▲大宋▲三侠五義▲風雲▲
武侠小説の元祖だけあって、ライトノベル風に改編しやすい作品だね。 昔に書かれたものなのに、今の武侠小説と共通する要素が強くて驚かされるな、これ。 上げてみる
この話脇役までみんなキャラ立っててすごく面白い
平凡社の抄訳版では出番削られちゃってるけど
趙虎が好き
昨日からドラマ「七侠五義」を見てるけど面白いね。オリジナルストーリーのようで最初は話が分からず面食らったわ。原作をドラマ化したのかと思ってた。 北宋は玉堂の仲間等が軽い扱いで不満だったな
蒋平と虎 鳳姉妹が好きだったし
あの玉堂だって顔査散相手にとても紳士的な態度なのに
展昭との月華を巡っての三角関係メインだもんな(´・ω・`) 水滸伝の後継者と聞いて、(時代設定は先だが)読破したが、なんか時代によるキャラクターの流行が分かるような
@ 徐慶、趙虎・・・モデル・李逵、三国志平話の張飛
宋代・元代では人気があったが、すでに清代では流行遅れ
個人的に好かれても、組織人としては失格のため、かませ、足手まといになり、力も弱体化
A 廬方・・・モデル・宋江、三国志演義の劉備
明代では大事な存在で、力も強化させたが、
人格はよくても決断力がなく、実務では役立たず、影が薄い存在に
B 包拯と門弟の清官・・・公案小説の伝統的主人公、水滸伝の宿元景・張叔夜の発展型
明代から現れ、朝廷と義侠を結びつけ、水滸伝の納得が得がたいオチにさせない奸臣を討ち、皇帝を抑える存在としてクローズアップ
話に無理があることが多く、当時でも飽きられやすく、主人公から降りる
C 展昭、丁兆蘭、丁兆宦E・・モデル・品行方正になった林冲、史進、楊志
水滸伝で批判が大きかったドキュン要素を抜いた上で、新たに軽功を身につけて主人降格に当時は人気を博するか、面白みがなく、次第に出番を失う D 艾虎・・・モデル・魯智深
清代まで変わらず人気があるため、少年という要素をいれて、途中から投入
全体の主役までは難しかったが、最後までそれなりに出番を保つ
E 欧陽春・・・モデル・王進?
新たに提示された人格・武芸ともに最強キャラ
出番を限定することで神格化に成功、武侠小説の師匠キャラに影響
F 蒋平・・・モデル・張順
貧相な容貌に、水泳と知略という特技を身につけ、武芸比べだけの単調になるのを阻止
作者がお気に入り過ぎて、途中からほぼ主人公として活躍を独り占めにしてしまう
水泳は特殊で戦いが冴えないため、後の作品には影響は大きく与えず
G 智化、沈仲元・・・モデル・三国志演義のホウ統
知略を使って敵に潜入して、口で敵をだまし、終盤に主人公になる
武侠小説などでよく転用される
H 白玉堂、花冲
美学がそれなりにあるが、陰険で悪辣な複雑な性格をして、味方にも敵にもなる
キャラクターとして、先端を行っていたが、時代が早すぎて勧善懲悪にあわず死ぬ羽目に