織田 長益(おだ ながます、1547年〜1621年)は、安土桃山時代から江戸時代初期の大名・茶人。
長益系織田家嫡流初代。
織田信秀の十一男で織田信長の弟、有楽斎如庵(うらくさいじょあん、有樂齋如庵)と号し、後世では有楽、有楽斎と称される。
千利休に茶道を学び、利休十哲の一人にも数えられる。
後には自ら茶道有楽流を創始した。
また、京都建仁寺の正伝院を再興し、ここに立てた茶室如庵は現在、国宝に指定されている。
東京都千代田区の有楽町(ゆうらくちょう)という町名は、長益の号「有楽斎」に由来している。