【裸の大将】　日向伊東氏を語ろう　【放浪記】

**人間七七四年** · 2008/05/10(土) 03:43:09

何のかんの言われながら明治維新まで大名だった日向伊東氏を語りましょう。
三村氏のスレじゃないけど、隠れファンもいるでしょ？

**人間七七四年** · 2008/05/10(土) 04:13:35

２

宮崎県人です。

**人間七七四年** · 2008/05/10(土) 14:50:53

　　　　　　　　　　　　／￣＼
　　　　　　　　　　　　|　　　　|
　　　　　　　　　　　　＼＿／
　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　／￣￣　＼
　　　　　　　　　／　 ::＼:::／:: 　＼
　　　　　　　／　.<●>::::::<●>　＼
　　　　　　　 |　　　　（__人__）　　　　|
　　　　　　　＼　　　｀ ⌒´　　　　／
　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|

**人間七七四年** · 2008/05/10(土) 20:58:28

伊東義祐→祐兵ってのは、凄い人生だと思う。

宮崎平野一帯の支配者→飫肥を占領して日向のほぼ全域→島津に敗れ親子で大友の居候
→大友没落後はただの浪人→義祐客死→祐兵は秀吉に仕官→本能寺後、天下統一の過程を経験
→飫肥藩主

だもの。戦国秀久なみの浮沈劇じゃないだろうか。

**人間七七四年** · 2008/05/10(土) 21:57:08

語る程の人物じゃないだろ。
ｵﾏｴﾗ時間を浪費するなよ。

**宇喜多直家信者** ◆W.uAGfax.c · 2008/05/10(土) 22:21:15

日向四十八城の詳細が良く分からない

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 00:03:50

長くなるが

　　佐土原城伊東三位入道義祐、隠居後は佐土原摂津守
　　都於郡城伊東左京大夫義益
　　三納城飯田肥前守祐恵
　　穂北城長倉藤七(改民部少輔、子も藤七)
　　富田城湯地五郎九郎(改志摩介)
　　高城城野村蔵人佐
　　財部城落合民部少輔兼呑(若名藤九郎、子も藤九郎)
　　那珂城郡司弥六左衛門尉(今湯地出雲神、津宮左馬助)
　　宮崎城肥田木勘解由左衛門尉(今長嶺紀伊守、肥田木越前守)

　　曾井城八代民部左衛門尉(改下野守)
　　清武城長倉伴九郎、上別府宮内少輔
　　紫波州崎城川崎上総守(今息和泉守)
　　田野城長倉河内守(今息宮内大夫)
　　倉岡城野村隠岐守(今山城守)
　　石塚城平賀刑部少輔
　　穆佐城落合兵部少輔
　　木脇城福永民部四郎
　　本庄城河崎兵部丞
　　八代城伊東新三郎(改新助隠岐守息)
　　守永城内田四郎左衛門尉
　　綾城佐土原遠江守
　　飯田城河崎治部大輔
　　内山城野村刑部少輔
　　染野切寄染野志摩介
　　紙屋城米良主税助

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 00:04:26

　　野尻城福永丹波守
　　高原城福永源左衛門尉 (淡路息)
　　戸崎城肥田木四郎左衛門尉
　　三ツ山城平良彦十郎(改遠江守、子も彦十郎)
　　那佐木城肥田木三郎兵衛
　　野久尾城米良筑後守(筑後守死後新納伊豆守)
　　須木城米良長門守(若名右馬助)
　　新納石城長友源二郎
　　塩見城右松四郎左衛門尉
　　門川城米良四郎右衛門尉
　　日知屋城福永新十郎(氏本駿河守)
　　山陰城米良喜内
　　坪屋城米良休助
　　田代三方領主松尾下総守、篦尾彦三郎、俣江主税助
　　水清谷領主奈須九右衛門尉
　　入下領主入下弥四郎

　　神門三方領主小崎右近将監、田爪、借屋
　　高智尾領主三躰惟政(三田井惟政)
　　雄八重領主米良分左衛門尉
　　平野領主米良民部少輔
　　飫肥本城伊東祐兵 (地頭上別府常陸守、福永宮内少輔)
　　酒谷城長倉淡路守
　　目井城河崎駿河守
　　瀬平城上別府常陸守

４８あるかな？

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 00:06:10

飫肥城知行割
城主伊東祐兵
今城伊東相模守祐梁　　　(三〇町)
松尾木脇越前守祐守　　　(二〇町)
その他佐土原讃岐守　　　　　(一〇町)
稲津因幡守重信　　　(九町)
長倉監物　　　　　　　　(六町)
野村剣介　　　　　　　　　(六町)
上別府狩野介　　　　　　(六町)
湯地刑部少輔　　　　　　(六町)
落合藤七　　　　　　　　　(七町)
荒武又兵衛尉　　　　　　(六町)
河崎紀伊守　　　　　　(六町)
壱岐右近丞　　　　　　(六町)
福永与八郎　　　　　　(六町)
酒谷地頭長倉淡路守
同後見落合但馬守(六町)
長倉備前守(六町)
目井城河崎駿河守祐長

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 00:50:17

伊東氏といっしょに関東から日向の国に来たと言われている家系の俺が着ましたよ。
勿論、滅亡の際は見限ったようで、江戸時代は郷士だったようです。

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 01:07:07

>>10
長倉、稲津、落合、湯地、河崎、宮田、福永・・・のどれかですな。
うちも同じ東国系家臣で、帰参組でした。

**人間七七四年** · 2008/05/11(日) 23:14:44

稲津といえば稲津掃部助
関ヶ原の合戦後、主家に滅ぼされたのはやはり口封じだったのだろうか・・・

福永氏は伊東義祐の母の実家でしたっけ

**宇喜多直家信者** ◆W.uAGfax.c · 2008/05/12(月) 00:30:26

>>7-9
本当に乙です
ありがとうございます

これでやっと分かった

**人間七七四年** · 2008/05/12(月) 15:02:40

しょ正三位はぐっぐっ軍隊で言うと少将くらいなのかな？

**人間七七四年** · 2008/05/12(月) 23:05:42

よく三万貫も献上したもんだ。堺の町も嫌がった大金なのに。

しかし佐土原を始め日向ってそんなに栄えてたのかな？
重税に苦しんだ民衆なんて記録なんてないのだろうか。

**人間七七四年** · 2008/05/12(月) 23:21:10

伊東さんの先祖が作った稲荷山東林寺が菩提寺のおいらが通過しますよ

**人間七七四年** · 2008/05/13(火) 01:11:40

祐親の墓があるんだっけ？

>>15
数字には誇張もあるでしょ。
まあ、政治批判の落とし文に「近頃は佐土原の役人が多過ぎる」と書いてあるぐらいだから
尹祐の代に比べて経済が大きく変わっていたのは間違いないだろうけど。

**人間七七四年** · 2008/05/14(水) 14:52:24

何やって銭金蓄えたんだろ
やっぱり倭寇？

**人間七七四年** · 2008/05/15(木) 00:31:12

>>17
伊東祐親の墓はちょっとはなれたところ、谷を挟んだ向こう側ってかんじかな。
もともと曽我兄弟の父河津三郎祐泰のために作られた寺だそうで河津三郎の墓と曽我十郎、五郎の首塚があります。　

**人間七七四年** · 2008/05/15(木) 10:14:34

>>19
遠い親戚同士で葬られてるのね

**人間七七四年** · 2008/05/15(木) 22:17:46

>>19
曽我兄弟＝曽我十郎、五郎

**人間七七四年** · 2008/05/16(金) 23:41:53

佐土原近辺には曾我兄弟の墓と言われる五輪塔がいくつもある。

伊東の支配を嫌った領民が曾我兄弟伝説に合わせたのかな？
新たに入った島津が伊東の評判落とすために噂流したのかな？

**人間七七四年** · 2008/05/19(月) 22:25:51

>>22
兄は頼朝んところで斬られているし、弟も翌日打ち首だから日向にはいっていないんだけどね。
ええと、曽我兄弟(おかんが曽我さんの後妻になってた)に討たれた工藤祐経の子供の伊東祐時が日向の地頭職になって
一族を展開させたから、まぁ曽我兄弟の存在は対伊東戦略に有効だったかもしれませんね。
ただ、頼朝の陣屋に襲い掛かるという謎の行動(兄弟の後援者の北条時政の陰謀説)もあったわけで、
頼朝の後胤説もある島津氏がよいしょするのもなんだかな感じですね。

曽我兄弟は工藤祐経の叔父の伊東祐親の子河津三郎の子供達
所領争いで工藤祐経が伊東祐親を襲ったときに河津三郎が殺された。
相撲の河津掛けは河津三郎が最初にやらかしたとされる。

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 00:34:34

よろよろながらも明治維新まで完走したのはたいしたものだ。

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 00:51:04

しかし、よろよろ加減では相良には負けるな
相良に比べたら伊東なんて遙かにしっかりしてる

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 08:12:34

小悪党の家系だよな。中ボス的というか

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 10:24:30

鎌倉初期から明治維新まで完走できた大名は

伊東・佐竹・島津・相馬

あとはどこだっけ？

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 12:44:27

九州だと地味だが地方豪族から武家化した松浦氏
鎌倉幕府から肥前有馬庄の地頭職を与えられた有馬氏とか
対馬の宗氏は実質的に鎌倉時代から対馬を支配下に置いたが
対外的に大名と認められるのは対馬守護であった小弐氏滅亡後だから外した

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 12:47:28

>>28
肥前有馬氏も途中で転封＋養子相続で血統断絶だから微妙

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 23:14:14

江戸時代の飫肥藩は材木商が大金もって城下町はかなり発展したからな。
特に何の特産品もなく、港も商業も発展しなかった佐土原藩は借金まみれだった。

太閤国替え万歳だな。

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 23:34:46

いやいや
伊東は元々国を追われて秀吉の元で与力奉公していたのが新規取り立てされたという成り行きにですから。
ちなみに当初は飫肥だけしかもらえなかったことに対して伊東氏は不満たらたらだったらしい。
この不満が関ヶ原の合戦の時の稲津掃部助の暴走？や１００年近くも訴訟を繰り返した「牛之峠」争論に
つながっていく。

佐土原は既に島津中務大輔家久領だったのが家久急死により、その息子の豊久（当時忠豊）に
そのまま相続させてやったという経緯。

**人間七七四年** · 2008/05/20(火) 23:52:24

誤　成り行きにですから
正　成り行きですから

**人間七七四年** · 2008/05/21(水) 23:58:35

初めは曽井に封じられる所だったのを飫肥にしてもらったんじゃなかった？

**人間七七四年** · 2008/05/24(土) 22:00:34

不憫だな

**人間七七四年** · 2008/05/26(月) 17:17:46

伊東氏で検索したら案外色々なサイトが見つかった
この規模の大名としては史料が豊富な方なのかね

**人間七七四年** · 2008/05/26(月) 19:10:12

鎌倉初期には期待されたが
その後、スローダウン。

しかし明治維新までともかく完走した。

巨人の堀内前監督の選手生活のような盛衰。

**人間七七四年** · 2008/05/26(月) 22:22:51

堀内って中期にファンの恨みを買うようなことしたっけ？

**人間七七四年** · 2008/05/27(火) 09:55:36

悪太郎

**人間七七四年** · 2008/05/27(火) 09:57:04

ファンの恨みは買っていないが
首脳陣やＯＮのＮから怒鳴られることはあったとされている。

＞堀内（晩年はエースナンバー１８をつけて敗戦処理登板）

**人間七七四年** · 2008/05/27(火) 17:17:37

じゃあ今の堀内は晩年の伊東義祐みたいなもんか。
新規取り立てはあるのだろうか。

**人間七七四年** · 2008/05/27(火) 17:44:04

ないと思う。

**人間七七四年** · 2008/05/28(水) 22:49:42

伊東祐兵を主人公にした小説って、そこそこ面白いんじゃないかと思うの

**人間七七四年** · 2008/05/29(木) 04:47:52

伊東氏より勢いがあった和田や三浦が滅んだのを尻目に
細々ながらも維新まで続いたわけだから、ある意味勝ち組。

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/01(日) 19:19:52

飫肥の街並みはなかなか素晴らしいぞぉ。

城は途中で学校にﾅｯﾄﾙヶな。

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/02(月) 01:40:42

>>44
中世山城としての飫肥城は数倍の広さがあったって聞いたけど、具体的にはどこまで？
酒谷川が外堀？

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/02(月) 13:55:01

　　　　　　　 Λ＿Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　/:彡ミ゛ヽ;）ー､　. . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　 / :::/;;: 　ヽ　ヽ ::ｌ　. :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
￣￣￣（_,ノ￣￣￣ヽ､_ノ￣

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/02(月) 23:44:45

>>45
いんや。現在もある本丸の背後に無数の曲輪が林立していたようだ。
武家屋敷のある辺りや、東側の微高地も、外郭を形成した曲輪だったと考えられている。

**人間七七四年** · 2008/06/10(火) 13:51:34

「日向記」以外で、戦国期の伊東の史料で手に入る本ってないでしょうか？

**人間七七四年** · 2008/06/10(火) 15:59:39

日向伊東氏中心の史料となると、それしかないと思われ。
あと「伊東氏大系図」もあるが、これは入手がめんどくさい。

**sage** · 2008/06/10(火) 16:24:01

>>49
ありがとうございます。やはり、そんなもんなんですか。
日向記以上の内容を得ようとしたら、敵対していた島津の史料からちょこっと
書かれてる部分を探すとかしかないんでしょうね。

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 00:15:10

先日、祐清の小説があるというのでどんな題名か教えてもらったら「犬神家の一族」だったorz

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 08:16:24

スケキヨ覆面をかぶって戦場に出れば敵兵はびびると思うが。

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 08:54:59

戦場でも肖像画のような黒頭巾を被ってたんだろうか

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 11:36:43

入浴の際には必ず湯船で逆立ちして両足を湯から出していたらしい

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 13:11:01

敵兵の首を取ったらそれを菊人形にしたらしい。

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 18:20:48

伊東氏のウワサスレはここですか

**バロン曽志崎** · 2008/06/13(金) 20:36:33

>>53
大阪城天守閣寄託の「伊東義祐像」の事でしたら、あの肖像画は実際は、
上杉謙信の肖像画らしいです。
そっくりな図案の謙信像が京都大学総合博物館にあるとか。

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 22:06:59

伊東氏の城下には「三つ首塔」が建っていたらしい。

ところで伊東氏の現在の当主はどこでなにをしているのやら？

**人間七七四年** · 2008/06/13(金) 22:13:05

結構前に地元のテレビに出てた
普通の爺ちゃんだった

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 08:18:38

>>57
本物と伝えられる肖像画が大坂に一枚あったけど、戦災で焼けちゃったらしい。
写真が一枚だけ残っている。息子祐兵に似ているとか。

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 09:07:57

大友伊東時代に延岡治めてたのダレ？

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 13:07:47

県土持氏。豊後をかつて治めていた佐伯氏と仲が良かった。
大友の日向南進時に撃退された。

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 13:12:37

佐土原は日向の小京都って言われてたんだよね。
今でも面影あるの？いい寺とかある？

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 15:14:01

突出して歴史があるのは大光寺。
続いて崇称寺、蓮光寺、吉祥寺、高月院あたりかな。数は多いが、新しいものが多い。
ちなみに前島津が建立した天昌寺始め、今はなき寺も多い。

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 17:15:06

>>60
その写真見てみたいな。
何かの本に所収されていますか？

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 17:28:15

>>63
ttp://shogo33333.ninja-web.net/
ここに佐土原の写真があるよ

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 19:16:45

義祐が客死にしたところの市が編纂した史書にあるらすい。

ちなみに、全国初の市史だったらしい。

**人間七七四年** · 2008/06/14(土) 19:41:47

そうなのか

**人間七七四年** · 2008/06/15(日) 01:29:26

>>67
t楠

・・・といいたいのだが、
堺市史って何巻もある上にそれは戦前に出た物（だからおそらく旧字体）
更に昭和になって出た続刊、それも何巻もあるらしい　orz
堺市HPで公開している資料目録に何か載ってないかと思ったが見つからなかった
http://www.lib-sakai.jp/kyoudo/kyo_kakusyu/kyo_ka_shishi.htm

**人間七七四年** · 2008/06/15(日) 01:39:25

旧字体のなにがわるい(　･｀ω･´)

**人間七七四年** · 2008/06/15(日) 04:08:17

スカイネットアジア航空の新社長は伊東氏
ただ出身が岐阜なんだと、日向か伊豆なら繋がり感じたんだけどなぁ

**人間七七四年** · 2008/06/15(日) 16:28:30

>>70
悪くはないけど
ｱﾌｫの私には読みこなすのが大変でｗ

>>71
松坂屋創始者と同起源の可能性があるかも

**人間七七四年** · 2008/06/15(日) 22:33:32

北条家臣にいる伊東氏は遠い親戚なのかな
確か伊豆に領地持ってたけど

**人間七七四年** · 2008/06/16(月) 00:25:33

つか戦国時代に活躍するほとんどの伊東氏が藤原為憲を祖とする同流じゃないか？
いつ分岐したのかはそれぞれで違うだろうし、もちろん仮冒もあるだろうが。

**人間七七四年** · 2008/06/22(日) 16:03:26

所さんの「笑ってコラえて」で門川町やってるあげ
米良祐次の領地ですよ

**人間七七四年** · 2008/06/25(水) 06:52:52

伊東ってあのほっそい日南海岸を通って飫肥に攻め込んでたの？

**人間七七四年** · 2008/06/28(土) 14:22:25

そう言えばどこから攻め込んだんだろう？
北郷の山岳ルートは、今では道があるけど、戦前までは細い山道しかなかったしなあ。
やはり海沿いだろうね。

**人間七七四年** · 2008/07/06(日) 01:59:45

守りやすい土地なんだな

**人間七七四年** · 2008/07/12(土) 00:24:30

逆に言うと、下向した時点でマイナー武将決定だったわけで。

平野が広いようでそうでもなく、大した産業もなく…。
国力も伸び悩んで大変だったろうな。

**人間七七四年** · 2008/07/12(土) 00:35:10

親族内の内輪もめも・・・
あ、国力が伸び悩んだから少ない物の取り合いになって内輪もめが激しくなったのか？
うーん・・・

このスレのタイトルになっている「放浪する裸の大将」こと伊東義祐もどろどろの内輪もめを制して当主に
本当は坊主になってそのまま歴史の彼方に消え去る宿命だったはずなのに。

**人間七七四年** · 2008/07/20(日) 15:53:30

義祐以前には伊東の内紛って無くないか？

**findoll** · 2008/07/22(火) 19:17:27

初めましてm(__)m
突然ですが、福永伊豆守祐炳と福永丹波守ってどういう関係なんですか？

**人間七七四年** · 2008/07/28(月) 19:58:37

知らんけど、丹波守の寝返りで諸県の諸城が一気に崩れたんだから
血縁的にもそれほど遠くは無いだろね。
しかし福永のその後が気になる。薩摩藩士になれたのかな。

**人間七七四年** · 2008/08/02(土) 01:32:15

戦国時代の島津氏家臣人名辞典『本藩人物志』
島津氏家臣姓名辞典『諸家大概』
両本に「福永氏」や福永姓の記載は見つからないね。
伊東氏に改姓した様子もないし。

さっと見ただけなので見落としあったらｽﾏｿ

**人間七七四年** · 2008/08/02(土) 16:36:30

『「さつま」歴史人名集』という一、二行程度の記述しかない本には、
福永丹波の項目の中に”子孫は加治木”とある。
ゆかりのなさそうな加治木姓になったとは思われないから、薩摩藩士になって
九州征伐で島津が厳封された後とかに薩摩の加治木に移り住んだんじゃないかと。

**人間七七四年** · 2008/08/05(火) 12:09:20

「息子の元服を無視されて謀反した」という説があるくらいで、嫡流の可能性は高いでしょう。

**人間七七四年** · 2008/08/21(木) 13:51:01

義祐のキャラ立ちは異常

**人間七七四年** · 2008/08/24(日) 02:33:39

伊東義祐3000vs島津義弘300

**人間七七四年** · 2008/08/24(日) 02:56:58

1572木崎原の戦い
http://jp.youtube.com/watch?v=O1yAMNpioyY

**人間七七四年** · 2008/08/24(日) 12:37:32

伊東義祐vs島津義弘
戦国武将としても人間としても全然勝負になってない。
ように見えるんですけど。

**人間七七四年** · 2008/08/24(日) 14:05:18

西の福永氏だけじゃなく、南西の長倉氏も義祐とは仲が悪くてですね。

しかし何でこうもいざこざが起きたのだろう。
義祐に人心掌握術が欠けていたのか、
日向の地にも下克上が浸透したのか。

**人間七七四年** · 2008/08/24(日) 17:39:36

>>91
やはり嫡男が死んでからの放蕩ぶりと散財ぶりや、苦言を呈した者を
遠ざけたり、家臣を小馬鹿にしたり（これは落合民部少輔しか記録ないけど）、
伊東祐松の専横を咎めなかったりとそういう主君じゃねぇ・・・。

**人間七七四年** · 2008/08/25(月) 00:08:09

そもそも日向をほぼ全域支配してるのに3000撃破されたぐらいで滅亡ってｗｗｗ
たいした奴じゃないよ
だから島津も300ぐらいあったら大丈夫って思ったんだろ
伊東にとっちゃ3000は全兵力だったんだろう

**人間七七四年** · 2008/08/25(月) 02:42:51

ほぼ日向全域支配して動員可能兵力が3000ってことはないような…

**人間七七四年** · 2008/08/25(月) 06:16:54

動員兵力の問題じゃないな。祐安、祐立の時代には西都市だけで鹿児島県と戦って勝ってんだから。

**人間七七四年** · 2008/08/25(月) 10:25:28

一応、飫肥での戦いでは20000を動員したとはなってるけどね。
無論、どこまで真実かは？だけど。

3000撃破されてその数自体は多く思えないけど、討ち死にした者の
名簿の中に、城主とか地頭、その嫡子の名前がたくさん出てくる。
４、５年間ではその立て直しができなかったと考えるしかないかなぁ。

**人間七七四年** · 2008/08/30(土) 01:32:46

木崎原の合戦では、西都から佐土原の武家の跡取りはほぼ全滅したって話だからなあ。
当の伊東家もそうなったし。
若兵で編成されたんだろうね。

義益とか、勝ち戦の経験のあるものがいれば、木崎原は状況変わったかも知れんな。

**人間七七四年** · 2008/08/31(日) 16:56:19

木崎原は義弘の手の中で踊らされた時点でほぼ負け決定だったと思う。
飯野城の先の加久藤城を攻めるために、前日の夜から行軍して疲れた中を
早朝から城攻め、しかも騙されて断崖絶壁の入口を攻撃してるんだからね。

相良軍が来ることも、間者が飯野でとっ捕まってるし、盲僧を送り込まれて
情報筒抜けだったわけだし。

ただ、城攻めを若兵じゃなく、熟練の者に任せてたら違う展開はあったかも。
加久藤城は落とせてたかもしれないし、少なくとも池島川で水浴びは
なかったろうね。

**人間七七四年** · 2008/08/31(日) 18:55:06

>池島川で水浴び
いくら暑かったとはいえ、これは
「やーいやーい、こっちは余裕だぞーい」
と、飯野城勢や加久藤城勢を挑発した、つもりだったんだろうか・・・

**人間七七四年** · 2008/08/31(日) 21:29:10

まさか。相手から逃げ切ったと見て、一水入れて仕切り直ししようとしたんだよ。

思い切り油断してたんだろうね。

**人間七七四年** · 2008/09/04(木) 02:00:05

74 名前：人間七七四年投稿日：2008/09/03(水) 14:14:59 ID:oWH8X3Xu
これは従来、賞賛されて来た出来事だが、女は恐いという話。

秀吉の九州仕置きの時、大友の鶴崎城攻防戦。
城代は吉岡紀増の妻・妙林尼。
攻め手は島津軍・伊集院久宣、野村文綱、白浜重政。
女とあなどって散々痛めつけられた島津が本気を出してついに落城となった。
妙林尼と侍女たちは城下で囚われの身となったが、折にふれ島津の兵を招いては、
侍女達に酌をさせ、舞を舞い、歌を歌っておおいに笑いあった。
（今で言う合コンですな）
そしていよいよ秀吉が九州上陸という知らせが入り、島津軍は薩摩に帰ることになった。
妙林尼達は「いっしょに連れて行って欲しい」と懇願した。
兵達は、馬よ輿よと騒ぎ立て喜んだ。
ついに出立の日、妙林尼達は、門出の祝いとして将兵全員に酒を配りしたたかに酔わせた。
そして、途中、手配していた手兵に襲撃させたのである。
伊集院と白浜は討ち死に、野村も深手を負い、指揮官を失った兵達は敗走していった。

大友宗麟は「尼の身として稀代の忠節古今の絶類なり」と称えた。
秀吉も是非会って恩賞を取らせたいといったが固辞して受け取らなかった。

**人間七七四年** · 2008/09/05(金) 23:16:53

>>101
>秀吉も是非会って恩賞を取らせたいといったが固辞して受け取らなかった。
身の危険を感じたんだろうよ。だって秀吉だもの。

**人間七七四年** · 2008/09/22(月) 00:47:29

>>95
木崎原戦の際の動員力を知りたいですね。
野尻や清武や日向辺りから兵をどうして動員できなかったのか。

年齢構成や若い大将である点など、この合戦自体を甘く見たのか、
それとも国人クラスから兵を借りられないほど家臣団が崩れつつあったのか。

**人間七七四年** · 2008/09/22(月) 00:48:51

えい、せっかくだから上げてやる！

**人間七七四年** · 2008/10/02(木) 17:51:07

義祐が飫肥城攻略に成功したのはいつ？
その経緯がわかる本ってありますか？

**人間七七四年** · 2008/10/05(日) 00:55:44

日向記になるのかな。あと、宮崎県史とか。
でも、どっから誰が攻めて…のような書き方はなかったと記憶している。

**人間七七四年** · 2008/10/05(日) 02:21:17

>>105
ttp://www.netlaputa.ne.jp/~kitsch/hyuuga/siro/obiwar.htm
ここはどうだろう

**105** · 2008/10/08(水) 22:19:05

>>106
ありがとうございます。買ってみます。

>>107
地図もあってすごくわかりやすいですね。
こういうのが見たいと思ってました。ありがとうございました。

**人間七七四年** · 2008/10/13(月) 13:14:53

串間ってどんなトコ？

**人間七七四年** · 2008/10/14(火) 00:16:35

猿と馬がおる。城はもう壊された。

**人間七七四年** · 2008/10/25(土) 14:54:06

>>60
>>67
気になって『堺市史史料目録』も入手してみたが
・・・それらしい物は掲載されてなかったorz

**人間七七四年** · 2008/10/25(土) 17:01:26

>>27
微妙だが吉川と相良も。
この二つも静岡県発祥だが、静岡県勢は鎌倉から江戸まで全時代を通じて多いな。
>>79
いやいやあまり関係ない。
現在の静岡県域の勢力はかなりの確率で西へ移動か北条の被官になってるからね。
で空いたとこへは伊達等の東北や他地方の勢力を移動させてる。
残ったとこで万石取りになったのは岡部、久野、井伊だから三対三か。
途中でへたれたが高槻入江氏も含めたら移動組の方が多いな。
大楠公も駿河発祥説があるし。

**人間七七四年** · 2008/10/28(火) 12:05:21

飫肥を巡る合戦記は結構面白いと思う
島津豊州家、北郷氏、新納氏やら

**人間七七四年** · 2008/10/30(木) 00:33:20

懲りずに『堺市史』資料編を取り寄せてみたが
ﾔﾊﾟｰﾘ「伊東義祐像」？の写真は載ってなかった
今度は本編をローラーしてみる予定(｀･ω･´)

ところで
その資料編の２巻？（１巻だったかも？）にあの茶人・武野紹鴎家の系図抜粋が所収されているのだが
武野紹鴎の項を見ると「母は伊東○○（失念）祐隆女」とか書いてあった。

伊東家が島津家に日向から追われ、更に大友家からも追い出されるようにして九州を去り、
その後、遠縁の伊東氏（羽柴秀吉の与力だった伊東長実）の縁故で秀吉に拾われるわけだが
何故か伊東一家は秀吉の本拠である長浜城下ではなく堺に住んでいた。
もしかしたら、武野紹鴎も伊東一族の血縁で、それを頼って堺に住み着いたのかもしれん、
と思った。

**人間七七四年** · 2008/10/30(木) 16:07:08

マンショ

**114** · 2008/10/31(金) 23:00:35

速攻で『堺市史』本編４冊が最寄りの図書館に来たのでサーチして参りました。

・・・やはりこちらに載っておりました。
背表紙は「第７巻別冊」というタイトルになっておりました。
この「人物編」の所に２ぺーじ程度で説明がありまして
不　鮮　明　な　写　真　ではありますが、
慈光寺にあったという義祐の僧体の肖像画の写真が掲載されています。

ちなみにこの慈光寺というのはその当時から浄土真宗らすぃ。

**人間七七四年** · 2008/11/01(土) 22:04:30

>>116
乙
不鮮明なのは残念だなー

**人間七七四年** · 2008/11/02(日) 22:34:14

>>116
乙。

その話書いたの俺だが、伝聞だったので、どれに載っているかまでは知らなかった。
あやふやな情報で苦労させたようで悪かった。

**人間七七四年** · 2008/11/05(水) 19:29:06

夏に日南の小村記念館でやった伊東×豊州家の催しで、噂の不鮮明写真を見ました。
足利義満系？の丸い坊さんでしたね。
にしても従来の「伊東義祐像」が謙信だったなんて、そっちの方がショックかも・・・。

**人間七七四年** · 2008/11/14(金) 20:57:14

日向48城の大将として君臨し、命からがら豊後落ち。客死。佑兵は、九州征伐、日向路の道案内で天下の軍勢とともに帰還！　　　　明治まで存続！寝るときは薩摩にあしむけたり、大柄な女性を好んで室にする、執念。　
そのわりには西南戦で薩摩についた、ある種のブレ。充実をみた教育。
今も残る武家屋敷。　　　
決してメジャーにはなれないにしても、なんというかいぶし銀の渋みを感じます。　
それに負けた相手が相手だし…

**人間七七四年** · 2008/11/15(土) 10:51:58

だれか戦国伊東の興亡を書いてくれないかな？起は薩摩との興亡、承は日向48城の栄華、転は豊後落ちと上方流浪、結は念願の日向入り。　

こくばるりんに宣伝させ大河ドラマ化、もちろん知事も出演で大盛り上がり。　
飫肥にも観光客誘致！　　九州の少京都と日南海岸のコラボ！　

主人公は佑兵！

意外と粘る宮崎人！！

**人間七七四年** · 2008/11/15(土) 12:22:46

>>121
っ吉永正春
　
しかし世の食いつきは悪そうだな

**人間七七四年** · 2008/11/15(土) 18:56:20

>>121
>結は念願の日向入り。
朝鮮での戦いぶりや、関ヶ原での振る舞いはやっぱ駄目っすか。

伊東祐兵の生涯は浮沈の差が大きくてドラマには向いてそう。
大河と行かないまでも、四話シリーズの時代劇にはうってつけじゃないかな。

**人間七七四年** · 2008/11/15(土) 19:57:27

去年の山本勘助の番外編で小笠原長時なら見てもいいな
俳優はその人で

**人間七七四年** · 2008/11/16(日) 05:35:41

>>そうその浮沈の大きさがいいのよ！見せ場は上方の浜辺での父との涙の死別。険しい山越えの涙の豊後落ち。　
緒戦の勝利に油断しての木崎原での、心底楽しそうな水浴びと、その後の悲劇。　　　　　　　　　　　　日向入りでの大歓喜。　　
こくばるりんモード発動中の今しかチャンスはない。
しかし大河は無理があるかなぁ…

テーマは父と子の絆。　　あきらめない根性。

**人間七七四年** · 2008/11/16(日) 12:27:23

>>124
長時の
「まぁまぁ煽るな煽るな」
の名言が忘れられない。

**人間七七四年** · 2008/11/16(日) 21:29:18

絆って言うか…父は公家思考が強かったからか挫折に弱そうだし。

むしろそうした父を乗り越え、一兵卒から這い上がった祐兵に魅力を感じる。
彼は、秀吉や子飼いの武将達の天下取りも見てきた。それもうまく描ければ、
結構面白い話になるんじゃないかと。

**人間七七四年** · 2008/11/17(月) 05:17:24

>>121
薩摩だったら海音寺潮五郎とか
今だったら桐野作人とか地元縁の作家がいるからいいよね～

**人間七七四年** · 2008/11/17(月) 06:49:19

>>127秀吉やその他中央の武将たちとの絡みはたしかに大事だね。　　　　　　ただ日向口は秀長で秀吉は肥後口てゆうのが、宮崎の哀しさだよね…
>>128 しかし今まで余多の歴史作家あるなかで、短篇にすらなってないとは…　絶句。　
しかし、だからこそ新鮮味もある。こくばるりんのブレーンにそうゆう視点があれば面白いんだけど…

**人間七七四年** · 2008/11/17(月) 07:38:06

伊東の短編なら松本清張の「三位入道」があるじゃろが

**人間七七四年** · 2008/11/18(火) 00:09:16

あと犬神家の一族とか。

**人間七七四年** · 2008/11/18(火) 06:57:41

>>130　へぇ知らなかったです。落ちはどのあたりなんですか？

**人間七七四年** · 2008/11/20(木) 00:17:50

内容的にはほとんど紹介記事程度。

**人間七七四年** · 2008/11/23(日) 01:16:57

>>129
いやいや戸次川にしろ根白坂にしろ、しっかりした戦闘がありましたがな。
西回りは立花城でﾄﾞﾗﾏがありましたが、肥後は話題性に欠けるし。

あれ？根白坂の時、祐兵さんて何してたんだっけ？
先導役だけで一軍までは任せられなかったのかな。

**人間七七四年** · 2008/11/28(金) 16:55:39

それは皮肉かい？！はて、なにしてたのかなぁ？でも色々地元ならではのアドバイスやらで働いたんだろう。でないと五万石もらえんだろう…

まぁしかし、島津も発祥は日向だからね。よそで成功した身内が戻ってきたような感じもある…　　　　　
そもそも薩摩、大隅は古くは日向だったしね…

と負け惜しみしてみる

**人間七七四年** · 2008/12/05(金) 01:41:42

実際はもっともらえる予定だったという話もどこかで読んだような・・・
でも豊臣政権内の派閥争いに巻き込まれて旧領相当の飫肥５万石に落ち着いてしまった。

祐兵は家族を抱えて放浪していたところを中国攻め中の豊臣氏にひらわれたという経緯から
豊臣秀長が特に目をかけていたらしい。
また、秀長は九州御動座の時の日向側攻撃総大将だったので、とくに祐兵を厚遇してやりたい！
という気持ちが強かったようだ。
ところが
・九州御動座で秀長が余りに目立ちすぎたのが、さすがの秀吉にも不満だった
・秀吉は日向を大友宗麟にやろうと勝手に考えていた（但し、宗麟断る→直後に病死でご破算に）
・日向全土を他大名に取られることをメンツに関わるとして恐れた島津氏が石田三成を使って秀吉に猛アタック
↓
新興官僚派・石田三成を使った島津家の勝利
旧来家臣派の豊臣秀長側だった伊東家は目標の半分しか達成できなかった・・・

まあ、その結果、
島津家は石田三成に家中に介入されまくって、その後は統制乱れまくり
伊東家はこの時のリベンジを計ろうとして関ヶ原で東軍について活躍！・・・したのはいいけど、
やりすぎて後で家臣に泥をかぶってもらうことになり、結局領地も増えず
・・・というドロドロの結果に。

**人間七七四年** · 2008/12/05(金) 06:53:10

しかし大友の日向一国統治もみてみたかったような…

**人間七七四年** · 2008/12/07(日) 13:30:43

宗麟のままだったら神社仏閣が軒並み破壊されてたんだろうなｗ

**人間七七四年** · 2008/12/07(日) 23:34:16

で、バテレン追放令でｿﾘｰﾝ改易、やっぱり再び小藩分立の道へ。

う～むどうしても同じ道に戻るな。

**人間七七四年** · 2008/12/07(日) 23:53:25

宗麟自身あまり体が丈夫な方じゃなかったから
日向を宗麟流にまとまる前に義統に代替わりしそう
義統では反バテレン系家臣や日向の地侍達を押さえ切れそうにないし
神社仏閣を壊しまくって領民の大友への不満も達してるだろうから伊東氏やその一党の巻き返し
領民が島津を誘い入れて大友を日向から追い出す様なシナリオ等色々考えられるね

**人間七七四年** · 2008/12/08(月) 07:04:18

しかし宗麟はなんで、秀吉からの日向一国加増をことわったんだろうね。やはり耳川がトラウマだったのかな？

**人間七七四年** · 2008/12/08(月) 13:59:57

それこそ耳川の敗戦で初めて日本の神様を恐れるようになったのかもね・・・。
よりによって神道の根城みたいな土地で神社を壊しまくったわけで

**人間七七四年** · 2008/12/08(月) 19:21:18

というよりそんだけやりたい放題やった土地なら
反大友の空気が強いからじゃないの

**人間七七四年** · 2008/12/11(木) 08:06:59

なんせ大友軍は耳川への途次、神社仏閣をかたはしから壊して、道の悪いとこには仏像をおいて進軍したらしいからね。　

大分兵も躊躇したひともあったかもね。　

とくに延岡方面は土持戦、もあり徹底的にやられたらしく、多くの資料が焼かれて中世の歴史がほとんどわからんらしい。

耳川はマジに天罰かも知れないし、宗麟にもその意識があったかもね。　

耳川から豊後へ逃げ帰るときは県北方面のものからかなり襲撃されてるしね。　
もう日向は懲り懲りと…

**人間七七四年** · 2008/12/12(金) 10:43:19

島津、大友の大勢力、に対し県北は縣（延岡）の土持、高千穂の三田井、門川、塩見、山陰の三城衆が入り乱れ、それぞれがそれぞれの思惑で動いたからね。　
昔も延岡と日向門川はケンカしてたんだね。　

**人間七七四年** · 2008/12/12(金) 19:38:09

まぁしかし延岡勢はびっくりしたろうね。なんせ大分福岡熊本、愛媛の軍勢が当時の国内でも最大規模で攻めてきたんだから…　

負けたとはいえ勇敢に戦ったのは立派だ！

先鋒は宇佐あたりの兵だったらしい。　

それにしても貴重な郷土の歴史資料や文化財が失われたのは残念だ…

**人間七七四年** · 2008/12/12(金) 19:39:04

おまけに門川日向は大友に通じて南から攻めてくるし…

**人間七七四年** · 2008/12/13(土) 16:42:41

破棄された文化財は廃仏毀釈で更に倍！

**人間七七四年** · 2008/12/13(土) 17:52:59

宮崎は廃仏毀釈が凄かったんだってね。

**人間七七四年** · 2008/12/15(月) 18:45:02

そうなの？知らなかった。やっぱ藩域で違うのかね？

**人間七七四年** · 2008/12/16(火) 21:36:56

廃仏毀釈の頃、徹底的に行われた鹿児島県に編入されたしね。

**人間七七四年** · 2008/12/17(水) 16:20:34

そうだった。宮崎日々新聞の前身は日州独立新聞だしね！

**人間七七四年** · 2008/12/22(月) 19:05:42

耳川戦後、縣の土持が島津の配下に列したことにより、島津の南三州（薩摩、大隅、日向）の統一が実現した。　

**人間七七四年** · 2008/12/22(月) 19:15:48

西南戦でも延岡藩（旧縣）は医療チームまで含んだ大規模な部隊で薩摩側に参戦し、一時、延岡に拠った薩軍にも官民挙げて協力的だった。　

薩将野村は、延岡は南北を川に挟まれた丘陵地で眞に要害、拠って一戦するには最適の地なれど、延岡官民との友宜を思うと、とてもこの地を戦場にはできぬ…と北方に去った。

**人間七七四年** · 2008/12/25(木) 06:36:48

天正十五年（1587）五月十三日付で秀吉が弟の秀長に宛てた｢条々」では、日向一国は大友宗麟にあたえ、日向国内で大隅国に近接した城に一郡をつけて伊東佑兵を入れて与力とし、また大隅国は一部を伊集院忠棟　

にあたえ、残りは土佐の長宗我部元親にあたえるとされていた。しかし、大友、長宗我部が辞退したためこの計画は実行されなかった。

**人間七七四年** · 2008/12/25(木) 12:02:41

大友の日向辞退はともかく
長宗我部の大隅辞退は当然だ罠　
隣国とは言え海を隔てて全く別の場所だし、薩摩藩時代になっても開発が進まなくて苦労した場所＞大隅

**人間七七四年** · 2008/12/26(金) 04:45:03

長宗我部は戸次川で最愛の長男を討たれているから、戦功と別に秀吉が配慮したんだろう。

島津のその後の歴史に於ける功績をおもうと、もしこの両氏が秀吉の知行を受けていたら、明らかに日本史は後退した罠

**人間七七四年** · 2008/12/26(金) 23:41:22

>>154ぼしん戦争の経験者である野村は、越後や東北での一部官軍の乱暴狼藉（特に婦女子に対して）をみているから、尚更その思いはあったかもね…　

恋仲になった女郎や、いいなぁと思う婦人もいたかも知れん。　

**人間七七四年** · 2008/12/27(土) 04:06:51

>>141
大友に日向一国を与えようとしたのは、豊薩戦争で活躍した志賀親次と
佐伯惟定の２将への恩賞っていう面が強くて、この二人をで大友家から
切り離そうという下心があったんじゃないかと読んで断ったんじゃないかな？
既に立花宗茂を豊臣にやってるから、人材面で豊後一国でも治めるのが難しい
状況だったしね。

**人間七七四年** · 2008/12/28(日) 01:35:44

清武町の歴史資料館で、伊東氏の戦いについて特別展があるらしいよ。

**人間七七四年** · 2008/12/29(月) 07:53:24

あの薩摩島津と、長いこと一進一退してやりあったんだから伊東は結構ツオイお

**人間七七四年** · 2008/12/29(月) 09:02:18

伊東が島津と一進一退やれたのは
伊東も強かったんじゃなくて島津側の都合じゃない？
島津は長いこと本家分家一家一門で争って纏まり無かったしな
伊東氏と戦ったのももっぱら領地が近い一部の島津氏じゃね？
そこに付けいる隙があったから伊東氏は長年に渡って島津と戦えたんじゃないかと
でも日新斎が島津氏統一の道筋を作り、島津貴久が薩摩・大隅を統一し
子の義久の代になると国内はほぼ安定し戦国大名としての態勢が整った
そこへ伊東氏がのこのこ乗り込んで来て木崎原でｱﾎﾟｰﾝ！

**人間七七四年** · 2008/12/29(月) 12:38:17

伊東さんにとっては、相良さんとの連携失敗が悔やまれたろうね。

あの後、両家の交流はほぼ途絶えたしな。

**人間七七四年** · 2008/12/29(月) 12:51:53

とゆうかだねぇ、薩摩大隅を統一し、さらに発祥の地である日向諸県（都城）をおさえた島津に対して、伊東は県南から県央だけで、県北も延岡高千穂はおさえてなかったからね。　

なんにせよ　島津は強すぎ…

**人間七七四年** · 2008/12/29(月) 12:55:20

島津は恐らく、全国最強レベル。伊東もそんなに弱くはないよ。最強の島津がやごろうどん祭りで伊東との戦いを後世に伝えてるくらいだから。

**人間七七四年** · 2009/01/04(日) 11:48:23

しかし伸びんなあ

**人間七七四年** · 2009/01/04(日) 17:06:51

イトウだけに、クッキーやビスケットばっか食ってた印象があるなあ。

**人間七七四年** · 2009/01/04(日) 20:43:00

ナウゲットチャンス！

**人間七七四年** · 2009/01/06(火) 23:50:11

ふぁ伊東ー　ｲｯﾊﾟｰﾂ!!

**人間七七四年** · 2009/01/08(木) 00:35:58

>>169
ダイナマ伊藤のファ伊藤クラブを思い出した

**人間七七四年** · 2009/01/08(木) 19:21:01

コラーッ貴様ﾝコラーッ

**人間七七四年** · 2009/01/09(金) 23:40:47

島津の侵攻前に夜逃げしたため、鎌倉時代まで一貫して領主の座にいた名家にありながら
伊東氏に関する文物が殆ど近世以降に限られるのは残念。
中世伊東氏に纏わるものは、佐土原に残る僅かな仏像と伊東塔位じゃないか？

**人間七七四年** · 2009/01/12(月) 07:36:32

島津に略奪されてしまったのか？

**人間七七四年** · 2009/01/12(月) 14:22:36

略奪と言うより破壊されたんじゃないかなぁ

**人間七七四年** · 2009/01/12(月) 15:18:29

又豊後落ちのルートを辿るハイキングが西都であるんじゃね。
かあちゃんの実家の近くだからたまに通るけど
女子供じゃ無理だろうね

**人間七七四年** · 2009/01/12(月) 17:52:39

というより、賤ヶ岳戦で秀吉から賜った倶利伽羅の槍はどこ行ったのかね。
飫肥城行った時見当たらんかったが。

**人間七七四年** · 2009/01/12(月) 18:59:33

なんで伊東が賤ヶ岳？

**人間七七四年** · 2009/01/12(月) 22:05:06

祐兵がそのころ秀吉の与力になってたから

正確に言うと
木崎原の戦い→伊東氏日向から追い出される→耳川の戦い→伊東氏九州にいられなくなる
→伊予に逃亡し極貧生活→知り合いの山伏がそのころ秀吉に仕えていた遠縁の伊東さんに連絡してくれる
→そのつてで祐兵秀吉に雇われる

**人間七七四年** · 2009/01/13(火) 04:50:35

てことは佑兵ちゃんは賤ヶ岳で戦ったのか？なんか嘘臭いぞ！ソースはなに？しかしホントなら数奇すぎるが…
山伏の人情、名門伊東の縁、いいねぇ。やっぱ伊東親子はドラマチックだな！　
しかしホントかな？

**人間七七四年** · 2009/01/13(火) 04:54:54

そういえば伊東はしかし、関ケ原では東軍についたな！全く恩知らずな！！　　だがそれがいい…それでこそ戦国人だ。

大貴 · 2009/01/13(火) 05:25:37

倶利伽羅の槍って祐兵が山崎の合戦の戦功で秀吉から賜ったのでは？

**人間七七四年** · 2009/01/13(火) 15:12:03

おいおい一体どっちなんだ？まぁどっちにしろドラマではある。しかし年代的にどうなんだ？明日調べてみる。しかし秀吉からもらったのは確かみたいだな。　
島津に追われ、大友を頼り、その大友もやばくなると、上方へ…そして、苦労して認められて、時の権力の大波に上手く乗る。彼は戦国のサーファーだ！

**人間七七四年** · 2009/01/13(火) 15:19:19

あの島津とまぁまぁやりあったくらいだから、武勇は上方でも十分通用しただろね！彼は実に上出来な息子だ！！しかし言葉も風俗も違う上方では苦労しただろう。帰ったときはホント嬉しかったろうね。

しかしなぜ都於郡じゃなかったのかな？飫肥地域も合わせた、都於郡十万石伊東家もみたかったね。　

薩摩藩の東路の抑えとして

**人間七七四年** · 2009/01/13(火) 17:12:58

>>182
「日向記」見たら山崎の合戦だったよ。

>>172
史料が残ってるだけマシだと思う。
義祐に乗っ取られた北原氏の史料なんてほぼ皆無だ。
伊東と島津と相良の史料から関連した文章を見つけるしかない。

**人間七七四年** · 2009/01/14(水) 04:40:50

そうか！！山崎か！！賤ヶ岳よりいい舞台だな！しかしまだ秀吉の天下がわからない時期に…みるめがあったのかな？ともかく流浪脱出のためとにもかくにも頼ったのかなぁ？　

しかしあの天王山で武功をあげたなんてｶｯﾁｮｲー。

**人間七七四年** · 2009/01/15(木) 14:12:53

伊東と相良の以外な？共通点　・いずれも静岡県域からの西遷御家人である。・いずれも守護職の経験がない。・いずれも島津領と隣接した国の南部を本拠地とした。いずれも自国の統一を果たさなかった。　

・少藩ながら幕末まで存続。

**人間七七四年** · 2009/01/15(木) 14:14:40

コーエーゲーでの評価はいずれも最低ランク。

**人間七七四年** · 2009/01/15(木) 22:28:35

>>187
伊東領も相良領もあっさり島津に奪われたからしょうがないね。
伊東は裏切りが相次いで当主が逃亡、相良は水俣城が取られたから
和睦して帰順という違いがあるけど。

**人間七七四年** · 2009/01/16(金) 04:29:29

あっさり、ではないと思うよ！少なくとも伊東の場合…　島津の北進を支えられなかった点は共通。昔は相良で起こった犬童の乱に、伊東が救援派兵したりと、関係が深かったみたい。

しかし、大事な戦いで、水浴びしてやられるなんて…日向ボケかなORZ

**人間七七四年** · 2009/01/16(金) 19:02:34

木崎原での敗戦があったとはいえ、元々飫肥とるまでに２万の
動員兵力があったほどなのに、島津が薩摩と大隅の国人を
平らげてからは、伊東も相良もロクな抵抗をしてない。
その点ではあっさりと言っていいほどだと思うけど。
結局、伊東も相良も　肝付やら菱刈やらの反島津の国人衆頼みで
領国を維持してたと考えたら評価低くてもしょうがないと思う。

**人間七七四年** · 2009/01/18(日) 02:33:42

ドラマにするなら例の山伏「三峯」とやらを狂言回しにするのが面白かろ
独眼流のときの沢庵みたいに

**人間七七四年** · 2009/01/19(月) 09:57:55

当初豊臣政府は、伊東と高橋元種を、正反対で配置するつもりだったらしい…しか佑兵の強い！希望で伊東は飫肥入りした。　

臼杵郡と宮崎郷の飛び地が高橋領の骨格だが、もし前記通りの配置の場合、伊東は、伊東は果たして高橋氏と同じく縣（延岡市域）に城を置いただろうか？或いは伊東と縁のある、門川や塩見等の三城地域に置いたのではないか？

伊東の臼杵入部の場合、「延岡」という美しい地名は少なくともこの地には、存在しなかっであろうこと…

**人間七七四年** · 2009/01/19(月) 10:04:35

臼杵郡に入った伊東は、恐らく高橋氏と同様に当時、大友の遺臣を多数召し抱えて、半独立の気勢を示した高千穂の三田井を攻伐したに違いないが、その場合、名門伊東の足跡は日向国一円に普くしるされることになるわけでそれはそれで興味深い。

**人間七七四年** · 2009/01/19(月) 10:13:17

伊東の足跡の北限は、延岡市南郊の笹目川…日向統一を目論む伊東は、ここで迎え討つ縣の土持勢に惨敗を喫し、高千穂の三田井氏の調停で和睦した。ここ一番に弱い感じはやはり否めない…

**人間七七四年** · 2009/01/20(火) 00:17:12

高橋領を拝領してたとして、肥後の加藤家と親しかったらやっぱり罪人を
押しつけられて、高橋家同様に改易になってた可能性もあるね。
そういう意味では飫肥でよかったかもしれんよ。

**195** · 2009/01/20(火) 00:33:12

Wikiに書いてあることを信じれば改易まではないか。

**人間七七四年** · 2009/01/21(水) 04:04:13

愛媛に住んでるが噂によれば俺は伊東氏の一族らしい。四国に逃れた時に居着いたのかな！？
叔父さんが世が世なら殿様の血筋だと言ってたらしいがそれは少し疑わしい？？
何故なら再起した時九州に帰らなかったのか？
一応昔の墓には伊東になったり井東になったり伊藤になったり何でイトウの文字をちょこちょこ変えるのか俺自身も訳わからん？
代々先祖から伝わる刀があったそうだが第二次大戦で敗れた時に米軍に没収されるのを恐れて庄屋と庄屋の家の裏山に埋めたらしいがある時掘ったら刀がなかったと言う。
まあそう言う理由から伊東本家とは縁は遠いと思うが少しは親近感はあるね。
大河ドラマになれば見るよ！

**人間七七四年** · 2009/01/21(水) 05:11:01

伊東は藤原南家の大族で、発祥は伊豆の国（現静岡伊東市）鎌倉時代の西遷をはじめ各地に分散したので、あなたの話がほんとなら、遠い親戚になりましょう。　
一度日南の飫肥を旅行されてみては如何でしょう。　静岡と両方もよいかもですね！

**人間七七四年** · 2009/01/21(水) 06:19:11

>>195水間勘兵衛の件はいいがかり…に近い。何故なら高橋は関ケ原のとき西軍だったからね。高橋秋月は伏見城で家康の念児鳥居元忠を攻め殺してる…決戦当時は、関ケ原東方の大垣城に拠っていたが、西軍の敗報をきくと、熊谷氏ら、味方西軍諸将の首を取って、
これを土産に家康の赦しを得て、延岡、高鍋に帰っている…上手くたちまわったわけだが、高橋が西に属した事実は残った…

幕政初期、体制百年の安泰を計るため幾多の改易や取り潰しがあったわけだが、幕府はその対象を、豊臣系や、西軍系に求めた。その流れのなかで水間が加藤→高橋のラインに入った…　
伊東は豊臣系といえばいえるが、加藤福島のような出来星ではなく、鎌倉以来の名家であるうえ、東軍に属した…しかも幕府は名門好きときている。それに伊東は果たして水間を受け入れただろうか？！もし受け入れたとしても伊東は対象の外ではなかったか？

**人間七七四年** · 2009/01/21(水) 13:09:46

>>198さん。
ありがとうございます。
いっかきっと静岡と宮崎に訪れたいと思います。