私は新宿別館に行きました。
店に到着した頃(21:00)には「本日は閉店しました」との看板がありましたが、
あきらめきれず、自動ドアの外の様子を見にきてくれたウエイトレスさんに
ダメモトで頼んだら中に案内してもらえました。

店内では、常連さんと思われる人がフロントの方と話し込んでいたりして、
さながら同窓会のような雰囲気。自分は窓際の席で外を見ながら、
滝沢での思い出に浸り、最後のひとときを楽しみました。
22時過ぎ、店内に蛍の光が流れ、今日を以っての閉店を告げるアナウンスが流れると、
お客さんから自然に拍手が沸き起こり、何ともいえない温かい空気に包まれました。
記念の写真撮影する人もあちこちに。

会計を済ませ、店の外に出ようとすると、
見送ってくれるウエイトレスさんが泣いていて、
こちらまでジーンときてしまった。

店を出た所では、偶然出会った166さんたちと思い出話に花を咲かせました。
滝沢との出会い、良さ、まつわる噂話の真偽など話は尽きず。
その時にも話題が出ましたが、滝沢が無くなってしまうことは、
ある意味、日本文化の損失と言えるのではないかという気がしています。

長年にわたってこのような空間を提供してくれた滝沢に心から感謝します。
本当にありがとうございました。