戦国史の研究者を語る

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 21:56:37

この人の本で戦国時代を好きになった、この人のこの学説が今熱い！
戦国時代・織豊期の研究者や学説などをまったり語りましょ

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 22:02:39

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 22:05:26

小和田と井沢のスレを貼ろうと思ったが面倒だ
べつにいらないかな

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 22:24:48

盛本昌広氏の「軍需物資から見た戦国合戦」は非常に面白かった。
ありがちの政治的、政策的な戦国論ではなく、物資から見た「国力の戦い」としての戦国論。

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 23:49:55

平山優氏は、甲斐武田氏研究者の中でも際立ってるね

**人間七七四年** · 2008/05/12(月) 01:15:45

>>3
井沢氏はそもそも研究者じゃないからいいんでね？
小和田氏については、武功夜話の件など、味噌つけた話も多いが、
今川・浅井研究についてはプロパーの一人だし、この人の本が
きっかけで戦国時代に興味持った人も多いのではと思う。

>>5
武田研究では、ちょっと前までは笹本氏か柴辻氏（棒道論争というのがあった）だったが、
近年では平山氏もいいよね。

異論も多いし、定説というにはまだ遠いけど、笠原和比古氏の
「二重公儀体制」論も興味深いかな

**人間七七四年** · 2008/05/12(月) 12:13:35

漏は、黒田基樹『百姓から見た戦国大名』（ちくま新書）を読んで戦国時代観が変わったよ。

**人間七七四年** · 2008/05/12(月) 17:18:55

おもしろそうだねそれ

**人間七七四年** · 2008/05/14(水) 01:10:22

>>7
黒田さんの『百姓から見た戦国大名』は結構面白いね。あと、網野善彦の『無縁・公界・楽』にも
若狭武田氏、後北条氏などの事例が出ており興味深い。
民衆が一方的に搾取され虐げられているというイメージが変わる

**人間七七四年** · 2008/05/18(日) 19:23:12

あげあげ

**人間七七四年** · 2008/05/18(日) 21:33:39

ただの小説家が研究者面するのが気に入らない

**人間七七四年** · 2008/05/19(月) 01:44:12

>>11
小説家でも、かなり調べ込んで書いている人は良いんだけどね。
例えば、寿桂尼の印の文字を「歸(とつぐ)」と指摘したのは、確か永井路子だったはず。

とはいえ、新人物往来社の「すべてシリーズ」「歴史読本」や学研の赤ムックなどで、
作家などの小説や俗説丸のみの文章を載せるなとはいいたい。

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 09:13:30

ここの人は
鈴木、藤本についてどう思う？

**人間七七四年** · 2008/05/21(水) 10:34:02

>>13
藤本氏については、まあ示唆に富むところもあるけど、
鈴木氏は藤本氏に尻馬に乗っている印象。
正直「煽り屋」のようなもんなんだよね。

**人間七七四年** · 2008/05/21(水) 10:38:14

鈴木は文章から漂ってくる人品が卑しい。

**人間七七四年** · 2008/05/22(木) 22:09:20

「だから何なんだ」って言いたくなるような話題振るのが鈴木。

**人間七七四年** · 2008/05/23(金) 18:14:21

後北条研究の下山治久氏の書くものには好感がもてる。

また今や北条氏照の幼名として流通している藤菊丸というのを
発表したのは都立高校の先生をしながら研究を勧めている研究者。

地味でも良い仕事をしている人はたくさん居る。

**人間七七四年** · 2008/05/24(土) 20:40:19

**人間七七四年** · 2008/05/26(月) 14:32:13

>>17
林佐渡守や森乱丸の名を検証した谷口克広氏も学校の先生しながら研究してる人だよね

**人間七七四年** · 2008/05/30(金) 15:06:54

>>17
そういう地味な仕事の積み重ねが成果になっているわけだからな。
今谷明の堺幕府論だって、幕府奉行人奉書について、検討に検討を
重ねた成果だろう。
正直鈴木氏のようなのは「歴史家」とは言いがたいのではないかと。

**人間七七四年** · 2008/05/30(金) 17:16:04

関東の戦国時代だと、
・佐藤博信(古河公方)
・黒田基樹(後北条氏)
・滝川恒昭(里見氏)

ここらへんの研究者のをよく見るね。

**人間七七四年** · 2008/05/30(金) 17:29:04

小和田さんは今川の研究に専念すべき

**人間七七四年** · 2008/05/30(金) 22:04:16

越後上杉の代表的研究者って誰だろう？

**人間七七四年** · 2008/05/31(土) 02:07:16

矢田氏を推す。

花ヶ前氏はちょっと…

**人間七七四年** · 2008/05/31(土) 03:58:04

笠谷さんの関ヶ原関係の本は読みやすくて良いね。
この人のおかげでいまだに淀と高台院の対立があったと思ってる俺ガイル

**人間七七四年** · 2008/05/31(土) 09:45:19

小和田はあちこち手を出して結果どれも薄くなってるｲﾏｹﾞ

白川亨は石田三成とその一族・子孫についてや、
高台院西軍派についての内容は面白いが、ちょっと
三成贔屓が過ぎる感じ
この人、アマだっけ？

**人間七七四年** · 2008/05/31(土) 13:01:26

>>25
『戦争の日本史⑰　関ヶ原合戦と大坂の陣』
けっこう良かった。
読みやすい。

**人間七七四年** · 2008/05/31(土) 14:59:27

越後上杉氏研究は、現在では矢田先生が代表格かな。
花ヶ前氏は一昔前は立派な郷土史家だったね。
藤木氏も優れた研究成果を出しているけど、関東略奪説でみそをつけた。

**人間七七四年** · 2008/05/31(土) 15:29:21

>>26
今川・浅井氏に関してはプロパーなんだよね。

>>25、>>27
正直まだ異論も多く、定説にはいたっていないものの、「二重公儀論」には
衝撃を受けた。あと、七将襲撃に際しての動向などの成果は大きいな。

**人間七七四年** · 2008/05/31(土) 16:07:38

しかし二重公儀論は無理がありすぎる。

**人間七七四年** · 2008/06/03(火) 22:30:11

講談社の『日本の歴史』シリーズで戦国史を担当した久留島典子や池上裕子は学界的にどうなの？

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/04(水) 00:22:16

池上氏のかつての研究報告は充分、新たな研究の土台となっています。

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/04(水) 02:19:43

確かに目覚しい活躍をしてはいるが、
2ちゃんには黒田基樹を持ち上げすぎなお人がいるような。

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/04(水) 06:33:36

シュリーマン願望だろ。
きちんとしたアカポス持ってない人、
アカデミズムの本流歩いていない人
の方に肩入れしてしまいたくなるという。

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/04(水) 16:21:22

シューリマンも遺跡を発見したのはいいが、彼の仮説は正規の考古学者や歴史化により
ほぼ全部覆されている。

**人間七七四年** · 2008/06/04(水) 22:00:39

>>32
池上氏の専門分野って何？

**人間七七四年** · 2008/06/20(金) 14:12:19

>>34
いやいや、在野でも優れた研究成果を出している人は結構いるぞ。
うちの田舎でも城の縄張り図などを数多く担当している方がいる。

・・・とはいえまあ、いわゆる郷土史家という人は怪しいのも多いんだがね。
自分の好き嫌いがもろに反映されるケースもあるし

**人間七七四年** · 2008/06/20(金) 22:12:22

秋田安東氏のちゃんとした研究者って誰だ？

**人間七七四年** · 2008/06/28(土) 18:14:08

>>38
う～む、あまり聞かないな。十三湊などの資料館の学芸員さんなどなら
扱っているかもだが。いっそ君がそっちの第一人者になればどうだ？

**人間七七四年** · 2008/06/28(土) 22:50:38

横山光輝『徳川家康』

原哲夫『花の慶次』

下手な歴史本や歴史研究
者の話より、楽しく簡単に戦国理解出来る。

**人間七七四年** · 2008/06/28(土) 22:53:27

そうだね。スレ違いだね。

**人間七七四年** · 2008/06/30(月) 16:39:37

>>40
そこらへんがきっかけという方は多いとは思うが如何せんスレ違い

**人間七七四年** · 2008/06/30(月) 21:47:25

研究書は入門書には適してないからねえ。

**人間七七四年** · 2008/07/06(日) 02:27:38

>>43
テレビや小説、ゲームまたは学校の授業がきっかけという人が大半ではないかな。

概略を書いた本と言うと『日本の時代史』シリーズや、各社の通史ものがあるけど、
あれでもある程度の前提となる知識が必要なんだよね

**人間七七四年** · 2008/07/06(日) 22:52:39

>>35
それは確かだが、かといってシュリーマンの示した事はそんなに狭くはない。
彼を否定する人にはつまらない人が多いな。

**人間七七四年** · 2008/07/07(月) 23:53:48

>>27
豊臣秀頼の領地は摂河泉６０万石だけでなく、
かれの知行所もち家臣（大坂衆とよばれている。幕府の旗本に相当）の
知行地というのは伊勢や備中など西国一帯に分布していたということだ。
秀頼＝一大名転落説はもうほとんど破綻しているな。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 09:28:23

>>46
なんだ？みんなが鼻で笑ってることで有名な二重公儀説でも言いたいのか？ｗ

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 09:42:59

二重公儀説を言う前に、
秀頼＝一大名転落説の方が破綻してしまっているということ。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 09:46:49

そりゃ当たり前だ。徳川家だって江戸開城で一気に一大名に転落したわけではない。
物事には過程がある。
すくなくとも豊臣家は、大阪の陣直前は、一大名家以外の何者でもない。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 10:09:01

>>49
二条城会見では秀頼が上座、家康が下座。
これで秀頼＝一大名？

その直後に発布された「三ヶ条誓詞」でも秀頼は除外待遇。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 10:15:16

>>50
お公家さんだって関白なんかは家康の上座ですよ？

家康が旧主の顔を立てたんですね。えらいですね。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 10:48:59

秀吉は天正１６年の三ヶ条誓詞では、織田信雄や秀信に書名誓約させている。
今谷説は正しくないな。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 10:58:26

>>51
内容には賛同できなくはないけれど、言い方が気になります
こういう場でも挑発は控えましょうよ

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 11:25:58

>>49
徳川家は江戸開城から一年以内に一大名に転落

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 13:36:11

>>49
前に書いたことだが、
豊臣秀頼の領地は摂河泉６０万石だけでなく、
かれの知行所もち家臣（大坂衆とよばれている。幕府の旗本に相当）の
知行地というのは伊勢や備中など西国一帯に分布していたということだ。
これは大坂の陣の時でもその状態が続いている。
幕府の旗本知行の形とよく似ている。
これはとても、一大名なんてものじゃないだろう。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 13:44:15

>>55
「特異な形の一大名」ですね。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 14:07:51

いまさらだけど、そもそも秀頼を「一大名」と
認定する（認定してきた）根拠というのは何なの？

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 15:20:14

要するに中央政権としての機能を徳川幕府に奪われてしまったということじゃないかい？
どれだけ「かつての天下様」だったとしても、諸大名は形以上の臣従はしておらず、
大阪の陣でもみんな徳川の軍役に応じていて、豊臣は大名たちに檄すら飛ばした形跡がない。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 16:11:29

>>55
あと、江戸幕府が行った普請の際に、普請奉行は幕臣のほかにも、
豊臣氏の家臣も２名いいるとのこと。

二重公儀論については異論は当然あるにせよ、関ヶ原→豊臣氏一大名に転落
というほど単純な構図でもないと思うが。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 16:22:59

実際そういう単純な図式じゃなくてもそれに近いものがあるから、
その解釈で以後の流れが理解できてしまうんじゃないかな。

大坂は関ヶ原での徳川の勝利を追認し祝い労っているけれど、
実際には形を変えた完全降伏でしょう。

これで政府機能を奪われてしまった。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 17:32:37

関ヶ原合戦直前にはすでに家康の独裁体制だったから、
合戦後にうばわれたというのも変な話。
実権と政務はいっかんして家康が支配していたわけでしょう。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 17:50:57

近世史の主要な研究者たちは、朝尾直弘、高木昭作といったような人たちを始めとして、
ニュアンスの違いはあるが、いずれも関ヶ原合戦後の豊臣家と秀頼を一大名ではなく、
それ以上の存在として位置づけている。
一大名転落説をいまだに主張しているのは今谷明ぐらいなものだろう。今谷氏は近世史の専門家ではない。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 18:18:07

そりゃ前政権の縁者は特殊なポジションで置かれるさ。
織田信雄だって小田原までは「特殊な諸侯」だ。

**人間七七四年** · 2008/07/08(火) 18:58:28

>>24
花ヶ前氏はダメぽいの？
本屋に「新編・上杉謙信のすべて」があったから購入しようか迷ってたんだけど

**人間七七四年** · 2008/07/09(水) 02:10:34

>>63
＞織田信雄だって小田原までは「特殊な諸侯」だ。

どんなとこが？

**人間七七四年** · 2008/07/09(水) 08:45:45

>>64
あれはおすすめ出来ない。値段の割りに内容が格段に古い。
でも氏の著作を一冊も持っていないなら、これだけ購入してもいい。
それなりにまとまってはいる。
ずるい商売だとは思うがね・・・・・・。

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 01:14:21

>>65
まあ、こんなもんだ

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 18:22:41

笠谷さんの二重公儀説に反対する人は、ただ反対だと言うだけでなく、
反対の論拠を具体的に挙げないといけないね。
二重公儀論の側は、江戸城普請に秀頼家臣が普請奉行として参画しているような
重要な論拠を出してきているのだから。
歴史学もふくめて学問研究というのは、論拠の正しさ強固さに基礎をおいているわけだから、
論拠をできるかぎり明確にすることが求められていると思う。

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 18:29:08

>>68
> 二重公儀論の側は、江戸城普請に秀頼家臣が普請奉行として参画しているような
> 重要な論拠を出してきているのだから。

それを重要だと考えるほうがどうかしている。

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 18:39:57

重要というか、見逃せない事件ではありますね。

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 18:45:34

常識を大きく覆すという意味では重要。

通説のラインでは、徳川の家臣が大阪城の普請奉行として乗り込んでいったなら分かるけれども、
豊臣の家臣が江戸城の普請に工事監督官として乗り込んできたとなると、ただではすまないだろう。

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 18:53:59

それの重要性を指摘したのは白峰旬氏だろう。
笠谷説はこの白峰氏の議論を引用してる。

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 18:54:41

いや、大きくは覆さないかなあ。
本当に監督官なの？　徳川に引っ張り出されたんじゃない？
関ヶ原でも秀頼家臣が西軍に参加してたという時ほどのショックはない。

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 18:58:03

「秀吉の大阪城普請には織田秀信（三法師）の家臣が普請奉行として参加している。
つまり秀吉と三法師との二重公儀であった」

とでも言いますか？

**人間七七四年** · 2008/07/11(金) 19:25:10

>>74
大坂城築城時代の秀吉はまだ織田家臣の立場を抜け出ていないのだから、
織田家臣が大坂城の普請奉行として参加してきても矛盾しないのではないか。
むしろ普請奉行を送り込むということは、
主筋が家臣の築城を監督するということを意味しているということではないのか。

**人間七七四年** · 2008/07/17(木) 19:27:01

俺はかつて、某研究者の後援会の幹部で誹謗中傷にかなり力を入れてる人と交友があったけど摘発(法的手段以外の制裁も含めて)の話を聞いたら身の毛が逆立ったな
冗談抜きにマジで人生終わる、法的に大した傷は追わなくてもまず間違いなく業界流の制裁を加えられる
またはそれ相応の代償を支払わなければいけない
本当、割に合わないと思ったね
おまいら、書き込むからにはそれ相応の覚悟をしてやれよ、昔から研究者と金貸しは裏でどんな連中が仕切っているかわかってるだろ？
幹部たちはプロだから警察とのパイプも持ってる、様々な状況に対応できるように仕込まれてる、だからこそ幹部になれたとも思えるがね
妬みひがみやで書き込んだために、ズドンされた時に泣いただけじゃすまない事を憶えておいた方がいい

ちなみに俺は同業者とかじゃないからな

なんか脅しみたいになってすまん、つまり言いたい事はおまいらが思ってる以上にハイリスクだってこと

**人間七七四年** · 2008/07/17(木) 19:42:31

こんなところに改変コピペ張らなくても…

**人間七七四年** · 2008/07/28(月) 03:29:46

>>74
普請奉行は普請全体の采配をする主催者側だし、秀頼は奉行の派遣以外の
負担はしてない。二重公儀体制には異論も多いし全てを肯定はできんが、
秀頼のポジションについてはなお研究の余地のある問題だと思う。

それはそうと、全集日本の歴史の『戦国の活力』が今いちな件

**人間七七四年** · 2008/07/28(月) 12:52:12

秀頼は慶長13年の正月には家康に年賀使も出している。明らかに家康に屈服した存在。

**人間七七四年** · 2008/07/28(月) 17:22:57

長岡慶二先生を語ろう

**人間七七四年** · 2008/07/28(月) 22:30:00

>>79
慶長１６年の二条城会見では、秀頼が上座、家康が下座という配置。

**人間七七四年** · 2008/07/28(月) 22:41:52

>>81
公家は武家の上座に座るもの

**人間七七四年** · 2008/07/29(火) 01:55:00

>>82
秀頼は武家として認識されてたはずだが。

**人間七七四年** · 2008/07/29(火) 03:09:59

>>82
それは嘘

**人間七七四年** · 2008/07/29(火) 08:17:42

>>78
山田邦明氏の文章は読みやすいと思うんだが？

**人間七七四年** · 2008/07/29(火) 09:35:08

そろそろ研究者を語ろう。

>>80
永原慶二でしょ。

**人間七七四年** · 2008/09/14(日) 01:41:06

天野忠幸氏の三好氏研究が最近少し気になるな。
将軍との和睦についても積極的に評価している

**人間七七四年** · 2008/09/16(火) 00:30:51

>>85
戦国大名の領国システムや支配体制などについてはかなり整理されていた本だな。
ただ、戦国通史的な部分ではかなりあっさりだったので、そこらへん好みが分かれる
んじゃないかな？

**関連スレ** · 2008/09/27(土) 04:15:29

次々と通説を打ち砕く鈴木真哉・藤本正行について 3
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1222456299/

**人間七七四年** · 2008/09/27(土) 09:50:39

>>89
藤本と鈴木を同列で論じるには無理がある。鈴木の資料の読み方は非常に問題があると思う。

**人間七七四年** · 2008/09/27(土) 23:52:00

故人だが、桑田忠親氏をお勧めする。戦前の凝り固まった戦国史を検証と地道な研究を進めた人物。
特に千利休の研究及び秀吉の晩年動向に対して持論は素晴らしいと思う。

**人間七七四年** · 2008/09/28(日) 01:28:28

えっあの人故人だったん？
知らなかった…

**人間七七四年** · 2008/09/29(月) 01:04:55

>>92
だいぶ前になくなったはず。
この人か小和田氏の本が最初に読んだ戦国関連の本という人は多いと思う。

**人間七七四年** · 2008/10/24(金) 22:02:57

「関東管領上杉一族」などの七宮（コウ三）氏は、どうでしょうか！？

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 08:50:09

家永遵嗣氏は、室町・戦国史の権威だと思う。
氏には、専門書だけでなく一般向け著作も書いて欲しい。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 14:21:03

市村高男氏が好きだな。
織豊政権と関東の関わりとか・・・

市村高男『東国の戦国合戦』(吉川弘文館､２００８年)
Ⅰ、戦国世界の成立　－明応の乱から永正の乱へ－
Ⅱ、戦国合戦の展開　－大永・天文の乱の時代－
Ⅲ、北条・上杉両氏の相剋と東国領主　－弘治・永禄の争乱の時代－
Ⅳ、関東統一と天下統一の競合

帯に、
【北条・上杉・武田だけではない】
千葉、佐竹、小田、里見、宇都宮、小山、那須、結城・・・
『動乱期を生きた東国武士団の合戦絵巻！』
とある。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 14:30:11

>>96
見出しだけじゃ他の書籍との違いがわからないなー。
論旨の独自性があるのか、新たな発見や証明があるのか、
どういうところが魅力的なのかを教えて欲しいです。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 15:08:41

>>97
９６ではないが買って読んだ。
正直新しい見方はない。
所謂戦国後期関東の戦乱を旧族大名のほうの視点から見たという程度。
北条上杉武田からの視点ではおろそかになってしまう細かなところを
よく見せてくれるのは確かだが、じゃあそこにそれだけの意義を見出しとるんかいな、
と問われると厳しいものがあると言わざるを得ない。
まあこの時代の関東はある意味消化試合的なものなので、
仕方ないといえば仕方ないのかも知れんが。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 15:20:47

なるほど。強豪勢力以外からの視点で見直すにはいいのかも知れないね。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 23:32:21

>>97
漏は佐竹や里見が好きだから、興味深く読んだよ。
強豪に囲まれ、押しまくられながら生き残った彼等の生き様は弱者の指針として興味深いｗ。

**人間七七四年** · 2009/01/27(火) 00:09:11

学者は、大きく文献・古文書派か現地・城郭派に大別できると思う。
これらをバランスよく統合して見て行かないと新しい仮説は出てこないんだと思う。

**人間七七四年** · 2009/03/25(水) 23:14:33

学生時代は黒田基樹の信者だったけれど、
間をおいて見直したらこの人かなり偏ってると思った。
この二十年ほど無視できない研究成果を出していて、
そのおかげで明らかになったことが多いのはすごいと思う。
しかし北条を公権力として位置づけたいあまり、
独立した地域権力の存在を認めないのは傲慢すぐる。

**人間七七四年** · 2009/04/10(金) 03:23:06

それは逆に読者の傲慢じゃ無いかな？とも思ったりする。
個々に見解を持って良いわけで。

**人間七七四年** · 2009/04/10(金) 09:06:05

どんな視座にあってもいいけれどね、
自分のひいきの大名をヨイショするために
独自の概念を提唱するのはどうかと。。。

**人間七七四年** · 2009/04/10(金) 19:09:00

戦国史の研究者ってそういうタイプが多い気がするｗ

**人間七七四年** · 2009/05/23(土) 18:55:20

age

**人間七七四年** · 2009/05/24(日) 12:49:12

>>95
知る人ぞ知る室町・戦国史の権威の家永遵嗣氏には、是非一般向け著作
をお願いしたい。

**人間七七四年** · 2009/05/25(月) 04:36:38

井沢元彦の最近出した本読んで見たけど、「信玄に６回勝った長野」
という文面を見て見識を疑ったでｗｗ
ここまであからさまに捏造記録を史実と評価している作家はこいつ
だけやろうねｗ
まあ、信玄を引き合いにしないと信長を評価することが出来ない
３流作家の代表みたいな奴やけどｗ

**国士焼肉ぷらす** ◆JUU/.JUU/. · 2009/05/25(月) 05:19:17

三郎の甥っ子だったっけね。

**人間七七四年** · 2009/05/26(火) 20:34:00

>>108
そう言えば、北条早雲の享年６４歳説を、
それだとロマンがないから、私は８８歳説を支持するみたいなことも
書いてたな。

**人間七七四年** · 2009/05/27(水) 00:56:00

井沢ごときを研究者と同列に語るなよ

**人間七七四年** · 2009/06/01(月) 16:43:09

>>107
家永氏の他にというなら、
東国論なら黒田基樹氏、畿内なら小谷利明氏、弓倉弘年氏、古野貢氏
室町幕府・守護論では、川岡勉氏、設楽薫氏、山田康弘氏
（順不同）

が、これから注目の研究者だと思います。

**人間七七四年** · 2009/06/09(火) 02:24:26

>>112
畿内に関しては、今谷氏の研究成果の批判的な継承が行われているからな。
幕府についていえば、西島太郎氏、畿内繋がりで三好氏に関していえば、
天野忠幸氏も注目かな。

**人間七七四年** · 2009/06/09(火) 02:47:16

畿内といえば、今月出るこの本が楽しみだ

戦争の日本史
畿内・近国の戦国合戦　福島克彦／著
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/R0422875

**人間七七四年** · 2009/06/09(火) 18:20:27

もしも綾瀬はるかに将軍宣下がくだったら
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1244521393/
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**人間七七四年** · 2009/06/09(火) 18:24:21

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**国士焼肉ぷらす** ◆JUU/.JUU/. · 2009/06/10(水) 06:57:21

マルチということで。

**人間七七四年** · 2009/06/11(木) 17:55:35

>>113 >>114
>>112を書き込んだ者です。

>>114の書籍は今月発売ですか！
応仁の乱後明応の政変を経て信長が入京するまでの
幕府・将軍に関連する畿内戦国史って、専門の研究書はあっても、
一般向け書籍は、なかったんですよね！　それだけに期待です。

**人間七七四年** · 2009/06/14(日) 00:16:42

>>112
細川氏同族連合体論の末柄豊氏を忘れていました。

**人間七七四年** · 2009/07/24(金) 20:37:37

佐々木六角氏研究の佐々木哲氏も、います。

氏には、六角氏だけでなく、少しウイングを拡げて、
戦国期畿内近国・京都を中心とした通史関連の
著述も期待したい！ところです。

**人間七七四年** · 2009/07/25(土) 02:25:58

>>120
佐々木氏はなあ・・・・江源武鑑自体が非常に胡散臭い代物だし、
六角氏綱の実子の義実系が云々などと言ってる事が電波といって
良い内容なのが難。

**人間七七四年** · 2009/07/25(土) 08:51:03

>>119
同じく戦国期細川氏研究の森田恭二氏なんか、どうでしょうか！
細川政元が暗殺されて、細川京兆家は、澄元系と高国系に分裂しました。

当時幕府（足利氏）は、すでに義澄系と義稙系に分裂していましたから、
この政元の暗殺は、戦国傾向にますます拍車をかけていきます。

**人間七七四年** · 2009/07/25(土) 11:39:48

政元の暗殺はある意味本能寺以上の歴史の転換点ですな

**人間七七四年** · 2009/07/25(土) 17:50:39

>>121
今まで里見義尭の書状とされていたものを六角義尭の書状と指摘したり、
まともなこともされてるんだけど、
佐々木季定を平為俊と同一人物だなんてとんでも世界の電波も発信されてるしな・・・

**人間七七四年** · 2009/07/25(土) 18:45:19

電波だからこそ思わぬ発見もできるので、
根本から否定はしないが、
読み手は注意が必要だろうね。

**人間七七四年** · 2009/07/25(土) 22:18:32

>>112
室町幕府・守護論の研究者では、今岡典和氏を落としていました。
氏も期待です。
同様研究で、
戦国大名権力構造論では、矢田俊文氏、池享氏の研究が面白そうです。

**人間七七四年** · 2009/08/01(土) 01:13:53

立花京子氏どうでしょうか！
豊臣政権の秀吉の権力を論じた論文で、
秀吉は将軍にはならなかった（なれなかった）が、天皇から将軍類似の権力
（天下静謐執行権）を公認されたとあります。
秀吉の公武合体政権は、清盛の平氏政権と似た印象を持ちますが・・。

**人間七七四年** · 2009/08/01(土) 01:19:12

正直立花京子氏の資料解読力には甚だ疑問が…
先ず結論ありきで、その結論にあわせて資料を読んでしまいがちなところがある。

**人間七七四年** · 2009/08/01(土) 01:19:59

質問です
分国法や家法を研究してる人は誰がいますか？
興味があります

**人間七七四年** · 2009/08/01(土) 01:39:54

>>129
総論では、勝俣鎮夫氏かな！
あと地域地域でそれぞれの専門家がいると思います。
今川家だと有光有学氏とか、あと北条氏だと誰（今は出て来ません）とか！
どなたか補足ください！

**人間七七四年** · 2009/08/01(土) 21:41:57

戦国大名の分国法を取り扱った
清水克行『喧嘩両成敗の誕生』なんてものもありますね！

**人間七七四年** · 2009/08/02(日) 12:41:00

>>130
地域ごとの戦国大名研究は、

後北条家の領国支配構造につきましては、
黒田基樹氏、佐脇栄智氏が、その著作・論文で研究しているでしょう。

尼子氏につきましては、
長谷川博史氏『戦国大名尼子氏の研究』がありますね。

**人間七七四年** · 2009/08/02(日) 15:58:20

ありがとうございました

**人間七七四年** · 2009/08/04(火) 18:46:59

室町・戦国期は、女性研究家も多いのが特徴。
思い付くだけでも、
池上裕子氏、久留島典子氏、立花京子氏、脇田晴子氏・・
（順不同）

**人間七七四年** · 2009/08/04(火) 20:43:47

レキジョですね

**人間七七四年** · 2009/08/05(水) 03:03:49

流石に研究者をレキジョと一緒にするなや。

**人間七七四年** · 2009/08/09(日) 16:02:37

藤木先生が卒論を返してくれませんｗ

**人間七七四年** · 2009/08/09(日) 16:24:03

>>137
藤木センセが左傾の奥さんに振り回されてるって本当？

**人間七七四年** · 2009/08/09(日) 21:16:17

>>137
藤木先生とは、戦国大名論、戦国社会史、戦国の村の研究者
藤木久志氏のことでしょうか？

**人間七七四年** · 2009/08/09(日) 21:34:14

>>132
尼子氏といえば米原先生だろ。
ただし専門じゃなかったはず。
あと原先生とか。

鉄砲で面白いのは宇田川先生だな。

**人間七七四年** · 2009/08/09(日) 22:05:44

>>139
他に戦国系で藤木さんもないでしょ

**人間七七四年** · 2009/08/09(日) 23:20:10

古くは、東洋史学者で、内藤湖南（虎次郎）氏。
有名な言葉は、”日本史は「応仁の乱」以後から勉強すればよい”とか。

その真意は、よくわからないが
「戦国時代」の内乱で、それまでの制度・価値観が崩壊（いわゆるガラガラポン）し、
近世日本に移行した。

**人間七七四年** · 2009/08/18(火) 18:55:41

羽柴秀吉が、幕府（征夷大将軍に任官）を開設せず、関白に就任したのは、
なぜか！
この辺り、研究している専門家いますか？

**人間七七四年** · 2009/08/18(火) 19:32:37

**人間七七四年** · 2009/08/18(火) 20:04:26

>>143 >>144
ということは、朝廷は、秀吉を将軍にするつもりだったが、
秀吉の方からそれを断って、関白を望んだ！
ということでしょうか！？
で、
その研究者は、代表的な方はどなたでしょうか？

**人間七七四年** · 2009/08/18(火) 20:32:06

すげえエスパーぶりだな

**人間七七四年** · 2009/08/18(火) 23:33:47

久しぶりに本物を見た気分だ

**人間七七四年** · 2009/08/20(木) 22:15:23

>>145　>>143
秀吉の関白就任は、1585年だが。

一説には、
秀吉は「小牧・長久手の戦い」（1584年）で家康に敗れたから、
将軍任官（幕府開設）が叶わなかったとか！

それと当時（1585年）、京都を追放されていた足利義昭が形式的に「将軍の地位」
にあったので、朝廷内で公家が、秀吉の将軍就任に反対したとか。
今谷明氏辺りが、研究しているのでは！？

**人間七七四年** · 2009/08/21(金) 00:40:52

こいつすげぇな。

**人間七七四年** · 2009/08/21(金) 20:01:57

一般向けの雑誌によく執筆されている､宮本義己氏はどうだろう？

**人間七七四年** · 2009/08/21(金) 20:23:05

>>150
俗説をまとめた本ばかりで評価のしようが…。
博学強記だとは思うが、研究者として評価するタイプとは思えない。

**人間七七四年** · 2009/08/21(金) 20:38:48

×博学強記
○博覧強記

**人間七七四年** · 2009/08/21(金) 21:03:53

>>148
足利義昭（1537～97）は、一般には、信長に追放された1573年をもって、
室町幕府滅亡とされていますが、
実際は、秀吉の関白就任（1585）後も将軍であった（1588年辞任）。

**人間七七四年** · 2009/08/23(日) 08:49:59

宮本義己も研究者として直江状の考察などをしているが、いまひとつぱっとしない。

**人間七七四年** · 2009/08/23(日) 09:12:20

直江状の不自然な点を具体的に初めて指摘したのが宮本義己

**人間七七四年** · 2009/08/23(日) 09:25:56

たしかに、三成との東西挟撃説の否定とセットにされた直江状偽作説
に根拠を与えたのが宮本氏。最近は存在を肯定する意見が増えてるけど。

**人間七七四年** · 2009/09/08(火) 20:36:34

age

**人間七七四年** · 2009/09/09(水) 00:11:48

宮本さんの学説への是非はともかく、
テレ東のなんちゃって歴史番組に登場するのは
やめといたほうが良いだろうと思うのだが・・・。

研究者として生活していく上で、とにかく名を売ろうとか、
自分の意見が電波に載るならどんな企画でも頓着しない、とか
彼なりの考えあってのことなのだろうか・・・と、時おり思う。

**人間七七四年** · 2009/09/09(水) 08:11:25

>>158
あの番組って､他の大学の先生も普通に出演してますよね｡

**人間七七四年** · 2009/09/11(金) 12:19:19

>>125
佐々木六角氏研究の佐々木哲氏、電波批判を散見しますが、
氏のブログなどを拝見しますと、いたって真面目・真摯な研究者の印象を
受けますけど。

**人間七七四年** · 2009/09/12(土) 09:10:14

読解力ないな。

**人間七七四年** · 2009/09/21(月) 13:11:38

藤木久志

**人間七七四年** · 2009/09/21(月) 14:16:20

名前だけだしてどうしろと？

**人間七七四年** · 2009/09/30(水) 21:54:00

>>112 >>126
室町幕府・守護論の専門家、
川岡勉氏が『山名宗全』出しましたね！　価格も安価です。
応仁の乱や室町幕府論に興味がある人にはいいかも！

**人間七七四年** · 2009/09/30(水) 22:10:13

室町幕府論といえば、最近出た山田邦明氏の『室町の平和』が大変面白かった。
序章では室町時代というものへの関心の低さへの憤りが多少見えて、ちょっとほほえましかったりｗ

**人間七七四年** · 2009/09/30(水) 22:10:53

>>64
花ヶ前は、ネタ使い回しと
先祖自慢しかしてない老害。
まじうざい

**人間七七四年** · 2009/10/02(金) 18:13:39

>>142
シナ学者、内藤湖南（虎次郎）は、その著作「応仁の乱について」で、
応仁の乱以後の歴史を知っていれば十分だ、といっていますね！

**人間七七四年** · 2009/10/02(金) 19:04:19

かなり偏った主張だよな

**人間七七四年** · 2009/10/02(金) 20:06:35

「内藤湖南の時代ならそれでよかった」ってだけの話だな。
今は最低でも律令制の成立から勉強しないと、武家政権の成り立ちすら理解できない。

**人間七七四年** · 2009/10/02(金) 21:11:37

応仁の乱以降の制度面なんて江戸期に至るまで分からない事だらけすぎてスッカスカだろうに。
ようやく北条氏やらそこそこ資料が揃ってるところの研究が進んできたくらいで、
三好、織田、豊臣と中央を押さえた家の制度なんて現状でも訳分からん状況なのに。

**人間七七四年** · 2009/10/03(土) 13:54:19

>>160
本人が真面目に信じちゃってるから電波なんだろうな

**奇矯屋onぷらっと** ◆SRGKIKYOUM · 2009/10/05(月) 08:19:17

真摯な電波なのか、現代の源内なのか。

**人間七七四年** · 2009/10/08(木) 00:43:52

個人的には『足利義持』の伊藤喜良氏も好きです。
戦国期というより、南北朝期研究の中世史家ですが。

**人間七七四年** · 2009/10/09(金) 09:04:28

日本城郭史って専門書があってな、縄張りから細部まで載ってる

**人間七七四年** · 2009/10/18(日) 11:47:26

>>174
絶版でしたっけ？

**人間七七四年** · 2009/11/28(土) 22:41:19

情報
『図説太田道灌』黒田基樹、出ました。
太田道灌については、現在のところ決定版だと思う。
黒田氏は、関東戦国史の専門家、わかりやすくまとめてあると思う。
道灌だけでなく関東戦国史に興味がある人は、
参照されたし！

**人間七七四年** · 2009/11/28(土) 22:48:10

>>176
おお、情報ありがとうございます。
早速取り寄せよう。

**人間七七四年** · 2009/11/30(月) 23:18:06

>>166　同意
辛口になるが、花ヶ前氏は、越後の上杉氏の専門家だが、
情報が古いし知識に深みがない。
越後の上杉氏研究については、新潟大学の先生に専門家がいるはず。

**人間七七四年** · 2009/11/30(月) 23:23:54

>>178
花ケ前氏の場合、結構文章を使い回すことが多いので、必然的に情報が古くなっちゃうんだよね。
新潟大学というと、矢田俊文氏だね。上杉関係の本というと、ミネルヴァの『上杉謙信』や高志出版の
『直江兼続』（編集）があるかな

**人間七七四年** · 2009/12/18(金) 14:09:16

最近出た「日本の中世７　天下統一から鎖国へ」と言う本の巻末にある
基本文献紹介のところに『晴豊公記』があって、そこの紹介文の中に
ちょろっと立花京子の『信長権力と朝廷』のことも書かれているんだが、
そこにさらっと

「誤読に注意する必要がある」

って書かれてて、爆笑したｗ

**人間七七四年** · 2009/12/18(金) 20:16:07

京子ちゃんと山室ちゃんは天然かわいい

**山室恭子** · 2009/12/18(金) 23:04:10

>>181
一緒にするな！

**人間七七四年** · 2010/01/07(木) 22:33:39

>>95 >>107
あの家永（遵嗣）先生が、出版社から本出すと聞いたけど！

**人間七七四年** · 2010/01/08(金) 21:20:45

>>178
宮帯出版社の「直江兼続の新研究」を読んだのだけど
花ヶ前氏の執筆ページがひどかった
兼続と関係のない神社の歴史が長々と語られてる上に
「景虎側に味方した先祖の判断は極めて正しかった」発言とかね…
この自己顕示欲の強さは景勝アンチと言われてるのは分かる気がする

**人間七七四年** · 2010/01/21(木) 00:12:00

一般論ですが、

最近の傾向として、
戦国史研究者だけでなく、これは日本史研究者全般にいえることですが、
その著作の出版はいいのですが、既発表の論文の寄せ集め的な著書になっている。
これは残念だ！
最低限、その著作オリジナルの記述も載せて全体を総括した書籍にすべきだと
思います。

**人間七七四年** · 2010/02/06(土) 21:26:49

永原慶二、網野善彦、佐藤進一等々クラスの歴史家って、
今の研究者から出て来ますかね！？

**人間七七四年** · 2010/02/09(火) 08:41:52

中世荘園の研究では誰が優秀だろう？

**人間七七四年** · 2010/02/11(木) 07:02:04

>>187
優秀っていうより、前の研究を土台に更にそれを深化させて、
新研究という感じじゃないかな！

竹内理三、安田元久、永原慶二等々の研究があって、
網野善彦が、荘園に「公領」を絡ませての議論「荘園公領制」なるものを提唱して、
歴史学界の支持を得た、という流れだと思います。
詳しい方補足してください！

**人間七七四年** · 2010/02/11(木) 07:15:44

>>188　続き
荘園公領制など中世の在地支配のあり方は、
当時の支配者階級（朝廷公家・寺社、武家・幕府）のあり方と
相互に連動・補完しているので、歴史を解釈する上では必須知識だと思います。

**人間七七四年** · 2010/02/11(木) 09:43:30

阿部猛の荘園研究は評価されてないの？

**人間七七四年** · 2010/02/13(土) 00:59:38

>>188
どの分野でもいえることですが、「先行研究」あっての新研究ですよね！

**人間七七四年** · 2010/03/07(日) 22:57:03

中世史研究者って、
前期（主に鎌倉時代）と
後期（室町・戦国時代）に分かれているような気がします。
思いつくまま
前者は上横手雅敬氏、本郷和人氏とか・・
後者は今谷明氏、家永遵嗣氏とか・・です。
それだけ専門にしないと研究作業が困難ということでしょうか！

**人間七七四年** · 2010/03/07(日) 23:00:11

そりゃあ「中世」も５００年くらいあるからな。トータルでは詳細に研究出来ようが無い。

**人間七七四年** · 2010/03/11(木) 00:01:18

>>192
中世史の研究といっても時期が広いしな。

**人間七七四年** · 2010/03/11(木) 00:13:26

>>192です。
>>193さん >>194さん！　回答ありがとうございます。
中世は時期が広いことが原因ですか！
さて、
中世前期（院政期鎌倉期）と後期（室町戦国期）では、
研究者の色合いも違うような印象を受けます。
下世話な話しですが、戦国史研究者の方が書籍は売れるのでしょうね！
本屋や図書館に行くと、『日本の歴史』シリーズでは、
戦国時代の巻だけ貸し出し中とかが多いです。
日本人は、戦国時代ファンが多いということでしょうか！

**人間七七四年** · 2010/03/19(金) 21:00:48

本郷和人が放送大学に出てるけど、
「かなー」、「思う」、「ボクはその説をとらない（根拠説明せず）」、「ボク！、ボク！」の連発（苦笑
数枚の絵をもとに中世武士を語ったり・・・。

歴史学ってのは学問や科学とは関係ない分野だってところまではわかった。

**人間七七四年** · 2010/03/19(金) 21:25:21

>>196
一講義だけ見てそういう判断するお前さんも同レベル

**人間七七四年** · 2010/03/19(金) 22:38:06

>>196
本郷氏は、批判されやすい歴史学者ですね！
氏のその性格・もの言い、歴史解釈の方法論には、ユニークなものがあります。
氏はそれを楽しんでいる風でもあります。
これからが期待の学者だと思います。

**人間七七四年** · 2010/03/20(土) 00:39:20

>>197
>>198

わからない事は、”保留”という訳にはいかないんですか？歴史（学？）においては。
資料が揃っていない段階で無理に答えを出す必要性は無いのではないですか。

答えが無いものに答えを出そうとするから、”思う”、”かなー”としか言えなくなってしまうのでは。

あの講義（？）はショッキングでした。彼は学者ではありません。

**人間七七四年** · 2010/03/20(土) 01:37:36

>>199
ここじゃなくて東大に言え。アンチ活動したいなら他所でやれ。