勝村から「W杯での2敗(コスタリカ戦、クロアチア戦)は残念ですが、今までにないくらい経験値が高まった気がするのですが?」と問われると、森保監督は「おっしゃる通りです。技術力と組織力が高いのが日本の良さだと思っていますし、これからもアグレッシブに成長していければいいなと思います」と同調。

続けて「スペインに勝った日本は凄かったとヨーロッパのある指導者の方からも言われたのですが、私としてはもっとスペインのようにボールを保持して勝ちたいと話したら、何を言ってるんだ?日本の良さって1対1の強さと粘り強さだろと」と、諭された経験を告白。この言葉を聞き「(なるほど!)日本が粘り強く守備をする、いい距離感で守備をするということを世界が嫌がっているんだと」と“再認識”することができたと説明。

森保監督は「相手の嫌がることをチームで粘り強く、試合を通して色んな難しい受け身の流れもありながら我慢強く戦い、最後に流れを引き寄せて勝つことが出来るのが日本人の持ってるメンタリティーとチカラかなと。なので、これからもいい守備からいい攻撃というのは絶対に忘れてはいけないですね」と話した。