即戦力見込んだ夏の補強 効果限定的 見えぬ編成のビジョン【降格再び 清水来季J2へ㊦】
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>近年の数少ない生え抜きの有望株で、前半戦はチームの核だったMF鈴木唯は控えやベンチ外に押し出された。U-21(21歳以下)代表で10番を背負うパリ五輪世代のエースが、代表活動で十分なプレー時間を得てコンディションを上げるさまは異様だった。

>ヤゴピカチュウを加えた外国籍選手は登録枠の5人を上回る8人に。“助っ人”をチームの軸に据えるようないびつな編成は続いた。ルーキー5人のうち、主力に定着したDF山原を除く4人は夏には皆、期限付き移籍で他クラブのユニホームを身にまとった。就任3年目の大熊清ゼネラルマネジャーがうたう「育成型チームの確立」のビジョンは、今季も見えなかった。

>計画性の乏しさは、期限付き移籍中と来季加入内定者を含めて計46人に膨れあがった保有選手数も物語る。責任企業の支援金を受けて過去最高を続ける強化費だけが、積み上がっていった。