが撮影した写真掲載のエッセイみたいなの出てたけど、あれでもなんかもう違和感しか覚えなかった 敦煌あたりの映像でも駄目ですか? 確かに西安あたりはビルだらけですが 私は西安で回教徒が集まってる辺りのエリアで店屋の映像が出ているだけでおおと思ってしまいました
ところで本日(水)後10:00の放送です
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=18780
出演者ほか
【語り】近藤正臣,小谷直子
内容
峠が8つ、そこに、中国の英雄伝説が残る。神話の帝が天と話す峠。
孔子がわらべに出会い、その子を師と仰ぐ峠。空中を歩くごとき絶壁の道。
悲劇の古戦場には捕虜40万を埋めたくぼみが。チンギスハンは万里の長城に突撃!
8つの峠、北京と古都・長安(西安)に挟まれた太行山脈にある。中国の歴史を刻む地をドローンで風のごとく飛び、大自然の絶景と偉人の足跡をたどる新感覚紀行。
村の豆腐料理に刻まれた歴史の記憶にも注目!! >>551
上海なんて都市計画が一気に進んで近未来SF映画みたいな光景やからなぁ。
利便性とかは無茶苦茶上がった代わりに風情とか全くなくなったわ 本日の放送です
空旅中国「玄奘の冒険
bsプレミアム 6月12日(水) 午後9時00分(60分)
黄河沿い、100Mの奇岩が林立する『炳霊石林』。黄土高原の急斜面に棚田がびっしり。
夫を失った女性の悲しさが染みた万里の長城。玄奘は乱世に仏の教えを求めインドへ。だが当時は国外旅行禁止。
指名手配され闇夜に秘かに動く。蘭州ラーメンも孫悟空も登場! 【BSプレミアム】6月26日(水)後9:00
蛇が神?空海の遣唐使船は予定よりはるか南に漂着。中国王朝が支配し日が浅い福建の山岳地帯を「まわり道」した空海!目撃し感じたものは何?ドローンで新感覚飛行。語りは桐谷健太。 紙の本とともに消えてしまうんかね
元々読者の年齢層高い作家だったし、今後若い世代が読むとも思えない 小説十八史略を枕元に置いて寝る前に読み直してるけど、つい時間忘れるな 小説十八史略はところどころフェミが激怒しそうな表現があるな
電子化見送ってるのは案外これが原因かもしれない かってにおこらせときゃいいのに自粛なんかするから問題が大きくなる いや自粛してるかどうかはわからんだろ
そもそも需要がないと出版社側が判断してる可能性もある >>563
映画だけど、エノケンの「孫悟空」がなかなかDVD化されなかったことについて、
ディズニー作品の「星に願いを」の曲を無断借用したからだろうといわれてた。
しかし、朝日新聞出版の黒澤明DVDコレクションにて初DVD化されるとのことで、
実際には東宝が出す気がなかっただけみたいだとわかった。 蔡倫が紙を発明して2000年、ようやく衰退し始めていた紙天下に陳先生は何を思っていたのだろうな 『曹操』読了
戦パートほぼカットで詩人として家庭人として私人としての曹操を描いた小説はなかなか新鮮で良かった
先生お約束と言っても良い西域絡みや宗教絡みの話も作品に馴染んでたと思う(術師だけはどうかと思ったが)
ただ呂布との戦いから官渡の戦いまでの曹操の人生においてもっとも面白い時期をほとんどカットというのは残念
この作品の曹操でそのあたりの話ももう少し読みたかったな 陳先生の曹兄弟を見ているととてもまめをまめがらで煮る話は思い浮かばないな 小説十八史略は面白かった
明史や清史まであの調子で書いてほしかった 陳先生と同じ病気になってきたよ…
右手の握力が酷くてキーボード操作がつらい 元史の後半くらいから明、清あたりが弱いね
小説はいくつかあるけど全体把握にはちょっと足りない 元関係の作品は「耶律楚材」と「チンギス・ハーンの一族」ぐらい? 小説マルコポーロとか
でもどれもチンギスからフビライ辺りで終わりなのよね 北元の末帝が後金の皇太極に伝国の璽を譲るまで書けよ 久しぶりに魏の曹一族読み返したけど、やっぱ終盤は切ないな 陳先生、大ファンで学生の頃に本を集めまくった
初期の推理ものも、各年代のエッセイも、面白い 陶展文はシリーズまとめてほしかったな
彼草の根はあるんだけど間のエピソードが揃わなかった 侠客小説みたいなの面白かった。確か赤っぽい表紙の文庫。
読みやすい…というか、中国人てホントこんなキャラしてんかぁて感想だった。 https://i.imgur.com/SLBDLFI.jpg
これかな
読んだはずだけど内容は忘れてしまったなあ
続中国任侠伝もあったっけ >>584
これやん!
すぐ剣でズバー!解決!みたいな。まぁ任侠モノだしな。
あと熱血というか義理堅いというか。
孔明伝も読んだな…ニルヴァーナだっけ?あの辺り目頭熱くなった。
急な横文字だったな。
こんなすぐレスがつくとは思わなかったです。
ありがとござます。 中国の任侠・武侠モノはドラマでも謎のお約束の多い時代劇みたいなもんだしな いま「チンギスハーンの一族」を約20年ぶりに読んでます フビライの後どうなったのかよくわからないんだよなあ陳先生の本だけ読んでいると あとは外戚が暴れたり皇太后や権臣が実権握ったりのお馴染みの滅亡コースだからね
クビライの死後は若くして死ぬ皇帝が続いて40年で皇帝が10回変わったし
小氷期で第一次産業が滅茶苦茶になったりユーラシア大陸でペストが大流行したりで
どんどん衰退してって紅巾の乱〜北走に至るって感じ
陳さんは遊牧民を教化して中華文明を大事にしたクビライが好きだったから
衰退に次ぐ衰退からの北走、そしてクビライの系譜の断絶は書く気になれなかったんだろうねえ 田中芳樹との対談で李登輝の話がチラッと出ていたのが印象的 紙の道を読み直したくて久しぶりに自分の部屋行ったら、こんなの読んだっけなあという本が大量に出てきた
ちょっと発掘して読み直してみることにする 中国五千年のテンポアップが楽しい
殷までやたら長いのにその後怒涛の如く話がはしょられる
三国志なんて大半が孫権悪く言ってるだけだし
細かいこと知ってから読むとこのまとめ方がより楽しめる 中国の歴史7巻読んでる
これって1巻辺り読んだ頃は小説十八史略よりもっと時代を細かく書くのかと思ってたけどそうでもなかったな
むしろ各時代の捉え方のレクチャーされてるみたいだった 40を過ぎて老眼が出てきたが、老後のことを考えて新装版阿片戦争を買っておこうか悩む ちょっと前までは昔の本のほうが文字小さくて読みやすいと思ってたが、一度目患うとちょっと微妙になってきたわ 今先生の本読むの辛いなあ
世界で一番中国が嫌いになりつつあるし… そういうのと切り離して考えられなくなったら病院行った方がいいぞ 昔病院の待合で母親の横で彼草の根読んでたら
「陳舜臣、昔(飲み屋だか料理屋で)見たことがある」っていきなり言い出した
神戸勤めだから確かにあり得る話だと思ったけどその時の話もっと聞いとくべきだったな 急にKindle化されたけど目当ての「小説十八史略」や「江は流れず」 訂正
急に先生の旧作Kindle化されたけど目当ての「小説十八史略」や「江は流れず」がまだないのは不満や 小説十八史略の流れで小説として元明清時代を書いて欲しかった 明がしんどそう重八〜燕賊時代は知識人抑圧傾向強いし。あと清も雍正帝時代とか暗く書きそう >衰退に次ぐ衰退からの北走、そしてクビライの系譜の断絶(元の滅亡)
その後
北元は後金に降伏して中華皇帝の印璽を献上(北元の滅亡)
ハルハ部はホンタイジに従わず宿敵だったオイラートと手を結ぶ
清が順・南明・西・鄭氏台湾を下した後、ジュンガル帝国が
ザバイカルを越えモンゴル草原に侵攻し首都カラコラムは陥落
最後のハーンは清の蒙古八旗を頼り亡命(後元の滅亡)
これはもう中国史じゃないからなあ 陳さん朱元璋とかもあまり好きじゃなさそうだし
元以降はあまり筆が乗らなかったんだろうねえ
耶律楚材とフビライが好きなんだなってのは分かった そんな年寄でもないけど電子書籍は全然興味ないんだよなあ 何冊も続いてるシリーズものはやはり電子版の方が便利 奇書解説で知ったんだケド陳舜臣て台湾誌も手を出してたんだ 小説十八史略(Kindle)読み直したけど今読み直すと4巻ぐらいまでがミステリー小説の影響が強いけど5巻からは普通の歴史小説だよなぁ
特に5巻は構成が際立ってて李淵李世民親子の国盗り物語前編と武則天の国盗り物語中編に最後は安禄山の国盗り物語後編と「目に焼き付けておきなさい。天下盗りってこう言うものよ」と言わんばかりのショッギョムジョー感 >>617
「小説十八史略」は元々サンデー毎日で連載していた時は隋が南朝の陳を滅ぼして中華の統一を果たすまでで単行本では4巻に当たるが、この時は巻末で作者がこれで完結というような締め方だった。
自分が「小説十八史略」の初版の単行本を書店で買ったのは高校生の時の1982年だったが原典の「十八史略」は南宋が元に滅ぼされるところまで書かれているのに「小説十八史略」は隋の統一までで終わっていたのには物足りなさを感じた。
ところが単行本4巻を読み終わって暫くして書店に「小説十八史略」の5巻が並んだので驚いて買って読むと、統一後の隋末から始まり玄宗時の安史の乱で唐が斜陽の時代に入るところで終わっていたが4巻のように、これで終わりという締め方ではなかったのでこれは6巻も出るかなと待っていたら果たして6巻が発売されたが、安史の乱の後の唐末から始まって原典の「十八史略」と同じく南宋が元に滅ぼされるところで完結したので個人的に満足できる結末だった。
後に知ったところでは「小説十八史略」が大好評だったので一旦は隋の統一で締めたのを、サンデー毎日で隋末から連載を再開し南宋が元に滅ぼされるところまで書き切ったらしい。
そういう事情があるので4巻までと5巻の間には若干ブランクあるので、その間に作者が意識的に構成を変えたと思われる。
ちなみに「小説十八史略」の単行本の初版は4巻で終わりとなっているが、後に出版された文庫本や全集では単行本の初版にあった隋の統一による締めは無く普通に隋から唐以降に続く構成になっているので、もし「小説十八史略」の初版単行本を見つけたら4巻末は是非とも読んでみてもらいたい。 めちゃくちゃ読みにくい長文乙だが、リアルタイムで知らぬ世代としてはいろいろと勉強になった。
書誌データなど見ると元来四巻完結は事実らしいので、(617ではないが)手に取ってみたいと思った。 それまで三国志しか知らなかった自分が各時代に興味を持つようになったきっかけが小説十八史略だからこれはとても気になる情報だわ
単行本初版4巻読んでみたい いつの間にか先生の作品がkindleで電子化されてた 耶律楚材って面白そうな題材なのに陳舜臣くらいしかしらんなあ
なんかこの辺扱ったので面白いヤツある? チンギスの話書くとしても日本人だと耶律楚材を題材には取らないだろうな 馮道とかフェミ臭がない武則天の話読みたいなって思う 文官の話は武将やそれを率いる征服者の話程には一般の興味をひかないし
実際にそのハードルを乗り越えて面白い小説を書ける作家も少ないからなー >>625>>628
日本人だけでなくイスラム圏でも耶律楚材は知名度がなくモンゴル帝国について記したラシードゥッディーンの『集史』などイスラム圏のペルシャ語による歴史書には『元史』など漢字圏の歴史書が高く評価しているのと対象的に事蹟がほとんど記されていない。
これについて陳舜臣は小説『耶律楚材』のあとがきで「おもうに彼(耶律楚材)の努力は、儒仏に根づいた文明と人命を、大破壊から守ることに集中されていて、戦争が上手であったのでもなく、税収の成績をあげたのでもない。イスラム史家の立場からすれば、楚材にはしるすに足る業績がなかったことになる。」と書いている。 中国人にとってだけのヒーローなんだよな
モンゴルの言い分汲めば便利に使った占領下の異邦人以上のイメージ出てこないのも当然
日本だと坂本龍馬が郷土の英雄化しているのとちょっと似ている気がする >>630
まぁ征服・支配された側には悪人でも、その民族には英雄という人物は古来多いだろう。
『仮面ライダーX』のGOD悪人軍団の中のジンギスカンコンドルのモデルになったジンギスカン(成吉思汗)はモンゴル人には英雄だし、クモナポレオンのモデルになったナポレオンもフランス人には英雄である。
またムカデヨウキヒのモデルになった楊貴妃も彼女を寵愛するあまり政事を蔑ろにした玄宗が悪いのであって彼女は悪女ではないから立場が違うと見方も変わってくるものだ。 敵方の末裔にも英雄扱いされてる人というと、アレクサンドロス大王とサラディンくらいかねぇ >>632
明末の袁崇煥も干戈を交えた清のホンタイジやドルゴンに高く評価され、子孫は後に清に仕え7世の孫の袁世福(満洲名:フミンガ)は太平天国の平定に功など功績をあげ吉林将軍までに昇進している。 >敵方の末裔にも英雄扱いされてる人
上杉家における甲斐武田氏は江戸時代を通じて家臣筆頭の扱い
幕末明治で佐橋毛利(長州藩の本家筋)に抜かれるまでは 陳舜臣アジア文藝館ってどうなんだろ
潰れる前に1回行ってみたい気するなあ
JR元町から7分か… >>635
4年前に1度行ったが陳マニアなら見て損はないから機会あれば是非行くべし! 台湾独立運動にはどういうスタンスだったのでしょうか? 中華民国の国籍でも台湾生まれでもないならそんなに何もないんじゃないかな
台湾出身かどうかは知らないけど 神戸市出身。本籍は台湾台北だったが、1973年に中華人民共和国の国籍を取得し、その後、1989年の天安門事件への批判を機に、1990年に日本国籍を取得している。日本芸術院会員。従四位。 >>641
生まれた時と死んだ時は日本国籍で日本国籍だった期間も通算46年間で中華民国籍だった期間の27年間や
中華人民共和国籍だった期間の16年間より長い。 生まれた時日本人なんだね
戦後に旧日本国籍者から日本国籍奪うの問題にならなかったのか
そもそも朝鮮人差別とか日本国籍でも別扱いだったのか 『桃源郷』
中国史の小説かと思ったらイスラム方面に行ったり、果てはスペインまでいって凄い壮大な旅の話で驚いたぞ
中国などの東アジアだけでなくイスラム世界のことや、マニ教、西遼のことを色々勉強できてためになる作品だった
陶羽のマニ教を巡る冒険もこれはこれで面白かったが、本来なら本題であるはずの耶律大石の覇業の方ももう少し読みたかった気がする 桃源郷はあまり評価が高くないようだが
それは中国史ものとしても先生の作品としても異色作すぎたのと
なかなか主人公の目的が読んでてもイマイチ明かされなくてどこに話が進んでるのか分かりづらかったってのが原因な気がする REVELATION
資金源/コング
フロント/天下り/右翼思想
フィクサー/集団ストーカー/ハッキング/盗聴/盗撮/家宅侵入
汚職/集団ストーカー/ハッキング/盗聴/盗撮/家宅侵入/揉み消し
揉み消し加担 陳先生の小説は蒙古人や満洲人への偏見が強そうで、
彼らを好きな私にはちょっとつらい。 陶展文数冊読めてないなあと思い出してググったら企画展なんてやってたんだな…
しかも4月14日までだと…ついこないだじゃないか