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無理。

ボージョレー・ヌーヴォー解禁日に向けてのご注意
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本年も間もなくボージョレー・ヌーヴォーの解禁日を迎えます。
ボージョレー・ヌーヴォーが、ワインでは比類なき大規模な市場に成長し、定
着したのは、日本とフランス両国の関係者の信義に基づき、これまで解禁日が
守られてきたからにほかなりません。
そのために、日本の輸入業者の方からは解禁日を遵守する旨の誓約書の提出を
お願いし、フランスの輸出業者は販売・消費期限厳守のステッカーを表書きす
るなどして、販売・消費期限厳守に取り組んできております。
しかし残念ながら、ここ数年、一部の酒販店や飲食店で解禁前に消費・販売さ
れているとの情報や状況を当委員会として把握し非常に憂慮致しております。
この「フライング」は、1967年に制定された政令に反するものであり、ごく一
部の店舗等の無責任な行動により、自らの、そして業界全体の破綻を招きかね
ません。このような政令違反が繰り返されるようであれば、ボージョレーワイ
ン委員会と致しましても、日本市場向けに実施している優遇措置の見直しを含
めて検討する必要があると考えております。
日本の消費者の皆様が快く今年のボージョレーヌーヴォーを世界中の消費者と
同時に祝せるよう、また、業界の更なる発展の為、解禁日の厳守に対しまして
輸入業者の皆様は勿論、小売店、飲食店の皆様に至るまで今一度ご理解とご協
力をお願いいたします。(ボージョレーワイン委員会)