IBS(過敏性腸症候群)、ガス、下痢、便秘 など
原因不明のお腹の不調に効くと言われる 低FODMAP(フォドマップ)食。

下記FODMAPを多く含む食品を取り除くという食事法だが、
一般的に健康にいい、腸活、などと言って勧められている食品が該当する場合もあり注意が必要。


◆FODMAPの意味

[F] Fermentable(発酵性)
[O] Oligosaccharides(オリゴ糖)
[D] Disaccharides(二糖類)
[M and P] Monosaccharides(単糖類)、Polyols(ポリオール)


◆高FODMAP食の例(取り除く)

小麦、大麦、ライ麦(ラーメン、パスタ、うどん、ピザ、ケーキ)
アスパラガス、豆類、納豆、タマネギ、ネギ、ニンニク、キムチ

はちみつ、キシリトール、カスタード、ブイヨン、豆乳
乳製品(牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、柔らかいチーズ)

りんご、もも、グレープフルーツ、アボカド、パパイヤ、下記、さくらんぼ、マンゴー
烏龍茶、麦芽コーヒー、チャイ、カモミールティー、シェリー酒

ソーセージ、カシューナッツ、ピスタチオ、アーモンド

など


◆低FODMAP食の例(食べて大丈夫)

米、玄米、そば(10割)、オート麦、コーンスターチ、ビーフン
なす、トマト、ブロッコリー、にんじん、ホウレン草、じゃがいも、キャベツ

マヨネーズ、ココア、酢(バルサミコ酢以外)、食用油、メープルシロップ
バナナ、いちご、ぶどう、メロン、キウイ、オレンジ、パイナップル

紅茶、コーヒー、緑茶、ビール、ウォッカ、ウイスキー、日本酒
豚肉、牛肉(赤身)、鶏肉、羊肉、魚介類、卵、七面鳥

ヘーゼルナッツ、くるみ、ピーナッツ、唐辛子、粟、松の実

など


上記食品はほんの一部であるため、下記アプリや書籍から各食品を一覧することをお勧めする。

◯「Monash University FODMAP diet」
https://itunes.apple.com/jp/app/monash-university-low-fodmap-diet/id586149216?mt=8&;ign-mpt=uo%3D4

◯江田証氏(日本内科学会認定医、江田クリニック委員長)著書
「パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません ―世界が認めたおなかの弱い人の食べ方・治し方」
「なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる! 世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法」
「小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守