戦国時代を舞台にした歴史小説 第肆話
ブックオフの100円コーナーで見つけた掘り出し物から、期待の新人の最新作まで幅広く語るスレ。
応仁の乱から大阪の陣ぐらいまでを舞台にしたおすすめの小説を熱く語ってみる。
前スレ
戦国時代を舞台にした歴史小説 第参話
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1250760252/ 蓑輪涼の「殿さま狸」と谷津矢車の「信長さまはもういない」
読んだけど戦国版ライトノベルって感じ
軽くスイスイ読めた
まあマイナー武将だと事績が少ないから重厚な感じにはならんね 北沢秋の「ふたり天下」
説明台詞が多すぎてテンポが悪い
もう少し地の文で処理してほしい
天下を狙う陰謀なのに初歩的な事を嬉々として語るなよ 新刊はそこそこ出てはいるけれど
もう読ませる人がいなくなってきてるのが寂しい 三人の二代目にかなり期待していた。上巻は結構ワクワクして読めたんだが、下巻がただの年表だった。堺屋さんもしかして連載飽きてきてた?
どこかに面白い時代小説はないものだろうか 部隊を2つに分けて交互に攻めさせることで損耗を軽減する
元は謙信の車懸り、ってドヤ顔する島左近
谷津矢車は戦争描写が下手だな
もう少しもっともらしい嘘がつけないものか 「金ヶ崎の四人」がドラマ化するって?
織田信忠の出番がそこそこある本ってありませんか?
鈴木輝一郎の「狂気の父を〜」は知ってます。読んだことないけど 短編で良いなら
「決戦!関ヶ原」(講談社)の伊東潤『覇王の血』とか
織田信房がらみで信忠が出てくる
415がどんな信忠が好みか知らんけど感じの良い信忠ではある 自己レスです
「決戦!関ヶ原」ではなく「決戦!本能寺」でした
ちょうど関ヶ原の方読んでたもんで・・・すいません ☆ 日本の核武装は早急に必須です。総務省の、『憲法改正国民投票法』、
でググってみてください。現在、衆参の両議員のそれぞれで、改憲議員が
3分の2を超えています。私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。
憲法改正国民投票法、でググってみてください。お願い致します。☆☆ 信長小説ではなんだかんだいって結局のところ「国盗り物語」が一番なんじゃないかな でもあれは前半は道三、後半は実質光秀が主人公で信長は脇役みたいなものだからな
純粋に信長が主人公の小説だったら山岡荘八の方がいいと思う 信長を知っている人間で、国盗物語を薦めるやつはいねえよww まことは、読書が苦手なんだぞ!
国盗物語なんか、読めるはずないじゃんか! 国盗り物語は前半の道三編が長いから信長編までたどり着くのが面倒くさい 道三編飛ばして信長編読めばいいじゃん
信長編って言っても主人公は光秀だけどさ それにしても、この56歳ニートのまことは、ハッキングが
正当な権利だと思っているのか 安部龍太郎の「宗麟の海」読んだ。
耳川直前で終わるのが残念だが、なかなか。 伊東潤は横浜出身で北条贔屓上杉アンチだから、いちいち「さすが知将氏康」みたいに敵方が北条を誉めたり、反面、謙信のことは「越後の痴れ者」とかってよく表現するんだよなぁ。
この前発売した氏康本は北条への好意的解釈のし過ぎで読んでて恥ずかしくなったわ。
反面、謙信サゲのために反論の多い謙信の関東遠征略奪のためだったと言う異説には肯定的で、最後はトドメのように人身売買が〜、とか書いてあったな 伊東潤のどの本だったか忘れたが
奥六郡を奥州全体のことだと誤認して書いてたな
いくらなんでもその知識はやばいだろ 江戸時代作品の方が目立ってるけど戦国も書いている葉室麟がお亡くなりに マジで!?
津本さんの信長大好きなのに(ノД`)
ご冥福をお祈りします…
ああマジでショック… 俺もショック
中国、戦国、江戸ものは殆ど読んだ
愚にもつかないフィクション盛り込む作家よりもはるかに好きだった 『下天は夢か』は傑作だったね。ベストセラーにもなったし。 「夢のまた夢」「乾坤の夢」もよかった
乾坤の夢は関ケ原の後から大坂の陣までの期間をじっくり描いてていい 津本陽か
やっぱり武功夜話の件でケチが付いてしまったのがちょっとね
作品自体も資料のコピペ集って感じで正直あまり好きになれなかった 夢のまた夢は2巻目で脱落した…
文章が難しかったのと、夢のまた夢の秀吉が好きじゃないんだよなぁ
下天の秀吉は悪くなかったのに 武功夜話こと前野家文書を無責任に持ち上げた大罪人の一人が消えたか
あとは自称発見者の吉田なんとかと擁護派代表の小和田がくたばったら
やっと本格的に武功夜話を駆逐できるようになるかな 偽書の中の真実を見極めるのが研究家の仕事。それで優秀かどうかがわかる。 織田信長や豊臣秀吉などといった人物が存在した程度のことならそりゃ出鱈目ではないだろう
これが武功夜話にしかなく他の史料には見られないこととなると一気に眉唾物になるが 津本が良かったのは信長秀吉家康の小説をそれぞれ時代を重複させず書き継ぐ形にしたこと
だからまたここからかと萎えずに読める >>449
俺もそれはあるなと思う
ただやはり信長が死ぬまでの家康の前半生は読んでみたかった 安部龍太郎は外見が胡散臭い
作品内容とは一切関係ないけど 山本周五郎の小説77年ぶり発見 命を惜しむ武士の物語
2018年7月4日09時46分
http://www.asahi.com/articles/ASL735T1QL73UCLV00R.html
「さぶ」や「樅(もみ)ノ木は残った」など、無実の罪や貧困などで辛酸をなめながらも
懸命に生きる人々に光をあてた歴史小説の大家、山本周五郎(1903〜67)が
戦時中に書いた未発表の小説が見つかった。
「死處(ししょ)」と題された短編で、「命は惜しい」と言う戦国武士を描き、
戦時の風潮と距離を置く姿勢がうかがえる。
13日発売の「戦国武士道物語 死處」(講談社文庫)に収録される。
「死處」は山本周五郎の名入りの200字詰め原稿用紙に書かれている。
欄外に雑誌「冨士」の印と昭和16年(1941年)10月25日の日付がある。
「中一彌畫」とあり、人気挿絵家の中氏とのコンビが決まっていたようだ。
赤鉛筆の校正も入っており、翌年1月号の掲載予定だったらしい。
講談社文庫出版部の柴崎淑郎副部長によると、
「冨士」は30万部超を誇ったが、戦時中の紙不足で休刊。「死處」はお蔵入りに。
当時は原稿を返す習慣がなく、同社の資料室に保管されていた。
「死處」の主人公は徳川家康の家臣で、武田信玄との戦を前に
誰もが先陣を切りたがるなか、留守城の守りを買って出る。
理由を問い詰める息子に、「人間のはたらきには名と実がある」と語り、
命を惜しむことの大切さを説き、虚名に惑わされるなと諭す。
しかし、最後は味方を守るために討ち死にする。
山本は「死處」の半年後、似た設定の「城を守る者」(同文庫所収)を別の雑誌に発表。
上杉謙信の家来が悪評に甘んじて守備に徹し、死者も出ない。
文芸評論家の末國善己さんは「両作とも、生きて守るという方向性。
戦地で死ぬのが誉れという時代に、命を惜しむ物語を書くのは勇気がいること。
客観的に、熱狂してはいけないと伝えようとしたのだろう。
偉い人が嫌いで、歴史的に評価が低い人を再評価する態度も山本周五郎らしい。
その路線は藤沢周平に引き継がれた」と話す。
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180703005432_comm.jpg >>451
別に本人があんなキャラ作りしなくても俺は小説買うのにwと思う人は何人かいるね
タレントのように人気商売な所もあるし仕方ない所はあるけど逆に安っぽさや胡散臭いイメージを持つ人もいるでしょう 国盗り物語読み直したが金柑頭と禿ねずみが一番印象に残った
若い頃は適当に読み飛ばしたにハゲ描写もこんなに書き分けてたのか司馬はと変に感心してしまった 沢尻エリカでドタバタしてる来年の大河だけど、明智光秀でオススメの小説ありますか? 司馬遼太郎の「国盗り物語」と堺屋太一の「鬼と人と」かな >>457
国盗り物語は読んだことあります
鬼と人とというのは知らなかったので読んでみます
ありがとうございます 石田三成が主人公でオススメの小説はありますか?
司馬遼太郎の関ヶ原くらいは読んだことありますが 新田次郎の『武田信玄』が好きだ。読んでいるうちに時間を忘れるほど夢中になって、読み終わってふと外を見たら朝になっていた。 司馬遼太郎の「新史 太閤記」を読み終えました。
秀吉の「陽」の面が活写されていて楽しめました。
ただ、そのため晩年が省かれているのが残念でした。
司馬遼太郎以外の作家が執筆していて、秀吉の晩年の「陰」の面もよく描かれている
豊臣秀吉の面白い歴史小説があれば教えてください。 >>464
俺も。史実は知っていて結末はわかっているけど、西上作戦の途上で武田信玄が病死して京都に行けず、無念の最後をむかえる箇所はボロ泣きした。 >>465
山田風太郎の妖説太閤記とか杉本苑子の影の系譜 豊臣家崩壊とか 九州攻めとか北条征伐、政宗との会見、醍醐の花見とか、そっくり抜け落ちている。
吉川英治とか海音寺の太閤記だったら出てくるの? 吉川は司馬と同じとこまで。
海音寺は天下統一までだが、「加藤清正」でフォローはしている。
個人的には、山岡荘八の「豊臣秀吉」が面白かったわ。
小牧長久手後は合戦シーンが無くなって、秀吉の増長と衰微にテーマが移っている。
一人またひとりと協力者が消え秀吉が迷走していく、晩年のどうしてこうなった感がちゃんと描かれていた。 浅田次郎いいよね
ところで信玄の西上作戦、北畠が海路で上洛を助ける的な密約があったとwikipediaなどにあるけど、
そんな沢山運べたのかな
それともそこまで多くない数で上洛する予定だったんだろうか wikipediaを戦国時代を舞台にした歴史小説というつもりはないよ
でも話題に挙がった小説に関して言及するのは、スレの範疇だと思ってたけど
まぁスレチなら穿った言い方せずそういってくれ >>455
そりゃフサもフサだからハゲのことは詳しく詳しく書きたくなるぞな。
ふさだからさ。 「雑賀の女鉄砲撃ち」佐藤恵秋
それなりに面白かったが突っ込みどころは多い
この手の架空主人公の歴史もので
「重要人物にやたらと知り合い、不自然なぐらい重大事件に出くわしまくるが、主人公の機転で危機を脱出」
とかはお約束の領域だから仕方ないとして
重要なテーマなんだから火縄銃の仕組みはもう少し調べてほしかった 「司馬遼太郎は女が描けてない」って同時代の大物に批評されてたらしいけど、
「女がよく描けている」歴史小説作家って誰がいます? >>477
別にここでやればいいんでない?と思ったけど、
なろうばっかりになってよそでやれって揉めそうだしやめたほうが無難だな >>479
そのスレ、スレ住人が退屈極まりないわ
ここみたいになかなか読ませるレスが見当たらなくて苦痛 >>478
というかなろう以外の戦国ネット小説サイトって有るの? 戦国ネット小説だけ扱ってるサイトは
個人の創作発表してるとこくらいしかないかと
ここはネット小説だけのスレじゃないんで
なろう好きが語り始めるとスレ占領されて
揉めそうだなって話かと 哄う合戦屋は史実に繋げようとして手詰まりになるまでは良かったなあ
あれ以降はロクな商業作品が無いしなろうの方がマシだな じんかん
松永久秀が余りにも綺麗すぎて気持ち悪い
もう少し清濁両面あるキャラ造形にしてもよかったんじゃまいか 安部龍太郎の家康、途中から文庫オリジナルになってたんだね。
最新6巻小牧長久手まで読み終えた。
作品が面白いから読んでるけど、やっぱ家康ひいきというか秀吉ディスが目立つ。小牧長久手の章タイトルが「家康圧勝」には苦笑。 「忍城の姫武者」上下巻 近衛龍春
甲斐姫が主人公の小説だが中々面白かった
読みやすくてオススメ
出番は少ないが真田幸村も登場
史実から上手く話を膨らませて淡いロマンスを絡ませてる 近衛って10年くらい前は伊東潤と同じくくらいのランクで
で、「考証倒れ」「でも創作も今いち」とかも伊東潤と同じように言われてて
でも今では伊東に水をあけられちゃったな
態度のデカい伊東潤も好きじゃないけど
忍城、甲斐姫が登場する作品で好きなのはやはり
短編だけど 宮本昌孝「紅蓮の狼」と
風野真知雄の「水の城 いまだ落城せず」 かな 757 名無しさん@英語勉強中 2021/07/09 12:37:31 ID:
「容易なやり方、近道」なんて王道の本来の意味じゃないし「王道=正攻法」の用例なんて昭和からある
・王道(簡単)なやり方に慣れてしまうと、いざというときに努力できない。
・この王道(安易)な戦略によって、この戦いは負けてしまった。
こんな使い方が出来ると書いてあるサイトがGoogleの強調スニペットに出てくる現状くらいはなんとかしないと…
子供が真似したらどうするの…
759 名無しさん@英語勉強中 2021/07/09 19:07:21 ID:
>子供が真似したらどうするの…
おっ、そうだな
>言葉の誤用は文化のうちだと思っているので、普段それほど気にならないのだけど、
>「王道」だけは小説作品に対して使われることもあるから、いまだに気になる。
>「王道=楽な道、近道」の意味なので、
>「ミステリーの王道を行く作品」などと書いてあると、
>誤用なのか皮肉なのかわからない。
道尾秀介さんはTwitterを使っています
https://twitter.com/michioshusuke/status/700463288522375170
6 ラーメン大好き@名無しさん 2021/07/09 20:26:12 ID:
「楽な道、近道」って意味の王道は「学問に王道なし」ってことわざにしか使わねぇんだと。外国のことわざを直訳したらそうなっちゃったから仕方ないらしい。例外だから気にしなくていいらしい。高校の国語の先生による。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) トランプ信者で反バイデン
伊東大先生は期待を裏切らない 作家より作品を語ろうぜ。
去年松永久秀主人公の小説出てたけど、面白いの? やたら綺麗でまっすぐな心の持ち主の松永兄弟
理解のある主君達
無能なのに邪魔をする能力だけは高い奸臣三人衆
邪悪な筒井
そういうお話 井原忠政の仁義シリーズ読んでる人いないの?
主人公が足軽スタートだと下っ端イズム溢れる軽い市井物みたいな感じになりがちだけど、
ちゃんと居そうな武将に成長していくのが好き
オリ主人公を捩じ込むポジションも絶妙
徳川武田の取った取られた時代が舞台なのも好みだけど ここ10年ほど若手中堅の研究者連中が持て囃されて、歴史小説家の需要が少なくなって淋しい。大河ドラマも歴史小説家の原作ではなく脚本家が実質原作も兼任してる。 >>497
自分はあの小説を読んだことがきっかけで、北条早雲のファンになった。 >>497
出版当時でさえ既に否定されていた俗説巷説を考証も史料調査もせずに並べただけの楽な御仕事。
あの駄作のせいで>>498みたいにまだ「北条早雲」とか呼ぶ白痴がこの世で息をしている。
これに限らず司馬作品なんてのは全て歴史小説の名に値しない三流紙芝居だ。 戦闘シーンに特化したというか割合多い小説教えてください >>499
まあ、小説家だからね。所詮は。
正規の学識者(大学教試E学芸員等)が通名を
いってればアウトたが。